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小さなカタルシスと違和感の両立について (No: 1)
スレ主 大野知人 投稿日時:
自分の中でもうまく言語化できず、抽象的な質問で申し訳ないのですが、意図を汲んでいただけると幸いです。
質問の本旨としましては、いま作ろうと思っている長編についてになります。『ファンタジー異世界に転生して、なろう主人公の様な好き放題を目指そうとする主人公』が『やたら厳しく・面倒くさいリアリティを持った異世界』に直面し、やがて『自分は義務感で小説で見た主人公っぽく振舞おうとしているだけで、本当にやりたかった事と違うのではないか』と気付き、苦悩と迷走の末に『好き放題に生き始める』という展開を考えています。
『迷走の末、目的を見つける』という事が長編一本でのあらましですので、冒頭から中盤にかけての主人公はひたすら失敗と挫折を繰り返してもらう事になるのですが、一方で作品内で読者の期待感を煽り切れない・読者にカタルシスを与えづらい事に悩んでいます。
そもそもラノベでやるネタじゃない、といわれるとごもっともと思うのですが、形にしたいと思ってスレを立てさせていただきました。
解決策として、『なんとなく無双してるっぽい展開』『微妙に成功したけど大成功しない内政チート』みたいなのをいくつか繰り返してから主人公が悩みだすパターンも考えたのですが、テンプレとしての突き抜けなさや主人公の苦悩が小さく見えてしまわないかという不安が残ります。
他方で『全体的にギャグ調にする事で、主人公の無目的さを気付かせない』方法も考えたのですが、日常部分を愉快にし過ぎると、主人公がそれに溺れて自分の空虚さに気付けないのではないか/結果として『シナリオの都合で急に鬱になる主人公』に見えてしまうのではないかという懸念があります。
別案として、ラブコメやアクションを軸にして、途中で主人公の周囲の人が主人公から離れていくことによって主人公が自分の裡の問題点に気付くパターンも良いかとは思うんですが、こちらの場合周囲のキャラクターが悪印象を持たれてしまうと、続きを書く段で続投させ辛く、悩みどころです。
何か打開策になる物、あるいは策のヒントになる物があれば嬉しいです。自分の中で未整理な題材ですので、あるいは人に話すだけでも光明が見えるかも知れません。返信お待ちしています。
カテゴリー: ストーリー
この質問に返信する!小さなカタルシスと違和感の両立についての返信 (No: 2)
投稿日時:
カタルシスを得るためには抑圧と解放が必要で、その抑圧を書くにあたって、例えばイジメに立ち向かうストーリーなら本編の内容はひたすら 虐められて不快になる場面 を書くことになるので、そんなん面白くないのではないか。という話かな。
であれば、そもそも「面白くないことを面白く書く」って意識ないし発想が必要だと思うかな。
スレ主さんが考えられた対策は、「物語のテーマ」とは別に「面白いもの」を用意して無双なりギャグなり成功体験なり面白いものを読んでもらう中に作者の言いたい事を置いてそのテーマでまとめるという方法かなと思います。
個人的にはそれで充分だと思うけど、んーと、例えばイジメの例で続けると、
虐められてる主人公は、しかし囲碁の才能があって碁会所では負けなしの天才。学校でのイジメがエスカレートするうち精神が不安定になり囲碁も負けはじめる。そんなとき碁会所に同年代の女の子が現れて彼女を切っ掛けに囲碁の調子を取り戻す。それは自信を取り戻すということで、彼女のおかげで学校でもイジメっ子に反抗することができた。
こんな感じの話と似たような構造だよね。「イジメから立ち直る」っていうテーマに「囲碁」を混ぜて「囲碁を切っ掛けにイジメから立ち直った」って話にしちゃう。で、面白い部分は囲碁のシーンに集約させて、虐められる場面(抑圧)は「利き手に怪我をする」とか「碁石を捨てられる」とか「対局の時間に間に合わない」とか、囲碁のシーンに絡ませることで「面白いこと」をより面白くするためのスパイスにする。
こうすると「解放」と「抑圧」の、「ただ虐められてる場面を書いただけじゃ面白くない」という抑圧シーンが物語の「障害」としても成立するので、面白くなる。
「物語のテーマ」とは別に「面白い事」を用意してカタルシスの抑圧を書く場合の構造は、こんな感じのが多いと思う。
だから、ギャグテイストにした場合も抑圧部分の「主人公役に縛られてる」っていう要素が物語の展開ないし主人公の行動の障害として機能してれば、終盤でいきなり雰囲気変わるって事もないし、仮にそうなっても割と問題なくギャグの中にあるシリアス程度の展開だと思う。
あとは、考え方は同じなんだけど、最初に書いた「面白くないことを面白くする」をダイレクトにやっちゃう。
例えば「虐められてる」というのは抑圧だけど、そこに「助けてくれる女の子」を入れると読者は主人公と女の子の展開を気にするので、「抑圧」自体は最小限に抑圧シーンを書ける。例えばヤンキー女に助けられたとして「それからヤンキー女に気遣われるようになった」とか「イジメは続いててイジメっ子にヤンキー女を呼び出せと脅される」とか「ヤンキー女のヤンキーたる事情を聞く仲になる」とか、こう言っちゃイジメられた経験のある人にはごめんなさいだけど、こうなると「イジメ」というイベント自体が「ヤンキー女との関係性の進展」になるから、本来「抑圧」であり実際抑圧として機能してるイジメシーンが楽しめる場面つまり「面白いもの」になる。
「抑圧」を抑圧のまま面白くないものとして書くこともテクニックの一つではあるけど、エンタメを考えるなら「面白いもの」にするロジックを利用すれば、読者の期待を裏切ることなくカタルシスを書けるかなと思います。
まあ、言うは易しですけども。
小さなカタルシスと違和感の両立についての返信の返信 (No: 3)
投稿日時:
視点一つを買えればこうもいいアイデアが出て来るものかと、驚きながら読ませて頂きました。
確かに、作品を通して主人公が『自分らしさ』を見つけるカタルシスのための抑圧として考えていたストーリーではありますが、抑圧部分を共有した別のカタルシスの解放部分があってもいい訳ですね。
同様に、抑圧部分だけで済まさずに次の展開への布石や、細かいなりのストーリー上の進捗を設ける事で、『抑圧されながらも何かが変わっていく・何かを得られる』面白さを提供できるのですね。
自分が物語の軸にしたいと思っている部分に注視しすぎて視野が狭くなってしまっていた気がします。
とても参考になるご意見でした。サタンさん、ありがとうございました。
小さなカタルシスと違和感の両立についての返信 (No: 4)
投稿日時:
ちょうど今読み終わったネット小説それ系。たぶん参考になる・・・・か~?((+_+;))
ある意味で真逆やけど、本質は近いんちゃうかな?あと作者さんにアンチ爆湧きして長期炎上中。
やや劇薬やから、読まへんのも一手な。読むならURL貼る?
編集会社がスポンサーになって法的告訴しやすいように、ワタシできるだけ書籍化済みの作品しか紹介せえへんようにしとるねんけど、この作家さん、たぶん書籍化自体を避けてる人っぽいから、ちょっとURL貼るの悩むのよね。さらっと粗筋ネタバレだけ書こか?
小さなカタルシスと違和感の両立についての返信の返信 (No: 5)
投稿日時:
返信ありがとうございます。
正直、ネタ被り的な怖さ以上に『こういうところ問題点だな』ってのを見つけて筆が止まるのが怖いんですが、あらすじだけでも教えてもらえますか。ネタバレ有りで。
直に読む勇気は無いかも知れない。
あ、でも読まないのを選択するのはこっちでやるのでURLももらえると嬉しいです。
小さなカタルシスと違和感の両立についての返信 (No: 6)
投稿日時:
ストーリーはザラにある「特定ゲームっぽい異世界に転生」もの。
改変しつつザーッと書く
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運悪く死んだ主人公の前に女神が現れて言う。
「どうか、私の世界を救ってください」
主人公はそれを受け入れ転生する。
転生サポートをしてくれた女神「フィリス」は万能ではない存在らしい。主人公の魂を異次元トリップさせたせいで彼女はめちゃめちゃ弱体化し、サポートキャラとして主人公と一緒に旅をしてくれるようになる。
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その世界は『群青のマグメル』みたいな名前の、主人公が前世で遊んでいたゲームに近い異世界。
ゲーム中に存在する【邪神】によって【創世の神】が滅ぼされそうになっているので、仲間を集めて謎を解き、邪神を倒し世界を守る系RPG。
だが、難点として主人公は『群青のマグメル』を一周プレイしただけ、しかもバットエンドを迎えてしまった上に、仕事が忙しくなってプレイを止めている状態。さらにネタバレで楽しめなくなりそうだから‥‥と攻略wikiも見ていないゴリゴリの『群青のマグメル「にわかユーザー」』でしかなかった。
『群青のマグメル』は、もう発売して数年くらい経ってしまっている。もっとやり込んでいて詳細に詳しいユーザーを【救世の転生者】に選ぶべきだったんじゃないの?と主人公は女神フィリスに尋ねてみる。
「そういうユーザーは、私より偉くて強い神さまが先に連れて行っちゃって‥‥全員」
女神フィリスは、神の存在のしくみと脆弱性を主人公に語る。
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神の世界は
1位『神産みの女神』1名
2位『調整の神』1名
3位『世界創造の神』1億以上~
という状態で、ブラック越えてダークネス運営されている。
3位の創生神は、神として産み出されたら速攻で【自身が神として信仰されている世界】を創り、運営しないと即、消滅してしまうような脆弱な存在でしかない。
しかも作り直しや複数運用は不可能。
1柱の創世神=1つの世界しか無理。
さらに、創世神が何かしらの要因で死んでしまうと、その世界は消滅するし、世界が滅びちゃうと創世神も滅びちゃう。
創世神が創った世界=創世神の魂みたいなもん。
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で、神産みの女神によってボコスコ産み捨てられた神々は、生き延びるために皆必死に世界を作るのだが、んなもん赤ん坊に対して
【オギャ―と産まれて即プロの小説家になり、作品を1作品だけ執筆し、それで賞を受賞し、社会的成功を収めろ、さもなくば死ね。】
【受賞作の続編をエターナル更新し続けろ。完結したり打ち切りになったら、その時点でお前も死ね。死にたくなければ書き続けろ】
と強要するようなレベルなので、普通に無理。いつもいつでも崩壊寸前の創世神&世界の群を2位の『調整の神』がアフターケアやサポートに奔走しまくって延命しているのが神の世界の実情だという。
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そんなワンオペレーション『調整の神』が、フィリス達に、【世界創造のための参考資料】として与えたのが『群青のマグメル』というゲームだったそうだ。
なので、今現在も平行世界で1億以上の『パラレル★群青のマグメル』世界が運営され続けていて、なんなら次に生み出されたフィリスにとっての弟神、妹神も『群青のマグメルもどき』を創って運営している最中らしい。
だが、『群青のマグメル』というゲーム自体に「創世神を滅ぼそうとする【邪神】」が組み込まれていたために、滅ぼされてしまう神々がほぼ同時に大量発生。
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さすがに全員同時に救いきれない『調整の神』は『群青のマグメル』の知識を持つ異世界人達をワクチン代わりに投入する事を提案。あとから産まれた神にはマグメルから『どうぶつの森』とかに変更するらしい。
死にたくない創世神たちは、ワクチン(異世界転生者)を奪い合い、フィリスの兄神や姉神が、フィリスより先に、よく効きそうなワクチン(やり込みゲーマー)や、複数のワクチンを持ち去り、フィリスは最後の方に残っていたワクチンである主人公を選んだ感じ・・・・・みたいな。
小さなカタルシスと違和感の両立についての返信の返信 (No: 7)
投稿日時:
わー。まず群青のマグメルが懐かしいなぁ。ドライな感じが好きだった。
少しわからなかった部分があるのですが、現時点で構いませんが、次のどっちが軸になっている感じなんですかね。
A:神々の事情は承知の上で、主人公は自分が転生した先の世界をままならぬなりに頑張って生きていく
B:そんな神はクソ喰らえ、と途中でフィリスの力を借り、今いる世界を飛び出して他の「群青のマグメル」コピーや、上位神のいる場所へ文句を言いに行く。
どっちであるかによって、主人公のぶっ飛び具合とか変わるだろうし、もしAルートなら「そもそもそんなに複雑な事情説明する意味あった?」とも思うし。
どんな感じでっしゃろ。
小さなカタルシスと違和感の両立についての返信の返信の返信 (No: 8)
投稿日時:
『群青のマグメル』実在作品か。別の名前にするべきやった(;´∀`)
あー・・・我ながら分かりにくい(;´Д`)複雑な話っちゃあ複雑な話だったー
C.神々の事情自体を主人公はもちろん、女神フィリスもほとんど知らない。知らないまま巻き込まれていく。全部の情報開示は最終章
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フィリスは第5460万世代目に生まれた創世神の1柱みたいなもん。
『神産みの女神』は0世代
『調整の神』は今就任しているのは107世代くらいの神。前任『調整の神』は105柱ほどワンオペ調整の果てに過労死してしまっている。
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創世神どもは『神産みの女神』によってクッキークリッカーのクッキーみたいに「秒速100億柱」とか創造され続けている感じで、ロット数100世代内の創世神はともかく、今の世代の創世神達は、産み棄てられた世代なので、内情ほぼ誰も知らない。
何なら女神フィリスは『調整の神(107代目)』こそが『神産みの神』と思っていたくらい。
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最終章のネタバレで言うと
①本来『神産みの神』は男女一対の神で、彼らをサポートする『調整の神』の3柱で運営されていた。
②だけど、もともと粗製乱造の悪癖があった『神産みの女神』が、欠陥のある創世神達を、クッキークリッカーのクッキー並みに大量生産。
③大量生産された欠陥神を『神産みの男神』が造り直し『調整の神』と一緒に育成する流れになってしまう
④いい感じに運営できているな★って思い込んだ『神産みの女神』は、調子こいて「失敗作クッキークリッカー」の生産ラインを更に大規模拡大。今までの1000倍とかの欠陥創世神が爆速生産され始めてしまう。
⑤あまりに過酷な尻ぬぐいの日々に、『神産みの男神』が過労死。
⑥男神の死亡により「創世神における欠陥部分の修正」が不可能になってしまい、発達障害やら脳障害やらだらけの欠陥創世神が大量放流。彼らの保育で初代『調整の神』はワンオペ過労死。
⑦またアタシが産み出せばいいじゃん★『国産みの男神』も『調整の神』も。
⑧と、神産みの女神は考えついてしまい「失敗作クッキークリッカーの生産」規模を更に更に更に拡張。サポートに駆り出していたロット数100世代内の神々を、ことごとく使い潰して過労死させ、68番目の神の一柱を残して初期ロットの創世神は、ほぼ全員消滅。
⑧考え足らずな『神産みの女神』による、有能人材使い潰し式の「失敗作クッキークリッカー」式の多頭飼育崩壊が神々の社会の現状
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その現状にブチ切れた107代目の『調整の神』が、唯一の生存者である68番目の創世神と一緒に【増えすぎた欠陥創世神どもの殺処分】、【欠陥創世神を乱造する神産みの女神の殺害】を計画。女神フィリスも欠陥創世神枠なので「殺処分対象」に入っている。って感じ。
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欠陥創世神の 殺処分方法は3タイプ。
①マグメルを参考にさせる事で、創世神自身で生み出した『邪神』に本神を滅ぼさせる
②呼び込んだ『異世界転生者』と『創世神』の関係をギスらせて、転生者に【異界の創世神殺し】をさせる
③『邪神』の存在枠に、性格に難ありの姉神、兄神を送り込み、心中させたり【神による神殺し】を唆(そそのか)す
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
女神フィリスは②の時点で、性格が穏やかな転生者である主人公を選び、神々の悲惨な実情の暴露と、主人公達『異世界からの転生者』は創世神殺しが可能な事実の開示、女神本人の弱体化によるサポートキャラ堕ちなどの醜態をさらしまくった上で
「どうか、私と一緒に、私の世界を救ってください」
と土下座で懇願。主人公としても、女神の悲惨な運営状況をブラック企業扱いして、かなり同情的だし、弱体化しても健気に頑張り一緒に旅をしている彼女に、とっくに絆(ほだ)されているので、
「こっちこそ、『どうか私と一緒に、この世界を救ってください』女神さま?」
と土下座返しをするまでの友情を相互に築いていた。
なので、107代目『調整の神』は③として性格の悪いフィリスの兄神や姉神を投入。『群青のマグメル』の予定外パーティーメンバーとして女神フィリスが加入したまま邪神とバトルした時点で、フィリスは敵が兄神、姉神だと理解。
「ええ???どういう事ぉ???」と混乱するフィリスに
「そもそも『調整の神』様が、神様同士のバトルロワイヤルを仕組んでない?」
「・・・・・なんか、そんな気がしてきた」
って感じで真相開示に向かってグダグダる。
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この話にはグループがあって
①主人公と女神フィリスのチーム【なんにも知らない】
②17代目調律の神と68番目の創世神の【創世の女神暗殺チーム】
③性格に致命的な欠陥を持っていて『同族の不幸でメシが上手い』系のサイコパス神々【テロリスト組】
④マグメル運営に失敗し、消滅確定が嫌すぎて、延命目的で、他人の世界の『邪神』枠に滑り込んいる迷惑神【違法移民グループ】
⑤乱造したクッキー共の反抗によって重症を負わされてしまい「1回、アタシ以外の全ての神を消滅させて、1から全部やり直そう」って考えている【神産みの女神】
⑥転生者ども
⑦実は転生していた『神産みの男神』。
の7つ巴な感じの話なんよ。
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大野さんの選択肢は⑥の転生者どもが、それぞれ選んでいる感じ。
⑥はテロリスト神に洗脳くらっている勢やら、違法移民神が死んでいないせいで、元の世界に戻れなくなっているれ勢とか、いろいろ。
小さなカタルシスと違和感の両立についての返信の返信の返信の返信 (No: 9)
投稿日時:
分かりやすく・丁寧に説明して下さってありがとうございます。
にしても、何という情報量。自分だったら御しきれる気がしない。
読みもせずに批判じみた言い方をするのもアレなんですが、ここまでメタ的な戦いを挑む形にするなら『転生した後、十何年もめっちゃ頑張った』後からストーリーを始めた方が良いんじゃないかって気すらしてくるけど……。
ネット小説故に、長さの縛りが緩くて壮大な物語を描きやすいって所が強かったんですかね。
読みたい気持ちと、設定厨ゆえに絶対読んでて『なんか解釈違いだよなぁ』ってなって嫌な感情を湧き上がらせそうだという予想で葛藤しております。
読むせんさん、ありがとうございました。
既に近い感じのものを形にしている先達の例を聞いて、具体的な問題点やなんかが見えやすくなった気がします。
小さなカタルシスと違和感の両立についての返信の返信の返信の返信の返信 (No: 10)
投稿日時:
メタバトルというより
①女神フィリスには、上司神がいるらしい。
②女神フィリスは上司神のアドバイスによって世界を運営中
③なんか上司神のアドバイス通りの運営していたら、原作崩壊してない?
④そもそも上司神は女神フィリスに死んでほしくて、嘘アドバイスしていたことが判明
上司神がそもそも敵だった、とか【信頼できない語り手】だったことが判明するって感じ。
『嘘つきエアリー』みたいな。
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イジワル言うと『乙女ゲー転生もののテンプレ』っすね。
『自分が知っている乙女向け作品の主人公ポジに転生』して、『作中の主人公のような愛され♥逆ハーレム展開』を目指そうとする
が『やたら厳しく・面倒くさいリアリティを持った社会情勢』に直面し、やがて『本当は義務感とか強迫観念で、誰からも愛される、ぶりっこ主人公ごっこをしているだけ』ではないのか?記憶の持越しまでして【前世の私】が本当に願った事と『別に大して好きでもない野郎どもを囲って逆ハーレム作成』は違うのではないか?と気付き、苦悩と迷走の末に『この世界で、今を真剣に生きている自分らしい生き方で、生きて行く方向に舵(かじ)を切る
って感じ。多分主人公♂やけど、♀にすると、けっこうよくある感じよ。
小さなカタルシスと違和感の両立についての返信の返信の返信の返信の返信の返信 (No: 11)
投稿日時:
言われてみると確かに乙女ゲーものに近い要素があるかも知れません。
『疲れ切ったOLが異世界に転生して、好きなキャラに近付こうとするけど、なんか違う事に気付いて好き放題生き始めるやつ』と言われればその通りですね。
っていう事はむしろ、『乙女ゲーテンプレだ』とバレないように頑張って偽装すれば、丸々活かせるのでは。しかも市場に溢れている以上は問題点や対処法も探しやすい訳ですよね。
塗装は頑張るにしても、プロットで『このシーンまとめきれない』ってなってた所が乙女ゲーテンプレで解決できる可能性が出てきたんで、むしろありがたい限りなんスけど。
イジワルどころか盛り上がって来た感がすごい。
マジでありがとうございます。取り合えず、九月くらいに初稿上げると思うので、鉄が熱いうちに叩いてもらえると幸いです。
小さなカタルシスと違和感の両立についての返信 (No: 12)
投稿者 奥 義 得 人 素人 : 0 No: 1の返信
投稿日時:
そういう時は最小単位のカタルシスを積み上げでかいカタルシスを生み出せばいいのです
作品を読んで何故楽しめるのは娯楽として期待する面白さがあり読んで面白いから読者の期待した欲求が満たされるからなのでそこを利用して
小さな読者の欲求が満たし小さなカタルシスを生みだせばいいのです
そのカタルシスで分かりやすく小さい単位なのは読者の期待通りの展開になる
例えばあからさまに失敗するようにフラグをたて読者か絶対失敗するとだろという作品展開と描写にしてから失敗するとそれ見たことか失敗して当然だよ
と予想が当たり予想した際抱いていた期待が当たり欲求が満たされ小さなカタルシスが生まれるのです
あとはそれをまとめて最終的に大きくするためにその全ての失敗があるからこの結末に至るという伏線に気付いた時小さなカタルシスは連動し集約し大きなカタルシスになるわけです
巻数の多いギャグマンガ何かなとで一話ごとによく使うてです
まあでもあなたの作品の場合ネット小説で小さなカタルシスを読者の許容範囲を超えない程度に作り最後に集約し大きなカタルシスしたほうがいいとは思いますがね
小さなカタルシスと違和感の両立についての返信の返信 (No: 13)
投稿日時:
奥義素人さん、コメントありがとうございます。
申し上げにくいんですが、そもそもの質問の段階で『大きなカタルシスのために主人公への抑圧が発生するが、その期間を楽しませるための、積み上げるための小さなカタルシスを出したい』『そのためのアイデアが欲しい』という旨のことを私は書きました。
仰ることはごもっともなのですが、同時に既に存じ上げていた事でもあります。
コメントして下さったのはありがたいのですが、そこが問題ではないのです。
後半についても同様で、『こういう展開では読者の期待に応えるのが難しいだろうから』どうした物かという問いな訳です。もし、お答えいただけるのであれば、もう少し『具体的な内容』『類似の作品例』『ご自身がアイデア出しに迷った時に取る手法』などの形でお答えいただきたい。
ありがとうございました。
小さなカタルシスと違和感の両立についての返信の返信の返信 (No: 14)
投稿者 奥 義 得 人 素人 : 0 No: 13の返信
投稿日時:
失礼しました
そういう具体的な市販されている作品の例は私には難しいので他の人に譲りますね
今度はもう少しよくみて回答します
再度失礼しました