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さくらもちさんの返信一覧。投稿の古い順1ページ目

元記事:小説の視点についての返信

 うーん、別に『主人公視点だから全部書かなきゃいけない』ってわけでもないんだけど。ちょっと説明が難しいので、例を出します。
 
 ジャンル:探偵モノ、に見せかけたダークヒーローもの
 主人公:普段は探偵だが、人知れず町の悪を葬るヒットマンである
 あらすじ:探偵業を営む主人公の元へ、少女が訪ねてくる。少女は父を殺した犯人を捕まえてほしいと依頼し、探偵はそれを引き受けた。集められた容疑者たちはアリバイや動機に問題があり、犯人と断定しきれない状況だった。
 オチ :少女の父親は、裏であくどい事をしていた男であった。自分の娘すらいつか商売に利用しようとしていた。彼こそは昨晩、探偵がヒットマンとして殺した男である。
エンディング:『不慮の事故』を偽装して何とか関係者たちを騙した主人公であったが、気を抜いた隙に自分が犯人であることを少女に気付かれてしまう。だが、それと同時に『この町に潜む悪』に気付いてしまった少女は、父の仇である探偵を嫌悪しながらも、同時に信頼を寄せて共闘するようになっていく。二話に続く。

 みたいな作品があったとして、『探偵の主人公がヒロインの父親を殺すシーン』から書き始めるより、『探偵の元にヒロインが訪ねてくるシーン』の方が面白いと思いませんか?
 たとえ地の文が一人称だったとしても、『何を書くか』は作者が調整できる事柄です。
 上述の例の場合、『主人公がヒットマン』という事実を終盤まで隠しておいて、『やや論理的矛盾を孕みつつも、なぜか事故死だったことにこだわる主人公』『調べていく途中で、いくつもの不審事が明らかになる被害者』みたいな『謎』をちりばめる事でラストシーンでの真相の驚きにワンポイント加わるでしょう。

 そういう風に、『特定の秘密を抱えた主人公が、中~終盤までそれを抱えたまま話を進める』ような書き方でもよいのでは?

上記の回答(小説の視点についての返信の返信)

スレ主 さくらもち : 1 投稿日時:

返信遅れました!!ご回答ありがとうございます!
そうですよね!!主人公だから初めから描かないといけないなんてことないですよね!!
主人公だから全部描かないといけないという固定概念に囚われてました!!

途中から書いて、伏線として少しずつ明かしていくという手法もありますよね……
視点が主人公だから主人公に秘密がないわけでも無いですし、秘密に関していつも考えているわけでも無いですもんね!!
ありがとうございます!!ぜひ、参考にさせて戴きます!!

カテゴリー : 文章・描写 スレッド: 小説の視点について

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元記事:小説の視点についての返信

 お創りになっている物語に、ペット役にあたるような「登場キャラ」が、(例えば『異種族』など、を)もしも仮に、「いる」というか設定してあげられたのなら、ば。
 そいつを取りあえず(小説前半)における『主人公』として置いてしまい、そのキャラの目線により書いてあげて、いよいよ後半に差しかかったら、真打ちというかホントの「主人公」から目線に書いていって、(物語真相)をも明らかにしてゆく……。
 といったような「手法」ぐらいしか、思いつきませんでした。。 (T_T)

上記の回答(小説の視点についての返信の返信)

スレ主 さくらもち : 1 投稿日時:

お返事ありがとうございます!

側近役のキャラとかですかね…
しかし、側近役にもちょっとした事情があって書けないんですよね。
アドバイスをくださったのにすいません!!

一緒に考えてくださり、ありがとうございます!

カテゴリー : 文章・描写 スレッド: 小説の視点について

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元記事:小説の視点についての返信

「とある魔術の禁書目録」の上条さんみたいに、

「重要な記憶はあったけれど、とある事件が原因で忘れてしまった。(あるいは思い出せない状態)」

でスタート、必要に応じて思い出していくとか、でしょうか。
いわゆる、記憶喪失主人公です。
禁書目録の場合は三人称ですが、読んでみたら何か得られるかもですね。
舞台は違えど、【多種族、ファンタジー戦争】と通じる部分はあるでしょうし。

思い出すきっかけは、イベント進行と合わせて記憶のロックが外れるとか。
それは魔法でも、手術でも、恋人からのビンタでもいい。

気になるのは、スレ主さんが一番書きたいのが、「訳アリ主人公の個人的な物語」なのか、「人々の心情を詳しく描写する群像劇」なのかが分からないことでしょうか。
個人を描きたいのか、集団を描きたいのか。
物語の中で、視点が頻繁に別の人物へ変わったりするのか、しないのか。

それを踏まえた上でですが、個人的には、「主人公視点で、読者と同じく何も知らない状態(事情があって、忘れている)から始める」がいいと思います。
その形だと、「無知な主人公」と「事情を持つ世界の人達」という対比構造(聞けば周りが教えてくれる、など)も物語上、作りやすく、それならスレ主さんの仰る、「人々の心情を細かく描写したい」という気持ちにあるていど寄せられるのかな、と。

スレ主さんが個人重視なのか、集団重視なのかは分からないので、何とも言えないところですが、こういう意見もあるていどに受け取っていただければ幸いです。

上記の回答(小説の視点についての返信の返信)

スレ主 さくらもち : 0 投稿日時:

ご返信ありがとうございます!

貴重なご意見感謝いたします!
しかし、物語の構造上記憶の欠如はかなり難しいと思います…
読者と同じ知識ぐらいで書くというのは、それこそ最初の事件から書かないと知識が一致しないと思います…
考えてくださったのにアドバイスを無碍にしてしまう形で申し訳ありません!!

ですが、アドバイスありがとうございます!

カテゴリー : 文章・描写 スレッド: 小説の視点について

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元記事:小説の視点についての返信

ああ。そのケースについては、恥ずかしながら失敗談があったりします。

主人公が過去にある「重要な秘密」を経験していて、ストーリー自体はそれより数年後の時点から始まるんですね。で、その秘密を終盤になって他のキャラに打ち明けるという構成でした。
秘密に係わるエピソードを直接的には書かないわけなので、問題ないと自分では思っていたのですが、

◎序盤~中盤の主人公の言動が、読者から分かりにくい!

という問題を抱えてしまいました。

これ、主人公は知っていて、読者には知らせないことがある、という状態になるんですよ。その認識のギャップが大したことでなければ問題ないのですが、ストーリーの根幹に係わる重要な秘密だったため、

「主人公が何をしようとしているのか、良く分からなかった」

という感想を複数もらってしまいました。

ちなみに私のその作品は三人称でした。三人称でもそういう問題をはらむことがあります。一人称だと主人公が重要なことを知っているのに読者に伝えないということになるので、なおさらきびしいかもしれません。

この問題を解決する方法の一つは、主人公と語り手を分離することかもしれません。シャーロック・ホームズ・シリーズは、どう見てもホームズが主人公ですが視点人物はワトソンになっています。ラノベでも、例えば少し古いですが文学少女シリーズのように、語り手より相方の方がキャラが立っているという作品がありました。涼宮ハルヒや「狼と香辛料」もそんなところがあるかな?

スレ主様の構想にマッチするかどうかは分かりませんが、私の失敗作をもし書き直す機会があった場合は、この方法を採用しようと決めています。

上記の回答(小説の視点についての返信の返信)

スレ主 さくらもち : 0 投稿日時:

ご返信ありがとうございます!

貴重な体験談までお聞かせいただいて、恐縮です!!
今まさにぶつかっている問題なので、すごく共感できました!!

一人称で書いているとそうだったのですが、やはり第三者だと余計にわかりにくくなりますよね…
やはり、語り手と主人公を分ける方が良いのでしょうね…
その語り手のキャラもかなり重要になりますよね…熟考致します!!
具体的な作品も上げていただきありがとうございます!!
参考にさせていただきます!!今回はありがとうございました!

カテゴリー : 文章・描写 スレッド: 小説の視点について

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元記事:小説の視点についての返信

ちょっと難しいかなと思う。というのも、ほぼ情報がないまま掲示板で回答するには難しい、という意味だけども。
内容を伏せたいというのは別にかまわないのだけど、情報のあるなしは、つまり無いとどのような場合でも当てはまるだろう汎用的な回答になるので、ピンポイントでの回答例は出せない。

だから、そうだな……スレ主さんが思考の外に置いてるだろうことから触れてみると、
まず「その真相は本当に序盤に書くことは難しいのか?」ということですかね。
例えばミステリに見る倒叙トリックというものは、最初に犯人が判明している状態でトリックもネタバレが最初にあったりします。「刑事コロンボ」や日本では「古畑任三郎」が有名ですね。
スレ主さんは「真相」を物語のクライマックスないし核として考えているから、これが最初に判明するとマズいと思われているのではないかと思う。
でも、例えば何か好きな物語をイメージしてみてください。
その物語を最後まで読んだあと、続きがあるなら読みたいと思わないかな。
全部オチまで知った後だってのに、どうしてその先にまで興味がわくのか。
これは言ってしまえば「オチまで全部知ったからこそ、その先が気になる」わけで、主人公とヒロインが苦難を超えて結ばれたからこそ、それを知ってるからこそ、その後の歩みが気になるというもの。
つまり、「真相を開示」したことで読者の興味はどこへ向かうのか、それを把握できてりゃネタバレなんて何も問題ないし、序盤で出来るならやっちゃっても何も問題ない。
刑事コロンボは、最初に犯人もトリックも判明してるからこそ、犯人がどう逃げようとするか主人公がどう追い詰めるかが面白い物語なわけですね。
「深堀りが難しい」ってのは、真相を開示したことで興味の方向性が変わった事を理解されていないために、もともとの路線の「深堀り」がしにくい、というだけですので、やりかたを変えれば難しくはありません。

次は「真相を伏せて書く」という割とストレートな解決法ですが、ストレートにそのままやったら、ちょっと難しいことになると思う。
だから、簡単な解決法に見えて実はアイディア次第なところが強い。
例えば「真相」を読者に誤認させるようなアイディアがあれば一番良いのだけど、流石にそういうのは内容がわからんとね。
そうだな……これは昔どっかの掲示板にあったショートショートを、うろ覚えで再現してみる感じの例だけども、

 繁華街を歩いていると、警察官に声をかけられた。
「すみません、この写真の男を見かけませんでしたか?」
 ギョッとした。
 特徴的な頬骨。間違いない。高校の頃に私をイジメていたクラスメイトだった。
「見た……と思います」
「本当ですか。それはどこで?」
 やっと見つけた手掛かりとでもいったところだろうか、力んだ声で食いついてきた。
「そこの角の先の、いかがわしいお店が並んでるところです」
「そうですか。本当にこの写真の男でしたか? もう一度見て」
 何度見ても同じだ。
 高校から10年近くたったが忘れるわけもない。自分はイケてると思い込んでる、この顔ったら。
 私はひと目ですぐわかったというのに。
「間違いありません。お店の中に入っていくのを見ました。ほんの数分前だったと思います。すぐ行ったほうがいいですよ」
「……! わかりました、ご協力感謝します!」
 駆け足で路地の奥へと向かう背中に、「◯◯って風俗店ですよー!」と声を掛けておく。
 すっかり姿が見えなくなったところで、私は吹き出した。
「イジメた側って本当に覚えてないのね、佐藤くん。せいぜい恥をかいてくるといいわ」

主人公をイジメてた「佐藤くん」というのは写真の男ではなく警察官のほう、って事なんだけど、その「真相」はこの物語の主軸であって最初から「主人公は知ってる」ことが開示されていて、その体で話は進むんだけど、「警察官」と「写真の男」で読者は誤認しているから、終盤になると意味がわかって、形としては「最初から開示されている事が、後になってわかる」って感じになってる。
まあ、これは叙述トリックってやつだけど、似たようなことをすりゃ、「真相が開示されてる状態」で普通に話を進めることはできる。
とはいえそのためのアイディアが難しいのだけども。

アイディアが思いついたとしても、主人公視点で最初からやるのではなく、本編を考えてちゃんと構成したほうが良い。
けど、「主人公視点で最初から」がそれなりに意味を持つ構成もあるから、やっぱり内容とかコンセプトとかわからんと、って感じ。
「本編」までにちゃんと舞台を整えておこうって形なら良いのだけど、単に「真相の開示」ってそれたぶん設定を語るだけになるから、逆に書き慣れてないと難しい構成だと思う。
やるなら、極力短くコンパクトにまとめて本編開始できるように、例えば何かしら主人公の身に起こった後からスタートで軽く主人公が回想してワンシーンで終わらせたりとか。

「短くする」ってのはけっこう技術が必要で工夫に工夫を重ねてかなきゃ難しいことは出来ないのだけど、現状自分で無理そうに思えるからこそ工夫してみるのが勉強になると思うよ。
Web小説の漫画化って最近多いけど、読み比べると出だしがけっこう違う事多いのよね。
これってのは単純に小説と漫画の表現の違いでもあるんだけど、漫画ではこういうふうに工夫して序盤の展開を圧縮している、とかそういう事例けっこうあるから、そういうのを参考にしてみると良いと思う。

>この場合、どのような視点で、どう書き始めるのがよりよく設定を活かせるでしょうか?
視点は主人公の一人称視点って条件だから、設定や演出でなんとかするしかないけども、その設定を知らんと「よりよく活かす」もなにもないので……
「真相の開示」も読者はともかく主人公も真相を知ることになるのかどうかもわからんので、知らんでも問題ない場合は読者のみ知ってるだけだから、最初に書いた「知ったことでどこに興味が向かうのか」を考えるべきだね。

上記の回答(小説の視点についての返信の返信)

スレ主 さくらもち : 1 投稿日時:

ご回答ありがとうございます!!

やはり、情報が少なかったですね…ご迷惑をおかけしました…
それでも、長文で真摯にご回答いただきとても嬉しいです!
具体的な作品や文も掲示いただき、とても助かりました!!
叙述トリック…確かによく見る手法でしたが…試したことはなかったです!!
たくさん理由まで丁寧にありがとうございます!!

ぜひ、参考にさせていただきます!!
ありがとうございました!!

カテゴリー : 文章・描写 スレッド: 小説の視点について

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元記事:1話目の最後で裏切りの要素を入れるにはどうすればいいですか

よく漫画などの1話目の最後で、インパクトを与えるために掌を返す展開がある気がします。

有名なところだと「がっこうぐらし!」や「あやかしトライアングル」のように、1話目の最後でジャンルが変わるもの、
「ワールドトリガー 」のように思いもよらない真実が明らかになるものがありますよね。

楽曲では「カゲロウデイズ」の終盤で悲劇的な展開があり、
アニメ「魔法少女まどか☆マギカ」でも3話目でジャンルがホラー系になります。

「がっこうぐらし!」や「あやかしトライアングル」を分析してみると、序盤では「ありがちな部分」が目立ち(それでもそれなりに作り込まれている)、後半で別のジャンルに変わる。
「カゲロウデイズ」「ワールドトリガー 」を分析してみると、前者ではボーカロイドではやや珍しい叙事詩の形で怪事件を説明していますし、後者も前半から独自の設定やデザインが出てきます。

したがって、「途中からジャンルを変えるタイプなら片方をありがちなものにする」「驚きを入れるタイプなら最初から異色なことをする」
この二つが言えるのかと自分なりに考えたわけです。

自分の小説について言えば、設定はもう考えてあって、それはたぶん異色だと思ったし、
悲劇的な展開にしてインパクトも残したいと思ったので、
後者のタイプにして、章の変わり目あたりにそういうどんでん返し的な展開を入れようと思ったのですが、

ここで意見を聞きたいなあと思ったわけです。

また、それはそれとしてカプ厨のハピエン厨である自分は途中に下手に不穏な設定を入れて読者を困惑させたくないというのと、
もしかしたら俯瞰してみればジャンル的にそんなに奇抜なものではない、既存の先入観を脱し切れてない(流行に乗りたい自分が自分からそうした設定を取り入れているせいでもありますが)ものかもしれないというのがあって
なんか変な落とし穴にハマらないかなと少し不安という訳です

長くなりましたが、何かこの方法について注意点等ありますでしょうか。よろしくお願いします。

上記の回答(1話目の最後で裏切りの要素を入れるにはどうすればいいですかの返信)

投稿者 あまくさ : 2

うまくやる分には効果的な手法だと思います。しかし、注意点がいくつかあります。

序盤の展開をA、流れを変える新展開をBとしますね。

注意点は以下かと。

1)Aがありきたりだと、Bまで読んでもらえない。

2)Aが面白くても、Aの好きな読者はBで失望するかもしれない。

3)逆にBが好きな読者は、一般的にAが面白くても好みに合わず、1と同様にBまで読んでくれない可能性がある。

ただでさえ序盤にウリ(つかみ)を仕込むのは難しいのに、A・B両方に違うウリを盛り込まなければならず、しかもその二つのウリの片方が読者の嗜好に合わずに喧嘩してしまうおそれがあります。それを避ける配慮も必要で、難易度はかなり高いかと。

しかし、スレ主様が例示されているようにいくつかの成功例もあります。それらの作品では上記の1・2・3にどう対処しているかを確認しながら見直してみるのがよいかと。

私的には、あげていらっしゃる何作かのうち『まどマギ』以外は知らないのですが。

まどマギの第3話はけっこう有名になっていて、確かにそこにB点が作られていたなと私も思います。

1については、定跡的ながら「謎の転校生」などの手法を盛り込み、イヌカレー演出のユニークな魔女描写などで興味をつないでいます。

ちなみに、あの第3話については脚本家が「序盤の3話までに視聴者をつかめれば後はついてきてくれる」という見解を明言しています。
しかし、「2話あたりまでで視るのをやめようかと思った」という声もチラホラ聞こえるんですね。
つまり作り手がかなり意図的に、序盤ではギリギリ第3話まで引き付けられればいいと考えていたことが分かります。第3話に爆弾を仕掛けているということが前提です。

2・3についても、脚本家の談話が参考になります。

それによると、今の読者・視聴者は、頭の中にストーリーのデータベースができているような気がする、と言うんですね。無意識に、この展開なら先はこうなるだろうと推測しながら見ていると。
だから、どこかでその予想をはずしてやると「あれっ?」と思い、「この先も見ておかないとマズイかもしれないぞ」と。そう感じさせるのがコツなんじゃないかと思いながらあの第3話を作ったとのことです。

まどマギのAパートには穏やかな日常描写もありますが、「謎の転校生」や魔女描写などで1話から不穏で妖しいムードもちゃんと演出されていたことに注目。けしてAは日常、Bから急にホラーという単純な作りではありません。AもBもホラーであることには変わりはなく、そこで視聴者の嗜好に齟齬が生じることはありません。
ただ、同じホラーでもAはややありきたり、Bでは定跡をはずす展開で視聴者を驚かせるということを仕組んでいます。そしてB点を境にして、Aの「あまり動きのないホラー展開」が、「どんどん加速していくホラー展開」に変化する感じでした。

エンタメの鉄則に、

◎読者の予想は裏切れ。しかし期待は裏切るな。

というものがあります。

途中で流れを変える仕掛けで失敗しがちなのは、読者の予想を裏切ることに気を取られすぎて、期待まで裏切ってしまうからだと思われます。
そこが注意点かと。

カテゴリー : ストーリー スレッド: 1話目の最後で裏切りの要素を入れるにはどうすればいいですか

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投稿日時:

元記事:小説が書けません

 こんにちは
 中学一年生の彩葉 涼と申します、
 私は、将来は小説家になろうで書籍化したいなとか思ったりしてて、
 
 このライトノベル研究所さんの記事をたくさん読んでいます。

 最近、めちゃめちゃ執筆がはかどったりしたのですが、
 次の日になると、別のことがやりたくなったり、
 もう駄目じゃないかとか思ったりして、

 あまり書けなくなってしまいます。
 
 やる気はあるのですが……

上記の回答(小説が書けませんの返信)

投稿者 甘粕 : 1

焦る必要はないかと思います。
ある程度時間を決めて書いたり
メリハリをつけるとうまくすすめられるかもしれません

カテゴリー : やる気・動機・スランプ スレッド: 小説が書けません

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投稿日時:

元記事:中世ヨーロッパで剣と魔法の世界が書きたい

タイトル通りです。ネットで色々と調べているうち、ちょうどナーロッパなる言葉があることを知り、そうなることは避けたいと考えています。
良い資料や小説(漫画やアニメ、映画もいいことにはいいんですが、活字に慣れるためなるべく小説がいいです)がありましたら、厚かましいようですがよろしくお願いいたします。

上記の回答(中世ヨーロッパで剣と魔法の世界が書きたいの返信)

投稿者 読むせん : 1

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カテゴリー : 設定(世界観) スレッド: 中世ヨーロッパで剣と魔法の世界が書きたい

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