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元記事:ちょっとしたケレン

>もしよろしければ、あまくささんが普段、読者に興味を持ってもらうためにどんな事を気をつけているか教えていただけないでしょうか?

一般論ではなくシーンごとに個別に「この場合はどこがポイントかな?」と考えていますが、あえて一般化を試みるなら。

よく言われますが、謎を作るというのは多かれ少なかれ有効な方法かなと。
謎と言うと大袈裟ですが、ちょっとしたことでもいいんです。すんなり通さずに少しだけ分からない部分を残すとか、異質な要素をまぜるとか。

二人のキャラが同時に登場するという件で考えるなら。
あくまで一例ですが、Aの方がわりとストレートな感じに主人公に話しかけてくるとします。一方のBは黙っていて目立たないんだけど、なぜか不満そうにAを見ているとか。
そんなふうに描くと主人公と読者は「Bは何を考えているんだろう?」と思うでしょ?
そういう疑問を持てば、以降はBの言動に注目するようになると期待できます。そこで、Bの言動を通して少しずつ二人の関係や背景を明かしていけば、無理なく自然に伝わるのでは。

異質な要素というのは、例えばBだけなぜか裸足だとか。
めちゃくちゃ異常ということはないけど、「なんで?」とは思いますよね。

それと、これは私の好みなのですが、文章のリズムにアクセントと言うか、ケレンを含ませてみたりします。

印象づけたいところでね。

前後の文章と同じ流れなら1行ですませるところ、改行を増やしたり、わざと不自然な文章の切り方をしたりすることがあります。

本質とは関係ない小技ですが、そういうのも上手くやれれば意外と効果があるんじゃないかと思っています。

上記の回答(ちょっとしたケレンの返信)

スレ主 tkg : 0 投稿日時:

なるほど……。
どのシーンにも通用するものはなく、そのシーンで興味を引くにはどうしたらいいか、考えることも必要なんですね。

>謎を作る

わからない事があれば読者は興味を持ってくれるのですね。
特に主人公以外の心情だと、なんとなく気を引けるような気がします。

相手が敵なのか、味方なのかはもちろん、主人公にどんな感情を抱いてるのかも、読者はきっと気になりますよね。

>文章にケレンを含ませる

少しアニメの話をしてしまいますが、アニメでもたまに「おやっ?」と思う演出とかがありますよね。
文章でもそんな工夫ができるのだと、心に留めておきます。
とても参考になりました。

カテゴリー : 文章・描写 スレッド: 登場人物を一度に二人以上出してもいいのか

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元記事:登場人物を一度に二人以上出してもいいのかの返信の返信の返信の返信の返信

あぁ、森か草原かどっかに転移して気を失ってる主人公を、仲の良い二人組が見つけて起こした、という感じの状況か。
主語が 主人公 で話してたから主人公から見て幼馴染なんだと思った。てっきり、あるときいきなり前世を思い出した系かと。
じゃあ、「幼馴染」というのは少女二人の関係性なだけで、主人公とはまったく関係ないわけか。そんなら主人公視点ではあるけど主人公のことはほっといて、二人の状況に注視して書けばいいと思うよ。
主人公の混乱は地の文で書けるんだから、それとは別にヒロイン二人には二人の事情があってそこにいるわけで、読者に伝える情報としては「なんか知らんけど転移したら二人の少女にたすけられた」って事だけじゃないかな。

これ以上は相談の主旨とは関係ないし他人様のネタに踏み込んでしまうから適当な話半分と思ってほしいのだけど、
まあ、主人公は最初気を失ってるとはいえ、普通に見知らぬ男性に少女が無警戒に声をかけるとかご都合主義以外にあり得ない(普通はほっておくか知り合いの男性を呼んでくるか、ともかく警戒する)から、例えばヒロインは巫女的な存在で自分たちを救ってくれる存在が森の中にいるとお告げがあったとか、ヒロインは精霊を見ることが出来て主人公に悪意がないことがわかってた(主人公を転移させた何者かの差し金で)精霊が主人公を助けるように言っていたとか、それなりの事情があると思うので、主人公(と読者)にとってその「事情」は なんか理由があるんだろう くらいにしか理解できないけど「少女二人に助けられた」ということだけ書いて、キャラ描写(ヒロインがどんな人物像かの描写であってキャラの設定説明ではない)は次のシーンか、主人公が現状を理解した後のシーンでじっくりやれば良いと思うよ。
とはいえそういう事情はなくて、という場合は「仲の良い二人の女の子」って雰囲気を押し出せば良いのじゃないかな。

状況を説明しようとするのではなくて、『コレさえ伝わればOK』という何か一個を決めると、割りと楽になるよ。大事な部分が把握できてそれ以外の優先度も把握できるようになるから。
この場合『なんかよくわからんけど女の子二人に助けられた』ということだけが伝われば、むしろ「じゃあその女の子は何者?」と興味に繋がるので、次のシーン『女の子二人はどんな人物像なのか』を読む原動力になって、読者の興味を絶やさないことができる。
更に聞かれてもないお節介で、どうでもいい他人の創作論を言ってしまうと、
この「コレさえ伝わればOK」って一文を全てのシーンで考えて箇条書きに並べると、内容を書かずして全体像が把握できるプロットというよりストーリーラインが出来るので、執筆前にある程度の大筋だけ箇条書きにして整理しておくと良いと思うよ。

上記の回答(登場人物を一度に二人以上出してもいいのかの返信の返信の返信の返信の返信の返信)

スレ主 tkg : 1 投稿日時:

>質問の趣旨の件

なるほど。1シーンに何もかも盛り込もうとせず、主人公(読者)にその場で伝えたい事を1つ伝えられればいいのですね。

助けた2人が幼なじみだった事も1回で暴露する必要はないと。
言われてみればその通りの気がします。少し焦っていたかもしれません、気をつけます。

>踏み込んだ話(助ける理由)

私としては、自分で見落としていた視点を拾ってくれるので大変ありがたいです。確かに現実に照らし合わせてみると、ちょっと不自然ですよね。

「2人が主人公を助ける」場合、2人の心理がどう働いてどんな会話の末にそういう決断を下したのか、しっかり考えてみたいと思います。

今のところサタンさんが仰ったようなしっかりした理由は考えていませんが、幼なじみの2人はあまり脅威(強いモンスターや盗賊)に晒された事がなく、警戒心は薄い性格です。
2人の年齢は中学生くらいで、関係は悪友のような感じです。
もし1人なら怖くても、2人なら互いにけしかけて、主人公にちょっかいをかけるかもしれません。
そういうやり取りの末に起こしてしまった主人公を「とりあえず村に連れていくか」という流れで考えています。

自分で書いててなんですが、やっぱり少し2人に危機感がないかもしれませんね……。

>興味を繋げること、ストーリーラインの作り方

一度、私なりにそのシーン毎に何を伝えたいのか、考えてみます。
仰る通り、しっかりしたプロットは作れていないので、箇条書きだけでも全体の流れを纏めてみますね。
大変参考になりました。

カテゴリー : 文章・描写 スレッド: 登場人物を一度に二人以上出してもいいのか

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元記事:登場人物を一度に二人以上出してもいいのかの返信の返信の返信

「伝えたい事だけを伝える」と言うより、「どう書けば読者が興味を持ってくれるかを意識してポイントを絞る」ということじゃないかと思っています。

小説はアニメなどと比べると情報量に大きな差があります。アニメは絵で見せるので、一時に多くのことを読者に伝えられます。
それに引き換え小説は1シーンで多くは書けないので、シーンの進展と共に少しずつ伝えていくしかないんですね。

なので、読者に興味を持たせるということがきわめて重要なんです。

もちろんアニメだって1シーンで視聴者に興味を持たせることができればそれに越したことはありませんが、アニメの場合はキャラや作画に魅力があればぼんやり眺めていても楽しいので、事情が違うんです。小説だと少し冗長なだけで大幅に読む意欲が減退してしまいます。

興味を持ってもらうということは、言い換えれば先を読んでもらえるようにするということです。先を読んでもらえれば、伝えたいことを段々に盛り込んでいけますよね?
なので1シーンにおいては、多くを伝えるよりも興味を持ってもらうことを優先するべきなのだと考えます。

上記の回答(登場人物を一度に二人以上出してもいいのかの返信の返信の返信の返信)

スレ主 tkg : 0 投稿日時:

興味を持ってもらうことが大事なんですね。
すみません、履き違えていました。

もしよろしければ、あまくささんが普段、読者に興味を持ってもらうためにどんな事を気をつけているか教えていただけないでしょうか?
我儘だとは思いますが、参考にしたいのです。

カテゴリー : 文章・描写 スレッド: 登場人物を一度に二人以上出してもいいのか

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元記事:登場人物を一度に二人以上出してもいいのかの返信の返信の返信

あまくささんが補足してくれているけれど、本当に 最初に何でもかんでも覚えてもらう必要はない です。

そもそも主人公自身も 何でもかんでも理解してから行動する というわけじゃないでしょう?
もっと言うと、むしろ最初こそ情報は選別して最小限にしたほうが良いし、個人的にはその優先順位として外見を書くことは後回しになります。そんなんどうでもいいし。ヒロインの髪が金髪でも黒髪でも話には関係ないでしょ。
それより話に関係あるのは「主人公にとってヒロイン二人はどういう存在か」ということを知ってもらうこと。
主人公が目を覚ました時点で二人は「見知らぬ少女」だから、主人公は戸惑うし混乱するし状況を理解しようとする。少女二人にとって主人公は「仲の良い幼なじみ」だから、様子がおかしい主人公を心配するし不安になる。
ここでよくある異世界転生モノなら中身大人な主人公が適当に誤魔化して調子を合わせるけど、あくまで私ならという個人的な妄想で答えると、冷静になろうとする主人公は逆にテンパってしまって、少女二人は「冗談が過ぎる」と少し怒った素振りをするが主人公の様子に「冗談じゃなくマジだ」ってことがわかってすごく心配しはじめる。「大丈夫? 私達のことわかる?」みたいな。
そっからは主人公が状況を理解する過程を書くのがめんどいし読者も読むのめんどいだろうから、空行あけて次のシーンでは「ーーよくわからんが理解した、ここは異世界で目の前の美少女二人は自分の幼馴染ってことらしい。」って感じで理解したテイで、現状を簡単にまとめちゃう。
二人のことを書くのは大事なことだろうけど、まずは状況をちゃんと書かないといけないし、そのうえで二人の情報は、読者にとっては「主人公と親しい少女二人だ」ということがわかれば良いだけなので、混乱する主人公と心配する二人の図を書いておけばいいかなと判断した。
外見に関しては、ぶっちゃけ書くとしても特徴的な部分を一個二個用意すれば十分で、それすら別に書く必要は無いんだけど、書くんであれば前述したシーンの後に各キャラ描写に入るからそのときに一人づつ書いていく。
もしくは、キャラ描写に入る前に主人公が自分の中で再度状況を整理するシーンを作って、そこで外見描写だけさらっと書く。かな。

一応、外見を書く必要ないってトコに引っかかってるかもしれんので補足すると、
「外見」は書く必要ないです。なぜなら、書かれた通りの外見をイメージできる読者は書いた本人だけだからです。
外見より重要なのは、そのキャラの雰囲気を書くこと。ほんわかしてるキャラなのかキリッとしてるキャラなのか、そのイメージを読者が自由にしてくれれば、それが一番いい。
猫耳とかオッドアイとか特徴的なもの・記号的なものは書くけど、キャラの「外見」そのものは、絵がない小説なので、まったく必要ないです。

んっと、漫画をよく読む人の場合、キャラクターの造形から「このキャラはほんわかしてそう」というイメージを得ると理解していることが多く、だから外見は重要だと考えがちだけど、小説は絵がないので漫画のように外見から雰囲気のイメージを作ることはできない。
小説の場合は逆で、雰囲気から外見のイメージを作る。
だから、なんのイメージもない初っ端に外見を事細かに書くのは無駄も無駄。まずは雰囲気を書いてからでないと。

上記の回答(登場人物を一度に二人以上出してもいいのかの返信の返信の返信の返信)

スレ主 tkg : 1 投稿日時:

サタンさん、再度の返信ありがとうございます。

申し訳ありません。
私の説明足らずが原因だと思うのですが、異世界に転移する主人公と出会う2人は完全に初対面です。
以前幼なじみだったという関係でも、記憶喪失でもなく、主人公は初めて異世界に来る、という体です。

幼なじみと言うのは、あくまで異世界に元からいる2人のことで、それゆえ2人は普段から行動をともにしている設定になります。

誤解させてしまい申し訳ありません。
とは言え、そんな話があっても面白そうだなと思いました。

外見に関してですが、事細かな描写は必要ないのですね。
雰囲気を書くというのは目からウロコが出る意見でした。
ぜひ参考にさせていただきます。

カテゴリー : 文章・描写 スレッド: 登場人物を一度に二人以上出してもいいのか

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元記事:登場人物を一度に二人以上出してもいいのかの返信

太鼓の昔、青富士霊峰の作品で『はや竹』という七つ子の腐女子ビートを扱った作品が泣かず飛ばずに…

上記の回答(登場人物を一度に二人以上出してもいいのかの返信の返信)

スレ主 tkg : 1 投稿日時:

さがらきさん、すみません。
よく意味がわからないので、返答は控えさせていただきます。

カテゴリー : 文章・描写 スレッド: 登場人物を一度に二人以上出してもいいのか

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元記事:人の心がわからなくても心を打つ作品は描けますか?

私は自分でもかなり人の心の機微がわからない方だと思ってるんですが、そういう人間でもラストオブアスや寄生獣みたいな人の心を打つと評判の大作って作れるんでしょうか?
それともそんな大それたことは考えずに、もっと下劣というかスナック感覚で楽しめる作品を作ることを考えたほうがいいんでしょうか?
それと「ハートフルなことで評判の作品を描いたのに血も涙もない発言をした」みたいな作品と人間性が真逆な作家がいたら教えてほしいです。
そういう人の話を聞けば「自分でも心を打つ作品が描けるんじゃないか?」と自信を持てるので。
とりあえず私の知っている限りでは、和月伸宏さんが主人公が弱きを助け強きをくじき弱肉強食を否定すると評判のるろうに剣心を描いておきながら、児童ポルノを所持(弱者が虐げられている現状を許容)していましたが。

上記の回答(人の心がわからなくても心を打つ作品は描けますか?の返信)

投稿者 あざらし : 1

言葉は悪いけど、安い感動なら書けると思います。

日本映画によくありますよね。
演技力はないけど顔が売れてる俳優を使って、盛り上げシーンでクッサイ台詞を喋って、それを聞いた俳優がやたら声を張り上げて、ヤッスイ音楽かけて後は俳優が涙を流すという、所謂お涙ちょうだいロジック映画。

小説も同じで、名前は不名誉なんで伏せますが、肩書きが色々ある小説家が”感動パターンの決まりごと”と”物語のロジック”だけで、しょーもない小説を書いてます。
このしょーもない原作を元に、これまたしょーもない映画を作ったりしてます。
この映画、仕事上の事由があって観たところ、あまりにも陳腐でビックリしたんですが「原作は良いのかも?(日本映画によくありますね)」と考えて小説を手に取り、その酷さに二度ビックリした次第。
なんでこんな原作が映画化までされたかというと、後日知ったのですが小説家が配給元の役員をしてました。
それでも顔が売れている俳優を出して宣伝をすれば、そこそこ売れて、相乗効果で小説も売れる。

毒を吐いてしまいましたが、要はコネでしょう。
じゃあコネがないならどうすれば良いかというと、実力しかないわけです。
勘違いして欲しくないのは、安い感動が駄目だといってるのではなく、それで勝負できる場所を選ぶ方が良いということです。

なろう系なら需要はあるでしょうし、そこで注目を浴びればそういった拾い上げレーベルも数多くありますよね。
厳しいかな、という場所は出版社のラノベ新人賞。
同じ安い感動でも、より高いレベル、ひとひねりが要求されると思います。
かなり難しいと思うのは、出版社の一般レーベル公募。
安い感動は嫌われる帰来があると感じます。

出版なんて目標にしてなく単に人に読んでもらいたいなら、感動それそのものが多くの場合は通読して産まれるものですので、ほとんど無視しても良いと思います。

それと、

>和月伸宏さんが~ 中略 ~児童ポルノを所持(弱者が虐げられている現状を許容)していましたが。

こんなの心の機微というには大げさです。
単に一枚岩じゃないというだけ。
一般常識よりペドフィリアとしての情欲が上回っただけで、本人の中では都合の悪いことに蓋をしてるんだと思いますよ。
ダイエットすると言いながら、スィーツ食べる女子みたいなモンです。(例えは悪いですが)

それより、

>スターシップトゥルーパーズみたいな、人が死にまくるのをバカバカしく描いてる作品が好きです。

あれは監督本人がナチスのプロパガンダ映画のパロディと言ってますから(笑)
いや、面白い映画です。
面白い映画を選別するセンスは少なくともお持ちです。
そこでといってはナニですが、心の機微なら同じ監督で【ブラックブック】があります。
ポール・バーホーベン監督って、もの凄く作家性が強くてセックスとバイオレンスを絶対に避けない。人間の本質という態度を貫いてますよね。
でも同時に『主人公は正義、敵は悪』という図式も徹底的に排除します。
主人公側も敵も、等しく残虐で利己的で、そこにイデオロギーが介入する余地がない。それが最もよく出てる映画だと感じます。
質問の意図から逸れますが、こういうのも心の機微の一部分だと思いますので、楽しんでみてはいかがでしょう。

カテゴリー : その他 スレッド: 人の心がわからなくても心を打つ作品は描けますか?

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投稿日時:

元記事:ヒロインの不在

主人公が招集されて兵士となり戦場に出向くため、ヒロインと離れ離れになります。
物語中長らく(10万文字程)ヒロインが不在となり、代わりにサブヒロインが登場します。

読者としてはメインヒロイン不在は好まないでしょうか?
無理にでもメインヒロインを同行させるべきでしょうか?

上記の回答(ヒロインの不在の返信)

投稿者 サタン : 1

物によるとしか。
そりゃラブコメで長期間ヒロイン不在だったら なに読めばええんや って感じですが、例えば架空戦記とかだとヒロインどころか主人公も不在で長いサイドストーリーやってたりしないかな。
ちなみに、ラノベで能力バトルものでヒロイン不在すぎで有名なのが「とある魔術の禁書目録」で、ロシア編だっけか、あのあたりだとヒーロー役が3人に増えたのもあって10万字どころじゃない間メインヒロインが出てこなかったような。
まあ、もともとそういう作りの作品で、メインヒロインは一応いるけど話題ごとにフューチャーするゲストヒロインにスポットを当てるって感じだから、メインヒロインがモブキャラ化してるのが当たり前だけども。
で。
じゃあ、その「とある魔術の禁書目録」はもっとメインヒロインを前に出したほうが良いのかっていうと、あれはそういうヒロインをスイッチすることで世界観を変えてたりするから「そういう作品」であって、まあ、流石に上手いなあと思ったりもする。新約から読んでないけど。

うーん……物語の主旨が問題になるかなぁ。
主人公とヒロインの関係性や行動が物語の本筋になっているのなら、メインヒロインが出てこないことはすなわち話が進まないってことだから、そりゃヒロインは出すべきって答えになる。
けど、ヒロインは関係なくて主人公の物語って場合は、別に関係ないんだからメインヒロインのいるいないはどうでもいいかな。
んーと、無理矢理な例え話だけど、太宰治の「走れメロス」ってあるじゃん。
あれって、主人公は死刑を言い渡されるけど妹の結婚式に出席したら戻ってくると約束して、友人が代わりに牢屋に入って主人公は友人が処刑される前に戻ってこれるよう走るって話なわけで、
これって友人は男だけど、ポジション的には「ヒロイン」なんだよね。
主人公が行動する間に人質として敵の手の中に身を置くって図なわけだから。
とすると、走れメロスみたいな流れの話の場合、ヒロインは最初と最後にしか出てこない。
まあ、読者が忘れないようにちょいちょいヒロイン視点のエピソードを挟むだろうけど、物語に関係するシーンで言ったら最初と最後だけしか出番がない。
こうなると、むしろ、ヒロイン視点のエピソードは「急いで走ってる主人公」とは関係ないので、ヒロインを出したら逆に「ヒロインはいらない、主人公の話を進めろ」ってなるじゃん? 先述したけどヒロイン出しても本題は進まないからさ。

そうではなく、例えば吸血鬼とか何らかの不思議な存在のヒロインが自称平凡男の主人公のもとにやってくることで話が始まる的な巻き込まれ型とかの場合、
そもそも話を持ってるのはヒロインのほうだから、この物語は「ヒロインの物語を主人公の視点から語っている話」になるわけで、だとしたらヒロイン不在はあり得ないレベルで、できる限り出した方がいいよね。
ヒロインがいないと本筋の物語が進まないんだから。

つまりは何度も繰り返すけど、これだけの情報では 物による って回答になっちゃうかな。

カテゴリー : ストーリー スレッド: ヒロインの不在

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投稿日時:

元記事:情景描写、表現について

人物の気持ち、周囲の状況等を説明するとき
「~の様な」と、「様」を多用してしまう癖があります
書いてる途中でそれに気付いて他の表現方法を探すのですが他に思い浮かびません

「人のはらわたの内側の様な」
「肌の表面に氷を押し当てられている様な」
「そのどれでもある様な、どれでも無い様な」
「最初からそうであったかの様」

これが全て13行の中に入ってしまっています
「様」を減らすにはどうしたら良いのでしょうか
宜しくおねがいします

上記の回答(情景描写、表現についての返信)

投稿者 サタン : 3 人気回答!

その場面の状況がわからないので適当ですが、
>「人のはらわたの内側の様な」
はらわたの内側がむき出しになっている。そう錯覚させられる光景だった。
>「肌の表面に氷を押し当てられている様な」
肌に氷を押し当てられているのではと思わせる鋭い痛み。
>「そのどれでもある様な、どれでも無い様な」
これは別にいいんじゃね? 変えるとしたらまったく違う文章になりそう。
>「最初からそうであったかの様」
最初からそうであっただろうかと、主人公は不安になった。

まあやっぱ状況がわからんと適当になる。
例えばグロい表現なら「人のはらわたの内側を千の蟲が蠢いている」とか、「~~のような」ではなくて、一歩踏み込んで「~~」がどうなのか、を書いてしまえば「ような」は不要になる事が多い。
実際に「千の蟲」がいるわけではない状況だったとしても、「そういう感じ」をイメージしてもらいたい以上は、「のような」と、「これは比喩表現ですよ」と明記しなくても案外大丈夫。

そんで、これは個人的感覚かなとは思うけど、
「氷を押し当てられているような」って、正直どんな感じなのか曖昧だと思うんよね。
だって「氷を押し当てられてる」わけではないんでしょ。あくまでその「ような」感覚です、というだけ。
だから、じゃあ正確にはどうなのって考えるとフワっとしてる印象。
でも、
創作内の表現としては「氷を押し当てられてる」に近い感覚で、それをイメージしてもらえれば良いわけだから、だったら「氷を押し当てられているようだ」とかハッキリ書いちゃったほうがいいんじゃないかって思う。
「ような」を使うのであれば、「氷のような鋭い痛み」という具合で「氷のような」よりも「鋭い痛み」のほうに文章の注目を集めたほうが良いと思う。

更にお節介だけど、「様」は「サマ」とも読めてしまうし、漢字を開いて「ような」と書いたほうが良いと思う。

カテゴリー : 文章・描写 スレッド: 情景描写、表現について

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ライトノベル作法研究所管理人うっぴー /運営スタッフ:小説家・瀬川コウ:大手出版社編集者Y - エンタメノベルラボ - DMM オンラインサロン

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