情景描写、表現についての返信
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情景描写、表現について(元記事)
人物の気持ち、周囲の状況等を説明するとき
「~の様な」と、「様」を多用してしまう癖があります
書いてる途中でそれに気付いて他の表現方法を探すのですが他に思い浮かびません
「人のはらわたの内側の様な」
「肌の表面に氷を押し当てられている様な」
「そのどれでもある様な、どれでも無い様な」
「最初からそうであったかの様」
これが全て13行の中に入ってしまっています
「様」を減らすにはどうしたら良いのでしょうか
宜しくおねがいします
情景描写、表現についての返信
投稿者 サタン 投稿日時: : 3
その場面の状況がわからないので適当ですが、
>「人のはらわたの内側の様な」
はらわたの内側がむき出しになっている。そう錯覚させられる光景だった。
>「肌の表面に氷を押し当てられている様な」
肌に氷を押し当てられているのではと思わせる鋭い痛み。
>「そのどれでもある様な、どれでも無い様な」
これは別にいいんじゃね? 変えるとしたらまったく違う文章になりそう。
>「最初からそうであったかの様」
最初からそうであっただろうかと、主人公は不安になった。
まあやっぱ状況がわからんと適当になる。
例えばグロい表現なら「人のはらわたの内側を千の蟲が蠢いている」とか、「~~のような」ではなくて、一歩踏み込んで「~~」がどうなのか、を書いてしまえば「ような」は不要になる事が多い。
実際に「千の蟲」がいるわけではない状況だったとしても、「そういう感じ」をイメージしてもらいたい以上は、「のような」と、「これは比喩表現ですよ」と明記しなくても案外大丈夫。
そんで、これは個人的感覚かなとは思うけど、
「氷を押し当てられているような」って、正直どんな感じなのか曖昧だと思うんよね。
だって「氷を押し当てられてる」わけではないんでしょ。あくまでその「ような」感覚です、というだけ。
だから、じゃあ正確にはどうなのって考えるとフワっとしてる印象。
でも、
創作内の表現としては「氷を押し当てられてる」に近い感覚で、それをイメージしてもらえれば良いわけだから、だったら「氷を押し当てられているようだ」とかハッキリ書いちゃったほうがいいんじゃないかって思う。
「ような」を使うのであれば、「氷のような鋭い痛み」という具合で「氷のような」よりも「鋭い痛み」のほうに文章の注目を集めたほうが良いと思う。
更にお節介だけど、「様」は「サマ」とも読めてしまうし、漢字を開いて「ような」と書いたほうが良いと思う。
カテゴリー : 文章・描写 スレッド: 情景描写、表現について