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ふわーさんの返信一覧。最新の投稿順10ページ目

元記事:学園物の主人公を平凡、凡人にしたくないの返信

みんなが思う平凡ってだいたいリア充を指すよね~(笑)

両親が離婚していて、金がないから高校中退して働こうか?とかマジで考えているやつは凡人にはなれない。
知的障害の身内がいて5時にはお迎えに行かなきゃいけないから部活にも参加できないやつは凡人にはなれない。
家族が事件に巻き込まれて死んでいるやつは凡人にはなれない。
身内がw介護で、投げつけられた糞便のにおいが染みついちゃっているやつは凡人にはなれない。
援助交際でもしないと明日のご飯が食べれない人間は凡人にはなれない。
身内に性的虐待うけているようなやつは凡人にはなれない。
ひもじすぎて乞食したり万引きしちゃうようなやつは凡人にはなれない。
毒親に支配されて学校すら行かせてもらえないやつは凡人にはなれない。
親の事業が破産して自殺されちゃったやつは凡人にはなれない。
身内に刑事事件の加害者がいるやつは凡人にはなれない。

自分がどれだけ恵まれているかを知らない人間を妬(ねた)むとか無いの。ただ普通子たちの日常は、テレビやアニメの世界の住人くらい自分の現実とかけ離れた存在なんだって納得だけ。

自分の前には液晶画面みたいなものがあって、彼らの様な世界に行くことはたぶん一生ないんだ。って感じ

・・・・・・まぁ、いざ自由になっても、凡人ならだれでも当たり前に経験している経験が全くないから『普通』がまったく分からず、凡人以下の『異常な人間』として腫れ物扱いされるのに疲れて元の生活に逃げこんでしまうんですけどねー!!

上記の回答(学園物の主人公を平凡、凡人にしたくないの返信の返信)

スレ主 ふわー : 0 投稿日時:

返信ありがとうございます。
何かしら普通じゃない体験をしたら考え方が普通じゃなくなるからその時点で平凡ではない。
私が凡人主人公で嫌なのは、頭が悪くて成績が悪いことと、運動が並なことと、喧嘩が弱いことなんですよね。主人公の情けない姿は見たくないのです。

カテゴリー : キャラクター スレッド: 学園物の主人公を平凡、凡人にしたくない

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元記事:学園物の主人公を平凡、凡人にしたくないの返信

 オミクロンです。参考になればと思い、私見を述べさせていただきます。

 まず真に平凡な存在は、そもそも主人公になりえません。「平凡」を突き詰めると、語る価値のないモブに成り下がります。なので平凡な主人公は存在しません。

 金村様が述べている通り、「取り柄はいざというときの起点と発想だけ」という時点で平凡ではないのです。それだけで立派な個性です。

 また個性がありすぎる友人に囲まれる。という設定でも、アクが強すぎる中での唯一の常識人というスタンスを獲得します。周囲の環境が特殊な中での平凡も、逆に際立つという特徴を手にします。故に逆説的に、主人公である時点で平凡ではなくなるのです。

 もし仮に、本当に「平凡」な存在だけで物語を作成するとなると、ヤマなしオチなし意味なしの最悪三拍子が揃ったものが出来上がると思います。日常系漫画にすらなれないのです。

 ただ確かに、自称「平凡」主人公が飽和しているのは事実だと感じます。ですがこれは読者が投影しやすいようにする工夫だと思います。いわゆる投影型主人公、主人公イコール読者の形式ですね。

 ですが逆に、劇場型主人公というのもあります。これは読者は観客というスタンスです。オペラや劇場、漫画といったタイプでしょうか。だから個性も何もマシマシで付けることができます。もし「平凡」主人公を嫌うのなら、劇場型で書いてみることをお勧めします。

 駄文失礼しました。

上記の回答(学園物の主人公を平凡、凡人にしたくないの返信の返信)

スレ主 ふわー : 1 投稿日時:

返信ありがとうございます。
主人公である時点で凡人ではないというのは目から鱗です。
自己投影は物語の基本ですね。共感も大事ですが「こんな強くてカッコいい主人公いいな」と感じたいと私は思います。
私が一番嫌なのは主人公が弱かったり情けなかったりすることなんですよね。
劇場型というのは地の文が三人称とか神の視点で描くということでしょうか?

カテゴリー : キャラクター スレッド: 学園物の主人公を平凡、凡人にしたくない

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元記事:どうすれば好かれるチート主人公になれるのかの返信

>どうすれば好かれるチート主人公になれるのでしょうか。
チートが好きな人に対して書けば良いです。
「それが嫌いだという人」を意識する必要はありません。
たぶんネットなんかで叩かれてるのを見て「好かれるチートを」と思ったのだろうと思うのだけど、「チートものを読んでチート主人公が嫌いだと言う」この事実のおかしさがわかりませんか。
別の言い方をすれば「ホラーを読んでホラーは嫌いだと言う」これおかしいでしょ。じゃあ何で読んだって話じゃないの。

これの意味する所は「チート主人公が嫌いな人は無視しろ」と短絡的なことを言ってるわけではなくて、「そんな中途半端なチートものを書いたら「チートもの」の良さを潰した作品にしかならない」ってことです。
「ホラーが苦手な人のためにコメディを混ぜた本格ホラーを作りたい」って言って、これがホラーものとして成功すると思わないでしょ。
色物としてはウケるかもしれないけど。
むしろ「チート嫌い」にもっと嫌われるような作品を書いてみましょう。

上記の回答(どうすれば好かれるチート主人公になれるのかの返信の返信)

スレ主 ふわー : 1 投稿日時:

とても貴重なご意見をありがとうございます。

カテゴリー : キャラクター スレッド: どうすれば好かれるチート主人公になれるのか

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元記事:どうすれば好かれるチート主人公になれるのかの返信

嫌いな人に阿(おもね)らない事

料理でいうと干しブドウ嫌いだから、レーズン抜きのラムレーズンアイスを作ってとか、シナモンが嫌いだからシナモン・パイにシナモン入れるなって事。

嫌いな人に合わせてはいけない。好きな人に合わせなきゃ。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
あとは妥協案を入れるとかかな?嫌いな人に「なんで無双もの嫌いなの?」って訊いた上で要素を付加する感じ。

ーーーーーーーーーーーーーーーーー
ちな私がチート物を嫌いな理由は「基地外に刃物どころかマシンガン持たせんな、迷惑すぎる」と思ってしまうからです。

えぐい殺傷能力を手に入れた幼児がキャッキャしながら生き物の生殺与奪を握る万能感に酔うシチュが嫌い。そういうの読んで感化(かんか)された馬鹿が、似たようなノリを小説外でまで振り回すのが嫌いだし迷惑。

・・・・要はそんなチート野郎とか躁鬱が極端なメンタルヘルサーに迷惑をかけられた経験があり、小説の彼らをみて実物を思い出してしまいウンザリするからです。

相応に地獄の特訓を受けて強くなった背景持ち(師匠に頭が上がらない)や、必要に応じて敬語を使える子(普段敬語なのに「貴様なんぞに使う敬意は持ち合わせてねーんだよ!!」系、好き)、失敗を経験し、時には人の意見を聞けるキャラ。失敗して動揺しても、極端な八つ当たりをしない子なんかの無双ものは読んでます。

上記の回答(どうすれば好かれるチート主人公になれるのかの返信の返信)

スレ主 ふわー : 0 投稿日時:

とても参考になりました。
ありがとうございます。

カテゴリー : キャラクター スレッド: どうすれば好かれるチート主人公になれるのか

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元記事:どうすれば好かれるチート主人公になれるのかの返信

嫌いな理由をよく考えて、そこをクリアした作品を作ることかな。
例えばだけど、わたしはチート自体は嫌いではないけれど、それで調子に乗り過ぎてる主人公は嫌ですが(たまにドヤ顔決めたくなるのは許す)。

……というか「チート」という言葉自体、なろう小説あたり(オンラインゲームの普及あたり?)から出たものだけど、本来漫画の主人公とかって昔からチートばっかりなんですぜ。ジャンプ系とか特に。
ただ、絵的に映えるから気にせず許されるとか、相手も相応にチートだから気にならないだけとかで。

でも、だからといって「それに見合った敵を」とかやっていくとパワーインフレになるんですよ。不自然なまでの。

荒木飛呂彦氏は、ファンから「もっと強い敵を出してほしい」という要望に「本当に強い人は、悪いことはしないと思う」と返しています。

与えられたチート能力に対して、その持ち主がどうそれをとらえているのか。
ここで善人ぶりすぎても「あざとい」感じになったりもするし、まずは自分が長期にわたり付き合うのに納得できるキャラを考えてみてはどうかな。

上記の回答(どうすれば好かれるチート主人公になれるのかの返信の返信)

スレ主 ふわー : 0 投稿日時:

ありがとうございます。
今後の参考にします。

カテゴリー : キャラクター スレッド: どうすれば好かれるチート主人公になれるのか

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元記事:主人公が得た力を無意味にしたくないです

バトル系の作品で、主人公は物語を進めるうちに強くなります。
強くなる形は新しい能力が主流です。
スピード特化の能力、パワー特化の能力を手にすることで色んな敵に対抗できます。

そして、そういった主人公はすべての能力を併せ持つ最強フォームというものを手に入れます。
スピードもパワーも今までの形態を凌駕する最強の力です。

この力を手にしたら、以前の形態になる必要はなく、それらはお払い箱になります。

仮面ライダーではそういうことが多いです。

最強の力を手に入れても、以前の力を使うのに納得のいく理由を付ける方法はあるのでしょうか。

すぐに思いついたのが、最強フォームは負担が大きいというものです。

他にもなにかあればご意見をお聞かせください。お願いします。

上記の回答(主人公が得た力を無意味にしたくないですの返信)

投稿者 にわとり : 0

 そんな、"伝説の聖剣を手に入れるとひのきの棒の用途がなくなってしまうのが勿体ないです"みたいなこと言われても、ひのきの棒に執着し過ぎなんじゃないかとしか……。
 そんな状況であえてひのきの棒を使わなければいけない状況があるとするならば、
1.伝説の聖剣は厳密にはひのきの棒の上位互換ではない。
2.伝説の聖剣が何らかの理由で使用不可能になっている。
 このどちらかですね。2.伝説の剣とひのきの棒を選べる状況で、1.伝説の剣のほうが使い勝手がよかったら伝説の剣を使う以外の選択肢はありえないので。

 1.の具体例としてはまず、あなたが挙げた『最強フォームは負担が大きい』がありますね。つまり最強フォームのほうが通常フォームに比べてコスパで劣るということですよね。他にも、時間制限があるとか扱いが難しいとか攻撃は強いけど防御が弱いとかいくらでもバリエーションが考えられます。ようするに、勝負の切り札になりうるから最強と呼ばれているけど実質的には最強でもなんでもなくて適切な場面で適切に活用しないと普通に弱い、みたいなやつ。
 あるいは物語の展開次第では、敵の最強フォーム対策が完成していて、意表をついて通常フォームをつかっていくしか活路がないとか。これも特定の敵に対しては通常フォームが有効という意味で、最強フォームが常に上位互換ではなかった、というパターンですね。

 2.はたとえば今後もっと重要な局面で使うために最強フォームを温存しておかなければならないとか、最強フォームを別の仲間に貸していて自分は使えないとか、最強フォームをなんらかの別用途で現在使用中なので余裕がないとか、故障なり敵の攻撃の影響なりコンディションの問題なりで最強フォームが単純に発動できないとかが考えられます。これもまあ展開次第でしょう。

 どっちかっていうと質問を読んで気になったのが、
>強くなる形は新しい能力が主流です。
 これ、どうなんですかね。表面的にみていかばたしかにそういう物語は多いのだけれど、そういう単純な理解でいいのかな……。杞憂ならばいいのだけれど、主人公の成長物語を"能力を手に入れる物語"と読み替えているんだとしたら気をつけたほうがいいと思う。大半の読者が求めているのは多分それじゃないと思うから。
 余計なことを書いたかもしれない。気に触ったのならば申し訳ない。

カテゴリー : キャラクター スレッド: 主人公が得た力を無意味にしたくないです

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投稿日時:

元記事:コンセプトの上で読者を裏切る方法はあるか?

https://www.raitonoveru.jp/cms2/2019/11/23/46127/
「コンセプトを変えるな」という記事ですが、こういう場合はどう進めたらよいのでしょうか?

「立身出世のために、さらわれた姫君を助けようとしている」主人公だと読者に思わせておいて、「さらった方の女ボスが実は魅力的な女性だということが分かって、そちらに心惹かれてしまう」展開で、読者を引き付けておくには何が必要でしょうか?
「故郷には、姫君の帰りを待つ国民と、貧しい暮らしを送る幼い兄弟がいる。さあ、どうする?」というという選択を主人公に迫るのはひとつの手かとは思いますが。

いくらプロットができていても、「こういう展開だ」と思い込んでいた読者が離れていっては何にもなりませんので。

上記の回答(コンセプトの上で読者を裏切る方法はあるか?の返信)

投稿者 かにさん : 0

シンプルに考えて「立身出世のために姫を助けようとしている」という状態が失われてさえいなければ許容されるのでは。(シーン上、おそらく姫と女ボスとの間で葛藤することになるでしょう)

そもそも「コンセプト(概念)とはなんぞや?」というので、前提知識として下記サイトが分かりやすかったので参照をば。

◼️概念の構造
http://amigo.hum.fukuoka-u.ac.jp/koga/index.php?language/concept

私の解釈ですが、「なぜコンセプトが変わってはいけないか?」の答えは、おそらく「読者は、最初に提示されたコンセプトを前提にして、作品の各要素(ストーリー、世界観、設定など)の整合性を判定する認知の枠組みを作る」から。その枠組みを変えることは、読者にとって無意識的に負担がかかる。作品は変わっても読者の枠組みが変わらなかったら、読者はよく分からなくなったと感じて去ってゆく。

この辺は数学に置き換えると理解しやすくて。例えば、偶数のコンセプト(概念)は「2で割りきれる整数」。なので「この数字は偶数である」と主張したなら、それが1や3であってはならない。なぜなら矛盾するから。

同じように「この作品は『姫様を助ける作品』です」と、読者に対して作品全体のコンセプトとして提示してしまったなら、最低限建前上はそれは守るべき。

逆に、コンセプトの修正を企てるなら、読者が方向転換に納得できるだけの充分な根拠があればよいかと。その作品でしたら、充分な葛藤と充分な動機づけがなされていたなら、読者離反のリスクはある程度に抑えられるのではないかと思いました。

カテゴリー : ストーリー スレッド: コンセプトの上で読者を裏切る方法はあるか?

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投稿日時:

元記事:『勧善懲悪』について…

先程に続いて、『勧善懲悪』においてのストーリーのテーマについての質問を投下させていただきます。

この形のストーリーに用いるテーマって何だろうかと疑問に思い、調べたのですが、『勧善懲悪』がテーマというような書き込みを見つけました。

え?『勧善懲悪』がテーマなんですか?

この形式のストーリーの流れは、「主人公が悪事を行った敵を蹴散らす。」という単純なものです。

これがテーマになるんですか??

テーマって伝えたいことですよね?【悪いことはいけないよ。】ってのがテーマですか?テーマ弱くないですか?

などと、色々と自分なりに考えていたわけですよ。
今回の質問は、
『「勧善懲悪」のテーマとは何か』。
また、『「勧善懲悪」は、テーマなのか?』
というものです。

しょうもない内容ですが、お付きあいいただけるとありがたいです。

上記の回答(『勧善懲悪』について…の返信)

投稿者 サタン : 1

「テーマ」というのは抽象的で、言ってることは同じでも解釈が人によって微妙に違うって事がすごいあると思う。
簡単に言えば「その物語で表現したいこと」がテーマと言えるので、テーマは大事、というのは間違ってないしその通りなんですが……
逆説的ですが、「その物語で言いたいことがある」なら、わざわざテーマを設定する必要はなくない?

ええっと、普通の会話で、ないしこうした質問をする場で、自分の考えや悩みを伝えるため言葉を紡いでいって文章を書きますよね。
そこには文章を書いた人の「この文で言いたいこと」が隠されてるわけですが、書いた人はいちいち「テーマを決めて書き込んでいる」のでしょうか?
いやさ、例えばこの書き込みでは「勧善懲悪のテーマについて」という主旨が見えるから、読者としては「この文章にはテーマがある」と読み取れますが、かつどんさんはテーマを設定したうえで書いたんでしょうか?
たぶん、違いますよね。疑問があってそれを文にしただけですよね。
「テーマ」を読み取ったのは「読者」であって、作者がテーマを書いたわけじゃないんですよね。

ここで重要になってくるのは、その物語で「言いたいこと」は何かってこと。
これがテーマなんだけど、テーマと考えるからややっこしくなると思う。
例えば、「勇者が魔王を倒す話」で言いたいことは何か? そりゃ当然「勇者が魔王を倒す」って事でしょ? だってそういう話なんだもの。「勇者が魔王を倒す」という話を書くんだからさ。
その過程で仲間との絆を書いたりってのはあるけど、そりゃ「仲間との絆の話」というサブエピソードの主旨でしょう。
「勇者が魔王を倒す話」で大事なのは「勇者が魔王を倒す」って事だけ。それが成立すれば物語は成立してる。
その中のサブエピソードにどんな方向性の主旨を持たせるかで全体の印象も変わってくるけど、大枠でそんな細かいことまで決めたってしょうがない。
ここで考えるのは「勇者が魔王を倒す」ということだけ。それがメインの主旨。だから、テーマとカッコイイ言葉で表現するのは難しいけど、これが「書きたいこと」であって、そこから何を読み取るかは読者が勝手に読み取ればいいだけ。
もちろん、絶望的なストーリーにしたいって場合はサブエピソードに「仲間が死んでく話」などを置いて全体的な印象の方向性を誘導してやることで、読者に「絶望的な」という印象を与えなど、ある程度作者が舵を切ることもできる。

こうやって「テーマ」というものを「作品の印象」って考えると、印象なんてのは読者が勝手に感じ取るものでしょ?
初心者が間違いやすい「テーマ」は、この「読者が感じ取る印象」をテーマと思ってるって事があるってことです。
作者としては、「テーマ」ってのは「お題小説」の「お題」と似たようなもんです。
その作品で「言いたいこと」がハッキリしてりゃ、別にそれほど重要なものでもありません。
繰り返すけども、テーマは「言いたいこと」から読者が勝手に読み取るものだからね。

じゃあ、その作品(これから自分が書く小説)で「言いたいこと」って何だろう。と疑問に思うことでしょう。
これは、その物語を一行で表現してみてくれれば、それが言いたいことと言えます。
「勇者が魔王を倒す話」とか、「主人公がヒロインに恋をする」とか。
ポイントは、主語と述語だけの単文で表現すると良いです。
一文の主語は文章の主役なので、「勇者」という主語が主人公であるとわかります。
一文の述語は文章の内容なので、「(魔王を)倒す」という述部がその物語の内容であるとわかります。
すると内容を考えれば「魔王をどうやって倒すか」という事になり、この過程が読者を楽しませる要素で物語の売りになります。
そこで物語に、読者へ印象付けたいイメージ(絆や絶望など)があれば、過程の部分に「絆を感じるエピソード」や「絶望的なエピソード」といったサブプロットを入れてやりゃいいわけです。
ここまで考えて、イメージと違うなら最初の一文が間違ってる可能性があるので、最初から練り直し。
例えば「勇者が魔王を倒そうとする話」とちょっと変えるだけでも、「倒そうとする」ってことは「倒すことが主旨ではない」となるので、ちょっとのズレが完成品では大きく変化したりします。

だいぶ話が脱線してしまったけども、個人的には、「読者の印象」としてのテーマは考える必要ないと思う。
そんなの、読者が勝手に読み取るものだし、作者からアピールするとあざといって事も多い。
考えるならサブエピソードの方向性として意識する程度だと思う。
でも、それにしても、主旨である「勇者が魔王を倒す話」にあるイメージを崩さないよう考えれば、ガラッとテーマが変わることはないし、ベターな選択はすぐ理解できるんじゃなかろうか。

また、そうではなく「作品の主旨」を指してテーマと呼ぶ場合は、単純に作品を一文で表現してみりゃ、それが作品を凝縮した言葉なので、それ以外に主旨と呼べるものは無いだろうと思う。
……というか、「一文」の時点で書きたいことが入ってる一文のハズだから、テーマはその中に既にあるハズ。
「勇者が魔王を倒す話」と「勇者が魔王に負ける話」ではこの文にあるテーマは既に違っているでしょ。
テーマというかそのイメージを大事にすりゃいいわけで、ことさらテーマを意識する事はないと思う。

ただ、まあ、これも人それぞれの創作論でしょう。
例えば、物語が込み入ってくると何かしら「理由」や「原因」など展開の説得力を高めるための要素が出てきます。
その理由を考える方向性として「テーマ」を利用するのはアリだと思うし、何かあればテーマと同じ方向性で物事を考えていくことで答えを出す、というのもあると思う。
そうした創作論を持ってる場合、テーマは常に思考のキーとなるので、最初に考えるべき最も重要な事柄でしょう。
私の場合は、「一文」から見えるイメージでそれを代用しているので困ることはありませんが、人それぞれ。という事になります。

別スレッドの話になるけど、キャラクターなどは、この「主旨の一文」が成立するキャラクターなら何でも良いので、やはりココから考えます。
「勇者が魔王を倒す話」なら、魔王は倒されるべきキャラクターでなければ成立しないでしょ。
魔王は実は善人などギャップを考え遠回りをすると面白い設定になるけど、該当スレで書いた通り、今は完結が目的なので、そうした事は考えないほうが良いと思う。

カテゴリー : その他 スレッド: 『勧善懲悪』について…

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