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コンセプトの上で読者を裏切る方法はあるか? (No: 1)

スレ主 兵藤晴佳 投稿日時:

https://www.raitonoveru.jp/cms2/2019/11/23/46127/
「コンセプトを変えるな」という記事ですが、こういう場合はどう進めたらよいのでしょうか?

「立身出世のために、さらわれた姫君を助けようとしている」主人公だと読者に思わせておいて、「さらった方の女ボスが実は魅力的な女性だということが分かって、そちらに心惹かれてしまう」展開で、読者を引き付けておくには何が必要でしょうか?
「故郷には、姫君の帰りを待つ国民と、貧しい暮らしを送る幼い兄弟がいる。さあ、どうする?」というという選択を主人公に迫るのはひとつの手かとは思いますが。

いくらプロットができていても、「こういう展開だ」と思い込んでいた読者が離れていっては何にもなりませんので。

カテゴリー: ストーリー

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コンセプトの上で読者を裏切る方法はあるか?の返信の返信 (No: 3)

スレ主 兵藤晴佳 : 0 No: 2の返信

投稿日時:

コメントありがとうございます。
この展開だと、たぶん、女ボスを魅力的に描かなければならないところでしょう。
木下順二『絵姿女房』では、逆転の策を与えて夫を待つ女房は、自分をさらったダメ人間の殿様のほうを好きになってしまいますが。

コンセプト違反の本質は作者の勘違い (No: 4)

投稿者 あまくさ : 1 No: 3の返信

投稿日時:

>「立身出世のために、さらわれた姫君を助けようとしている」

この設定で主人公がすんなり姫君を助けてハッピーエンドだと言われたら、むしろモヤっとしませんか?
言うまでもなく「立身出世のため」というところが不純な目的というイメージを与えるからです。つまりここにはすでに「この物語は単純に姫君を助ける物語ではない」というフラグが立っているのです。言葉を変えると、「姫君を助ける」はダミーのコンセプト、「何か別の結末が用意されている」が真のコンセプト、隠された本筋と言えます。

で、具体的に物語をどう組み立てればよいか、ですが。

一例として、姫君はあくまで「美しく心正しく清純なキャラ」にして大丈夫です。むしろその方がよいでしょう。前半では「この姫君を絶対に助けなければいけない」と読者に思わせる方が効果的です。

ただし。

清く正しい美少女なら読者が心から魅かれるかというと、必ずしもそうは言えません。そこがミソです。

女ボスもまた、あくまで悪女でいいです。ただし、有名な「猫にエサをやる不良」パターンなどを応用して清く正しい姫君より読者が魅かれるキャラに仕立てることは可能。そこが作者の腕の見せ所になります。

以上のような図式を作ることに成功すれば、「予想は裏切り、期待は裏切らない」が実現すると思いませんか?

なお、清く正しいお姫様の方も最終的に不幸にしたらダメですよ。別の優等生的男性キャラでも用意しておいて、くっつけてあげればいいです。

こういう設定は真の本筋と表向きの本筋が入り組んでいるので、作者自身が何を目指すべきか見失ってしまいがちなんですね。それゆえ見当違いの部分を強調してしまうということが、コンセプト違反の本質です。

追記 (No: 5)

投稿者 あまくさ : 0 No: 4の返信

投稿日時:

この設定で目指すべきなのは。
読者には、姫君を「尊重する」気持ちを持たせます。だから最終的に彼女を不幸にしたらダメなんですね。
一方、女ボスは不幸にしてもかまわないのですが、「愛おしい」という気持ちを持たせるべきです。そして主人公が女ボスに想いをいだいていることを感じさせて余韻を残します。
ここさえはずさなければ、ハッピーエンドでもバッドエンドでもどちらも有りだと思います。

もちろん単に姫君を嫌われるキャラにする手もあります (No: 8)

投稿者 あまくさ : 0 No: 7の返信

投稿日時:

その作品は知らないので分かりませんが。
サタンさんの仰るように単に姫君を嫌われるキャラにする手もあります。
ただ、その場合、読者に他の何に期待させるかは考慮する必要があります。恋愛以外の何かでもいいのですが、仮にそれが無い場合は女ボスの魅力を早い段階でアピールするしか選択肢がなくなります。それはそれでありでしょうが、要はポイントの置きどころを間違えずに見定めることが大切。

主人公が出世のために姫君を助けようとする。この設定は姫君の属性ではなく、主人公の目的の方を貶めているんですね。それゆえ、むしろ姫君そのものは魅力的にしてしまってよいのです。目的に違和感を持たせることによって、姫君が魅力的にもかかわらず、主人公が彼女と結ばれることを読者が期待しないという凝った心理操作が可能となっています。しかしテンプレとして姫君が魅力的なら当然主人公と結ばれるのだろうと予想させやすいので、単に姫君を悪印象にするよりも彼女をダミーとして使いやすい設定になっています。これを利用しない手はないなと。

いずれにしても、読者に何に期待させたいかによって、ストーリーのどこを強調し、どこは強調したらダメなのかがかなり違ってきます。そこの見極めが大切という話です。

コンセプトの上で読者を裏切る方法はあるか?の返信 (No: 6)

投稿者 サタン : 1 No: 1の返信

投稿日時:

単純に、コンセプトを変えなければいい。
それができれば苦労はないと思うかもしれませんが、至極簡単な話です。
「姫」をヒロインだと思わせないキャラにすれば良い。
外面だけは良いけどクソ女で、主人公はそれを知っている。「正直あんな姫は死んだらいいし、出世のためとはいえ危険を冒してまで助けにいくバカがどこにいるんだ」と思ってる。
そんな主人公が何らかの理由で助けに行かなきゃいけない展開になるので、その変化がまず面白味になる。
この構造は「弱虫の主人公が強敵に立ち向かうことになる」とか「弱小チームが強豪校に勝たないと廃部になる」とかってのと基本同じ。
「やりたい展開」があるなら、その逆張りをしたほうが盛り上がる。
そして、姫は読者的にも好ましくない性格、まあ例えばビッチなんてのが王道ですかね、として、すると読者は「そんなヒロインとの恋愛なんて望んでない」ので、そこで「姫をさらった女ボス」が出てくる。
読者はクソ女との展開を期待してないので、その期待をそのまま女ボスが背負う形。
これは物語上「お姫様を助ける話」だけど、その内容は「女ボスに惹かれる話」なので、クライマックスの「どちらを選択するか」という場面で盛り上がるわけです。

つまり、姫は物語上ヒロインのポジションにはいるけど基本的にはヒロインではなくて、最初から女ボスをヒロインとして扱い、これをコンセプトとして一貫すりゃいい話。

ちなみに姫を当て馬設定にしなくても、純ヒロインみたいなキャラにしても似たようなことはできる。
ようは「姫がヒロインであると思われなければ良い」だけなので、その最も簡単な手段が性格的に読者が好まないキャラにすること、というだけの話。
例えば、姫の婚約者を名乗る某国の王子をライバル役で出して、こいつをくっそ嫌なヤツとして前述した「クソ」なキャラを彼に演じてもらえば良い。

もうちょい言えば、「主人公と姫」の組み合わせを読者が望んでない形に設定すれば良く、「主人公と女ボス」の組み合わせを読者が望む形にすれば良い。
ところが物語的には「主人公が姫を助けに行く話」なので、物語的には望まれてない「主人公と姫」の方に強制力がある。
「姫を助けに行く話」なんだから「姫を助けました」とならないと話が終わらないためですね。
でも内容的キャラクター的には「主人公と女ボス」のほうが応援したい展開なので、さて主人公はどういう選択をしますかというシーンが注目されるわけですね。
女ボスを振ってクソ姫を助けるでもそれは物語になるし、クソ姫を捨てて女ボスの手を取っても良い。その場合「助けに行く話」じゃなく「寝返る話」になるけど。

コンセプトの上で読者を裏切る方法はあるか?の返信 (No: 9)

投稿者 手塚満 : 0 No: 1の返信

投稿日時:

仰る内容はコンセプトの崩れといったものではないと思います。以下、多少の説明を試みてみます。

1.コンセプトとは?

コンセプトって何だということになると思うんですが、最も短く言い換えればテーマでしょうか。物語の骨格ともいえます。

確かにテーマがぐらぐらしたりするのは、まずいかもしれません。しかし、当初は偽のテーマが提示されることもよくあるはずです。物語序盤で示されたラスボスが、実はそうではなく、身近にいた味方が実は黒幕だったとか、よくある話ではないかと思います。

2.お示しのプロット案では偽から真への転換がある

コンセプト、テーマがお示しの案で崩れているのかどうか、少し考えてみます。

01> 「立身出世のために、さらわれた姫君を助けようとしている」主人公

この時点で既に偽のテーマが示されているように思います。目的が分裂しているのです。欲しいのは立身出世、だけどミッションは姫君の救出。主人公が欲しいものとターゲットが不一致ですよね。

それでも、主人公が最初に欲しかったものが、そのまま欲しいいものとして維持されるのか。物語の変化としてお示しのものでは、そうではないようです。

02> 「さらった方の女ボスが実は魅力的な女性だということが分かって、そちらに心惹かれてしまう」

ピンポイントに主人公が欲しいものが出てきています。01だと欲しいものは立身出世ですけれど、富貴の身となって何がしたいのかははっきりしません。女ボスだったら、実際に接触もするし、敵意での衝突もあれば、共通点も見出したりもするでしょう。

欲しくなるか否か、欲しくなるとしたら何がきっかけで、どう進展するのか。それらが具体的にドラマで描けるわけです。漠然とした立身出世や、手段として記号的な姫君とは段違いの迫力にできるはずです。

3.立身出世が偽のテーマとなるには

もし富貴が主人公にとって魅力的なものであるとするには、例えば富貴なキャラが出て来て、主人公(ひいては感情移入した読者)が羨ましいと思うほどの描写が必要になってきます。そうしないなら、主人公の立身出世は印象としてからっぱになります。

ですので、立身出世より女ボスが主人公の望むものになるのであれば、立身出世を詳しく描かず、概念的なものに留めておけばいいんです。手段となる姫君も同様です。詳しく描かず、単に手段として誰かから(たぶん王から)提示されるだけにしておけばいい。

それで、偽のテーマから真のテーマへの転換とできます。主人公が自分の望みの変化を通して、己が真実を見出すわけですね。それがコンセプト、テーマであっても何らおかしくはないし、揺らいだことにもなりません。

4.もう一度ひねることも可能

さらに申せば、

03:主人公が女ボスに惹かれたため、姫君は依然捕らわれたまま。その不遇な状況を偶然見かけた主人公は翻意し、救出を決意する。

と、さらにひっくり返しても問題ないはずです。01~02では主人公の欲望に従った真理の追究ですが、他人の喜びが我が喜びといった正義に目覚めてもいい(マズローの欲求段階説などが参考になるかもしれません)。

コンセプト、テーマはそれでも揺らいでいないようにできます。主人公が高次の目的を発見し、追及していくわけですので、きちんと成長物語になります。

5.タイトルだけはラストを見通すべき

もし問題が起こるとすれば、例えばタイトルです。タイトルは「物語を締めくくった後に書き込んでしっくり来るもの」であったりします。タイトルだけは、物語を確実に最後まで構想するか、実際に書き上げてから決めるとよいと思います。

6.ラストまで構想してあればコンセプトは崩れていない

いずれにしても、プロットとしては最後まで構想できているなら、「こういう展開だ」と思い込んだ読者の離脱を恐れるべきではありません。原案者でもない読者の求めに応じて書いているわけではないはずです。

物語にはどんでん返しが効果的に、頻繁に使われるのですから、「こういう展開だ」を上回る予想外さえ作れれば、むしろついてくる読者のほうが多いはずです(例えば、「そう来るのか!」という快感)。2で申し上げたように、お示しのものは既にそういうものが(案としてですが)盛り込まれているようです。

コンセプトが揺らいだら失敗というのは、そもそも最初からきちんと構想していない、出だしから行き当たりばったりのケースにしか当てはまらないと思います。リンク先でも「いつの間にか別の恋人が」と言っているわけで、意識しない話の捻じれが生じた場合の注意と考えておくべきだと思います。

コンセプトの上で読者を裏切る方法はあるか?の返信 (No: 10)

投稿者 読むせん : 0 No: 1の返信

投稿日時:

「立身出世のために、さらわれた姫君を助けようとしている」主人公だと読者に思わせておいて、「さらった方の女ボスが実は魅力的な女性だということが分かって、そちらに心惹かれてしまう」というのはコンセプトではなく【ギミック】では?

そもそも立身出世のために、さらわれた姫君を助けようとしている
→姫の救助で、せこい国のコネクション作るよりも、女魔王と世界を半分この方が魅力的じゃね?とか思っちゃう。

出世的には姫より女ボスの伴侶ポジねらった方がいいのでは?
=============
コンセプトだと・・・たとえば「権力より愛を選ぶ」とか「両方求めて両方失う」とか「本当に大切なものは?」とかになるのでは?

何を目指すかを見失わなければよいのでは? (No: 11)

投稿者 あまくさ : 0 No: 1の返信

投稿日時:

個人的に関心のある議題なので、しつこいようですがもう少しお邪魔します。自分の頭を整理するためでもあるので、そちらから何かなければ返信は不要です。

示された設定のポイントの一つは「立身出世のために」という部分だと感じます。主人公の序盤~中盤の動機として大いにありだと思いますが、浅ましいという印象を読者に与えるのはまずいでしょう(硬派な社会派ストーリーなら別ですが)。
で、そこを救う手段はいろいろあるでしょうが、一例として主人公を没落した名家の子弟にするという設定などが考えられるかと。
主人公の父は人格高潔な貴族だったのですが、陥れられ、汚名のうちに窮死したとします。これならば主人公が父の無念をはらし、家名を再興するために出世することにこだわったとしても、読者の理解は得られると思います。序盤~中盤の主導動機としても十分かと。
ここをベースにして彼の心の成長要素を重視するならば、心を閉ざした主人公がヒロインへの愛に目覚めることによって次第に変化していくといった流れが想定できます。

この場合、姫君と女ボスがヒロインとして競合したとしても大丈夫じゃないかと思うんですよ。
読者の期待感は主人公がどちらのヒロインを選択するかよりも、どちらか(または両方)への愛によって成長することそのものに向かうと思うからです。

作品のコンセプトというのは以上のような設計方針のことだと思うんですね。

最初のリンク先の説でも、特定のヒロイン=コンセプトとは説いていないのではないでしょうか? あの例はメイン・ヒロイン一筋という設計方針がコンセプトなのであって、そこを見失うような浮気はまずいんじゃないか。
そういう話だと思います。

ポイントを整理します (No: 15)

投稿者 あまくさ : 0 No: 11の返信

投稿日時:

>読者を引き付けておくには何が必要でしょうか? ……(1)

>「こういう展開だ」と思い込んでいた読者が離れていっては何にもなりませんので。 ……(2)

ここまで、どちらかと言うと(2)にポイントをおいて意見を述べていましたが、(1)に答えるのを忘れていたので整理してみます。

示された設定には主人公の目的対象として、

・立身出世

・姫君の救出

・女ボス

の3つの要素があります。このうち立身出世と姫君はダミー、女ボスが隠された真の終着点。
ここまではいいですね?

で、(1)何が必要か? については、最も端的に言えば、

◎序盤のできるだけ早い段階に、読者に何らかの期待感をもたせる必要がある。

ということだと思います。
しかし、期待感の対象に姫君を使うのは要注意。主人公と姫君が結ばれることに読者が期待してしまうと、ラストで女ボスを選択することで「期待を裏切ってしまう」可能性があるからです。

ここも、スレを立てられた時点で、すでに懸念していらっしゃるところだろうと思います。

この点について(私が愚考する)回答は、

◎主人公が姫君の救出をミッションとして割り切っていることが読者に伝わればクリア。

になります。
この場合、姫君そのものは魅力的でもかまいません。
例としては、ルパン三世『カリオストロの城』。あの作品の救出対象のクラリスはたいへん人気の高い魅力的な美少女ですが、ラストでルパンと結ばれることは多くの視聴者が予想も期待もしないと思います。

次。

女ボスそのものを最初から期待の対象にするのはどうか?
一般論としては無くもないでしょうが、兵頭様の構想とは異なるのだと思います。質問の文面から、あくまで女ボスの魅力は隠された要素として伏せておきたいのだろうと推察します。そのためのダメーに姫君、立身出世を使いたいのですよね?

となると、残るは立身出世。

先の書き込みに、立身出世目的はイメージが悪いと書きましたが、それは恋愛重視の物語のテンプレとしてはという意味です。そういう物語の中では立身出世はマイナスの目的と位置付けられることが多いですよね。
その種の「物語の型」を安易に崩すと分かりにくくなってしまうので、「お約束」は基本的に重視するべきです。

この問題については、立身出世の動機に理由を持たせることによって一工夫した方がいいのではと思います。それについては、先の書き込みに一例を書きました。

まとめると、この構想で真の終着点が明かされるまでに読者を引き付けておくために必要なことは、

A)序盤で読者に何らかの期待感を与える。

B)姫君は目一杯魅力的でもかまわないが、ラストで主人公と結ばれることを読者に過度に期待させないように注意。(読者の予想は裏切れ。しかし期待は裏切るな)

C)Bのためには、主人公が姫君の救出をミッションと割り切っていると読者に理解させることが有効。

D)立身出世というもう一つの目的は、Cと相性がよさそう。

E)上記を意識した上で、ミッションそのものに大きな障害を作り、それを乗り越えていく主人公の活躍で中盤の物語を盛り上げればよい。

こんな感じではないかと愚考します。

コンセプトの上で読者を裏切る方法はあるか?の返信 (No: 12)

投稿者 t : 0 No: 1の返信

投稿日時:

リンク先の記事では「主人公が魔族にさらわれた恋人を助け出す」。
関係が、主人公の恋人と書いてあるので、冒険の途中で他の恋人ができてその子とハッピーエンドだとまずいわけです。

「立身出世のために、さらわれた姫君を助けようとしている」なら、さらわれた姫君が恋人であるとは書かれていません。さらわれた姫君を助けようとしているというだけで、姫君がどうなっていても、他の男とくっついていようが最悪生きてても死んでいてもいいわけです。立身出世していくかぎり物語は続きます。主人公が立身出世の途中で話が違った方向へ傾いていくと、コンセプトが崩れることになります。

例えば、
「立身出世のために、さらわれた姫君を助けようとしている。さらった方の女ボスが実は魅力的な女性だということが分かって、そちらに心惹かれてしまう。”が、立身出世を選んでいく”」と考えると分かりやすくなります。
ここでは立身出世を選ぶだけの理由を、ヒロインの魅力と釣り合う量(2~4倍)の立身出世しなければならない理由を用意できればいいかもしれません。

問題は、女ボスです。
ボスなので普通に考えればボスとまともに会話できるのは中盤以降ですが、中盤以降で実は魅力的な女性と分かっても読者は理解はできてもしっくりきません。普通に考えれば、序盤→中盤で主人公の隣で活躍し続けたヒロインの方が一番可愛いからです。
もし主人公が魅力的な女ボスに心惹かれてしまうのであれば。女ボスはラスボスではなくただの強い手下としてセオリー通り初手でだすや、序盤のうちに女ボスやさらわれた姫君が出揃うといった。ヒロインをだす順番に注意しながら(物語に登場しステージに立っている時間の長さ)、を考慮にいれて物語の出力を調整していく必要があります。

コンセプトの上で読者を裏切る方法はあるか?の返信 (No: 13)

投稿者 アンデッド : 0 No: 1の返信

投稿日時:

伏線を上手く張れば大丈夫かと思います。

「立身出世のために、さらわれた姫君を助けようとしている」←結論をミスリードさせるための布石

「さらった方の女ボスが実は魅力的な女性だということが分かって、そちらに心惹かれてしまう」←結論

この結論と布石の間に伏線を置く感じです。
伏線は女ボスに心を惹かれてしまうという結論を直接ではなく匂わすというようなものを。
例えば女ボスとは知らず前々からの知り合いで交流してたとか。
女ボスが町娘として潜入してて知り合ってたとか浮かびますね。

コンセプトの上で読者を裏切る方法はあるか?の返信 (No: 14)

投稿者 のん : 0 No: 1の返信

投稿日時:

 こんばんは。コメディ寄りでしたら「立身出世のため姫を」というのは前提条件として、それなのに「女ボスに心惹かれる」という葛藤が生まれたところから書き出すと、展開させやすいですよ。

 『読者様に「立身出世のため姫を助ける話」と思っておいてもらう期間』が必要なら、急な展開はあまりしたくないと言うことでしょうか。

 上記の『期間』を沢山、それこそ物語の3分の2ほど使うなら、三幕構成が役に立つと思います。
 これで長編が最後まで書ける!三幕八場構成を学ぶhttps://monokaki.everystar.jp/howto/nonseries/2708/

 三幕構成で検索するとすぐに出る記事なのですがオススメです。
 上の記事に当てはめると、終盤手前で姫を救出、女ボスが窮地に、主人公は姫を助けた名誉よりも女ボスを選ぶ、女ボスの救出(作中最高難易度の試練)、クライマックス。
 という感じにもできます。

 3分の2も使わないよ、という場合。「姫を助ける話」というのを読者様に思い込ませてしまうと「あれ、違う?」と読者様が自分で気づくだけの時間的余裕が少ないので、どうしても裏切りになりやすいです。
 他の方々がおっしゃっているように、目的の価値を落として思い込ませない、もしくはただの前提にしてしまう、というのが良いでしょう。

例えば
 姫がさらわれた。褒美を目的に彼女を助けようとする人がたくさんいる。主人公はその一人。他の挑戦者を蹴落とすため画策しだす。女ボスの目にとまる。協力関係になる。

例えば
 姫がさらわれた。立身出世にはちょうどいい。しかし旅に出てみれば名をあげれそうな出来事は他にもたくさんある。あっちへこっちへでイベント多発。結局姫を救いに行くことに。女ボスと接触しまた揺さぶられる。

例えば
 姫がさらわれた。何やかんやのすえ姫のもとへ。しかし帰還拒否。バッドエンド。女ボスと接触。別の流れへ。

 全て一幕です。流れを変えるまで時間をかけないのであれば、その間は女ボスに触れないでおいて姫の話を先に終わらせるのもありですね。

コンセプトの上で読者を裏切る方法はあるか?の返信 (No: 16)

投稿者 ふじたにかなめ : 0 No: 1の返信

投稿日時:

「さらった方の女ボスに心惹かれてしまう」という主人公と女ボスの関係性の物語なら、話の趣旨(コンセプト)を伝えるために、私なら二人が出会うシーンを真っ先に描くと思います。その後に、なぜ二人が出会ったのか理由を伝えていきます。

あと、「故郷には、姫君の帰りを待つ国民と、貧しい暮らしを送る幼い兄弟がいる。さあ、どうする?」という設定も入れるなら、後味が悪くならず、かつご都合的にならないように、結末に至るまでに工夫する必要があると思います。
例えば、姫様がとんでもない悪党だったとか(見捨てても自業自得)。
女ボスが実は前王族で、姫様一族は王位簒奪者で、ラストでどんでん返しとか。
女ボスの気遣いで、幼い兄弟も彼女に助けられるとか。
姫様が実は女ボスだったとか。
思いついた案を書いてみました。

あくまで個人の意見なので、合わなければ流してくださって構いません。
何かの参考になれば幸いです。

コンセプトの上で読者を裏切る方法はあるか?の返信の返信 (No: 18)

スレ主 兵藤晴佳 : 0 No: 16の返信

投稿日時:

お返事ありがとうございます。

私なら、出会ってから何度目かの戦闘シーンから始めるところです。
ラ研ではかつてお叱りを受けたやり方ですが、戦いながらの台詞のやりとりで、バックグラウンドが描けるんですよね。
女ボスを選んで姫君とは敵味方、無事に送り返して兄弟を連れ帰る。
10年後には巨大な反乱軍を築いて国を二分し、天下をうかがっているというところで幕切れにするのもいいかと思います。

コンセプトの上で読者を裏切る方法はあるか?の返信 (No: 17)

投稿者 かにさん : 0 No: 1の返信

投稿日時:

シンプルに考えて「立身出世のために姫を助けようとしている」という状態が失われてさえいなければ許容されるのでは。(シーン上、おそらく姫と女ボスとの間で葛藤することになるでしょう)

そもそも「コンセプト(概念)とはなんぞや?」というので、前提知識として下記サイトが分かりやすかったので参照をば。

◼️概念の構造
http://amigo.hum.fukuoka-u.ac.jp/koga/index.php?language/concept

私の解釈ですが、「なぜコンセプトが変わってはいけないか?」の答えは、おそらく「読者は、最初に提示されたコンセプトを前提にして、作品の各要素(ストーリー、世界観、設定など)の整合性を判定する認知の枠組みを作る」から。その枠組みを変えることは、読者にとって無意識的に負担がかかる。作品は変わっても読者の枠組みが変わらなかったら、読者はよく分からなくなったと感じて去ってゆく。

この辺は数学に置き換えると理解しやすくて。例えば、偶数のコンセプト(概念)は「2で割りきれる整数」。なので「この数字は偶数である」と主張したなら、それが1や3であってはならない。なぜなら矛盾するから。

同じように「この作品は『姫様を助ける作品』です」と、読者に対して作品全体のコンセプトとして提示してしまったなら、最低限建前上はそれは守るべき。

逆に、コンセプトの修正を企てるなら、読者が方向転換に納得できるだけの充分な根拠があればよいかと。その作品でしたら、充分な葛藤と充分な動機づけがなされていたなら、読者離反のリスクはある程度に抑えられるのではないかと思いました。

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「コンセプトを変えるな」という記事ですが、こういう場合はどう進めたらよいのでしょうか?

「立身出世のために、さらわれた姫君を助けようとしている」主人公だと読者に思わせておいて、「さらった方の女ボスが実は魅力的な女性だということが分かって、そちらに心惹かれてしまう」展開で、読者を引き付けておくには何が必要でしょうか?
「故郷には、姫君の帰りを待つ国民と、貧しい暮らしを送る幼い兄弟がいる。さあ、どうする?」というという選択を主人公に迫るのはひとつの手かとは思いますが。

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