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ハクロさんの返信一覧。得点の高い順2ページ目

元記事:主人公以外のうごきの返信

主人公に味方をする理由としては
・恩返し
・利害の一致
・母性本能
・損得勘定
・盲従
等、まあ探せばいくらでも出てくるでしょう。

キャラクターの性格設定から行動理念を割り出すのであれば、アンジェラ・アッカーマンの「性格類語辞典」(類語辞典シリーズ)が参考になるのではないでしょうか?

上記の回答(主人公以外のうごきの返信の返信)

スレ主 ハクロ : 0 投稿日時:

回答ありがとうございます。
内容じゃなくて理由になる台を考えてみてそこから深く見てみようと思います。
辞典の方初めて知りました!そういうものも活用して
もう少し考えてみます!

カテゴリー : やる気・動機・スランプ スレッド: 主人公以外のうごき

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キャラクターはできてるんですが・・・・・・

投稿者 藍川 回答数 : 6

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元記事:バランスの良い「なろう系」の主人公にしたい。

すいません、食文化の方に余計な書き込みをしてしまった結果、返ってとっ散らかってしまったので、改めて相談させて頂きます。

現在考えている、「異世界スローライフ系の主人公」の能力についてです。

主人公は、転生する時に一つだけ願いを叶えてもらいます。その時に、

「どんな物でも作る事が出来て、自分だけにしか使えなくて、絶対に痛んだり壊れたりしなくて、失くしたり盗まれたりして手元から離れても、任意で取り戻せる指輪」

を、もらいます。

なぜ指輪の形にしたのかと言うと、

「ただ思ったり願ったりするだけだと、自分の意志に反して即発動して力が暴発する可能性があるので、思いを込める象徴が欲しい。それに対して願う事で、改めて力が発動するという安全装置。それに、指輪だと大きさが手頃だから」

と、いう理由です。

ただし、制約として以下の条件を付けられます。

①無から有を生み出す事は出来ない(自然の法則に反する為)。
②生命(動物)の創造の禁止(生命を創造出来るのは神だけ)。
③何かを作る為には代わりの物を必要とし、作成にはSP(スキルポイント)を消費する(①に加えて、無限に力を使えない)。
④生命の自然な流れに手を加えてはならない。生き返らせたり、若返りや老化の禁止。

補足すると、

何も無い空間から物体をいきなり取り出す事は出来ない。何かを作るには別の何かを必要とし、SPを消費する事で物体を作成する。生産と言うよりは物体の変換を行う。
その際に、望む物と素になる物との価値や大きさによって、SPをより多く消費する。
例えるなら、拳程度の大きさの石を金にする場合と、同じ大きさの銀を金にする場合とでは、前者の方が消費SPが増える。
また、拳大の銀とソフトボールくらいの大きさの銀とでは、金にする時の消費SPが増える。

ただし、同じ大きさの物を変換した場合、最終的に同じ物を作る場合は消費SPは同じになる。

石→銅→銀→金と変換した時と、いきなり石→金と変換した場合、両者の合計SPは同じになる。

逆に、価値の低い物や、元の大きさより小くなる場合は、消費SPが軽減される。

例として、同じ大きさの金を鉄にしたり、大木を丸太にする時には、消費SPが少なくて済む。
ただし、材質が違う場合はこの限りでは無い。巨大な岩を指先くらいのダイヤモンドにする場合は、やはり消費SPが増える。
価値の違いに加え、物を小さく作る事は、物を大きく作る事と同じくらい労力が必要な為。

また、余りに大きな物は作る事が出来ない事がある。それと、複数の材質で出来た物は作れない場合がある。
同時に、複数の違う種類の物を作り出す事は出来ない場合があるし、つながった物の一部だけを変換する事も出来ない。

作成(変換)が可能な例
①腕時計や拳銃、機関銃、ロケットランチャーなどの火器(複雑さと大きさの限界。自分の身長を越える様な物は無理)。
②椅子や机などの家具(構造が複雑でも、ミシン程度は可能)。
③単一の物質同士の変換(鉄を銅に、銀を金にするなど)。
④荷車や馬車の荷台(大型だが構造が単純な為)。
⑤家を砂や紙に変える(家は巨大だが、変換する物が単一で価値が低いから)。
⑥液体の入った瓶など、中身を伴う容器(中が空の容器だけでも可能)。
⑦複数の混ざった物質を単一の物質に変化させる事(ただし、かごに入ったばらばらの果物を、かごごと変換する様な事は出来ない)。
⑧形を変えて変換する事()

作成(変換)不可能な例
①家(構成するパーツが複雑で、材質もそれぞれ違う為。そして大き過ぎる)。
②自動車(余りに構造が複雑な上に大型)。
③大砲などの重火器(②と同様)。
④建物の一部だけを変化させる事。なぜなら、家は全体がつながっているので、能力が全体へ及ぶ可能性がある(家の壁や柱だけを直したり、壁に穴を開けるなどは無理。ただし、ドアや窓は修理可能)。
⑤単一の物を複数の物に分けて変換する事(砂を半分づつ砂金と砂鉄にしたり、1本の木を4つの椅子にするなど)。
⑥人間を砂に変えるなど、生物を無生物にする事。
⑦生物を一から作る事(無生物を生物にしてはならない)。
⑧生物(動物)を違う種類に変える事(犬を猫にする、象を牛にするなど)。
⑨生命の死からの蘇生、若返りや老化の禁止(ただし、怪我や病気を治すのは問題無い)。

それで、食文化スレで挙げたのですが、「栽培したい作物を手に入れるのにどうするか。」という問題の抜け道として、「一から作ると生命の創造に引っかかる可能性があるので、植物の変化は禁止されていない(動物は禁止だが、植物は言われていない)為、最初からその世界に存在する別の植物を変化させて、目的の作物を手に入れる」という抜け道を使いたいと思います。
例えるなら、石ころをレタスにするのではなく、キャベツをレタスにする様な事です。

本当なら、何でもパパパっと作ってしまえる様にしたいのですが、これには理由があります。
以前に応募した作品の評価で、

「チートしたキャラが強過ぎて面白味に欠ける。チートキャラの苦悩が欲しい」

と、言われた事があったので、俺様チート無双にならない様に適当に制約を考えました。

ただし、徐々にキャラクターにも強くなって欲しいので、「FFⅡ」みたいに、「使えば使うほど強くなる」という要素を加えました。
「限界近くまでSPを使うと、SPの上限が増える」事にしたり、眠る(6時間以上の睡眠)と全回復、気持ち的に何か良い事がある(おいしい物を食べたり、うれしい事や楽しい事がある)と、状況に応じてSPがそれなりに回復、という様にしました。
なお、SPを回復するアイテムも考えましたが、この場合は回復と言うより貯金で、「SPを消費して作ったアイテムを使っても、作成に消費した分しか回復しない」という事にしました。なぜなら、そうしないとSPの無限回復が出来てしまうからです。

それと、主人公は肉体的には普通の人間で、不老不死じゃないです。殴られれば痛いし、怪我や病気もします(これは、自分で回復アイテムを使って治せますけどね)。

あと、年齢は少し高めの大学生です。高校生よりは精神的に大人で頭も良いです。

と、長くなりましたが、大体こんな感じなのですけど、いかがでしょうか。

上記の回答(バランスの良い「なろう系」の主人公にしたい。の返信)

投稿者 ドラコン : 0

 こんにちは、ドラコンです。

 迷える狼さんのせっかくのご構想に、ケチを付けて申し訳ないのですが、「異世界転生スローライフ」とのコンセプトに、主人公の能力が合っていないように感じました。

 内政・生活系の異世界転生・移転モノは、異世界の資源・技術で、異世界の生活レベルを、現代日本の生活レベルに近付けることが、醍醐味の一つではないでしょうか。

 異世界転生での主人公の最大の強みは、「現実世界での知識・経験」です。

 ですので、現実世界の物を取り出せる能力よりも、例えば現実世界で読んだ本の内容を一言一句正確に書き出せる能力のほうが向いているのではないでしょうか。

 そして、見向きもされなかった・忘れ去られた・手に入りづらい資源を手に入れたり、異世界に元からある技術を進化させたりすることに面白みがあるのではないでしょうか。時には、代替品で妥協することもあるでしょう。

 食文化のスレッドで取り上げた『現実主義勇者の王国再建記』1巻の「ゼルリンうどん」は、「食感葛切り」ですからね。

 いくら制約があるとはいえ、「異世界に存在しない」現実世界の作物や器具を魔法でポンポン取り出されるのは、面白いのでしょうか。 
 
『映画ドラえもん』でも、最近の作品は、ひみつ道具をなくした、壊れた、そもそも持っていないと、ひみつ道具の使用に何かしろの制限を掛けることが多くなっています。

 ひみつ道具使い放題なら、事件はすぐに解決していますよ。

 私が読んだ限りで、迷える狼さんのご構想に近い作品を挙げておきます。

『フシノカミ 辺境から始まる文明再生記』(オーバーラップノベルズ、雨川水海)
 主人公は、現代日本から中世ヨーロッパ風異世界に転生。転生先は、かつては現代日本並みの高度な文明が存在したが、主人公転生時には衰退して、中世ヨーロッパ並みの文明レベルに退化。主人公の現代日本の知識・経験、異世界側の高度な文明があったころを記した古文献解読で、文明を再生する話。

 主人公の能力は、転生前の知識と異世界の文明を再生するとの強い思いを除けば、他の異世界人と変わらないレベル。主人公は、2巻でモンスターに襲われて「人類に不利なところばっかりファンタジーしやがって!」と叫んでいた。

 2巻では、毒があるとして観賞用になっていたトマトの食用復活(古代では食用にされていたと古文献にあり)と、禁忌になっていた人糞肥料の復活に成功。2巻ではトマト料理が多数登場。ピザを作りたかったが、調理器具の制約上、「ピザ風パン」で妥協。

『家つくりスキルで異世界を生き延びろ』(ファミ通文庫の単行本、小鳥屋エム) 
 派手なモンスター退治よりも、薬草の収集、自作アイテムの売却といった冒険者の、ほのぼの日常を描いた一作。
 
 現代日本からの転生者「二ホン族」がウロウロしている異世界が舞台。しかも、二ホン族はかなりの影響力があり、二ホン族が一言言えば、役所や貴族にも少々の無理が通る。

 主人公は、ブラック企業の元OL。異世界の少女に転生したが、「家つくり」というわけのわからぬスキルが付与されたため(OL時代にマンションを買おうと必死に貯金していたのと、テレビでトレーラーハウスを見て憧れていたためか?)、転生後の親にも「ハズレスキル持ち」とバカにされたため、一人で旅立った。
 
 転生前から、もともと細かい作業が好きだったことで、専用スキルなしでも魔術を発動する「紋様紙」が描ける。しかも、下手な専用スキル持ちよりも良質。

カテゴリー : キャラクター スレッド: バランスの良い「なろう系」の主人公にしたい。

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投稿日時:

元記事:書いたプロットから文章を書こうとしても詰まる。書けない。

ごめんなさい。プロットの書き方について教えていただけないでしょうか。
自分はプロットを結構細かく書いたつもりでも、途中であーじゃないこーじゃないといって文字を書いたり消したりの時間がものすごい多いです。そして結局かけません。

多分、詰まる箇所は、心情描写や説明描写、あとは書いたプロットの筋書きと筋書きの間を埋める文章あたりです。自分でも解決策がよくわかりません。この程度の説明じゃわかりにくいかもしれませんが、分かる方いらっしゃいましたら教えていただけませんか。

あと、もう一つなのですが、複数の情報を説明しなければならないとき、どっちを優先したらいいのかわからなくなる時があります。

例:敵につかまってどこかに拘束されているキャラクターが目を覚ますとき
目を覚ます ⇒ ここはどこなのか? ⇒ 動こうとする ⇒ 縛られている

目を覚ます ⇒ 縛られている ⇒ わけがわからない ⇒ ここはどこなのか?

どっちの切り口で話を進めればいいのか分からなくなります。
これもいい方法ありましたら教えていただけないでしょうか。

上記の回答(書いたプロットから文章を書こうとしても詰まる。書けない。の返信)

投稿者 サタン : 6 人気回答!

自分の生活を思い浮かべてみてください。
では、次に「朝起きて身支度をして家を出る」と、この一文を文章に起こして執筆してみて下さい。
適当で1000文字くらいでかまわないので。
そしたら、「プロットに書けば良い事はソレ」って言ってわかりますかね?

「朝起きて身支度をして家を出る」「登校中に友人と偶然会い寄り道をする」「時間を見誤ってギリギリで急ぐも遅刻した」
この3シーンを書けば、上記した内容の話は書けます。
で、「筋書きと筋書きの間を埋める文章」ってのは、「家を出る」から「友人と出会う」までの間の文章って事でいいのかな。
だとすりゃ、そんなもんはいりません。
上記した3シーンを書けりゃいいんです。そうすりゃ話の概要は読者に伝わります。「小説っぽく自然な形に仕上げたい」という気持ちが、なんというか「シーンの流れ」みたいのを気にさせています。
そんな場のツナギなんて書いたところでツナギ以上の意味がないので読んでて面白くないし、書く意味はほとんど無いです。

>目を覚ます ⇒ ここはどこなのか? ⇒ 動こうとする ⇒ 縛られている
>目を覚ます ⇒ 縛られている ⇒ わけがわからない ⇒ ここはどこなのか?
>どっちの切り口で話を進めればいいのか分からなくなります。
ぶっちゃけ場面によって印象づけたい部分によって、変わってくる。なので一概にこうだとは言えません。
ただ、一つの目安として、簡潔にまとめてみると良いと思う。
「目を覚ますと見知らぬ場所にいた。動こうとしても動けず、身体が縛られていた。」
と考えるか、
「目を覚ましたときには身体が縛られていた。わけがわからない。いったいここはどこなんだろうか。」
と考えるか。
この違いでしかない。
大して違わないでしょ。なら執筆でも大して違わないよ。
強いて言うなら、前者は周囲の状況から入ってるからやや客観的。後者は自身の状態から入ってるからやや主観的。
なので三人称なら、あるいは状況を整理しやすい文章にしたいなら前者がいいかなと思うし、一人称や、あるいは臨場感を出したい場合は後者にしたほうが良いと思う。
悩み事は「複数の情報」なので、主観や客観がない場合もあるでしょう。
そのときも同じ。
簡潔に短くしてみる。「四畳半ほどの冷たい床に、壁は左右後とも窓はなく前は一面が鉄格子。看守のコツコツという足音だけが静かに響く」こう書いてみて、良さそうなら「四畳半の冷たい床について」「壁と鉄格子について」「看守の足音について」の順で情報を書けばいい。
基本的に、「簡潔に短くした文」があれば状況はわかるので、そこに加えた要素は装飾でしかないです。
なので、シーンを書き終えてわかりにくかったら、「簡潔にした文章」が間違ってるか「装飾」が問題か(装飾過多・わかりにくい表現)のどっちか。
「簡潔にした文章」であれば他人からの意見も貰いやすいので、「これ状況わかる?」と聞いて問題なけりゃ装飾がミスってるってこと。
どーしても気になるしわからないという場合は、とりあえず主人公(視点主)から近い場所・近いモノを優先して書くといい。

論理的にどうかと考えると、
文章の頭は「前提」になるものを置いて、文章の最後は「結論(言いたいこと)」になるものを置くのが一番わかりやすい。
なので、例で言えば「縛られてる」「ここはどこ?」の順が良い。この場合「ここはどこ?」が結論に相当するので、つまり「わけわからん状況で混乱してる」という事が印象付けられる書き方になる。
一方、「ここはどこ?」を頭に置いた場合、結論には「拉致られた!?」とか別のワードがほしい。例には「どこ?」の前提に対して結論がないので。
逆に「縛られてる」を結論にしたい場合。「動こうとする」「上手く動けず頭を打つ」「見れば自分は縛られていた」とか、やはり別のワードを考えるべきじゃないかなと思う。

ただこれは考え方の一つってだけなので、全ての文章に当てはまることではないと思う。参考にするとしても、あくまで参考にするだけにしたほうが良く、「これが正しい」という話は一切何もしていないと理解してください。

カテゴリー : ストーリー スレッド: 書いたプロットから文章を書こうとしても詰まる。書けない。

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投稿日時:

元記事:1日に書ける量

ミステリーを執筆中の本です。

数時間(1日のうち半分)かけて千字前後しか書けない日々...。プロットや設定など書く準備はできているにも拘らず、はじめるとあたまを抱えてばかりいます。結果、調子がよくて千字ちょっと、悪くて1行。

休憩したり時間を決めてやっていたりしますが、千字弱が限界です。
増やすというか、その千字をささっと書きたいです。そうすれば多少は執筆する姿勢が変わると思います。

執筆活動を前向きに進めるためにも教えてほしいです。
千字が限界ならそれに合わせたストーリーを考えるようにしてますが、スランプや行き詰まるたび書いた量を見て自分を責めてしまいます...。

気持ちの問題でしょうが、前向きになりたいです...。

上記の回答(1日に書ける量の返信)

投稿者 サタン : 3 人気回答!

千文字がササッとかければ執筆姿勢が変わる、って、これ逆じゃないでしょうか。
執筆姿勢が変われば、千文字くらいはササッと書けるようになるのでは?

例えば、何でもいいんだけど「今朝起きてからPCつけてこの書き込みをするまで」の出来事を、適当に文章に書いてみて下さいな。箇条書きでもストーリーテイストでもいいので。
たぶん500~1000文字くらいで書けるでしょう。
では、それを書くのに半日もかかったでしょうか? いや、たぶん1時間とかかってないんじゃないでしょうか。
体験談なので書くことは決まってるし、すぐに出力できたでしょう。作品として残すわけじゃないから文章の出来も気にせず雑に気軽に書けたのでは。

じゃあ、なんで小説の執筆でそれが出来ないのか、って話になるんじゃないかなと思います。
同じように出来れば1時間で千文字くらいは楽々書けるようになるわけですから。

で、その原因は何なのかっていうと、まあ人それぞれ違うと思うので邪推と自身の経験からくる助言を交えての回答になりますが、

まず第一に、「プロットなど書く準備は出来ている」と、これが思い込みである可能性。
そもそも、何事も本当に準備が整っているのであれば後は行動するのみなので、それが出来ないのであれば、これは「行動できない」という悩みになるハズです。
でもきっと違う。「決めることは決めたのにシーンが書けない」といった悩みではないでしょうか。
繰り返し、書くことが決まってれば行動するのみ、つまり書くのみなので、逆説的ですが「書けない」って事は「準備が完全ではない」ってことです。
まあ、不完全でも無理矢理行動する事は当然のこと可能ですし、それで結果を出すこともできますし、完全な準備を求めるものではありません。
ただ、出来ないのであれば、「出来るようになるだけの準備」をすれば良い話、という事を言ってるのみです。

私の場合は、この板では何度か持論を書いていますが、「そのシーンで書くこと」をしっかり考えていれば、他の設定などが適当曖昧でも執筆できます。
なので、必ず「書くこと」は決めています。
ええと、「書くことを決めるなんて当たり前やろ」と思うだろうけど、たぶんイメージされてる事とは違って、「これを書けば次のシーンに移れる」という意味で「シーンの要点が決まっていれば」というのを指して「書くこと」と表現しています。
例えば、推理小説で被害者Aが死ぬのであればそのシーンは「Aが死ぬ場面」を書けば話は展開します。ダイイングメッセージとかトリックの伏線とか、そういう面倒くさいことは考えません。Aが死ぬ場面さえ書ければ話は成立する。伏線なんかは後からいくらでも付け足せばいい話。
なので「書くこと」を書ければ良いだけ、非常に簡単な考え方です。
まあ、こういうのは人によって持ってるのが違うので、私が「コレさえ決めてれば書ける!」と言ったところで他人にとってはまるで違うものです。
自分なりの「コレさえ決まってれば」って要素を探すのが良いでしょう。

次に、文章の出来や文章の流れなど全体的な体裁にこだわりを持っていて、文章の、小説としての美しさを求めて時間を食ってる、ということが考えられます。
要するに詩的な美文を書こうとしてるから、なかなか形にならないというパターン。
言うまでもない事だけど、書いてるモノは「詩」ではないし、キャッチコピーなどコピーライターをやってるわけでもありません。
書いてるものは小説(物語)で、貴方は作家の卵です。
良い文章美しい文章が書けることは作家として非常に魅力的な武器で強い効果がありますが、それは作家と小説のどちらの本質でもありません。

スレ主さんの過去のスレッドを読んでみると、
>所謂遅筆なのですが、原因はわかっています。違和感や同じ表現、会話の不自然さを見つけてしまうと、そこを直したくて直したくてたまらなくなるんです。
このように書いてあるので、おそらく私の言う「文章を詩的に書こうとしてる」の可能性が高いでしょう。
詩的に美文をと思ってなくとも、要は「文章に気を取られている」ということを指して言っているので。
小説は「文章」を書くものではなく「物語」を書くものです。

最初に私は「箇条書きでも良いので起きてからの出来事を書いてみよう」と書きましたが、文章はそのくらい雑でもいいんです。
作家が書くのは「物語」なので、物語が成立し、それが面白ければ良い。
文章なんてもんは、日本語が通じるレベルの最低限が出来れば何も問題ありません。
そもそも小説としての体裁を整えようと、「小説っぽく」書いてることが筆が遅い原因です。
それは、別の言い方をすれば「気取った書き方をしてる」って事なので、作者がノッて書いてるだけで実際は割と不評ってな事も多いです。

ときどき、「書いては消しての繰り返しだ」と言う人がいますが、こういう人はだいたいが今回挙げた2例に当てはまると思う。
まあ私見だけども。
書くことが決まってりゃ書いたものを消すってのはプロットからの変更(ないしシーンそのものの変更)って事で割と大事だし、書くことが決まってるのに書けないってのは、単に文章でカッコよく書けないってだけで、小説っぽくカッコつけようとしてるだけ。
常にお膳立てが出来た状態で執筆できるわけじゃないし、カッコつけちゃいけないわけでもないし、別に悪かないけど、なぜ書いては消してになってるのかって原因は知っといたほうが良いと思う。

さて。
それでは「今朝起きてからPCつけてこの書き込みをするまで」の出来事が書けたとして、おそらくすんなり書けたはず。
あぁ、料理をする人なら「自分がカレーを作る様子」なんかを文字に起こしてみるのもオススメです。料理は完成品があるので、それがオチとして物語になりやすい。
これがすんなりと1000文字程度で書けたなら、自分が小説の執筆をしてるときと何が違うのかを考えてみましょう。
一つはやはり「体験談なので書くことが決まってる」という所じゃないでしょうか。迷う必要がないため、すんなり書ける。
「体験談だから迷う必要がない」つまり、貴方は執筆の際に「迷ってる」という事でしょう。
では、その原因は?
私の場合は「展開の要点が決まっていないため」すなわち「書くことは決まってると言いつつ何を書いたらいいのかわってなかったから」というのが原因でした。
人によっては「文章の表現や描写に迷ってる」ため時間がかかるという人もいるのでは。

とまあ、これ以上、人によって違うことを書いても例にすらならないでしょうから、あとは「体験談」と「創作」で執筆速度の違いの理由を自分で考え、自分で答えを見つけてみると良いかと思います。
参考までに、日によって違いますが私は日に5000~10000文字くらいだと思います。
調子がいいと10万文字くらいの長編なら一週間ほどなので、そんな感じでしょう。
……ちなみに、執筆はソコソコ自信あるけど、物語を作るプロットで時間かかってるので、創作自体はそんな早い方ではないです。

結果論だけど、執筆自体は素早く仕上げられるようになってから、割と前向きになりましたね。
残念ながら「前向きになったから執筆がはやくなった」というわけでなかったです。
それは、とりあえず物語はプロットとして作っとけば、執筆だけならいつでも書けると考える事ができるようになったので、気分的に楽になったってのが大きいです。
ソレ以前は逆だった。
プロットを作るのは、設定やキャラなど考えるのが楽しくて、割とすぐ作れてた。かわりに執筆で展開ごとシーンごとに躓いて、起承転結のキリのいいタイミングごとで休憩と言う名の休止状態、からの放置も珍しくなかった。キリのいい場所で一段落すると、そっから先が思いつてるのに書けないんですよね。
「起承転結の起だけは書ける病」です。
そっから無理に書き上げても、完成まで1年から数年単位かかってたり。プロットを作っても執筆できないから積まれてくネタだけが増えてったり。
創作として、「何を決めれば物語が書けるか」を理解してからはプロット作るのに時間がかかるようになりましたが、代わりに執筆は見違えて早くなりました。

カテゴリー : やる気・動機・スランプ スレッド: 1日に書ける量

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