小説の創作相談掲示板:小説の書き方Q&A。執筆の悩み相談をしよう!

1日に書ける量 (No: 1)

スレ主 投稿日時:

ミステリーを執筆中の本です。

数時間(1日のうち半分)かけて千字前後しか書けない日々...。プロットや設定など書く準備はできているにも拘らず、はじめるとあたまを抱えてばかりいます。結果、調子がよくて千字ちょっと、悪くて1行。

休憩したり時間を決めてやっていたりしますが、千字弱が限界です。
増やすというか、その千字をささっと書きたいです。そうすれば多少は執筆する姿勢が変わると思います。

執筆活動を前向きに進めるためにも教えてほしいです。
千字が限界ならそれに合わせたストーリーを考えるようにしてますが、スランプや行き詰まるたび書いた量を見て自分を責めてしまいます...。

気持ちの問題でしょうが、前向きになりたいです...。

カテゴリー: やる気・動機・スランプ

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人気回答!1日に書ける量の返信 (No: 2)

投稿者 サタン : 3 No: 1の返信

投稿日時:

千文字がササッとかければ執筆姿勢が変わる、って、これ逆じゃないでしょうか。
執筆姿勢が変われば、千文字くらいはササッと書けるようになるのでは?

例えば、何でもいいんだけど「今朝起きてからPCつけてこの書き込みをするまで」の出来事を、適当に文章に書いてみて下さいな。箇条書きでもストーリーテイストでもいいので。
たぶん500~1000文字くらいで書けるでしょう。
では、それを書くのに半日もかかったでしょうか? いや、たぶん1時間とかかってないんじゃないでしょうか。
体験談なので書くことは決まってるし、すぐに出力できたでしょう。作品として残すわけじゃないから文章の出来も気にせず雑に気軽に書けたのでは。

じゃあ、なんで小説の執筆でそれが出来ないのか、って話になるんじゃないかなと思います。
同じように出来れば1時間で千文字くらいは楽々書けるようになるわけですから。

で、その原因は何なのかっていうと、まあ人それぞれ違うと思うので邪推と自身の経験からくる助言を交えての回答になりますが、

まず第一に、「プロットなど書く準備は出来ている」と、これが思い込みである可能性。
そもそも、何事も本当に準備が整っているのであれば後は行動するのみなので、それが出来ないのであれば、これは「行動できない」という悩みになるハズです。
でもきっと違う。「決めることは決めたのにシーンが書けない」といった悩みではないでしょうか。
繰り返し、書くことが決まってれば行動するのみ、つまり書くのみなので、逆説的ですが「書けない」って事は「準備が完全ではない」ってことです。
まあ、不完全でも無理矢理行動する事は当然のこと可能ですし、それで結果を出すこともできますし、完全な準備を求めるものではありません。
ただ、出来ないのであれば、「出来るようになるだけの準備」をすれば良い話、という事を言ってるのみです。

私の場合は、この板では何度か持論を書いていますが、「そのシーンで書くこと」をしっかり考えていれば、他の設定などが適当曖昧でも執筆できます。
なので、必ず「書くこと」は決めています。
ええと、「書くことを決めるなんて当たり前やろ」と思うだろうけど、たぶんイメージされてる事とは違って、「これを書けば次のシーンに移れる」という意味で「シーンの要点が決まっていれば」というのを指して「書くこと」と表現しています。
例えば、推理小説で被害者Aが死ぬのであればそのシーンは「Aが死ぬ場面」を書けば話は展開します。ダイイングメッセージとかトリックの伏線とか、そういう面倒くさいことは考えません。Aが死ぬ場面さえ書ければ話は成立する。伏線なんかは後からいくらでも付け足せばいい話。
なので「書くこと」を書ければ良いだけ、非常に簡単な考え方です。
まあ、こういうのは人によって持ってるのが違うので、私が「コレさえ決めてれば書ける!」と言ったところで他人にとってはまるで違うものです。
自分なりの「コレさえ決まってれば」って要素を探すのが良いでしょう。

次に、文章の出来や文章の流れなど全体的な体裁にこだわりを持っていて、文章の、小説としての美しさを求めて時間を食ってる、ということが考えられます。
要するに詩的な美文を書こうとしてるから、なかなか形にならないというパターン。
言うまでもない事だけど、書いてるモノは「詩」ではないし、キャッチコピーなどコピーライターをやってるわけでもありません。
書いてるものは小説(物語)で、貴方は作家の卵です。
良い文章美しい文章が書けることは作家として非常に魅力的な武器で強い効果がありますが、それは作家と小説のどちらの本質でもありません。

スレ主さんの過去のスレッドを読んでみると、
>所謂遅筆なのですが、原因はわかっています。違和感や同じ表現、会話の不自然さを見つけてしまうと、そこを直したくて直したくてたまらなくなるんです。
このように書いてあるので、おそらく私の言う「文章を詩的に書こうとしてる」の可能性が高いでしょう。
詩的に美文をと思ってなくとも、要は「文章に気を取られている」ということを指して言っているので。
小説は「文章」を書くものではなく「物語」を書くものです。

最初に私は「箇条書きでも良いので起きてからの出来事を書いてみよう」と書きましたが、文章はそのくらい雑でもいいんです。
作家が書くのは「物語」なので、物語が成立し、それが面白ければ良い。
文章なんてもんは、日本語が通じるレベルの最低限が出来れば何も問題ありません。
そもそも小説としての体裁を整えようと、「小説っぽく」書いてることが筆が遅い原因です。
それは、別の言い方をすれば「気取った書き方をしてる」って事なので、作者がノッて書いてるだけで実際は割と不評ってな事も多いです。

ときどき、「書いては消しての繰り返しだ」と言う人がいますが、こういう人はだいたいが今回挙げた2例に当てはまると思う。
まあ私見だけども。
書くことが決まってりゃ書いたものを消すってのはプロットからの変更(ないしシーンそのものの変更)って事で割と大事だし、書くことが決まってるのに書けないってのは、単に文章でカッコよく書けないってだけで、小説っぽくカッコつけようとしてるだけ。
常にお膳立てが出来た状態で執筆できるわけじゃないし、カッコつけちゃいけないわけでもないし、別に悪かないけど、なぜ書いては消してになってるのかって原因は知っといたほうが良いと思う。

さて。
それでは「今朝起きてからPCつけてこの書き込みをするまで」の出来事が書けたとして、おそらくすんなり書けたはず。
あぁ、料理をする人なら「自分がカレーを作る様子」なんかを文字に起こしてみるのもオススメです。料理は完成品があるので、それがオチとして物語になりやすい。
これがすんなりと1000文字程度で書けたなら、自分が小説の執筆をしてるときと何が違うのかを考えてみましょう。
一つはやはり「体験談なので書くことが決まってる」という所じゃないでしょうか。迷う必要がないため、すんなり書ける。
「体験談だから迷う必要がない」つまり、貴方は執筆の際に「迷ってる」という事でしょう。
では、その原因は?
私の場合は「展開の要点が決まっていないため」すなわち「書くことは決まってると言いつつ何を書いたらいいのかわってなかったから」というのが原因でした。
人によっては「文章の表現や描写に迷ってる」ため時間がかかるという人もいるのでは。

とまあ、これ以上、人によって違うことを書いても例にすらならないでしょうから、あとは「体験談」と「創作」で執筆速度の違いの理由を自分で考え、自分で答えを見つけてみると良いかと思います。
参考までに、日によって違いますが私は日に5000~10000文字くらいだと思います。
調子がいいと10万文字くらいの長編なら一週間ほどなので、そんな感じでしょう。
……ちなみに、執筆はソコソコ自信あるけど、物語を作るプロットで時間かかってるので、創作自体はそんな早い方ではないです。

結果論だけど、執筆自体は素早く仕上げられるようになってから、割と前向きになりましたね。
残念ながら「前向きになったから執筆がはやくなった」というわけでなかったです。
それは、とりあえず物語はプロットとして作っとけば、執筆だけならいつでも書けると考える事ができるようになったので、気分的に楽になったってのが大きいです。
ソレ以前は逆だった。
プロットを作るのは、設定やキャラなど考えるのが楽しくて、割とすぐ作れてた。かわりに執筆で展開ごとシーンごとに躓いて、起承転結のキリのいいタイミングごとで休憩と言う名の休止状態、からの放置も珍しくなかった。キリのいい場所で一段落すると、そっから先が思いつてるのに書けないんですよね。
「起承転結の起だけは書ける病」です。
そっから無理に書き上げても、完成まで1年から数年単位かかってたり。プロットを作っても執筆できないから積まれてくネタだけが増えてったり。
創作として、「何を決めれば物語が書けるか」を理解してからはプロット作るのに時間がかかるようになりましたが、代わりに執筆は見違えて早くなりました。

1日に書ける量の返信の返信 (No: 4)

スレ主 : 3 No: 2の返信

投稿日時:

 ああ、ああ……溜飲が下がりました。吹っ切れました。
 誌的に書こうとしている……そう。きっとそれが、遅くなったり迷ったりする要因。言葉になっただけでこんなにもすっきりするんですね。そうか、そうだ……。

 ありがとうございます。ありがとうございます。
 ちょっとずつでもがんばっていきますね。

1日に書ける量の返信 (No: 3)

投稿者 ふ じ た に : 0 No: 1の返信

投稿日時:

私の場合、今のところ最高で、一週間で一万字程度ですよ。
一日平均にすると、1400字くらいです。
スレ主様とあまり変わらないかなぁと思います。
でも、一ヶ月を4週間として、三ヶ月も続ければ、だいたい10万字いきますよね?
これくらいあれば、立派な長編じゃないですか!
自分のペースで頑張りましょう~♪

あと、
「今日は○○しかできなかった」より、「今日は○○できた!」と受け止めたほうが幸せだと思いますよ。
お互いに頑張りましょうね!
ではでは、失礼しました。

1日に書ける量の返信 (No: 5)

投稿者 粘膜王女三世 : 2 No: 1の返信

投稿日時:

一日に数時間かけられる、しかもそれを続けられるってだけであなたは十分すぎる程偉いです。
 今のところ何も問題ないんじゃないでしょうか。執筆速度なんて馴れが大きくものをいう、すぐにどうこうなったりはしません。今やっていることを継続し続けていれば執筆速度も次第に大きくなっていくこと間違いなしです。

 なので心配はいらないと思うのですが、強いて速くする方法を上げるとすれば『上手には書こうとしない』『下手糞でも割り切る』ということだと思います。
 十分かけて良い文章が書けないなら何時間かけたって一緒です。人はできないことはできないんですから。だから今はそれが自分の限界と割り切って、例えどんなに拙い文章や破綻した物語でも、とにかく先へ先へと書き進め、『作品を完成させた数』を伸ばしていくのが肝心なのだと思います。

 毎日数時間も机に向かっているとのことですが、その時間をより有効に使うためには、焦って良い作品を書こうとしないことも一つの戦略です。焦る必要がないからこそ、ちゃっちゃと書き進めてしまうのです。そっちの方が同じ数時間でもより多くの練習量をこなせると思います。

 とは言え悩みながら書く一行、千文字前後が時間の無駄という訳でもないと思いますし、どうしても速くなりたいのでもなければ今のペースを続けてみるのも一つの手です。
 情熱が十年後まで持続するなら、今すぐに執筆速度を上げる必要はないはずです。十年後に早くなっていれば良いのです。その内早くなるんじゃないでしょうか?

 応援しています。頑張ってください。

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ミステリーを執筆中の本です。

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休憩したり時間を決めてやっていたりしますが、千字弱が限界です。
増やすというか、その千字をささっと書きたいです。そうすれば多少は執筆する姿勢が変わると思います。

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