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元記事:ラノベで大人主人公がいけないは、本当か?

迷える狼さんの投稿

 今回の意見は、「主人公の設定について」です。

 ラノベを中心としたメディアというのは、読者層からして主人公の年齢もそれに近くないと、色々と問題があるというのが一般的ですが、「バイオハザード」に代表されるパニックホラーの場合、逆に主人公が未成年だと、色々とまずい事があると思います。
 
 とりあえず、例を挙げてみたいと思います。なお、ジャンルは問いません。

 主な「バイオハザード シリーズ」より。

「クリス=レッドフィールド」
「ジル=ヴァレンタイン」
「レベッカ=チェンバース」
「クレア=レッドフィールド」
「レオン=S=ケネディ」

 クリスは、ジルと同じ初代バイオの主人公で、25歳です。警察官(ラクーンポリスの特殊部隊STARS所属)ですが、空軍の経験もあります。

 ジルは、クリス同様に初代の主人公の1人で、23歳。クリスの同僚で同じSTARSに所属する警察官ですが、特殊部隊グリーンベレーの経験もあります。

 レベッカはクリスとジルの同僚で新米の18歳ですが、すでに大学の学士課程を優秀な成績で卒業しています。なお、18歳の彼女がいきなりSTARS所属になったのは、直接スカウトされた事によって、途中の行程(警察学校への入学や訓練期間など)を全てすっ飛ばしたからです。

 レオンは2の主人公で、21歳。クリスらと違って普通の新米警察官です。

 クレアはクリスの妹ですが、19歳の「ただの女子大生」です。ここは重要ですので、覚えておいて下さい。

「ディノクライシス&2」

「レジーナ」ある政府組織の構成員で23歳。
「ディラン=モートン」陸軍特殊部隊所属で26歳。

「サイレント ヒル」(コナミ)

 主人公の「ハリー=メイソン」は32歳の執筆家で、戦闘経験などは皆無の一般人。

 他にも「アイアム レジェンド」「プレデター」「28時間後」「28日後」など、ゾンビやモンスター、未知のクリーチャーなどによるパニックホラー系は多いですが、これらほとんどに共通しているのは、

「主人公は、分別のついた大人である。」

 と言う事です。

 私が不本意ながらも、時々やり玉に挙げているのは「学園黙示録」ですが、そうせざるを得ない理由が山の様にあるからです。比較しながら話をしたいと思います。

 主に日本を舞台にした話で、未成年が主人公になれない理由ですが、まず1つ目。

「未成年は免許を持っていない。乗り物の運転技術が無い」

 基本的に18歳未満は普通免許が無い為に自動車に乗れませんし、運転技術もありません。バイク程度は乗れるキャラも居ますが、自動車の運転は出来無い事が多いです。
 学園黙示録でも、基本的にバスなどの自動車は教師などの大人が運転しています(なぜか、途中から主人公達も運転していますが……)。

 2つ目は、

「銃器の扱いが出来無い」

 これも、日本なら至極当たり前の話です。引き金を引けば誰でも撃てると思っていたら、大間違いです。
 正しい手順を踏まないと、不発や暴発など事故の危険性があります(仮に、「安全装置はどこ?」と聞かれても、普通は答えられないと思います。それが当たり前です)。

 学園黙示録では、仲間である「平野 コータ」が、夏休み中の短期留学で、元特殊部隊の軍人に師事していたと言う事で、拳銃やライフルを平気でぶっ放したり、工具を改造してハンドメイドガンにするなど、かなりのゴリ押しをしています(しかも、途中から主人公達も平気で銃器を扱う様になっています)。

 次に、

「物語上で必要な専門知識が無い」

 事です。例えば、

「何かの薬品が必要だが、それを作り出す方法を知らない。」

 だったり、

「道路をふさいでる機械の操作方法を知らない」

 などです。

 そして4つ目ですが、これが最も重要です。

「理性的な判断や行動が出来る事」

 です。
 なぜなら、主人公を大人にしないと、何事にも未成熟な未成年の場合、自ら危険に飛び込んであっさり死んでしまい、そこでストーリーが終わってしまう危険があるからです。

 それを防ぐ為には、いわゆる「主人公補正」「デウス・エクス・マキナ」などの神の手(と言う名のご都合主義)を使うしか無く、一瞬で白けさせてその作品の価値を貶めてしまいかねません。

 学園黙示録でも、それらの手法はふんだんに使われており、いくら「奴ら」に囲まれたり、時には自分から奴らの群れに飛び込んでも、案外平気だったりします。

 簡単に言うと、

「大人じゃないと、出来て当たり前の事が出来無かったり、知ってて当たり前の事を知らなかったり、冷静な判断が出来無い為に、生き残る事が出来無いから」

 です。

 ただし、ゲームの場合、実際にキャラクターを操作して行動するのはプレイヤーですので、その気になれば、

「5歳の幼稚園児にピストルを持たせてゾンビを銃殺」

 なんて事も可能です(日本の警察官が貸与される「ニューナンブ」でしたら、子供でも持てるでしょう。小型ですが「デリンジャー」は反動が大きい為、子供では扱えません)。

 なお、「バイオハザード2」において、警官であるレオンの制止を振り切って、クレアとサブキャラである「シェリー(8歳)」が好き勝手に行動する為、レオンが振り回されています。

 さて、バイオ2のクレアは女子大生であり、特に何の訓練や経験もありませんが、兄のクリスから手ほどきを受けているという設定があります(しかし、いくら手ほどきをされたからって、ロケットランチャーやミニガンまで使えるのだろうか)。

 一番良く解らないのは、「コードベロニカ」で登場したサブキャラの「スティーブ」ですが、銃器の扱いはもちろん、監獄島から脱出するのに輸送機を操縦したり、南極では雪上車を運転したりしています。しかも、年齢は17歳となっており、クレアよりも年下です(一体どこで覚えたと言うのか……)。

 なお、彼の場合もキーアイテムである「ゴールドルガー」を持ち出すなど、クレアを振り回しています。

 さて、ここまで来て「結局何が言いたいのか?」と思われるでしょうが、私が言いたいのは、

「大人が主人公では、本当にいけないのか?」

と言う事です。

 最近では「GATE」という作品もありますし、「銀河英雄伝説」など、「戦い」や「戦争」が中心の物語では、主人公が未熟な子供や少年少女だと、まず生き残る事が出来ません。

「どこか隅っこでガクブルしていれば、勝手に助けが来る」

 なんていう、甘い状況はやって来ないのです。

「主人公の成長が大事な要素である」事は認めますが、未熟なキャラクターが主人公では、成長する前に死亡してしまい、話が終わってしまいます。

 また、主人公が大人だと、ヒロインも年齢が高くなると言いますが、銀河英雄伝説の場合、没時33歳の「ヤン」に対して「フレデリカ」が、結構な年下(7歳違い)です。
 もっとも、この作品は登場キャラクター自体が大人であるので、あまり参考にはならないかも知れません(一応、「ユリアン」と「カリン」の例もありますが……)。

 また、前述したGATEの場合、ヒロインは主人公よりかなりの年下(あるいは、そう見える)です。

 つまりは、

「主人公の年齢に見合った内容の作品や、主人公が大人(や青年)じゃなければならない作品を書けば、それで良くは無いですか?」

 という意見です。

 長文すいませんでした。あと、間違いなどあれば遠慮無くご指摘いただきたいと思います。

2016/05/22(Sun)

上記の回答(ラノベで大人主人公がいけないは、本当か?の返信)

投稿者 よしはむ : 0 投稿日時:

迷える狼さんの投稿

 様々な意見をありがとうございます。皆さんが大体仰っている事は、

「駄目では無いけど、受けない。売れない」

 と言った感じだと思われます。

 主人公の年齢が青年、もしくは大人の作品として、

「ロードス島戦記」「吸血鬼ハンターD」「GATE」

 などが挙げられます。あと、歴史ものや剣豪ものだと大人の主人公が多いですが、ラノベではそういった作品は少ないです。

 さて、なぜ私がこの様な疑問を投げかけたかと申しますと、まず1つ目は、このサイトの

「第1研究室 タブーこれをやってはいけない」

 にある、

「幼い子供や大人を主人公にしてはいけない」

に、疑問を持ったからです。

 ただし、私が皆さんにお断りしておきたいのは、決してそれを否定する訳では無く、

「全く駄目な訳ではなく、何か手段や方法があるはず」

 という考えを持ったからです。

 まず1つ目は、

「無双系」

 です。桁違いな戦闘力を持った主人公が、敵をばったばったと叩き伏せる話です。

 2つ目は、

「黒幕系」

 です。
 天才的な頭脳を持った主人公が、自らは(あまり)矢面や表舞台に立つ事は無く、優れた戦術や戦略、あるいは奇策をもって、次々と戦いに勝利を重ねたりする話です。

 そして、3つ目は、

「教師系」

 です。
 主人公は成長する側では無くて、成長させる側のポジションになり、他のキャラクターを育てる存在になります。
 言わば、

「育成ゲームのプレイヤー」

 に近い存在になります。
 例を挙げると、

「『プリンセスメーカー』の父親」
「『ワンダープロジェクトJ』のプレイヤー」
「『艦これ』の提督」
「空戦魔導士候補生の教官」
「対魔導学園35試験小隊」

 などが、これにあたります。
 私は、これらの要素を複数、あるいは全て併せ持ったキャラクターとして、

「大人や青年の主人公を使用した作品」

 を書きたいと思っています。
 なので、このスレッドを立ち上げて、皆さんの意見を仰いだと言う訳です。

 もし、これらの要素を併せ持ったキャラクターが、14~5歳くらいの子供だったら、ちょっとナンセンスすぎるでしょう。
 一応の理由付けとして、

「実は人間じゃ無い」「遺伝子異常などのイレギュラー」「神などの超存在の助けがある」「アイテム(や魔法)でパワーアップ出来る」

 と言った事も出来ますが、どうしても無理矢理感がありますし、白ける原因にもなります。
 そこで主人公を大人キャラにすれば、

「強くなったり、知識を蓄えたり、技術を身に付けた修行期間」

 を設ける事が出来て、立派な理由付けになります。
 なお、一応ですが、

「幼い頃や若い頃から、凄い人に師事していた」

 という理由付けも出来ますが、限界があります。
 余談ですが、この手の話は「美味しんぼ」や「食戟のソーマ」など、料理系に多い傾向があります。
 また、同じく「巨人の星」「柔道賛歌」「六三四の剣」に代表される様に、スポ根系にも多いです。

 つまり、無理が無い完璧な(もしくはそれに近い)主人公にするには、どうしてもある程度の年齢が必要になって来ます。

 ただ、現在では、

「主人公の周囲も無双キャラだらけで、取り立てて主人公だけが凄い訳では無い」
「特別な能力が当たり前にあって、別段珍しくも無い」

 という作品が増えて来ていますので、大人を主人公にする必要があまり無いというのが現状です。

2016/05/23(Mon)

カテゴリー : キャラクター スレッド: ラノベで大人主人公がいけないは、本当か?

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元記事:ラノベで大人主人公がいけないは、本当か?

迷える狼さんの投稿

 今回の意見は、「主人公の設定について」です。

 ラノベを中心としたメディアというのは、読者層からして主人公の年齢もそれに近くないと、色々と問題があるというのが一般的ですが、「バイオハザード」に代表されるパニックホラーの場合、逆に主人公が未成年だと、色々とまずい事があると思います。
 
 とりあえず、例を挙げてみたいと思います。なお、ジャンルは問いません。

 主な「バイオハザード シリーズ」より。

「クリス=レッドフィールド」
「ジル=ヴァレンタイン」
「レベッカ=チェンバース」
「クレア=レッドフィールド」
「レオン=S=ケネディ」

 クリスは、ジルと同じ初代バイオの主人公で、25歳です。警察官(ラクーンポリスの特殊部隊STARS所属)ですが、空軍の経験もあります。

 ジルは、クリス同様に初代の主人公の1人で、23歳。クリスの同僚で同じSTARSに所属する警察官ですが、特殊部隊グリーンベレーの経験もあります。

 レベッカはクリスとジルの同僚で新米の18歳ですが、すでに大学の学士課程を優秀な成績で卒業しています。なお、18歳の彼女がいきなりSTARS所属になったのは、直接スカウトされた事によって、途中の行程(警察学校への入学や訓練期間など)を全てすっ飛ばしたからです。

 レオンは2の主人公で、21歳。クリスらと違って普通の新米警察官です。

 クレアはクリスの妹ですが、19歳の「ただの女子大生」です。ここは重要ですので、覚えておいて下さい。

「ディノクライシス&2」

「レジーナ」ある政府組織の構成員で23歳。
「ディラン=モートン」陸軍特殊部隊所属で26歳。

「サイレント ヒル」(コナミ)

 主人公の「ハリー=メイソン」は32歳の執筆家で、戦闘経験などは皆無の一般人。

 他にも「アイアム レジェンド」「プレデター」「28時間後」「28日後」など、ゾンビやモンスター、未知のクリーチャーなどによるパニックホラー系は多いですが、これらほとんどに共通しているのは、

「主人公は、分別のついた大人である。」

 と言う事です。

 私が不本意ながらも、時々やり玉に挙げているのは「学園黙示録」ですが、そうせざるを得ない理由が山の様にあるからです。比較しながら話をしたいと思います。

 主に日本を舞台にした話で、未成年が主人公になれない理由ですが、まず1つ目。

「未成年は免許を持っていない。乗り物の運転技術が無い」

 基本的に18歳未満は普通免許が無い為に自動車に乗れませんし、運転技術もありません。バイク程度は乗れるキャラも居ますが、自動車の運転は出来無い事が多いです。
 学園黙示録でも、基本的にバスなどの自動車は教師などの大人が運転しています(なぜか、途中から主人公達も運転していますが……)。

 2つ目は、

「銃器の扱いが出来無い」

 これも、日本なら至極当たり前の話です。引き金を引けば誰でも撃てると思っていたら、大間違いです。
 正しい手順を踏まないと、不発や暴発など事故の危険性があります(仮に、「安全装置はどこ?」と聞かれても、普通は答えられないと思います。それが当たり前です)。

 学園黙示録では、仲間である「平野 コータ」が、夏休み中の短期留学で、元特殊部隊の軍人に師事していたと言う事で、拳銃やライフルを平気でぶっ放したり、工具を改造してハンドメイドガンにするなど、かなりのゴリ押しをしています(しかも、途中から主人公達も平気で銃器を扱う様になっています)。

 次に、

「物語上で必要な専門知識が無い」

 事です。例えば、

「何かの薬品が必要だが、それを作り出す方法を知らない。」

 だったり、

「道路をふさいでる機械の操作方法を知らない」

 などです。

 そして4つ目ですが、これが最も重要です。

「理性的な判断や行動が出来る事」

 です。
 なぜなら、主人公を大人にしないと、何事にも未成熟な未成年の場合、自ら危険に飛び込んであっさり死んでしまい、そこでストーリーが終わってしまう危険があるからです。

 それを防ぐ為には、いわゆる「主人公補正」「デウス・エクス・マキナ」などの神の手(と言う名のご都合主義)を使うしか無く、一瞬で白けさせてその作品の価値を貶めてしまいかねません。

 学園黙示録でも、それらの手法はふんだんに使われており、いくら「奴ら」に囲まれたり、時には自分から奴らの群れに飛び込んでも、案外平気だったりします。

 簡単に言うと、

「大人じゃないと、出来て当たり前の事が出来無かったり、知ってて当たり前の事を知らなかったり、冷静な判断が出来無い為に、生き残る事が出来無いから」

 です。

 ただし、ゲームの場合、実際にキャラクターを操作して行動するのはプレイヤーですので、その気になれば、

「5歳の幼稚園児にピストルを持たせてゾンビを銃殺」

 なんて事も可能です(日本の警察官が貸与される「ニューナンブ」でしたら、子供でも持てるでしょう。小型ですが「デリンジャー」は反動が大きい為、子供では扱えません)。

 なお、「バイオハザード2」において、警官であるレオンの制止を振り切って、クレアとサブキャラである「シェリー(8歳)」が好き勝手に行動する為、レオンが振り回されています。

 さて、バイオ2のクレアは女子大生であり、特に何の訓練や経験もありませんが、兄のクリスから手ほどきを受けているという設定があります(しかし、いくら手ほどきをされたからって、ロケットランチャーやミニガンまで使えるのだろうか)。

 一番良く解らないのは、「コードベロニカ」で登場したサブキャラの「スティーブ」ですが、銃器の扱いはもちろん、監獄島から脱出するのに輸送機を操縦したり、南極では雪上車を運転したりしています。しかも、年齢は17歳となっており、クレアよりも年下です(一体どこで覚えたと言うのか……)。

 なお、彼の場合もキーアイテムである「ゴールドルガー」を持ち出すなど、クレアを振り回しています。

 さて、ここまで来て「結局何が言いたいのか?」と思われるでしょうが、私が言いたいのは、

「大人が主人公では、本当にいけないのか?」

と言う事です。

 最近では「GATE」という作品もありますし、「銀河英雄伝説」など、「戦い」や「戦争」が中心の物語では、主人公が未熟な子供や少年少女だと、まず生き残る事が出来ません。

「どこか隅っこでガクブルしていれば、勝手に助けが来る」

 なんていう、甘い状況はやって来ないのです。

「主人公の成長が大事な要素である」事は認めますが、未熟なキャラクターが主人公では、成長する前に死亡してしまい、話が終わってしまいます。

 また、主人公が大人だと、ヒロインも年齢が高くなると言いますが、銀河英雄伝説の場合、没時33歳の「ヤン」に対して「フレデリカ」が、結構な年下(7歳違い)です。
 もっとも、この作品は登場キャラクター自体が大人であるので、あまり参考にはならないかも知れません(一応、「ユリアン」と「カリン」の例もありますが……)。

 また、前述したGATEの場合、ヒロインは主人公よりかなりの年下(あるいは、そう見える)です。

 つまりは、

「主人公の年齢に見合った内容の作品や、主人公が大人(や青年)じゃなければならない作品を書けば、それで良くは無いですか?」

 という意見です。

 長文すいませんでした。あと、間違いなどあれば遠慮無くご指摘いただきたいと思います。

2016/05/22(Sun)

上記の回答(弱いはずの女子供が強いというギャップがラノベのキャラ作りの一般的な手法)

投稿者 よしはむ : 0 投稿日時:

たまきさんの投稿

商品としてのライトノベルのメインターゲットは、(現状がどうであれ)中高生男子が想定されています。

主人公をその年代に持ってくることが多いのは、ルールだの駄目だのではなくて、至って自然な成り行きです。単純にメリットが大きいから主流派となったわけです。良いとか悪いとかの話ではありませんし、主流であるというだけで例外などいくらでもあります。

次に、訓練を積んだ大人が強いのは当たり前。当たり前の認識を逆手に取るのはラノベのキャラ作りの一般的な手法です。

テンプレートな例だと
・(普通はか弱い存在とされている)女の子だけど、そこらの軍人より遙かに強い
・(本来は小学校に通っている年齢の)子供だけど、大学教授以上の頭脳
・(いかにも筋骨隆々で強面な)マッチョマンだけど、性格は乙女

など。極めつけは
・(平凡で取り柄のない)ただの中高生が、壮大な事件に巻き込まれる/美少女との縁ができてしまう
というもの。

要するに、あなたが言う「子供なのに活躍するのはおかしい」ではなく「活躍するのがおかしいはずの子供だからこそ活躍させる」というのが、ごく基本的な考え方なのです。
そして、それを成立させるため、説得力を持たせるために世界観や設定があるわけです。

別に「そうしなければ駄目」ではありませんが、「有効な手段であるためによく用いられる手段」というわけです。

2016/05/24(Tue)

カテゴリー : キャラクター スレッド: ラノベで大人主人公がいけないは、本当か?

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元記事:ラノベで大人主人公がいけないは、本当か?

迷える狼さんの投稿

 今回の意見は、「主人公の設定について」です。

 ラノベを中心としたメディアというのは、読者層からして主人公の年齢もそれに近くないと、色々と問題があるというのが一般的ですが、「バイオハザード」に代表されるパニックホラーの場合、逆に主人公が未成年だと、色々とまずい事があると思います。
 
 とりあえず、例を挙げてみたいと思います。なお、ジャンルは問いません。

 主な「バイオハザード シリーズ」より。

「クリス=レッドフィールド」
「ジル=ヴァレンタイン」
「レベッカ=チェンバース」
「クレア=レッドフィールド」
「レオン=S=ケネディ」

 クリスは、ジルと同じ初代バイオの主人公で、25歳です。警察官(ラクーンポリスの特殊部隊STARS所属)ですが、空軍の経験もあります。

 ジルは、クリス同様に初代の主人公の1人で、23歳。クリスの同僚で同じSTARSに所属する警察官ですが、特殊部隊グリーンベレーの経験もあります。

 レベッカはクリスとジルの同僚で新米の18歳ですが、すでに大学の学士課程を優秀な成績で卒業しています。なお、18歳の彼女がいきなりSTARS所属になったのは、直接スカウトされた事によって、途中の行程(警察学校への入学や訓練期間など)を全てすっ飛ばしたからです。

 レオンは2の主人公で、21歳。クリスらと違って普通の新米警察官です。

 クレアはクリスの妹ですが、19歳の「ただの女子大生」です。ここは重要ですので、覚えておいて下さい。

「ディノクライシス&2」

「レジーナ」ある政府組織の構成員で23歳。
「ディラン=モートン」陸軍特殊部隊所属で26歳。

「サイレント ヒル」(コナミ)

 主人公の「ハリー=メイソン」は32歳の執筆家で、戦闘経験などは皆無の一般人。

 他にも「アイアム レジェンド」「プレデター」「28時間後」「28日後」など、ゾンビやモンスター、未知のクリーチャーなどによるパニックホラー系は多いですが、これらほとんどに共通しているのは、

「主人公は、分別のついた大人である。」

 と言う事です。

 私が不本意ながらも、時々やり玉に挙げているのは「学園黙示録」ですが、そうせざるを得ない理由が山の様にあるからです。比較しながら話をしたいと思います。

 主に日本を舞台にした話で、未成年が主人公になれない理由ですが、まず1つ目。

「未成年は免許を持っていない。乗り物の運転技術が無い」

 基本的に18歳未満は普通免許が無い為に自動車に乗れませんし、運転技術もありません。バイク程度は乗れるキャラも居ますが、自動車の運転は出来無い事が多いです。
 学園黙示録でも、基本的にバスなどの自動車は教師などの大人が運転しています(なぜか、途中から主人公達も運転していますが……)。

 2つ目は、

「銃器の扱いが出来無い」

 これも、日本なら至極当たり前の話です。引き金を引けば誰でも撃てると思っていたら、大間違いです。
 正しい手順を踏まないと、不発や暴発など事故の危険性があります(仮に、「安全装置はどこ?」と聞かれても、普通は答えられないと思います。それが当たり前です)。

 学園黙示録では、仲間である「平野 コータ」が、夏休み中の短期留学で、元特殊部隊の軍人に師事していたと言う事で、拳銃やライフルを平気でぶっ放したり、工具を改造してハンドメイドガンにするなど、かなりのゴリ押しをしています(しかも、途中から主人公達も平気で銃器を扱う様になっています)。

 次に、

「物語上で必要な専門知識が無い」

 事です。例えば、

「何かの薬品が必要だが、それを作り出す方法を知らない。」

 だったり、

「道路をふさいでる機械の操作方法を知らない」

 などです。

 そして4つ目ですが、これが最も重要です。

「理性的な判断や行動が出来る事」

 です。
 なぜなら、主人公を大人にしないと、何事にも未成熟な未成年の場合、自ら危険に飛び込んであっさり死んでしまい、そこでストーリーが終わってしまう危険があるからです。

 それを防ぐ為には、いわゆる「主人公補正」「デウス・エクス・マキナ」などの神の手(と言う名のご都合主義)を使うしか無く、一瞬で白けさせてその作品の価値を貶めてしまいかねません。

 学園黙示録でも、それらの手法はふんだんに使われており、いくら「奴ら」に囲まれたり、時には自分から奴らの群れに飛び込んでも、案外平気だったりします。

 簡単に言うと、

「大人じゃないと、出来て当たり前の事が出来無かったり、知ってて当たり前の事を知らなかったり、冷静な判断が出来無い為に、生き残る事が出来無いから」

 です。

 ただし、ゲームの場合、実際にキャラクターを操作して行動するのはプレイヤーですので、その気になれば、

「5歳の幼稚園児にピストルを持たせてゾンビを銃殺」

 なんて事も可能です(日本の警察官が貸与される「ニューナンブ」でしたら、子供でも持てるでしょう。小型ですが「デリンジャー」は反動が大きい為、子供では扱えません)。

 なお、「バイオハザード2」において、警官であるレオンの制止を振り切って、クレアとサブキャラである「シェリー(8歳)」が好き勝手に行動する為、レオンが振り回されています。

 さて、バイオ2のクレアは女子大生であり、特に何の訓練や経験もありませんが、兄のクリスから手ほどきを受けているという設定があります(しかし、いくら手ほどきをされたからって、ロケットランチャーやミニガンまで使えるのだろうか)。

 一番良く解らないのは、「コードベロニカ」で登場したサブキャラの「スティーブ」ですが、銃器の扱いはもちろん、監獄島から脱出するのに輸送機を操縦したり、南極では雪上車を運転したりしています。しかも、年齢は17歳となっており、クレアよりも年下です(一体どこで覚えたと言うのか……)。

 なお、彼の場合もキーアイテムである「ゴールドルガー」を持ち出すなど、クレアを振り回しています。

 さて、ここまで来て「結局何が言いたいのか?」と思われるでしょうが、私が言いたいのは、

「大人が主人公では、本当にいけないのか?」

と言う事です。

 最近では「GATE」という作品もありますし、「銀河英雄伝説」など、「戦い」や「戦争」が中心の物語では、主人公が未熟な子供や少年少女だと、まず生き残る事が出来ません。

「どこか隅っこでガクブルしていれば、勝手に助けが来る」

 なんていう、甘い状況はやって来ないのです。

「主人公の成長が大事な要素である」事は認めますが、未熟なキャラクターが主人公では、成長する前に死亡してしまい、話が終わってしまいます。

 また、主人公が大人だと、ヒロインも年齢が高くなると言いますが、銀河英雄伝説の場合、没時33歳の「ヤン」に対して「フレデリカ」が、結構な年下(7歳違い)です。
 もっとも、この作品は登場キャラクター自体が大人であるので、あまり参考にはならないかも知れません(一応、「ユリアン」と「カリン」の例もありますが……)。

 また、前述したGATEの場合、ヒロインは主人公よりかなりの年下(あるいは、そう見える)です。

 つまりは、

「主人公の年齢に見合った内容の作品や、主人公が大人(や青年)じゃなければならない作品を書けば、それで良くは無いですか?」

 という意見です。

 長文すいませんでした。あと、間違いなどあれば遠慮無くご指摘いただきたいと思います。

2016/05/22(Sun)

上記の回答(大人向けレーベルなら大人主人公でOK)

投稿者 よしはむ : 0 投稿日時:

ブラザーさんの投稿

初めまして。
えーと、趣味で書くならご自由にどうぞとしかw

商業の新人賞の話ならレーベルごとに違います。
メディアワークス文庫賞とか富士見ラノベ文芸大賞などは大人向けなので大学生や社会人の主人公は普通です。
そういうレーベルを選べば大人が主人公でも不利にはならないと思いますよ。

2016/05/25(Wed)

カテゴリー : キャラクター スレッド: ラノベで大人主人公がいけないは、本当か?

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元記事:ラノベで大人主人公がいけないは、本当か?の返信

迷える狼さんの投稿

 様々な意見をありがとうございます。皆さんが大体仰っている事は、

「駄目では無いけど、受けない。売れない」

 と言った感じだと思われます。

 主人公の年齢が青年、もしくは大人の作品として、

「ロードス島戦記」「吸血鬼ハンターD」「GATE」

 などが挙げられます。あと、歴史ものや剣豪ものだと大人の主人公が多いですが、ラノベではそういった作品は少ないです。

 さて、なぜ私がこの様な疑問を投げかけたかと申しますと、まず1つ目は、このサイトの

「第1研究室 タブーこれをやってはいけない」

 にある、

「幼い子供や大人を主人公にしてはいけない」

に、疑問を持ったからです。

 ただし、私が皆さんにお断りしておきたいのは、決してそれを否定する訳では無く、

「全く駄目な訳ではなく、何か手段や方法があるはず」

 という考えを持ったからです。

 まず1つ目は、

「無双系」

 です。桁違いな戦闘力を持った主人公が、敵をばったばったと叩き伏せる話です。

 2つ目は、

「黒幕系」

 です。
 天才的な頭脳を持った主人公が、自らは(あまり)矢面や表舞台に立つ事は無く、優れた戦術や戦略、あるいは奇策をもって、次々と戦いに勝利を重ねたりする話です。

 そして、3つ目は、

「教師系」

 です。
 主人公は成長する側では無くて、成長させる側のポジションになり、他のキャラクターを育てる存在になります。
 言わば、

「育成ゲームのプレイヤー」

 に近い存在になります。
 例を挙げると、

「『プリンセスメーカー』の父親」
「『ワンダープロジェクトJ』のプレイヤー」
「『艦これ』の提督」
「空戦魔導士候補生の教官」
「対魔導学園35試験小隊」

 などが、これにあたります。
 私は、これらの要素を複数、あるいは全て併せ持ったキャラクターとして、

「大人や青年の主人公を使用した作品」

 を書きたいと思っています。
 なので、このスレッドを立ち上げて、皆さんの意見を仰いだと言う訳です。

 もし、これらの要素を併せ持ったキャラクターが、14~5歳くらいの子供だったら、ちょっとナンセンスすぎるでしょう。
 一応の理由付けとして、

「実は人間じゃ無い」「遺伝子異常などのイレギュラー」「神などの超存在の助けがある」「アイテム(や魔法)でパワーアップ出来る」

 と言った事も出来ますが、どうしても無理矢理感がありますし、白ける原因にもなります。
 そこで主人公を大人キャラにすれば、

「強くなったり、知識を蓄えたり、技術を身に付けた修行期間」

 を設ける事が出来て、立派な理由付けになります。
 なお、一応ですが、

「幼い頃や若い頃から、凄い人に師事していた」

 という理由付けも出来ますが、限界があります。
 余談ですが、この手の話は「美味しんぼ」や「食戟のソーマ」など、料理系に多い傾向があります。
 また、同じく「巨人の星」「柔道賛歌」「六三四の剣」に代表される様に、スポ根系にも多いです。

 つまり、無理が無い完璧な(もしくはそれに近い)主人公にするには、どうしてもある程度の年齢が必要になって来ます。

 ただ、現在では、

「主人公の周囲も無双キャラだらけで、取り立てて主人公だけが凄い訳では無い」
「特別な能力が当たり前にあって、別段珍しくも無い」

 という作品が増えて来ていますので、大人を主人公にする必要があまり無いというのが現状です。

2016/05/23(Mon)

上記の回答(読者が感情移入できるキャラは誰かという話)

投稿者 よしはむ : 0 投稿日時:

リック・ドMさんの投稿

>  主人公の年齢が青年、もしくは大人の作品として、
> 「ロードス島戦記」「吸血鬼ハンターD」「GATE」

 ちょっと違和感を覚えるラインナップのように思います。それぞれについて簡単に私見を申し上げてみます。

・ロードス島戦記→主人公は言行からして10代の特徴、ヒロインも設定年齢(長命のエルフ)に反して主人公と同程度の言行特徴
・吸血鬼ハンターD→Dは怪獣映画の怪獣に相当、感情移入しやすいのは周辺のキャラ
・GATE→主人公はオタク属性という年齢を超えた共通性、及びDと同じく主人公周辺に感情移入しやすいキャラあり

 以上のようなものだと思います。スレッド冒頭から話題にしているのは、「主人公」とは言いますが、感情移入できるキャラが誰かという話であるように思います。

 例えば、シャーロックホームズシリーズは、最も活躍するのはホームズです。その意味では主人公。しかし、ワトスンの一人称ですよね。天才の頭脳の働きを逐一追うわけにはいかないので(天才の描き方の問題に通じる)、天才を見て驚くキャラの視点にする。私のような一般人が感情移入するのはワトスンになります(少なくとも作者コナン・ドイルの狙いとしては)。

 あるキャラに感情移入するというのは、そのキャラの視点で見ることにもつながります。

> 「幼い子供や大人を主人公にしてはいけない」
> に、疑問を持ったからです。

 私みたいなビギナー向けの戒めですよね(中級者以上が初心に返る、もあったりはするがケースとして少ない)。上級者向けの格言めいたものではありません。ハウツーとしては、原則的なことを言うのですから、ビギナーが実践しやすく、かつ間違いやすい点を分かりやすく単純化してあると考えるべきではないでしょうか。ですから

> 「全く駄目な訳ではなく、何か手段や方法があるはず」

というのは、当然のことです。上級者だと必要であれば、ビギナー向けの原則は破ってきます。それでも効果が出せるのが上級者なのであり、うかつに真似して失敗するのが私のようなビギナーです。

中高生向けのラノベで、中高生でない主人公=感情移入対象キャラにしたいなら、まず受けやすい中高生主人公で面白く書けるようになってから、ということになるでしょうか。変化球を投げる前に、直球を投げられるようになりなさいよ、といったことでですね。

> 「無双系」

 迷える狼さんが挙げられた作品のうち、吸血鬼ハンターDのDが相当しますね(GATEの主人公もレンジャーなる、自衛隊最強クラスのようです)。無双系ヒーロー(あえて主人公と呼ぶことを避けます)は怪獣映画の怪獣と同じ、眺めて感心する対象でしかありません。強力な銃器みたいなものと言ってもいいでしょう。感情移入の対象とはなりにくく、そのため周辺にドラマが作れる人間的に魅力あるキャラが配され、そちらに感情移入が起こりやすくなります。

> 「黒幕系」

 迷える狼さんご自身が、「自らは(あまり)矢面や表舞台に立つ事は無く」と仰っています。そうなると、主人公が危機に陥らないですよね。艱難辛苦を乗り越えたり、手に汗握る行動を取るのは、周辺のキャラで、感情移入もそうしたキャラに起こりやすい。これも、無双系と似たような構造、特徴となっているように思います。

> 「教師系」

 これも迷える狼さんが「主人公は成長する側では無く」「育成ゲームのプレイヤー」でもあると仰っています。教師系キャラに対して、四苦八苦して苦労し、努力し、成長する生徒系キャラが存在するわけで、感情移入はそういう頑張る生徒系キャラになりやすいのではないでしょうか。

 お挙げになっている作品例から考えて、名目上の主人公と、感情移入対象のキャラ(実質的な主人公)が混同されているような気がします。ストーリーを進めるキャラと、ドラマを起こすキャラの違いと言ったらいいでしょうか。

 このサイトコンテンツにあるアドバイスは、感情移入対象のキャラのことではないかと思います。同時に、ビギナー向けですから、主人公を最も感情移入しやすいキャラにするということは暗黙の前提としてあるはずです。

 お考えのような問題について話をするなら、「読者が視点としやすく感情移入しやすいキャラ」という視点で話を進めるべきかと思います。その上で、必要であれば、感情移入対象キャラが、実は最も活躍する/強い/etcキャラと違うこともあるといった応用へ話を進めたほうがいいかと。名目上の主人公と混同した話をしていては、おそらく話がかみ合わないような気がします。

2016/05/25(Wed)

カテゴリー : キャラクター スレッド: ラノベで大人主人公がいけないは、本当か?

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元記事:合コン

合コンで3対3の設定で、6人均等に話させなければなりませんか?話さない人も居てもおかしくないですか?

上記の回答(合コンの返信)

投稿者 よしはむ : 1 投稿日時:

パコさん、こんにちは。

>6人均等に話させなければなりませんか?話さない人も居てもおかしくないですか?

6人が均等に話す必要はありません。実際の合コンの場合でも、話に加われない人、無口な人、そもそも早く帰りたい人がいても不思議ではありません。

また、小説は不必要な情報を削ぎ落として作るものです。ストーリーに関わりのない雑談、おもしろくない会話などはカットしてしまった方が良いです。
主人公とメインのキャラクター以外は、ほとんど話に加わってこなくても、問題ありません。メインキャラクター以外は風景だと思って大丈夫です。

カテゴリー : ストーリー スレッド: 合コン

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元記事:一話分の長さについて

どうもです。文章が分かりづらかったらすみません。

小説を書く際、一話一話の長さが分からなくなってしまう時があります。
自分は一話5000文字の感覚で書いているのですが、一話で長過ぎるのも良くないという話を聞きました。

意識というか感覚というか大体でも構わないのでお願いします。
逆に自分はこうしてるよという意見をもらえたら嬉しいです。

上記の回答(一話分の長さについての返信)

投稿者 mr.バッド : 2

これは、私個人の経験上の話ですが。基本、なろうをはじめネット投稿にある長編ものを読む際、新しく作品を見つける基準として1話につき、約5000文字以上目安いで見ています。(短編や小説より会話、説明などのページは省く)
理由は、5000文字未満は文章が分かりづらい書き方や短絡的なものが多い傾向があり、読む意欲が減ったりやイメージがし辛いことが多いからです。
大抵の、書籍化までしている作品の多くは、5000文字以上で平均的ページの範囲は5000~9000文字の範囲が多いです。(1ページ600文字としておよそ8~15ページ程)中には、1万文字を超える方もいます。
1シーンを書くのに、最低でも3000文字以上はかかることは多いです。
例えば、主人公が敵と戦うシーンでも間に会話はあるでしょう。しかし、戦闘シーンは会話だけでなく主人公と敵の動きから周りの状況、互いの心理や身体のことをより分かりやすく書くことが必要です。小説は、アニメや漫画と違って本人達や周りが全く不明なので、それを文章により分かりやすく書くには多くの文章を書く必要があります。作者や作品によっては、敢えて書き過ぎないよう控えめに書く方もいますが、それそれで短くてイメージがしやすい文や状況を用意しているからです。
質問の
「小説を書く際、一話一話の長さが分からなくなってしまう時があります」
これについては、書く際どのような書き方をしているかによります。
例えば、ネット投稿に直接書く場合は、文字カウントや全体的な文章や会話の量が分かりにくい時があります。作者によっては、Wordなど文字数や全体表示が見やすくできるツールを使った書くので、そういったものを使った方が、把握しやすいです。

「自分は一話5000文字の感覚で書いているのですが、一話で長過ぎるのも良くないという話を聞きました。」
シーンや話によります。例えば、プロローグやエピローグは余り長くてはいけなくて、大体少なく場合は5ページ位なので、文字数で約3000文字です。
他に、シーンを細かく場合。
(一般のラノベや漫画で1話ー1、10話Aパート1)など1話1話を分割して書く場合は無論少なくてもいいです。
実際、書籍化した作品で出版した方は、1話50ページ分(30000文字)だったのがWEB掲載では分割して5ページ分毎(3000文字ずつ)に書いている方もいます。

あとは、自分の作品1話1話の文字数について。このシーンからこのシーンの話は何文字なのか見極めてから書いた方がいいですね。
書籍化しているプロでまだWEB掲載されている話を読んで、このシーンからこのシーンまでは、これだけの文字を使っている。その文章は、どのようにこのシーンを表現して書いているかを見て自分の作品を書くのもいいでしょう。

カテゴリー : その他 スレッド: 一話分の長さについて

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元記事:セリフの繋げ方について

文章を書く時に気になったことを質問します。あまりに初歩的過ぎる気もしますがご容赦ください。

セリフへの繋げ方、セリフからの繋ぎ方というのは決まっているのでしょうか。
例えば、

 彼は得意げにこう言った。
「俺は毎日5キロは走ってるからね」
 僕は10キロ走っているが、彼の笑顔を奪いたくないので敢えてそれを言わなかった。


 彼は得意げに、
「俺は毎日5キロは走ってるからね」
と言った。
 僕は10キロ走ってるが、彼の笑顔を奪いたくないので敢えてそれを言わなかった。


 彼は得意げに、
「俺は毎日5キロは走ってるからね」。
 僕は10キロ走ってるが、彼の笑顔を奪いたくないので敢えてそれを言わなかった。


 彼は得意げに、
「俺は毎日5キロは走ってるからね」
 僕は10キロ走ってるが、彼の笑顔を奪いたくないので敢えてそれを言わなかった。

の四つの場合どれが正しいと言えるのでしょうか。(セリフの繋げ方だけ見た時)
どうか教えてください。お願いします。
また、この他に違う表現があるならぜひ教えてください。

上記の回答(セリフの繋げ方についての返信)

投稿者 読むせん : 7 人気回答!

好みは①。文章のスタイル次第じゃね?

「俺は毎日5キロは走ってるからな!」
  僕は毎日10キロ走っているんだけど・・・とは言えなかった。

とかでもいけるんじゃね

カテゴリー : 文章・描写 スレッド: セリフの繋げ方について

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投稿日時:

元記事:主人公が戦う立場・理由作り

「怪物や異能などは空想の存在である現代社会の世界観」で「突如特別な力に覚醒した一般家庭の主人公」が、「世間に公表されていない正体不明の怪物の集団」と戦うとした場合、
どのような戦う理由(事情)を作りますか?

様々な世界観で主人公とその仲間が敵対する者たちとバトルする作品は数多くあります。
が、その主人公の多くは10代(よくて20代前半)の子供です。
仮に異能力が当たり前に存在する世界観でも、戦闘を想定した訓練などしたこともない一般家庭の出自が設定になっているキャラクターも少なくありません。
そんな子供が「怪物と戦う!」「裏社会の犯罪者から友達を守る!」と言っても現実的な目線で見れば危険すぎます。

「戦闘の訓練を受けたことがない、特別な力を手にしただけの子供」が、「死ぬかもしれない前線に挑み続けるだけの立場」をどう作りますか?
それともそこまでの背景まで自問自答するのは野暮なのでしょうか。

上記の回答(主人公が戦う立場・理由作りの返信)

投稿者 蛇鷲 : 1

失礼します。
 現実では子供を手早く兵士に変える場合、①顔見知りを殺させることで元いた共同体に帰れなくする(+殺人への抵抗感を奪う)、②暴力による服従、③薬物による理性や恐怖感の麻痺、の組み合わせが多いのですが、おそらくそういった回答は求めているものではないでしょう。

 手っ取り早く理由づけするなら、『復讐のため』でしょうか。
以前何かで、「外国の作品には、力があるならそれを善のために使わなくてはという義務感で戦うキャラも多いが、日本にはそういうタイプは少なく、復讐など利己的に近い理由で戦うキャラが多い」との評を読んだ覚えがあるので、高尚なお題目を唱えるよりは復讐や愛、破滅願望など俗っぽい理由の方がウケがよいかと考えます。

 第二案としまして、『みっちり軍事訓練を受けて死を恐れない兵士に作り替えられる』というのはどうでしょう。
求められている回答とは違うかとは思いますが、
【「戦闘の訓練を受けたことがない、特別な力を手にしただけの子供」が、「死ぬかもしれない前線に挑み続けるだけの立場」をどう作りますか?】
と聞かれた場合、こういった回答もありなのではと思います。

カテゴリー : 設定(世界観) スレッド: 主人公が戦う立場・理由作り

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