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七梨さんの返信一覧。投稿の古い順2ページ目

元記事:カットの仕方って、どうしていますか?の返信

 こんばんは、のんです。以下、勝手な想像で意見させて頂きますので、見当違いの場合は申し訳ありません。先に謝っておきます。

▼『エピソード・シーンなどを減らして、描写を濃くする』
 との事ですが、蛇足となる話は切り捨てて重要なシーンをより掘り下げている。という事でしょうか。理由の説明不足を避けるため、というのも「より掘り下げたい」ということなんだと思います。
 これは何も間違っていません。物語の一体感を上げる有効な手段です。それが無駄に文章を増やしてしまう結果になったのは、折角削ったエピソード・シーンを描写を濃くする段階でまた植え付けてしまったせいでしょう。
 例えば、食事シーンを掘り下げるとき。一緒に食べているキャラクターや場所、食事の内容やその感想等。出せる情報はたくさん有りますが、必要でないものの方が多いですよね。見直してみては如何でしょうか。

 それに、そもそも描写は回りくどくなりやすいものです。出したい情報をそのまま説明するのではなく遠回しに伝えるのですから、当然ですよね。そういう意味の「描写」ではないのかもしれませんが、端的に説明する意識をもつと良いかもしれません。

 それから▼特に起承転結の起が困ります。と有りますが、長くなって困るのは展開が遅いと感じるからでしょうか。
 こう言ったグダりや中だるみは、得てして中盤に出やすいものです。それが序盤にとなると、気が付かない内に起から承に片足を突っ込み、転に手を伸ばしているのかもしれません。
 長編の起承転結はそう単純ではないと思いますが、つまりは起で必要な情報が見極められていないのです。序盤は物語が動き出す部分。そうそうグダりはしません。物語が始まったと思ったなら、サクっと切り上げて承にいくべきです。

▼設定・登場人物を削った結果、むしろ前より長くなった
 のは、きっとそこが消えた分の穴埋めをしようとしてしまったのではないかと。
 どうやらいろは歌様は、読者様に確りと伝えたい。という思いが強いようですが、何も一から十まで描写する必要はないんですよ。読んでみないことには何とも言えませんので、誰かに読んでもらってみて下さい。文章がより洗練されると思います。

上記の回答(カットの仕方って、どうしていますか?の返信の返信)

スレ主 七梨 : 0 投稿日時:

 重要なシーンのみを掘り下げるというのも、間違ってはいないと思います。
 食事のシーンは、「これ、必要なのか」と思いつつ、会話のついでに書いています。
 起で困っているのは、いつまでたっても展開が進まないという点ですね。昔、プロローグの段階で二万五千字にいたる話を連載したとき、「いつまでたっても面白くならない」というクレームが来ました。それで、初期から事件を起こしたら起こしたで、「詰め込みすぎ」という感想をもらったり。
 転に片足突っ込みはさすがにないでしょう。一章の起なので、狙ってもできません。いちおう、美少女キャラと出会った時点で物語が始まったとみても、いいのでしょうか。

 今の状況を説明すると。

・数ヶ月前にプロットを完成させて、放置する。
・見返すとなにが書いてあるか分からなかったので、設定・登場人物を削り、ストーリー自体も一から構築し直す。
・魔改造して、プロット・あらすじともに最後まで作り終える。
・首をかしげながら一章の起部分まで書く。
・プロットをアウトラインプロセッサで作り直す。
・一話ごとに役割をもたせながら起承転結を組み立てた結果、長くなった。(例:状況説明→町の説明→ヒロインの説明→彼女のやっていること→というように)

 だいたいアウトラインプロセッサで三度目のプロット改変をしたせいです。消したはずの設定をまた採用する羽目になった――という部分は否定できないけれど、それを描いてはいないため、あまり関係ないかと。強いていうなら伏線を無意識のうちに張る癖があります。

カテゴリー : 文章・描写 スレッド: カットの仕方って、どうしていますか?

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元記事:カットの仕方って、どうしていますか?の返信の返信の返信

 返信ありがとうございます。言葉足らずな部分が有りましたので先ずは補足させて下さい。

▼消したはずの設定をまた採用する羽目になった
 折角削ったエピソード・シーンをまた植え付けて、というのは「新たな」が抜けておりました。
 何が言いたかったかといいますと、例えがまた食事シーンなのですが。レストランで主人公が食事をとるとします。それにあたって、「席に座るまで」「料理の注文」「料理が届くまで」は不要だからと全カットし、この「主人公が料理を食べる」シーンで焦点を当てたい部分を「料理の美味しさ」としましょう。どのように描写しますか?
 私なら味と見た目を中心に、食材や調理法にも軽くふれます。あとは放置。レストランの内装や食器類、他の客の様子などは店を出るときにチラっと書くかもしれませんが、その程度です。
 ここで上記の「また植え付けてしまった」という話に戻りますが、いろは歌様が文字数を膨大なものにしてしまうのは、レストランの内装を始めとした関係ない周りの情報に触れてしまう。あるいは、料理一つ一つの事細かな感想や食材の入手経路、シェフの経歴といった方向に深掘りし過ぎてしまうかのどちらかだと思います。言いたい事だけ伝わればそれで良いんですよ。

▼「いつまでたっても面白くならない」
 序盤の終わりに辿り着くまでが長くなってしまったのですね。推理モノが展開の切れ目が分かりやすくなっていますので、それを例に意見させて頂きます。
 ○先ずは1つの事件を追いかけるタイプ。他のジャンルの作品も概ねコレに当てはまると思いますが、このタイプは事件に巻き込まれるまでが「起」です。恋愛モノなら主人公がヒロイン・ヒーローに出会うまで、とかですね。美少女キャラがヒロインで、物語の主軸が恋愛なら「起」はここで終わっていいでしょう。
 ○次は度々事件が起こるタイプ。これは最初の事件を解決するまでが「起」となることが多いです。その事件を切っ掛けに人脈を築いて他の事件に巻き込まれるようになったり、主人公自身が探偵になったりして「承」に続きます。これはコナン君やサザエさんのように一話一話が独立した短編連載か、ワンピースのように同じパターンの繰り返しで章の切り替わりが分かりやすくとも確り続いている。かに別れますね。
 ○最後に事件が事件を呼ぶタイプ。これは最初の事件を解決したら次の事件に繋がっていて、段々と黒幕を追い詰めていくような話です。これも結構他のジャンルに多いですね。序盤でラスボスが明らかにならない場合は大抵コレです。最初の事件を解決して次に気づく辺りまでが「起」になります。

 何となく「起」の終わりが伝わったでしょうか。序盤はお約束や前提条件を提示する場と言いますか。物語が動き出せばそれで良いのです。掘り下げれても掘り下げる必要はありません。最短ルートを突っ切るような心持ちで終わりを目指されてみては如何でしょうか。

上記の回答(カットの仕方って、どうしていますか?の返信の返信の返信の返信)

スレ主 七梨 : 1 投稿日時:

 私の場合は余計な設定は全て裏設定にまわしていますね。例えば登場人物の過去や正体ですが、色々とぼかしています。
『予定を三万・四万字オーバー』と書くと語弊があるかもしれない。そう思って確かめたら、予定が六千字・実際の文量が約五万字でした。むしろ控えめなほうですね。
 ヒロインとの出会いを起とした場合はプロローグをカットすれば、一万二千字です。
 私がカットに悩む原因は伏線を張っているから、かもしれません。例の詰め込みすぎと言われた序盤は、伏線を張るためだけに書きました。町の描写を全てカットして、一気に話を進めようと思ったら、伏線があって悶絶した経験があります。今回は、別の部分でも描写ができるため、一章のどこかに挿入すればいいかもしれませんが。
 起の終わりに関しては、事件・トリガーを引いてからが本番なので、推理小説のような構造です。恋愛が主軸ではないため、二章から始めるようか検討していました。ただし、事件を二章で解決(したことにして)終わらせると、テーマに繋がりません。
 主人公と対になっているのがヒロインで、最も書くべき内容が彼女に対する想いであったため、一章から書くと決めました。
 一章の最後でトリガーが引かれて、二章で一つの事件の真実を追う。三章で全てが解決する。という感じです。
 恋愛が主軸にどうしてもできないのは、そのヒロインがほか作品でいう、ニューダンガンロンパV3の赤松楓のような存在だからです。
 深掘りのしすぎは……どうだろう。冷静に考えると私の情景描写は薄いほうなので、どちらかというと心情描写のほうが多いです。

カテゴリー : 文章・描写 スレッド: カットの仕方って、どうしていますか?

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元記事:カットの仕方って、どうしていますか?

 気がつくと予定の量の二倍・推敲でさらに倍化するときがあります。

 心がけているのは、『エピソード・シーンなどを減らして、描写を濃くする』です。
 説明不足を避けるためですが、これのせいで文章が増えていると感じます。

 特に起承転結の起が困ります。全体の五パーセントから十パーセントに収めたいのに、三万・四万はオーバーします。予定が二四万字で、最後には倍になると計算すれば、ちょうどいいのでしょうか。
 いちおう、登場人物と身の回りの環境だけを描写した結果が、これですが。(章も一つ、まるごと削りました)

 解決策はプロットの変更です。しかし、設定・登場人物を削った結果、むしろ前より長くなったのではないかという疑惑が立っています。

 それとも、冒頭の問題でしょうか。
 承の事件・出来事が発生する場面を最初に持ってきたり、後から起で起きた出来事を説明したり。
 そういうやり方のほうがいいかもしれません。

 それと、説明を全て描写・エピソードに変換した弊害もあります。登場人物が物語を勝手に進めて、視点が読者側を向かず、置いてけぼりを食らっているのではないかと感じます。

上記の回答(カットの仕方って、どうしていますか?の返信)

スレ主 七梨 : 0 投稿日時:

 やはり加減と描写の濃淡が重要ですかね。
 序盤を伏線まみれにすることもよくあるけれど、本当に必要な描写なのかよく考えて、書くべきだと感じます。
 プロットもメインテーマに関係のある場面しか書かない、というのもありかもしれません。細かく設計すればするほど、本編も長くなるため。

カテゴリー : 文章・描写 スレッド: カットの仕方って、どうしていますか?

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元記事:カットの仕方って、どうしていますか?

 気がつくと予定の量の二倍・推敲でさらに倍化するときがあります。

 心がけているのは、『エピソード・シーンなどを減らして、描写を濃くする』です。
 説明不足を避けるためですが、これのせいで文章が増えていると感じます。

 特に起承転結の起が困ります。全体の五パーセントから十パーセントに収めたいのに、三万・四万はオーバーします。予定が二四万字で、最後には倍になると計算すれば、ちょうどいいのでしょうか。
 いちおう、登場人物と身の回りの環境だけを描写した結果が、これですが。(章も一つ、まるごと削りました)

 解決策はプロットの変更です。しかし、設定・登場人物を削った結果、むしろ前より長くなったのではないかという疑惑が立っています。

 それとも、冒頭の問題でしょうか。
 承の事件・出来事が発生する場面を最初に持ってきたり、後から起で起きた出来事を説明したり。
 そういうやり方のほうがいいかもしれません。

 それと、説明を全て描写・エピソードに変換した弊害もあります。登場人物が物語を勝手に進めて、視点が読者側を向かず、置いてけぼりを食らっているのではないかと感じます。

上記の回答(カットの仕方って、どうしていますか?の返信)

スレ主 七梨 : 0 投稿日時:

 意識しなくても勝手に長くなるタイプです。
 できるだけ、神視点にならないようにするのが、ポイントですかね。いちおう憑依型であるため、常に登場人物になりきって書いています。
 説明文だけでなく、場面もダイジェスト化したほうがいいかもしれません。
 心情描写が得意なのもあって、多くなりがちです。そこを削ったら物足りなくなったといいますか、唐突になる部分が出てきたので、慎重にいこうと思います。
 適正な量を把握して、何度も書き直すのが重要ですかね。時間はかかるでしょうけど。 

カテゴリー : 文章・描写 スレッド: カットの仕方って、どうしていますか?

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元記事:10万字前後の小説の書き方について

 最近になって気づきました。話が予定より長くなるのは、長編に対する苦手意識からくるものではないかと。
 最初に(連載以外で)10万字を目指して執筆したときは文章量が足りず、苦戦した記憶があります。そのときのインパクトが強くて、プロットを作り込みすぎてしまうのだと感じました。

 10作以上作った中で、10万以下と20万字で終わらせた話は合わせて5か4はあります。(プロットなしと雑に終わらせたパターンも含みますが)それを2分の1に削ったらいいのか、もしくはその削り方とはいかようなものなのか。
 単行本1冊で終わる物語の作る方が、いまいち分かりません。

 私の好きな系統は少年漫画の10年単位で連載する作品ばかりで、スケールを縮めると萎えるタイプです。メモに残したネタは全て、ストーリーにすると30万字は要ります。新たにプロットを立てようにも、自分はなにが書きたいのかイマイチ思い浮かびません。
 書き出すにはサイトで連載している作品を終わらせる必要もあります。少なくとも今年度中には完結しないため、どうしたものかと悩んでいます。

 もしくは苦手意識を取る方法を知りたいという感じでしょうか。小説自体、いまだに書くのに不安がありますし。

上記の回答(10万字前後の小説の書き方についての返信)

スレ主 七梨 : 10 人気回答! 投稿日時:

>そのときのインパクトが強くて、プロットを作り込みすぎてしまうのだと感じました。
 間違いではないけれど、正確にはストーリーを世界規模に設定してしまう、だと思います。

カテゴリー : やる気・動機・スランプ スレッド: 10万字前後の小説の書き方について

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元記事:初めが書けない

私はいくつも小説の構想を持っていて、大体のあらすじも考えているんですが、物語の山場を考えすぎて、プロローグや序盤などの起き上がりの部分が、書けないというか、飽きちゃうんです。
どうすれば良いか、書きやすくなるコツなどあれば教えてください。

上記の回答(初めが書けないの返信)

投稿者 ごたんだ : 0

ア=メで監獄が拘る部分は恥と恥らしいです。

SMで途切れる部分には特に神経を尖らせるようで…

物語の最初…『ワンブレス』は品質の保証する側からのツッコミも集中します。

何が言いたいかと言うと、『書かない』ことです。
もっと言うと、ページの老いた順に馬鹿正直に書かない。

その為に『ポロット』はあります!

自分のコントラクトに合わせ、好きなものを先に書けばいいのです。

名瀬さん、後の成長した自分の方が難しい場面を描けるようになっているはずだからっ!!?

書けないなら、というか最初からこれなら書ける最低限、割りに割った
極シンプルな話しで第一校を書いてしまいます。
その後、主人公の性別を変えたり、好きな属性を交えた改稿だの、俗稿だの書けばいいのです!!!
このやり方だと、何かで大手術をする時に態勢が付きますし、締め切りで筆を投げても編集が文字通りの仕事として自動で取り付くってくれたりします!!!!

カテゴリー : 文章・描写 スレッド: 初めが書けない

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投稿日時:

元記事:戦記ものの視点

お世話になります。
初めて質問します。
戦記ものの視点は神視点でも良いのでしょうか。
銀英とかを見ると、必ずしも視点が固定されていないけど、だからこそ読者はわかりやすい気がします。
詳しい方、よろしくお願い申し上げます。

上記の回答(戦記ものの視点の返信)

投稿者 大野知人 : 1

 日頃ラノベばかり読み漁っているのでそっち側に偏ったデータになりますが。

 おすすめの戦記物としては
・覇剣の皇女アルティーナ
・ミスマルカ興国物語
・GATE
・会長の切り札
・アルスラーン戦記
 
 辺りかなぁ。
 アルスラーンは実は読んでないので解説できないのですが。

 覇剣の皇女は『主人公が軍師、ヒロインが凄く強い姫騎士』と言う設定の軍師ものと呼ばれるジャンルで、距離感や時間、戦闘の規模を細かく描きつつ、主人公の奇策がスカッと嵌まるさまや、意気揚々と切り込んでいくヒロインの姿、そして彼らのラブコメを描くような作品です。

 ミスマルカ興国物語は戦記物としては少しズレる作品で、強力な力を持つ魔道具を持っているという伝承(ただし信ぴょう性大。バチカンみたいなものと解釈しても良い)しかない小国の王子が、その事を立てに嘘と脅しで大国や魔物と渡り合って行くというストーリー。ちなみにギャグが秀逸。
 呼ぶなれば、『外交官もの』。

 GATEはアニメ化もされたから知ってる人も多いだろうけど、東京の新宿に異世界に繋がるゲートが開いてしまって、そこを通って異世界を探索に向かう主人公たちが戦ったり、現地人にモテたりするなろう系。魔法使い含むファンタジーな軍隊と自衛隊が武力衝突するシーンなどの表現は迫力が凄い。

 会長の切り札は多分今回のメンツで一番『戦記物っぽくない』。過疎化によって統廃合が決まってしまった地方の高校が舞台なんだけど、珍妙な流れで「高校統廃合の決定権を高校の生徒に委ねる」ことになり、それぞれに一芸を持つ高校生たちが切磋琢磨したり、色々計画して戦っていくというかなり珍しい作品。
 ハマる人はハマる。

 あとはまあ、アニメだけどガンダムや宇宙戦艦ヤマトなんかは大筋の流れとしては参考になるはず。

 日本の時代劇、特に平安末期から戦国時代くらいまでをネタにして扱った中には、『戦記物』として見ると面白い作品もチラホラ。今やってる『鎌倉殿の十三人』なんかもそう。

 時代もの全般に言えるけど、日本の歴史のうち鎌倉~戦国時代までの流れは基本的にサムライや貴族の派閥争いと『小国』同士の戦争や駆け引きだから、歴史そのものが戦記物の勉強になるという見方も出来ます。

 漫画はオススメしたいのもあるけど、一シリーズ辺りが長すぎるのでそういう意味でおススメ出来ない。

 まあそんな所かなぁ。
 何かの参考になれば幸いです。

カテゴリー : 文章・描写 スレッド: 戦記ものの視点

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投稿日時:

元記事: プロローグを入れる、入れない場合

いつも大変お世話になっております。
まだ終わりそうにない長編小説を続けております、やとうと申します。
相変わらずコロナの感染では良くない状況が続いておりますが、皆さまはいかがお過ごしでしょうか。

こちらは予想もしなかった一年をバタバタと過ごし、
創作の方は休載四天王並みの進行速度で細々続いている状況です。

作業する期間が所々で空いてしまいましたが、再開時に読み返し、以前には悩んだ部分が書けるなど、ゆっくりながらも進めています。
その中で構成に悩みが出てきたため、こちらでお話しをうかがえればとお邪魔しました。

現在書いている内容は
ヴィクトリア朝をモデルとした舞台で、異国から来たサムライが小公子を立派なお世継ぎにすべく守り育てる、というものです。
展開としては、

A 初対面初日に小公子襲撃、サムライが元気に突撃して解決。
 再度小公子の命を狙う伯爵家ご本家(親戚)にサムライがアポなし訪問、お世継ぎの宣戦布告。

B スパルタ教育と方針が合わず女教師と揉める様に我慢できず、反抗期な小公子が家出。
 小公子が逃げた先で、サムライの同郷や女教師の知り合いが関与する切り裂き事件に巻き込まれる。

C サムライ、女教師が一時休戦で小公子を助ける。ついでに本家にサムライの同郷などの連中が絡んでいることを知る。
 小公子は自分の家業の暗部が事件を引き起こしたことを知り、将来伯爵となり改善することを決意。
 サムライは小公子を立派なお世継ぎになるまで、守り育てると約束。故郷の因縁の敵は切る。

 というところまでをひとつの区切りとしてまず、プロットから小説へと文章を書き続けています。

最初は内容について考えていなかった、プロローグの存在についてどう扱うか悩んでいます。
入れた方が良いのか、必要なければ無しのままで始めてよいのか。

もし書くとすれば、プロローグは

・小公子の家の本邸(領地のお屋敷)へ向かう途中で襲撃をうけるもサムライが撃退。ヒロインがサポート。
・本丸潰す気マンマンのサムライが心配なヒロインと、親類に会う恐怖と不安が隠せない小公子。
・敵は全部任せとけ、とサムライがどっしり構える様子を見て小公子は「出会ったときからこの人は変わらないなぁ…」と過去を思い出す。

という流れで冒頭Aの内容へと続く、という形にしようと思います。

プロローグを書くときは、どのような内容、情報で物語の舞台を説明するのがよいか、足りないことはないかと迷います。

また、話の流れとしては今のプロローグに入れようとしている内容は、
中盤以降の展開の場面で、最後の決着をつけに行くところの少し前、というぐらいの位置です。

プロローグの内容についてはどのようにすると読者によって話が入りやすい、わかりやすいでしょうか。

・このまま使用する
・時系列が前後するような内容を含めるのは、避ける別の内容にする。
 または主人公についてもっとわかりやすい情報を入れるべき(過去、出自、理由など)
・必要なければ無しで進行していく

また、皆様は創作のときプロローグは制作中のどのタイミングで考え、決定していますか。
入れない場合はなぜ、そのように判断されましたか。
その際に心がけていることなど、創作の中でお気づきのことなどうかがえれば幸いです。

新年度が始まって皆様がお忙しいところ恐縮ですが、よろしくお願いいたします。

上記の回答( プロローグを入れる、入れない場合の返信)

投稿者 あまくさ : 0

まず。

A・B・Cのあらすじ、素晴らしいです。シンプルで要を得ており、これだけの情報でストーリーの本筋、ポイントがどこにあるかなどの基本設計がクリアに把握できます。これの10倍くらいの文字数がありながら、ポイントがどこにあるのかさっぱりわからないプロットやあらすじを書いて来る人、多いんですよ。やとうさんのA・B・Cは、例えば女教師がどういうキャラで、どういう動きをしそうかなど書かれていないことが想像できるんですね。個人的には、あらすじってこう書いてほしいという見本です。

で、ご質問の件ですが、

>・小公子の家の本邸(領地のお屋敷)へ向かう途中で襲撃をうけるもサムライが撃退。ヒロインがサポート。
>・本丸潰す気マンマンのサムライが心配なヒロインと、親類に会う恐怖と不安が隠せない小公子。
>・敵は全部任せとけ、とサムライがどっしり構える様子を見て小公子は「出会ったときからこの人は変わらないなぁ…」と過去を思い出す。

このエピソードはCのクライマックス直前あたりに入れるのがいいような気がします。
もしかして、Aの「再度小公子の命を狙う伯爵家ご本家(親戚)にサムライがアポなし訪問」の部分を考えていらっしゃるのかなと思ったので、念のため質問。
Aに入れてしまうと、「襲撃を受ける」という似たようなシーンがプロット上の近いパートで続いてしまうし、期間が短いと「出会ったときからこの人は変わらないなぁ…」という感慨が効果的になりません。

なので、このエピソードは、サムライ・小公子・女教師の間にすれ違いや誤解・衝突など紆余曲折を経た上で、しだいに気持ちと目的が一つになって本家に立ち向かうという形で、A~Cの最終局面直前に入れるのが最適かなと。
で、そこにつながるプロローグなら、物語の本筋にはまっていることと、動きがあってツカミ向きという二つの要件を満たしているように思います。

一般論としてのプロローグについては、私はどちらかと言うと、

・プロローグは有っても無くてもよい派

・時系列を崩すのはダメじゃないけど、慎重にやった方がよい派

なのですが、上記のような感じにうまく書ければ悪くないプロローグだと思います。

カテゴリー : 文章・描写 スレッド: プロローグを入れる、入れない場合

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投稿日時:

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