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スガヤヒロさんの返信一覧。得点の低い順2ページ目

元記事:自分の小説を面白くしたいの返信

まずはプロローグを読んだ感想としては、状況がさっぱり読めない、というのが本心です。
ラスト数行で、「ああ。主人公は何かしらの冒険をして、ヒロインたちを巻き込んで現代に戻ってきてしまった。彼女たちを元の世界へ戻すにはどうしたらよいか」という事なのかな? と理解しました。
ただ、その現状把握が出来るまでがえらい長い。
最初のスイとの問答で現状の把握が出来ることが望ましく、白無垢が出てきた時点でヒロインたちの目的をそれぞれ提示できるのが理想的かと思う。
辛口コメントだと思うけど、正直、プロローグの中盤で飽きる。
でも、「ヒロインたちを元の世界へ還すには」という主旨は目を見張るものがあり、面白いアイディアだと思う。それだけに、プロローグの最後まで読まずブラウザバックしてしまった人には勿体無いと言える。
もちろんそれは、現状と目的を伝えきる前に読者を飽きさせてしまった作者の技量が問われているわけだけども。

それと、背景がまったく見えない。
「襖」「神」「供え物」「布団」と、小道具は出てくるのでそれらに共通する場所をイメージするしかない。
和室かな? 神社の母屋? 供え物ってことは祭殿? そこで布団を敷いて寝てるのかな? どんな状況だ。という具合。
短く、わかりやすい文。これを意識するあまり、必要な情報が抜け落ちているのではないかなと感じます。
通常、「説明から入る物語は良くない」とされますが、物語をまったく知らない読者が必ず「しっかりと読む」のが冒頭ですから、ここに説明を置くのは実は理にかなっています。
無論、状況によりますが、背景の説明をサラッと書いてしまうのには適しています。
というのも、さっさと舞台を描かないと、読者も読んでてイメージが「地に足がつかない」感じでフワフワしてしまうためですね。

会話文は全体的に面白くて、セリフはキャラをよく扱えてると思う。「キャラらしさ」がよく出ていて、なのに「わざとらしさ」は感じない。
白無垢の廓言葉は、「狼と香辛料」あたりから始まって「Fateシリーズ」あたりでも人気キャラになって定番化してる感があるけど、多分に漏れず「可愛い感じ」が良くイメージできます。
でもそういう既存作からの流用という印象はなく、あくまで「この作品のこういうキャラ」と認識できる。
おそらく、所々で「関東人が使う関西弁」みたいに間違いがあるというか、ニュアンスが変な部分があるためでしょう。
でも「わざとらしさ」はなくて、「正しく発音できない子供」のような印象を得る。
正直、これはどうしてなのか不思議。真似できるものならしたいが、たぶん意図的にやったらコケるだろうから羨ましい。(……と思ったけど、本編だと廓詞じゃなく京都弁って話になってる。キャラがブレてるような……)

2話まで読んで思ったことは、文章は「主語」を意識しましょう。
Webで一人称の小説だと主人公の口語体が主体になることが多いですが、日本語というのは主語を省略できる言語で、日常的に主語を省略して会話することが多いです。
このため、無意識に一人称の口語体を書くと、主語を省略してしまい、文脈をよく読まないと理解できない(しかし把握してる作者にはスッと読めてしまう)という文章になってしまいます。
しかし毎度主語を書くとくどい事も多いので、あくまで「意識しましょう」という話です。

10話まで読んだ感じ、展開が遅いと思う。
プロローグの時点で「異世界に行きます」ということがわかってるのに、そこへ行くまでに、つまり「本筋が始まる」までに10話、全体の1/4もかかってる。
起承転結の「起」ですから、と言われたらまあそうなんだけど、全体の1/4も読んで「話が見えてこない」というのは展開が遅いとしか言いようがないと思う。
4話目くらいで、10話目の内容をしていても問題ないのでは。

15話まで読んだ感じ、展開が遅いと感じたのは余計な説明(解説)が長いためと理解しました。
竜の話、いつまでやってるんだろう? と思ったのが正直なところ。
「匿って欲しい者がいる」という話題になったら、読者の興味は「追ってる者」「追われてる者」に向かうでしょう。
それをなかなか出さずに2話3話と続けてる。
この流れだと、「追ってる者」「追われてる者」が登場しなければ話が進まないので、この2・3話は話が進行せず停滞している、と判断できます。
もっとシンプルにコンパクトに1話にまとめることが出来るのではないでしょうか。

28話まで読んだ感じ、どうも中盤から視点変更が目につきます。
視点移動する事自体は技術的に間違いではありませんが、「これを説明するためには別視点で書いたほうが楽」という作者の心情が透けて見えるタイプの視点移動だと思います。
「話を盛り上げようとして」のモノではなく、「説明するための」モノになってる。
これの何が悪いのかというと、物語は当然のこと進展するたびに説明しなければならないことが増えていきます。
ということは、話が進むたびに視点移動が増えていくってこと。
そうすると、終盤に近づくにつれて「主人公の一人称」をやる機会が少なくなってきて、主人公の印象が薄くなっていく。
事実、主人公が竜の背から落ちて以降、主人公の出番は視点移動した分は確実に減ってますし、白無垢など一度しか出てこなかった。
視点移動そのものが悪いわけではありませんが、「主人公の一人称」として書き始めたならば、可能な限り「主人公視点」で全てを語るべきだと考えます。
それに、一度「視点移動した」という事実が付くと、「視点主がわかりにくいシーン」が全て「これ誰視点?」となってわかりにくくなる。
なので、そもそも「たびたび視点移動してる」という私の解釈が誤解なのかもしれませんが、それくらいわかりにくい、という事です。
28話は誰かの主観による地の文があるけど、誰の視点なんでしょう。

読み終わりました。
全体的にイメージが難しく、誰が何をしてるのかがよくわからないといった感じで、読了したものの、たぶん私はこの物語を理解できていないと感じます。
既に書きましたが、主語を欠いた文が多くサッと読めない事が原因の一つで、また説明が長く不要な場面なども多いため、本題の「これを読んで!」というものがイマイチつかみにくいためだと思います。
また、プロローグでは「ヒロインたちを元の世界へ還すためには」という主旨が見えるものの、本筋では「そうなった経緯」を話してるだけで、この主旨はやってないって事になります。
すると「スイさんに毎朝お願いされている異世界への帰還。」このあたりの文は消してしまったほうが良いと思う。
それが本題じゃないんだし。
あえて「帰還」をプロローグに置いて回想するという形を取ったのだと思うけど、それが主旨でないなら、狙いを外してると思う。
「帰還」つまり「帰還することが主旨」「元の世界への未練が主旨」「異世界の捉え方が主旨」などなど、「異世界に戻る」ことが関係する主旨にしないと、「行って、暴れて、帰ってきただけ?」という感じになっちゃう。

正直なところ、スガヤヒロさんの自己評価とは全体的に真逆な印象を受けました。
出だしは良かった。プロローグについて指摘はしたけど、掛け合いの台詞回しはとても良かったです。竜頭蛇尾を欠き、とあるけどツカミは悪くないと思う。
ところが話が進むにつれ、作者のガス欠というか、失速感はなかったと思うけど、作者がこの世界観に慣れちゃって、説明が不足してたり、説明したい場所をやたら説明したり、読者の事が頭から抜け落ちている感じがありました。
主人公のキャラは、序盤のほうが出てたと思う。これは視点変更の話でしましたが、中盤から主人公の視点なのか誰の視点なのかわけがわからなかったためです。
短い、わかりやすい文。これも主語を欠いているので、あくまで「一文」ではわかりやすいかもしれないけど、連ねた「文章」になると文脈を読み取りにくい事が多く、わかりにくかったです。
そして設定が甘いことに自覚があると書いてありますが、そもそもそれほど設定が重要で設定を利用した物語ではないので、「設定が甘い」という事自体に読者が気づかない、と思います。なので、これはこれで十分だと思います。
そんなわけで、自己評価とはほとんど真逆の感想になってしまいましたが、こんな感じです。

上記の回答(自分の小説を面白くしたいの返信の返信)

スレ主 スガヤヒロ : 2 投稿日時:

批評ありがとうございます。
総合評価30代の赤点みたいな作品を読んでいただき、心ぐるしいような、嬉しいような戸惑いを感じています。
そして、丸の少ない答案用紙から間違った設問を拾いあげ、指摘する作業は大変だったと思います。
批評に対しての返信は何を言っても言い訳になりそうで、難しいですね。
それに、長文で批評してくれているのに「ありがとう」だけでは誠意がないので、少し書いていきたいと思います。
最初、主題は不遇な青春を取りもどそうとする主人公が異世界と現代を行き来する。
「犬夜叉」のようなラブコメをやろうとしたのですが、見事に主題から外れました。
長い執筆期間。二か月未満くらいでしょうか? プロット通りに異世界にいって帰ってくる。これは達成させることができたのですが、なろうの流行を取り入れよとしたり、どうすれば評価してもらえるのか? という動機でテコ入れをしていくうちに、主題からそれていった事。
ラノベ一冊=一巻」と考えていたので主題を展開させる速度が緩やかになり、具体的には存在しない2巻でやればいいという状態に気づかないまま主題が明示されずに物語が進んでいった要因なのかなと思いました。
そして、主語の部分は無意識下の所業ゆえに、指摘されるまで気づきませんでした。
他者に批評されて初めて頭が回り始めることも新たな発見でしたし、自身の作品を頭から足元まで読んでくれた上での批評は得難いものでした。
また、作品を書く原動力を得らた気がします。
改めて、読んでいただきありがとうございます。

カテゴリー : 小説の批評依頼 スレッド: 自分の小説を面白くしたい

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元記事:敵対勢力多すぎですかね

 第三次世界大戦核戦争後が舞台で主人公4人が武士や騎士などの武装勢力と戦うストーリーの一次創作と二次創作を個人サイトで書き始めたのですが、武装勢力は
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 となりました。朝鮮半島、東南アジア、アフリカなど省略されている箇所があり、実際はこれらの数倍以上あるのですが、敵対勢力多すぎですかね?
 意見をいただきたく存じます。誹謗中傷は勘弁。なぜケルト人の血が未来に復活しているのだというツッコミなどにはご都合主義としか答えられませんが。

上記の回答(敵対勢力多すぎですかねの返信)

投稿者 mofu : 0

最新の返信を拝見しましたが、小説どうこう以前に常識を覚えたほうがよろしいかと。

>>毎週のように、各種ウェブ小説サイトに同作を一話投稿してはアカウント削除を繰り返している
これはサイトを回る人にとって検索妨害になりますし、それによって他でもないあなた自身が『異能変身態の人』『龍崎隼人の人』と、悪い意味で有名になるだけです。

また二次創作版は、オリキャラの殺しの道具として原作キャラを使っているため、原作や原作キャラが好きな人にとっては凄まじく不快ですし、もし原作関係者の耳目に入ろうものなら『キャラクターのイメージを著しく損なう』的な警告が入ってもおかしくないところです。

カテゴリー : 設定(世界観) スレッド: 敵対勢力多すぎですかね

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投稿日時:

元記事:物語には明確なラスボスが必要でしょうか?

いつもお世話になっております。
長編小説に挑戦中の、やとうです。

このところコロナウィルスで日々の暮らしが大きく変わりましたが、
皆さまはお元気にお過ごしでしょうか。

自宅で過ごすことが増えて、最近家の中も落ち着きだしたのでやっと落ち着いて創作が再開でき、
プロットの構成を見直したのですが、作中のラスボスの存在について、疑問を抱くようになりました。

今書いているものは、例えると〈ハリー・ポッター』のヴォルテモート卿のように、序盤から敵として存在感を示し、これを倒せばクリアというような明確な存在がいないのが現状です。
敵として登場させようと思っているキャラクターの中には、少々書き加えればそのポジションができそうな候補はいますが、いなくても成り立てそうな気もします。
ただ、存在すれば敵側の勢力が色々と作れそうな…とも迷います。
どちらにしても現状のプロット通りにいくと、敵対する存在がまだ薄いので話の流れに合わせた敵キャラクターは追加でいくつか必要だと感じています。
現状だと次々遭遇する中ボスクラスを中~短編ごとにポコポコ戦うような流れです。

共通の黒幕・ラスボスは可能な限り、作れるのならばあったほうがいい存在なのか。
なくても成立するならば、単発の敵だけでそのままやってみても良いのか。

学校も職場も非常事態でお忙しいところ恐縮ですが、皆さまの創作での気付きやご意見を伺えれば幸いです。
よろしくお願いします。

兵藤晴佳様、t様、御茶ノ宮悠理様、以前コメントをいただいていたのに、お返事がなく申し訳ありませんでした。家のごたごた~コロナウィルスで秋から長期にバタバタしていて、返信のタイミングを伸ばしたままで今日まで来てしまいました。
個別のお返事も考えたのですが、そちらにお返事するとほかの方の質問がサイトの表に出てこなくなってしまうためこちらで返信いたします。

兵藤晴佳様
『大君の都』は興味があったのですが、現在図書館がすべて閉館なので、時期を見て必ずゲットしに行きます。
t様
時間がたった後に一章を読み直してみても、この流れは変えられないと思いました。犠牲になった一章をその後にうまくつなげることを優先します。 

御茶ノ宮悠理様 
すこし創作から離れて戻ってくると、設定の至らない部分や違和感に改めて気づきます。設定の浅い見切り発車はうまく続かないと実感しました。

皆様、ありがとうございました。

上記の回答(物語には明確なラスボスが必要でしょうか?の返信)

投稿者 読むせん : 0

良いヒントが掴めますように。やとう様もコロナにはお気をつけてくださいね。('◇')ゞびーけあふりー

カテゴリー : ストーリー スレッド: 物語には明確なラスボスが必要でしょうか?

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投稿日時:

元記事:自主規制しすぎて台無しになってしまいました。。

連投失礼します。

皆さんこんにちは。
一番合戦仁こと、竹牟礼基です。

僕は、書きたかったテーマそのものを自主規制してしまったために、本来の物語の軌道から大きく外れたまま、自分の作品を書いてしまいました。

次の作品に生かすという方法もありますが、 僕はこの物語をきちんと本来のテーマで書き切りたいです。
ですが、こうなってしまうと一から書き直すしかないのでしょうか?

本人がどうしたいかという問題に委ねられるのであれば、僕は本来のテーマで同じメインキャラクターを登場させて一から書き直したいです。

実際、 テーマを捻じ曲げて無理矢理純粋異世界冒険ものに仕上げてしまったため、作品は根本的にガタガタです。

元々は、異世界転移ものの『皮をかぶった』 とある発達障害者の理想と希望と絶望を描いた冒険活劇ものにするつもりでした。

一応、一部だけ原稿を推敲しましたが、ここまで出来上がってしまっては、もうこれ以上できの良い物にはないものにならないでしょう。

手元にある原稿を推敲するとなると、文章全体を一度破壊さなくてはなりません。

よく初心者が陥りがちな「自分の作品が駄作に見えて完結する前に力尽きてしまう」と言うケースに類似してますが、僕の場合は前編とはいえ一本の長編としては完結しました。
なので最初から書き直した方がいいと思うのです。

心情的にも、恥ずかしくて穴があったら入りたいので一度出直したいという気持ちもあります。

ですので、一度書き直した方がいいのでしょうか?
それとも作品は後編を書いているうちに 改善することがあるのでしょうか?
だとしたら他に方法があるのかもしれません。
ご教示いただければ幸いです。

上記の回答(自主規制しすぎて台無しになってしまいました。。の返信)

投稿者 黒鐘 黒ぅ : 0

師匠から、「テーマとは最後に行き着くものだ」という事を教わったと仰っていましたね。
そう考えると、「このまま書き進めた場合にぶち当たるテーマは、竹牟礼様の望むものか?」って事が大事なんじゃないですかね。
もちろん、こんな事に明確な答えはありません。
ですので、自らが望むテーマに行き着くことができる、という希望をお持ちなら、書き進めてもいいのではないでしょうか。その場合、望まぬゴールへ行き着くかもしれないという、覚悟が必要ですが。
とはいえ、一から書き直すのにもまた、覚悟が必要です。頑張って書いたものを、一度壊すのですから。
まぁ、つまるところ、創作って覚悟が無いとできないんですよ。
あなたの覚悟について、「僕から何が言える?」というと、答えは「何も言えません」となります。
僕から何か言った末、あるべき覚悟を捻じ曲げてしまう、なんて事も有り得ますから。
あなたが覚悟を決めた後、どうしていくかについては、助言なり何なりは可能です。その場合は質問してくれたら答えるつもりですが、今回はやはり、あなたがどうしたいかが答えです。
台無しだとか、そんな事は誰でも経験します。
今回の作品を「どう完成させるか」が大事なんじゃないでしょうか?

カテゴリー : やる気・動機・スランプ スレッド: 自主規制しすぎて台無しになってしまいました。。

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投稿日時:

ライトノベル作法研究所管理人うっぴー /運営スタッフ:小説家・瀬川コウ:大手出版社編集者Y - エンタメノベルラボ - DMM オンラインサロン

プロ作家、編集者にアドバイスしてもらえる!勉強会で腕を高めあえる!小説で飯を食べていきたい人のための創作コミュニティ。学生には交通費1000円を支給。

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