小説の創作相談掲示板:小説の書き方Q&A。執筆の悩み相談をしよう!

いとなしサテラさんの返信一覧。得点の高い順3ページ目

元記事:「実は○○だった」は絶対に必要でしょうか?

こんにちは。みね子と申します。

現代ファンタジー小説を書いています。
簡単にストーリーを紹介すると、こんな感じです。
・主人公とヒロインがいるところに、宇宙人がやってくる。
・宇宙人は「ヒロインは"宇宙人性毒霧病"にかかっている。これは18歳の誕生日に、猛毒の煙になって死んでしまう病気だ」と説明する。
(宇宙人はこの病気の調査にきており、たまたま罹患したヒロインがいたため、親切心で教えた)
・治療薬は宇宙人用のものしかなく、地球人には効かない。
・主人公がいろいろ活躍して、ヒロインを完治させてハッピーエンド。

問題はこの「宇宙人性毒霧病」の説明なのですが、
どうしてヒロインがこの病気にかかったのか、どうして18歳の誕生日に死ぬのか、
説明をしないつもりです。
説明をしない理由は、病気にかかった理由を探る場面や、病気の性質を理解する場面は話の本筋と関係ないので、読者によけいな情報・負担を与えてしまうためです。

小説には説明しなくてもいい重要な設定があると思っています。
たとえばグラスホッパーは、現代日本に暗殺者集団がいるというトンデモ設定ですが、暗殺集団の後ろ楯は何か、どうして暗殺集団が結成されているのか、説明はなかったとおもいます。

1から10までつまびらかにするより、少しだけ「なぜなんだろう」の謎を残しておいた方がわくわくすると思います。
しかし、「いやそこは説明せんかい!」という謎もあると思います。

その「残しておく謎」と「説明しなければならない謎」の違いやさじ加減がわからず、悩んでおります。
みなさんはどのようにしているのでしょうか?
アドバイスいただけないでしょうか。

上記の回答(「実は○○だった」は絶対に必要でしょうか?の返信)

投稿者 いとなしサテラ : 0 投稿日時:

 書いてある内容を見る限り不要です。「実は○○だった」という設定は前兆や前触れをストーリー上で散りばめていくからこそ映える設定です。いきなりやってきて宣言されると「過去を遡って前兆を思い出すんだろう」と読者は期待します。期待を裏切られると「思っていた話と違う駄作」になってしまいます。
 病気のヒロインと主人公を描きたいのなら「謎の虫に刺されたことで突然病気になった」で十分です。
 良い宇宙人を出すなら「悪い宇宙人がやってきてヒロインを病気にした」「良い宇宙人がその後を追っている」「特効薬は悪い宇宙人が独占している」くらいしないと出す意味がないです。病気の原因も性質も「謎」ならば主人公が頑張る理由がわかりません。人間は都合のいいように考える生き物なので、都合の悪いことは「理由」や「現実」を示さないとなかなか行動にはつながりません。読者にとっては作者さんがその設定にしたことが「謎」になります。
 「猛毒の煙になって死ぬ」というのもストーリー上で活かされないと「無駄設定」になります。活かす気がないのなら、第三者視点の説得力を持たせましょう。例えば「ヒロインに謎の痣が表れる」というエピソードの後に「18歳の誕生日に猛毒のガスになって死亡する若者が急増」「死亡した人には特徴的な痣があった」というニュースを見ると、『ああ、ヒロインはこのままじゃ18歳で死ぬんだな』と読者は推測するわけです。この場合ヒロインが死ぬ時にどうなるかはあまり重要でなくなります。
 作者というのは作品にとって神です。動かせるものは主要人物の行動・言動だけではありません。「なぜ必要なのか」「書きたい物を必要と思わせるにはどう見せればいいか」をよく考えてみてください。

カテゴリー : 設定(世界観) スレッド: 「実は○○だった」は絶対に必要でしょうか?

この書き込みに返信する >>

元記事:処女作前編の批評依頼。の返信の返信

わかりました。
完成という段階がどこまでのものなのか全く分かってませんでした。
友人や知人にまで言いふらしてしてしまった自分が恥ずかしいです。
原稿を推敲していない= 小説として完成していない、ということが理解できてませんでした。

読みにくいかと思われるので推敲して更新します。

また僕自身も、師匠から口酸っぱく「 インプット不足だから 映画を5、6本見てこい と言われます。
でも残念ながら、とてもではないですが今の金銭的な事情では行けません。
(言い訳ばかり言っている自分が嫌になる)

アウトプットばかりしていたのが良くなかったのかもしれませんので、図書館から借りた本を一度読み直してみます。

上記の回答(処女作前編の批評依頼。の返信の返信の返信)

投稿者 いとなしサテラ : 0 投稿日時:

 横から失礼します。色々悩んでいらっしゃるみたいですね。
 私が見るに大前提として「師匠さんの指導法があなたに合ってない」のだと思います。映画のインプットで身に付くのはあくまでも「映像でイメージする能力」です。「自分のイメージを、相手に伝わる文章に変える能力」は身に付かないと思います。

 色々な人に勧めていますが、まずは「完結までが短くて完成度の高い作品」をメモ帳等で全文、模写してください。段落分けや読み仮名・漢字なんかもそのままです。少しずつ文字を入力して、人称の使い分け・敢えてひらがなで書いている部分・登場人物の役割を意識してください。必ずためになりますよ。複数の『童話』や『昔話』が一冊にまとまったオムニバスの中古本がおすすめです。

 どうしても異世界ものを書きたいのであれば、童話の模写は絶対にやった方がいいです。初版のグリム童話なんかは、実際の中世を舞台にしているからです。世界観・宗教が違い、当時生きてきた人たちが自分たちと全然違うというのが感じられると思います。なお、ラノベの模写は作者の個性が強すぎる上に、構造が単純でなく、完結まで長いためおすすめしません。

カテゴリー : 小説の批評依頼 スレッド: 処女作前編の批評依頼。

この書き込みに返信する >>

元記事:創作に没頭しすぎると不眠になります

初めまして。柴犬と申します。
ここ数ヶ月不眠に悩んでいるのですが、恐らく原因の一つは、創作に没頭して頭が興奮した状態から眠るモードに切り替えることができなくなっていることです。
私は「こんな話が書きたい」というアイディアが浮かんだら、イメージを膨らませるのに役立ちそうな曲をガンガン聞き、とにかくテンションを上げ続けながら資料を集め(リアリティのために資料収集はかなり重視しています)、執筆し、高いテンションを維持したまま書き上げます。書き終わってもなかなか興奮は冷めません。
小説を書く一連のプロセスは好きなのですが、そのために不眠になるのは心身の健康に良くないので、どうにか頭を沈静化させて眠ることができないかと考えています。
皆様は創作の後に頭を切り替えるために何か工夫をされているでしょうか? もし良い方法があれば教えていただけると幸いです。

上記の回答(創作に没頭しすぎると不眠になりますの返信)

投稿者 いとなしサテラ : 0 投稿日時:

 不眠が完全に収まるわけではないですが、私はスマホの新規メールなんかに思いついた設定や語りなんかをよくメモして、下書き保存しています。それで、あとでパソコンにメールで送って執筆に使ったりします。「思いついたことを勢いに任せて書く時間」と「ちゃんとした執筆の時間」をわけているんです。イメージが膨らむ曲や画像が見つかればフォルダか何かにまとめて保存するかメモしておいて「ちゃんとした執筆の時間」に改めて使います。
 私も少し『そううつ』的な部分があるので、最近はいかに冷静にテンションを上げるかを考えています。テンションが上がってもパフォーマンスが上がるわけじゃないですからね。ただ、私の場合は体力の方がもたないので適当なところで休みます。参考になればいいですが。お体を大事にしてください。

カテゴリー : その他 スレッド: 創作に没頭しすぎると不眠になります

この書き込みに返信する >>

現在までに合計13件の投稿があります。 5件づつ表示中。現在全3ページ中の3ページ目。

ランダムにスレッドを表示

こんなのどうかな?

投稿者 もふ 回答数 : 5

投稿日時:

俺の名前は、鈴木。友達2人と一緒に暮らしてしている。 ある日、買ってきたものをしまおうと、倉庫を開けると、友達の山田の死体があった... 続きを読む >>

執筆スピードは一時間何文字以上が適切?

投稿者 シンジ 回答数 : 2

投稿日時:

立て続けに書き込んでしまい申し訳ございません。作家志望に転身するにあたって執筆スピードが気になりました。失職中の身なので結構使える時... 続きを読む >>

キャラクターの心理描写関係の質問

投稿者 鬼の王の墓標 回答数 : 13

投稿日時:

どうもこんにちは。自制するとか言った次の日にはまた書き込みしていますが長い付き合いの知り合いの方から「早まりすぎだ」という指摘を受け... 続きを読む >>

ランダムに回答を表示

元記事:リアル志向の抑え方

立春の候失礼いたします。
 当方どうもリアリティ?にこだわり過ぎるようで、話も設定もどうにも進まないし、湧いたアイデアもつぶしてばかりです。
 読者だったときは現実性などほとんど気にならなかったのですが、自分で執筆するとなると細かいところまで「これ現実的じゃないな」とどうにも気になってしまいます。
 例えば
・女子供しか動かせない兵器
 訓練や個人の適正によらず、性別や年齢によって一律に操作に制限がかかる、または性能ががらりと変わるなんて兵器としては欠陥品。そもそも年齢・性別の区切りは個体差が大きく厳密な区分は無理
・部活動や授業に近い感覚で学生が実戦参加
 現実の少年兵のように使い捨て前提ならともかく、訓練も終わってない生徒を動員するのは本当に危機的な状況時以外ありえない
・改造人間
 実は脳改造の方が技術的にずっと先行しており(ほぼ実用段階と言っていい)、身体強化の方が現実味がない
・因果応報、理由付け
 あった方が物語としてすわりがいいのはよくわかるけれど、実際には何かが起こってもほぼ偶然の産物でさしたる原因はないと言っていい(人間の脳には勝手に因果関係を作ろうとする性質があるため、実際にはありもしない原因を見つけ出そうとする) 
・軍事関係
 各国の技術水準や工業力、戦争方針などを考えると超兵器の類は作れないし、現実から多少流れを変えることはできても結末は変えられそうにない。また指揮や兵站などを現実に即させようとすると表現が複雑になり読みづらくなる

 このような正直創作の邪魔になるリアル志向はどうやって抑えたらいいでしょう?

上記の回答(リアル志向の抑え方の返信)

投稿者 読むせん : 0

答えを出せばいい

・女子供しか動かせない欠陥兵器
・部活動や授業に近い感覚で学生が実戦参加
・改造人間
・因果応報、理由付け
・軍事関係
 
せやな、脳ミソが男のものだと機械に適合しないんだわ。子供のうちから矯正したり去勢しないと、そうならないから自然と女と子供だらけになっている。
その子供たちごと兵器の一部で、閉鎖空間で洗脳教育をほどこしている。全員試験管ベイヴィーでヘソがない。

とか

単純に資材と技術が足りなくて、可能な限り兵器を節約し小型化したら、子供や小柄な女くらいしか入れるスペースが無くなってしまった。兵器に詰めたら最後もう出られない構造で、発狂されたら邪魔だから、死生観を崩壊させるために閉鎖空間で洗脳教育させてる。

なにかしら頭がおかしい設定条件つけちゃえば?
閉鎖空間に生まれた時からいたら、それが外界ではどれほど異常で非道なのかなんて分かりません。

倫理?なら人口知能がボスで、機械的に子供たちを道具にしていたらいい。敵対勢力こそ人類サイド。

狂四郎2030で良いんじゃない?

カテゴリー : やる気・動機・スランプ スレッド: リアル志向の抑え方

この書き込みに返信する >>

投稿日時:

元記事:1話またはプロローグについて

1話を書くのに数ヶ月躓いている者です
作品全体の大雑把なプロットは用意したんですが、いざ1話を書こうとするとどういう話で進めようか定まりません
自分の認識として1話は下地づくりで、主人公の人となりを知ってもらうものだと思っています
そこで幼少期から始めようとしたり、少年期から始めようとしたりして、何度も書いては消してを繰り返ししているのが現状です

色々アイデア自体は思い付くのに、どれもしっくり来ない場合はどうしたらいいんでしょう?

上記の回答(1話またはプロローグについての返信)

投稿者 サタン : 2

「下地づくり」から始めるのは、実はかなり難度が高いので考え直したほうがいいかなと思います。
というのも、物語の下地ってあんま面白くないんですよ。なにしろ話が始まってないものだからそもそも「面白いもの」が無い(見つけづらい)ためですね。だけど作者は「こっから始まるストーリー!」と意気込んでいたりロードマップが頭の中にあるから、ただの主人公の人となりを書いてるだけで楽しい。
ここに読者と作者の意識にズレがあるので、そこをしっかり理解してる作家でないと「下地」から入るのは難しかったりします。
ちなみに例外として、読者が最初から作品に強い興味を持っているという場合があって、こういうタイプの作品は作者が読者に合わせなくても読者が作者と同じ温度になってくれてるので下地からじっくり始めることができたりする。有名な人気タイトルとかがそれだね。

前お二方の回答を掘り下げるだけになりますが、
まず第一話(ないし序盤)は書きたい物語の「これはこういう物語です」ということを読者に伝えるのが大事だから、「主人公の人となり」よりも「物語」を知ってもらうことのほうが重要です。
つまり推理モノなら殺人を、ミステリなら謎を、キャラものならキャラを、という感じ。
そこで考えるのは「この物語ってどんな話?」と自問してみることで、その自答で例えば「醜い主人公がモテモテになる話だ!」となったなら、じゃあ「主人公がどれだけ醜いか」を最初に提示する必要があるな、それが1話ラストでモテ始めることで「物語」のコンセプトを読者に知ってもらうことができる、って感じで「主人公の人となり」が冒頭に置かれるって事はある。

つまり、物語の「どんな話?」に「主人公がどう変化するか・どう行動する話か」といった要素がある場合は高い確率で「主人公の人となり」が冒頭に置かれるし、そうでない場合は、例えば事件や謎が中心になる話題ならそれらに関連することを冒頭に置く。

で。
言うのは簡単だけど、その「こういう物語です」って上手く伝える冒頭を作るのが、そもそも難しくね? って話でもあると思う。

ここで少し古いラノベで「スレイヤーズ」ってファンタジーを紹介するけども、
スレイヤーズは、まあ簡単に言えば超強い魔道士の主人公が魔王を倒す話なんだけど、確かシリーズ全15巻で魔王を復活させようとする団体と小競り合いしつつ復活した魔王を退治して終わり。
で、このシリーズの1巻目はどういう内容かっていうと、魔王を復活させようとしてる一味と小競り合いしつつ復活した魔王を退治するって内容。
スレイヤーズは、1巻でやった事をスケールを広げて15巻かけてやってるわけですね。
そんで、じゃあ1巻目の冒頭はどういう内容かっていうと、絡んできた盗賊を退治するって内容。
魔王を更に超スケールダウンして、ぶっちゃけ同じことをしてるって、わかりますかね。

このスレイヤーズの手法に学ぶなら、書こうとしてる物語に「どんな話?」と自問して、出た答えをスケールダウンしまくって、レベル1の状態になったエピソードを冒頭に置くってのが一番楽で正攻法なんだと思う。

カテゴリー : ストーリー スレッド: 1話またはプロローグについて

この書き込みに返信する >>

投稿日時:

元記事:あらすじについて

2つあらすじを作りました。
全くジャンルも内容も違う話なのですが、「主人公の記憶が無い」「高校生」「ファンタジー要素有り」という点は共通です。長めの話を作ろうと思っているのですがどちらが面白そうですか?

①主人公は冴えない地味なごく普通の高校生。それなりに友人もいて、気になる人もいて楽しい高校生活を送っていた。しかし主人公の18歳の誕生日になると突然、周りの友人達が自分達には前世からの繋がりがあり今後何かがこの学校で起こると言い出す。
全く身に覚えの無い主人公だったが幼馴染の1人が実際に校内で謎の不審死を遂げ、断片的に記憶が蘇りだす。蘇った記憶の過程で自分の婚約者と黒幕が同じ高校にいることが分かる。しかし顔も名前も全く違う現世。一体誰が黒幕なのか、婚約者なのか?なぜ幼馴染は殺されないといけなかったのか?現世にまで持ち越された黒幕の野望とは?前世では何があったのか?
ファンタジーとミステリー系です。

②主人公は元・魔法少女。小学4年生〜中学3年生までの5年間活動し世界を救ったこともある実力者。しかし魔力は新しい若い子達に引き継がれ、今ではただの普通の地味な高校生。おまけに世界を救う代償として何か「1番大切だったもの」の記憶が抜け落ちているという。学生時代から必死に独りで戦ってきたせいで友人もいなければ何か熱中できるような趣味も無い。部活も何を頑張れば良いのか分からず結局帰宅部のまま。しかしとある同級生と出会い、生活は音を立てて変わっていく。失った代償とは何だったのか。それを知った時、主人公はどうするのか。ヒューマンドラマに近い作品にしようと思っています。

これは混ぜるのではなく2つの案です。
両方書くのは時間的に難しいのでどちらかで書こうかなと思っています。

上記の回答(あらすじについての返信)

投稿者 t : 1

こんにちは、
①はゴールが分かりやすいのと、18歳の誕生日(人生の岐路という意味)から事件が始まるのが良いですね。
②は、魔力は新しい若い子達に引き継がれ(アンチヒーローとしても展開できる)と、ヒューマンドラマにする試みが良いですね。
どちらが面白そうかでいえば物語の終わり、ゴールが何となく分かる、①です。

どちらかといえば楽しんで書ける方を選び、それが難しい時は文字が浮かんでくる方を選んで、それが難しい時は、完結できそうな方を選ぶといいんじゃないかと思います。
応援しています。

カテゴリー : ストーリー スレッド: あらすじについて

この書き込みに返信する >>

投稿日時:

トップページへ

▼書き込みの検索

▼投稿者の検索

質問、相談をする!
コメントは4500文字以内。
返信通知設定(必要なければ外してください)

「私はロボットではありません」にチェックを入れてください。

ページの先頭へ

小説の書き方Q&A:創作相談掲示板の使い方・利用規約(必ずお読みください)。お問い合わせ