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1話またはプロローグについて (No: 1)
スレ主 さやえんどう 投稿日時:
1話を書くのに数ヶ月躓いている者です
作品全体の大雑把なプロットは用意したんですが、いざ1話を書こうとするとどういう話で進めようか定まりません
自分の認識として1話は下地づくりで、主人公の人となりを知ってもらうものだと思っています
そこで幼少期から始めようとしたり、少年期から始めようとしたりして、何度も書いては消してを繰り返ししているのが現状です
色々アイデア自体は思い付くのに、どれもしっくり来ない場合はどうしたらいいんでしょう?
カテゴリー: ストーリー
この質問に返信する!1話またはプロローグについての返信 (No: 2)
投稿日時:
構成の問題でしょうか。
物語のゴールから逆算すると、私は冒頭を決めやすかったです。
エンタメ作品の基本は「分かりやすさ」で、冒頭で「これはどういう話なのか」を提示する必要があるらしいですよー。
あくまで個人の意見ですが、何か参考になれば幸いです。
1話またはプロローグについての返信 (No: 3)
投稿日時:
ストーリー次第ですが、まあ目的か状況の提示とかですかね。
ゾンビ映画とかだと、
①人が必死に逃げているのをゾンビが追っているシーンが必要
②その状況で視点担当者が誰なのかを提示
③主人公がどういう行動をとるのか?
ヒーローものだと
①その世界にはヒーローがいる
②ヒーローがいる世界に主人公がいる
③主人公の周囲でトラブルが発生
④主人公がヒーローに変身
⑤主人公がヒーロです
推理物
①人が死んでいる
②死体を囲み絶句する人々、生存者と観察者がせいぞろい
③この中に犯人がいるっぽい
④過去回想とかに入りアリバイをリプレイ視聴する
とか。
しょうじきジャンルによります。
1話またはプロローグについての返信 (No: 4)
投稿日時:
「下地づくり」から始めるのは、実はかなり難度が高いので考え直したほうがいいかなと思います。
というのも、物語の下地ってあんま面白くないんですよ。なにしろ話が始まってないものだからそもそも「面白いもの」が無い(見つけづらい)ためですね。だけど作者は「こっから始まるストーリー!」と意気込んでいたりロードマップが頭の中にあるから、ただの主人公の人となりを書いてるだけで楽しい。
ここに読者と作者の意識にズレがあるので、そこをしっかり理解してる作家でないと「下地」から入るのは難しかったりします。
ちなみに例外として、読者が最初から作品に強い興味を持っているという場合があって、こういうタイプの作品は作者が読者に合わせなくても読者が作者と同じ温度になってくれてるので下地からじっくり始めることができたりする。有名な人気タイトルとかがそれだね。
前お二方の回答を掘り下げるだけになりますが、
まず第一話(ないし序盤)は書きたい物語の「これはこういう物語です」ということを読者に伝えるのが大事だから、「主人公の人となり」よりも「物語」を知ってもらうことのほうが重要です。
つまり推理モノなら殺人を、ミステリなら謎を、キャラものならキャラを、という感じ。
そこで考えるのは「この物語ってどんな話?」と自問してみることで、その自答で例えば「醜い主人公がモテモテになる話だ!」となったなら、じゃあ「主人公がどれだけ醜いか」を最初に提示する必要があるな、それが1話ラストでモテ始めることで「物語」のコンセプトを読者に知ってもらうことができる、って感じで「主人公の人となり」が冒頭に置かれるって事はある。
つまり、物語の「どんな話?」に「主人公がどう変化するか・どう行動する話か」といった要素がある場合は高い確率で「主人公の人となり」が冒頭に置かれるし、そうでない場合は、例えば事件や謎が中心になる話題ならそれらに関連することを冒頭に置く。
で。
言うのは簡単だけど、その「こういう物語です」って上手く伝える冒頭を作るのが、そもそも難しくね? って話でもあると思う。
ここで少し古いラノベで「スレイヤーズ」ってファンタジーを紹介するけども、
スレイヤーズは、まあ簡単に言えば超強い魔道士の主人公が魔王を倒す話なんだけど、確かシリーズ全15巻で魔王を復活させようとする団体と小競り合いしつつ復活した魔王を退治して終わり。
で、このシリーズの1巻目はどういう内容かっていうと、魔王を復活させようとしてる一味と小競り合いしつつ復活した魔王を退治するって内容。
スレイヤーズは、1巻でやった事をスケールを広げて15巻かけてやってるわけですね。
そんで、じゃあ1巻目の冒頭はどういう内容かっていうと、絡んできた盗賊を退治するって内容。
魔王を更に超スケールダウンして、ぶっちゃけ同じことをしてるって、わかりますかね。
このスレイヤーズの手法に学ぶなら、書こうとしてる物語に「どんな話?」と自問して、出た答えをスケールダウンしまくって、レベル1の状態になったエピソードを冒頭に置くってのが一番楽で正攻法なんだと思う。
1話またはプロローグについての返信 (No: 5)
投稿日時:
なんて言うんでしょう、多分エンドウ豆さんは『主人公の事を知ってもらおうとし過ぎ』なんじゃないでしょうか。
物語っていうのは、主人公も大事ですけど、色んなキャラクターが絡み合って行くからこそ面白い物です。
多分、一話に『主人公の情報』を詰め込みすぎなんじゃないかな。
もう少し、他のキャラクターとの関係性や、主人公の周囲についてハッキリと書くことにして、『自然に、ゆっくりと』主人公を知ってもらうようにプロットを作ればいいんじゃないかと思います。
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1話またはプロローグについての返信 (No: 6)
投稿日時:
みなさま、アドバイスありがとうございます。
本格ファンタジーというと大袈裟になりますが、そういう感じのつもりで作品の設定を用意したためか、1話の状況を複雑にし過ぎていたのかもしれません
もっと主人公周りの情報をシンプルにする必要があるのかな、と思いました
1話またはプロローグについての返信 (No: 7)
投稿日時:
物語という物は、ロングになるときは、一番初めにストーリー全体の肝になる部分、一番面白い部分を、はじめに持ってくるのがいいのではないでしょうか。じゃないと、幼少期から何もない状態で成長録を読んでいくのは、骨が折れてしまいます。
プロットは私は書かない派でして、書くとそこで満足してしまうので、これという助言は出来ないのですが、基本的にはプロットというものは、肉付けしていくためのものだという認識があります。
それほどに、細かく設定できて、それを段階に分け、その一つ一つのエピソードに肉付けしていき、その後に精錬したものがストーリーとなると思います。
あので、プロローグである物語の初めに、注目箇所で(主人公のどの年代かは分かりませんが)読者を引き付け、過去へ入って行くことが必要になる、と思ったしだいです。
幼少期から特異な環境に置かれた主人公なら、そういったストーリーが好きなかたは読者につくかもしれません。
あまりアドバイスらしいことが書けずに申し訳ないです。
執筆頑張ってください。
1話またはプロローグについての返信 (No: 8)
投稿日時:
こんにちは。
結論からいえば、事件から始めてみましょう。
主人公がバスに乗っていると事故に遭い気が付くとそこは異世界だった。
例えば主人公が大学生だったとしたら、
教授にレポートを提出することで頭がいっぱいで、そのことが主人公にとっての事件だったとします。未来でバスが事故遭うことを知っているのは作者だけです、主人公ではありません。
バスに乗った、あるいはすでに乗っている主人公がいたとして、主人公にとっての今の事件を書くことで、下地、人となりも伝わります。
幼少期や少年期なんでも大丈夫です。主人公が事件だと思って取り組んでいることが、バスが事故に遭うよくある異世界ものの出だしのように、主人公にとっての事件を書いた後で、そこからは予想もつかない方向に物語が転がっていく、そういったイメージで書きだしてみてください。
何かの参考になれば幸いです。
1話またはプロローグについての返信 (No: 9)
投稿日時:
悩む原因として、特異な環境から始まるというのは確かにあるかもしれません
そこを最低限説明しないと描写が難しくなる気がして、でも説明をだらだらとするのが忌避されるのが分かっているので自然に入れようとするあまり紆余曲折、間延びしてる感が……