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箇条書きで書いたシーンを描写したい (No: 1)

スレ主 マッサン 投稿日時:

 はじめまして。マッサンと申します。
 自分は書くのがとても遅く、なかなか物語を完結しないことが多々ありました。
んで、いろいろ方法を探しているうちに、とにかく頭をからっぽにして、ひたすら書いてみるっていう方法をやってみました。先に物語をかきあげて、それから加えたり、書き直したほうが早いとあったからです。プロットよりは全体の動きとか状況とかを、もっと細かく書いています。

※例※
「あっついな」
 扉をあける。そこには誰かいて、俺は予想もしなくて驚いた。
 女の子で、麦わら帽子をかぶっている。こちらに気づいてはにかむ。
「ほんと生きづらいですよね」
 首筋に汗が垂れる。どきんっと興奮する。

 …とまぁこんな感じで、一つの物語を最初から最後まで書き上げていきます。だいたい3000字~6000字ぐらいになりますかね。
 でもこの次に問題がありまして。箇条書きの文章をうまく描写できないんです。単語の順番とか、別の言い方を探したりとか。それで単語を辞典で探したり、表現の仕方に悩んだりして、30分でようやく2.3行できたって流れになることが多いです。最初のシーンからこんな感じなので全然物語が進んでおりません。
 自分の中でも描写の書き方とかポイントとか参考にしていったんですけど、どうしても箇条書きの状態から文章に書き直せなくて、本当に悩んでます。

 皆様のアドバイスお待ちしております。何卒宜しくお願いします。

カテゴリー: 文章・描写

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人気回答!箇条書きで書いたシーンを描写したいの返信 (No: 2)

投稿者 サタン : 4 No: 1の返信

投稿日時:

それは、描写じゃなくて文章の組み立ての話ではないかなと思うんですが、身も蓋もない言い方をすれば「美文が書けない」という事を言ってるのでしょうか?

描写は、表現です。
美しい文章を書くことではありません。
例えば「ヒロインの些細な仕草に胸が高鳴る」という表現をしたい場合。

※例※
「あっついな」
 扉をあける。そこには誰かいて、俺は予想もしなくて驚いた。
 女の子で、麦わら帽子をかぶっている。こちらに気づいてはにかむ。
「ほんと生きづらいですよね」
 首筋に汗が垂れる。どきんっと興奮する。

これで描写になってます。
もちろん「それを表現したかったのなら」という話なので、意図が違うなら描写にはなっていないでしょう。
いやいや。表現したくて書いたシーンなんだから、そうなってるのは当たり前。そうじゃなくてその「どきっと興奮した」という心理状態をもっと鮮明にしたいんだ、という場合は。
その場合、文章表現が未熟というのも確かに要素の一つですが、それ以上に、「どきっと興奮した」という表現が最大限に発揮できるシーンすなわち展開を作っていないのが原因です。
例文は、ただの例なので揚げ足取るような指摘になりますが、
結局のとこコレは「独り言を聞かれて、美人からの反応が返ってきた」という展開なので、このように要約すると「ドキッ」とする要素が少ないですよね?
――いやまあ、ぶっちゃけ十分なシチュだと思うけども。
色気方面に強調するなら、ほぼ全裸の女が、と極端にしたほうが面白いし「ドキッとした」という描写を強くできる。
事件性(何か始まりそうという期待感)を煽るなら、暑さに耐えきれず行き倒れたような正体不明の茹だった女がいたほうが面白い。

まあ、ようするに「描写したいもの」を最大限に活かせる強調できる場面を作る、というのが手っ取り早い描写です。
場面作り、というかシチュ作りと言ったほうが正しく、凝った文章で場を飾ることが描写ではありません。
つまり、描写というのは表現です。
もっとも、混乱させてしまうかもしれませんが、「表現」なので、文章表現も描写っちゃ描写です。
ただ、「飾った文章」のことを描写と言うのではなく、それによる「表現」が描写です。

で。
文章についてですが、描写が出来てれば最低限の日本語が書ければなんも問題ありません。
小説のルール的に間違った作法をしていてもまったく問題ないです。わかりゃいいので。
同人ゲームで有名なのとか、書籍化Web小説のWeb版とか、無茶苦茶なの結構あるでしょ。
「転生したらスライムだった件」なんてWeb版はほとんどダイジェストになってる部分とか多いよ。
でも、主人公やサブキャラの魅力を出すに十分な展開が用意されていて、その展開で描写が出来ているので、何も問題なく物語を楽しめます。

なので、ようやっと本題ですが、
あくまで「文章の組み立て」という話で答えると、日本語の基礎が出来てればそれで問題ないです。
基礎というのは「主語述語の関係」の理解。
日本語の文章の構造。「単文」「重文」「複文」の3つがある。
これだけ理解してりゃ、どういう文章が適切でどう書けば良いのかというのはすぐ判断できるはず。
例文を勝手に改稿してみると、

「あっついな」
 誰にともなくボヤいて、扉を開けた。
 すると予想外にも扉の向こうから答えが返ってきた。
「ほんと生きづらいですよね」
 女の子だった。
 強い日光が麦わら帽子に遮られて女の子の素顔に濃い影を落としている。顔は見えない。でも、薄っすらはにかんでいるのが見て取れた。
「だっ――――」
 誰だコイツと思うよりも、独り言のような俺のボヤきが聞かれてたのだろうと理解して、急に恥ずかしくなった。
 恥ずかしさと混乱と動揺で夏場なのにフリーズする。と、フリーズな俺の視線はその場で唯一動いくモノへとついつい向かってしまった。
 女の子の首筋に、ひとすじの汗がつつっと垂れる。
 どきっとした。
 
うーん。もうちょいなんとかなりそうな感じはしますね。
夏場に麦わら帽子かぶってりゃ顔は影になるし、影になった女の子の首筋に汗が垂れる様子を確認できるとは思えんし。
「ドキッとした」は「生きづらいですよね」のセリフにもかかって欲しいから、これじゃテンポが悪いか。
まあいいや。

日本語は、基本「単文」がしっかり書けりゃどうにかなります。
単文というのは「主語+述語」だけのシンプルな文章ですね。それができりゃ大丈夫です。
「重文」と「複文」は単文の応用でしかないので。
「小説を書く」というと、どうしても「文章」または「文章力」を気にする人が多いですが、小説、特にラノベにおける文章というのは、漫画における絵と同じです。
そりゃ上手いにこしたことはないけど、下手でも面白いマンガは沢山ありますよね。
逆に、絵は上手いけど中身がクソという漫画も多いですよね。
文章力は、上手いにこしたことはないけど、その程度のモノですよ。
絵が下手な漫画でも、場面がわかりゃ問題ないでしょ?
「カイジ」なんて絵は下手くそだけどすごい表現力で主人公の心理状態や物語を「描写」していますよね。
絵が上手くったって、それで描写ができる、というわけじゃない。
なので、「描写」ができる表現力があるのなら、文章は日本語の基礎さえ出来れば何も問題ないです。わかりゃいいのよ。
で、描写ってのは表現だから、文章はあんま関係ない。
繰り返し、上手いにこしたことなはないです。文章力はあって困るものではない。これも漫画の絵と同じ。
けど、そんなものに何時間もかけるなら、展開やシチュや演出に時間を割いたほうがずっと描写が出来るでしょう。
イラストレーターではなく漫画家なら、一枚のイラストに四苦八苦するよりも、雑でもいいから漫画かけよ、って話。
我々はコピーライターではなく作家なんだから、文章にこだわるくらいなら物語(ストーリー単体ではなく演出やシチュなど)にこだわれ、と。

箇条書きで書いたシーンを描写したいの返信 (No: 3)

投稿者 サタン : 0 No: 1の返信

投稿日時:

余計なことかなと思うんだけど、文章の組み立てについて書いてなかったので、簡単に。

例文を使うと、
> 扉をあける。そこには誰かいて、俺は予想もしなくて驚いた。
この箇条書きには「俺が(主語省略)扉を開ける」「誰かがいる」「俺は驚く」という3つの要素があります。
つまり、3つの単文で説明ができる場面だとわかります。
手段としては、
1.単文のまま書く。
2.組み合わせて複文にするOR重文にする。
3.一部を単文に、一部を組み合わせる。
の3つが思いつきます。

私の回答では、
> 誰にともなくボヤいて、扉を開けた。
> すると予想外にも扉の向こうから答えが返ってきた。
なので、「扉を開けた」は単体で一つの要素だけ一行に書いています。
「扉を開けた」だけでは「主人公が開けた」ということがわかりにくいので、文章的には「俺は扉を開けた」と主語を省略しないほうが良いでしょう。
けど、一人称で主語をキッチリ書くと「俺が~」「俺は~」と視点主である主人公がしょっちゅう出てきてクドイので、主人公の情報を加えることで主語を省略してもわかるようにしました。
つまり、「誰にともなくボヤく」とあればボヤいた(前のセリフを吐いた人物)が扉を開けたという事がわかります。
よって、「誰にともなくボヤいた」と新しく加えた要素と、「扉を開けた」という要素を合わせて、重文にしました。
重文は「単文+単文」の組み合わせなので、くっつけるだけですね。
で、「誰にともなくボヤいて、扉を開けた。」となりました。

「誰かがいる」は、これも単体の要素だけで一行の文章にしています。
今にして思えば、「扉を開けた」のだから、既に扉は開いてる。なのに「扉の向こうから答えが返ってきた」というのは少々変なんですが、そこはスルーで。
とりあえず、一番短く端的に書くなら「そこに誰かがいた」とまんま単文で書くのが良いでしょう。
「誰かがいることを暗示する表現を」と考え「答えが返ってきた」と書いたのですが、まあそれが失敗でしたね。
こうした「表現」が小説を小説らしく、また美文と言われるような詩的な文章にしていきますが、このように失敗もしやすく、そして「わけのわからない文章」になりやすいです。

最後に「俺は驚いた」ですが、これは、書かずとも状況で、つまり「扉を開けたらそこに見知らぬ誰かがいて、答えを返してきた」という状況が既に説明されているので、そんな状況下にあれば「驚いた」のは言わずともわかるでしょう。
なので、カットしました。

これは、初心者を馬鹿にするわけではないのだけど、よくある失敗例として、描写=文章力と考えていると「詳細に書きすぎる」ということがあります。
例えば、
「どこにでもよくある小売店だ。チェーン展開していて雑貨を中心にほどよく様々な品を取り揃えている。サービスも充実していて、近頃では役所まで行かなくとも住民票まで取れるようになった。」
なんて書いてあったとして、コレ、何のこと言ってるかわかります?
「コンビニ」の事を言ってるんだけども、たぶん想像できなかった(しにくかった)でしょ。
「コンビニ」なら「コンビニ」と書けば良い話。
もちろんコレは極端な例だけど、たまに見かける似たような話では、「友人とセブンに寄った」と書いてあったりする場合がある。
「コンビニ」でしょ。「セブン(セブンイレブン)」に限定する必要ないでしょ。
「コンビニ」ならファミマでもセブンでもミニストップでも、読者は自由にイメージできるのに、「セブン」と限定したらかえってイメージしにくくなる。
「詳細に書く」「詳しくする」というのは返ってイメージを阻害することになります。
なので、「状況でわかりそうな雰囲気」なら、「驚いた」などはむしろ書かないほうが良いということもある。
――まあ、この例文の場合ではどっちでもいいと思うけど。
私が書いた例文の終盤にある「どきっとした。」も同じことが言える(だってシーン全体でドキッとする場面を書いてるわけだし、既に表現出来てるハズ)けど、こちらは印象づけたいのとダメ押しで書いた感じです。

さて。
これは私の癖というのもあると思うから、あまり信憑性のないものですが、
私が書いた例文を見てくれればわかると思いますが、基本的に「一行の文章にあるのは一つの要素だけ」という構成です。
一行の中にアレもコレも要素をぶちこむと、その一行の文章の中で何を言いたいのかわかりにくくなってしまうので、複数の要素を入れる場合は句読点で区切るなど、一個の文章の中では一つの要素だけになるよう心がけています。
箇条書きに地の文を書いているのなら、その箇条書きに含まれる要素を抜き出し、基本的に1要素に対して1つの文章を作る。
親しい要素なら組み合わせるも良し、要素を強調するあるいはわかりやすくするため新しく要素を追加するも良し。
それで文章を組み立てます。

あとは要素を書いてく順番だね。
時系列的な順番を考えてきゃいいけど、最初に出す要素は問題提起にもなるし、最後に出す要素は結論として印象深くなる。
つまりは、「扉を開けた」→「開けたから、こういう展開になる」という形なので、最初に来るのはそういう前提や問題提起。
最後に来るのは、論文でもエッセイでも何でも、最後に来るのは結論であり「言いたいこと」あるいは「主旨」なので、読者としてもそこに意識が向きやすい。なので、大事なこと、強調したいことを最後に置く。

まあ要するに。
一つの要素をまとめる「単文」が書けりゃ、あとはそれを組み合わせるだけだから、単文さえ書けりゃ難しいことはなにもない。という話です。

箇条書きで書いたシーンを描写したいの返信の返信 (No: 5)

スレ主 マッサン : 2 No: 3の返信

投稿日時:

 この度は細かいアドバイスありがとうございました!
 とても丁寧に書いていただいたので、じっくりと何度も読み返しておりました。具体的にも書いていただいたのでとても参考になりました!
1、「文章」よりも「描写」を大事にする。展開とかシチュエーションに力を入れる。
2、主語と述語の短文をしっかりと書く。詳細に書きすぎない。
 以上のことを気をつけながら、これからの執筆活動に役立てたいと思います。
 改めまして、この度は相談に乗っていただき、本当にありがとうございました!

箇条書きで書いたシーンを描写したいの返信 (No: 4)

投稿者 とある書籍化作家 : 0 No: 1の返信

投稿日時:

はじめまして。

小説においてはまず、主題があります。
小説の本文は主題に沿って書かれる必要があり、キャラや描写も主題を表現するための道具なのです。
なので、ある一文を見せられてもうまく再構築できる人はいません。
主題がわからないからです。
例えば、ちょっと手を加えるだけでもこれほど印象に違いがでます。

*
「あっついな!」
 俺は勢いよく扉をあけた。開けた先には麦わら帽子を被った女の子がいる。
 黒髪ですらっとした年上のワンピースの女性だ。
 誰もいないと思ったのに驚いた。彼女は俺に気づいてはにかむ。
「……ほんと生きづらいですよね」
 彼女の首筋に汗が浮かんでいる。何故だか、俺はどきんっと興奮する。
*
「あっついな……」
 俺は力なく扉をあけた。
「ほんと! 生きづらいですよね~!」
 開けた先には麦わら帽子を被った従妹がいた。
 彼女がはにかむ。首筋にはうっすらと汗が浮かんでいる。
 俺は不覚にもどきんっと興奮する。

違いがわかりますか?
ほんのちょっと情報を足し引きしただけですが、シーンの意味合いはかなり違います。
もちろん、どちらが正解かということではありません。
「主題を表現する」のにふさわしい情報を取捨選択する、それをひたすら考えて練習してください。
一番簡単なのは他のプロの文章を読むことです。
今年アニメ化した作品や昨年売上上位の作品を50冊読みましょう。間違いなく筆力は向上します。

箇条書きで書いたシーンを描写したいの返信の返信 (No: 6)

スレ主 マッサン : 0 No: 4の返信

投稿日時:

 この度はアドバイスありがとうございました!
 訂正された2つの文章を見て、情報の違いに気付かされました。自分が思っている情報をしっかりと表現に入れて、うまくかけるようにがんばります。
 あと砂金のアニメ化した作品は見ていないものも多かったので、早速読んでみたいと思います。

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タイトル:箇条書きで書いたシーンを描写したい 投稿者: マッサン

 はじめまして。マッサンと申します。
 自分は書くのがとても遅く、なかなか物語を完結しないことが多々ありました。
んで、いろいろ方法を探しているうちに、とにかく頭をからっぽにして、ひたすら書いてみるっていう方法をやってみました。先に物語をかきあげて、それから加えたり、書き直したほうが早いとあったからです。プロットよりは全体の動きとか状況とかを、もっと細かく書いています。

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 扉をあける。そこには誰かいて、俺は予想もしなくて驚いた。
 女の子で、麦わら帽子をかぶっている。こちらに気づいてはにかむ。
「ほんと生きづらいですよね」
 首筋に汗が垂れる。どきんっと興奮する。

 …とまぁこんな感じで、一つの物語を最初から最後まで書き上げていきます。だいたい3000字~6000字ぐらいになりますかね。
 でもこの次に問題がありまして。箇条書きの文章をうまく描写できないんです。単語の順番とか、別の言い方を探したりとか。それで単語を辞典で探したり、表現の仕方に悩んだりして、30分でようやく2.3行できたって流れになることが多いです。最初のシーンからこんな感じなので全然物語が進んでおりません。
 自分の中でも描写の書き方とかポイントとか参考にしていったんですけど、どうしても箇条書きの状態から文章に書き直せなくて、本当に悩んでます。

 皆様のアドバイスお待ちしております。何卒宜しくお願いします。

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