小説の創作相談掲示板:小説の書き方Q&A。執筆の悩み相談をしよう!

デブにゃーちゃんさんの返信一覧。最新の投稿順1ページ目

元記事:世界観と武器の事ですが。

 質問を、3つさせて下さい。

《1》

 今書いている作品ですが、剣と魔法に加えて、銃と戦車が登場するんですが・・・。

 アンデッドの主人公と、騎士団員のヒロインが活躍する作品なんです。

 作品の世界観は、中世~~WW1後です。

 銃や戦車はWW1。

 敵は、WW1時代のドイツ帝国軍の黒い軍服を着た、スケルトン兵やゾンビ兵です。

 また、騎士団の方は同じくWW1時代のフランス軍を参考にしました。

 やっぱり、ミリタリー知識の無い人向けに、第一次大戦の世界観は、止めた方が良いでしょうか。

 作中には、魔導連発小銃《マジック・ルベル》とか出ますが・・・。

 これも、中世時代の武器である弓にして、魔導長弓《マジック・ボウ》にした方が良いでしょうか。

 軽装甲車《フォードFTーB》。

 軽装甲車《ミニ・アーマドカー》

 車とかも、上と下のどちらが良いでしょう。

 こう、分かりづらい近世ファンタジーの世界観より、中世ファンタジーの世界観にした方が、読者の方々も分かりやすいですかね。

《2》

 銃の名前とか、どう言う風に書いたら良いでしょうか。

1 上に読み仮名が付く、軽機関銃《ショーシャ》。

2 ショーシャ軽機関銃。

3 軽機関銃(ショーシャ)

4 軽機関銃

 このどれが良いのでしょうか。

《3》

 また、基本はダブル主人公で、一人称視点で物語を展開させたいのですが。

 主人公とヒロインの交互に物語を進ませたいんですよね。

 しかし、主人公視点のみでハーレム要素を多少入れつつ、三人称で行こうかと今は迷っています。

1 主人公&ヒロインのダブル主人公で、一人称視点か。

2 主人公の視点のみで、ハーレム要素を入れた物語か。

 皆様はどちらが良いと思うでしょうか。

上記の回答(世界観と武器の事ですが。の返信)

スレ主 デブにゃーちゃん : 0 投稿日時:

世界観がWW1+中世でも、問題ないのですね。

中世に、WW2の漫画が存在するとは・・・。

軽装甲車の事ですが、細かい名前を書くか、分かりやすい名前を書くかで悩んでいましたので。

現在は、小型装甲車《フォードFTーB》と記載してます。

軍服に関しては、ナポレオン時代から黒い軍服の王国がドイツに存在したのと。

WW1のドイツ兵のイラストには、灰色や緑だけではなく、黒い軍服の兵士が居ました。

恐らく、どこかの王国兵か、夜間の突撃部隊兵かも知れません。

当時のドイツ帝国は、複数の州が王国でしたので、服装や装備に多少の違いはあったようです。

それと、軽機関銃にも種類が有りますからね。

軽機関銃《ショーシャ》

軽機関銃《ベネット・メルシェ》

軽機関銃《ルイスガン》

と、私は異なる軽機関銃の事は、このように記載してます。

カテゴリー : 設定(世界観) スレッド: 世界観と武器の事ですが。

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元記事:異世界モノを作るための歴史の知識はどこから得ればいいですか?

異世界モノの小説を書いているのですが、設定を凝りたい部分があります。特に歴史的・政治的なリアリティを持たせることには興味があって、例えばこのツイートのような指向の考察なんかは面白いと感じました。

https://twitter.com/hyougetsudou/status/1320865911415320576?s=21

手元には最寄りの図書館から借りてきた『軍事強国チートマニュアル』とYoutubeの戦略の歴史の動画ぐらいしか情報源がないので、具体的にどういう資料から入って、慣れてきたらどういうジャンルの本を選べばいいのか(昔「地政学」の本を買った後、そんな学問はないとかボロクソに言われてるのを見て読むのをやめてしまったのでトラウマになってます)、ということを教えてください。本じゃなくてもいいですが…。

今のところ知りたいジャンルは、政治学、経済学、地理、そして歴史の類型論(そんなものがあればですが)、といったところです。歴史に関しては服飾史とか好きな範囲のことは勉強できる気はしますが、そもそも義務教育レベルすらまとも知らないので体系的には助けがないと難しいです。例えばリンクのツイートの人は歴史の知識があるので、現在の半島の情勢を剣と魔法の世界を描いた作品を考察することができるのだと思いますが、そういうことができるくらいの知識は欲しいです。

また、ヨーロッパの小説に特有の描写(石畳が多いので靴の音が描かれがち、というようなこととか)や、近代的自我以前の常識(大人が小さな子供として認識されている、物語を解決するのはいつも神様、etc.)や、それらが実際どれだけ効力を持っていたのか(例えば、フェミニズム以前にも女性にインタビューをした中世イギリスの本があるそうですね)にも興味があるので、そうした資料があれば教えてください。

以前は、こうした志向の内容のファンタジー小説は突き詰めれば設定だけでストーリーが面白くならない所謂「精商反比」に行き詰まったり、作品の幻想的な雰囲気を損なってしまったりといったイメージが個人的にはありました。しかしながら、物質粒子が粒子であると同時に確率の波でもある様に(?)こうした物理的・実際的な要素と芸術的・文学的な要素とを両立させることはできると信じています。

上記の回答(異世界モノを作るための歴史の知識はどこから得ればいいですか?の返信)

投稿者 デブにゃーちゃん : 0 投稿日時:

地政学は他の人が説明していましたね。

後・・・歴ログ、海外の反応、カラパイア。

等と言ったサイトも奴に立つかも。

済みません、あんま役に立たなそうで・・・。

カテゴリー : 設定(世界観) スレッド: 異世界モノを作るための歴史の知識はどこから得ればいいですか?

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元記事:異世界モノを作るための歴史の知識はどこから得ればいいですか?

異世界モノの小説を書いているのですが、設定を凝りたい部分があります。特に歴史的・政治的なリアリティを持たせることには興味があって、例えばこのツイートのような指向の考察なんかは面白いと感じました。

https://twitter.com/hyougetsudou/status/1320865911415320576?s=21

手元には最寄りの図書館から借りてきた『軍事強国チートマニュアル』とYoutubeの戦略の歴史の動画ぐらいしか情報源がないので、具体的にどういう資料から入って、慣れてきたらどういうジャンルの本を選べばいいのか(昔「地政学」の本を買った後、そんな学問はないとかボロクソに言われてるのを見て読むのをやめてしまったのでトラウマになってます)、ということを教えてください。本じゃなくてもいいですが…。

今のところ知りたいジャンルは、政治学、経済学、地理、そして歴史の類型論(そんなものがあればですが)、といったところです。歴史に関しては服飾史とか好きな範囲のことは勉強できる気はしますが、そもそも義務教育レベルすらまとも知らないので体系的には助けがないと難しいです。例えばリンクのツイートの人は歴史の知識があるので、現在の半島の情勢を剣と魔法の世界を描いた作品を考察することができるのだと思いますが、そういうことができるくらいの知識は欲しいです。

また、ヨーロッパの小説に特有の描写(石畳が多いので靴の音が描かれがち、というようなこととか)や、近代的自我以前の常識(大人が小さな子供として認識されている、物語を解決するのはいつも神様、etc.)や、それらが実際どれだけ効力を持っていたのか(例えば、フェミニズム以前にも女性にインタビューをした中世イギリスの本があるそうですね)にも興味があるので、そうした資料があれば教えてください。

以前は、こうした志向の内容のファンタジー小説は突き詰めれば設定だけでストーリーが面白くならない所謂「精商反比」に行き詰まったり、作品の幻想的な雰囲気を損なってしまったりといったイメージが個人的にはありました。しかしながら、物質粒子が粒子であると同時に確率の波でもある様に(?)こうした物理的・実際的な要素と芸術的・文学的な要素とを両立させることはできると信じています。

上記の回答(異世界モノを作るための歴史の知識はどこから得ればいいですか?の返信)

投稿者 デブにゃーちゃん : 0 投稿日時:

地政学・・・他の人が書いている通り、どこの国が何処を攻めれば、経済的な利益が出るかと言った学問ですね。

ようはコレ、軍事関連の話ですよ。

内陸国は、海岸を持つ国へ・・・島国や海岸国は、内陸国へ・・・攻めこむと言った感じかな。

それと、専門書ばかりではなく、現地に旅行した人の話とか参考になるかと。

エジプトだと、観光用の駱駝の糞が乾燥しながら、砂に混じって飛ぶので喉が焼けるとか。

後、ロシア関連の事なら、ロシア・ビヨンドと言うサイトを見れば参考になるかも。

カテゴリー : 設定(世界観) スレッド: 異世界モノを作るための歴史の知識はどこから得ればいいですか?

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元記事:世界観と武器の事ですが。の返信の返信の返信

>世界観に関しては、時代はWW1ですが。
>雰囲気は中世ファンタジーにしたいんですね。
要するに「WW1の世界観でファンタジーしたい」って事ですよね。
「◯◯で☓☓をする」と考えると、この「☓☓」に入るのが「冒険者・魔物・アンデット軍や聖騎士団」でしょう。
で、「◯◯」を考えると、こっちは「小銃」にするか「長弓」にするか迷ってるという具合。
ここで簡単に組み合わせてみると、
「小銃で魔物退治する」という印象と、「長弓で魔物退治する」という印象で比べれば良いのではないかなって感じ。
WW1の世界観を出したいのだから、どう考えても前者ではないかなと。
後者は前のレスで書いたけども普通にファンタジーしてるだけですよね。
例えば、剣と魔法で「普通にファンタジー」してるところに、いきなり小銃やらを携帯した世界治安維持軍が出てくるって展開で、それだけでファンタジーと近代の世界観がまぜこぜになってるって伝わると思う。

上記の回答(世界観と武器の事ですが。の返信の返信の返信の返信)

スレ主 デブにゃーちゃん : 1 投稿日時:

返信が遅れて申し訳ないです・・・。

剣と魔法ファンタジーしている所に、小銃を装備した世界治安維持軍が登場する。

そうですねーー。

序盤に、魔物と冒険者の戦いの最中、援軍に治安維持軍を登場させるのも一つの手ですね。

魔物をライフルで仕留めたり、拳銃や機関銃で撃ちながら、剣や槍を振り回し、派手な魔法でバカスカ撃ちまくる。

こう言う感じで、書いてみようかと思います。

カテゴリー : 設定(世界観) スレッド: 世界観と武器の事ですが。

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元記事:世界観と武器の事ですが。の返信

《1》
近代的な世界観に魔法の要素があるのは、別に問題ないと思いますよ。
冒頭で早々に伝えれば、混乱しないと思いました。

《2》
武器の名前は、1みたいにルビを振ってくれれば、私は分かりやすくて嬉しいかなって思いました。

《3》
ちょっとよく分からないなぁって思うところがありました。
複数の視点を扱う場合、メイン視点を一人称にして、他は三人称。もしくは全部三人称のほうがよい気がするんですよね。
全部一人称だと、別の視点主の一人称にはすぐに慣れにくい気がするからです。
なので、ダブル主人公でなぜ一人称視点にしたいのか、スレ主様のお考えがよく分からなかったです。
また、主人公の視点のみなら一人称でもいいと思うんですが、なぜ三人称で行こうとお考えなのでしょうか?

さらに、ダブル主人公って、それぞれ何か複雑な思惑を抱えていてお互いに敵対しているとか、そういうこじれた背景を読者に理解&感情移入してもらうために使うような気がするんですけど(あくまで私の場合ですが)、
2の主人公の視点のみでハーレム要素の作品だと、全く別の作品のように感じます。

なので、どういう理由や演出を考えて、1のダブル主人公で書きたいと思ったのか、ちょっとよく分からなかったです。

上記のよく分からない状況で、スレ主様のご質問を考えると、2のほうが1よりは複雑ではないのでよいのでは?と思いました。

あくまで個人の意見ですが、何か参考になれば幸いです。

上記の回答(世界観と武器の事ですが。の返信の返信)

スレ主 デブにゃーちゃん : 0 投稿日時:

魔法も、最初に説明してあれば、問題ないですか。

一応、魔法使いは攻撃・支援の両方をこなせる役にしようかと。

連続魔法で、機関銃のように。

火の玉を放ち、グレネードランチャーのように。

火炎魔法で、火炎放射兵のように。

こんな、感じで魔法使いも戦いで派手に活躍させようかと。

武器は、やはりルビを振れば良いのですね。

視点に関しては、一人称視点で書いたら、上手く書けたので、これで行こうかと。

W主人公視点にしたいのは、アンデッドの主人公と女性騎士のやり取りを書きたかったからです。

主人公一人のハーレムにしたいのは、私もこれが一番書きやすいと感じたからです。

後、三人称視点にしようかと考えたのは、他の作品は三人称視点で書いていたので、この作品も、同じにしようかと考えた次第です。

う~~ん、皆様の意見を聞いて、三人称で主人公を中心に書くのが楽だと思いました。

ですので、2の主人公中心でハーレム物にしようかと思います。

回答、有り難う御座いました。

( ´∀`)

カテゴリー : 設定(世界観) スレッド: 世界観と武器の事ですが。

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元記事:戦術の組み立て方について

こんにちは。
数か月ほど前に批評依頼でお世話になりました朱鈴と申します。

今執筆中の小説内に、戦闘……というか会戦の描写があるのですが、なかなか上手くゆかずに困っています。
世界観は古代オリエント世界や東西ローマ帝国の風習文化をミックスさせたような感じなのでハンニバルやアレクサンダー大王の戦術(イッソス、ガウガメラの戦いやカンナエの戦い等)、古代の戦史に関する書籍映像資料を当たっているのですが、現実の戦術を魔術師たちが戦の前線に出て来る世界観に落とし込むのも難しく、説得力のある戦術戦略の描写に悪戦苦闘中です。

そこで、こういった大軍同士がぶつかる戦闘シーンを書く際の戦術の組み立て方のコツ、また、こういったシーンを作品内で描写されたことのある方は、どのように戦術を組み立てたか、どのような資料を当たったか、描写に当たって気をつけたことなどありましたたらお教えいただけないでしょうか。
よろしくお願いいたします。

上記の回答(勝ち筋は揺れ動く)

投稿者 あまくさ : 0

ゲームとしての戦闘という側面について、追記させていただきます。
再訪になりますので、そちらから時に何かなければレスはお気遣いなく。

キーワードは、

1)勝利条件

2)ゲームの理論(戦いの相互作用)

3)勝ち筋は揺れ動く

この三つとします。

1の「勝利条件」という言葉は、大野知人さんが指摘してくださいました。前提が明確な良い言葉なので、失礼して流用させていただきました。

2の「ゲームの理論」というのは学術用語で、遊びとしてのゲームではなく、現実の戦闘や経済活動にもゲーム的な思考が応用できると主張しています。

ゲームの理論の分かりやすい好例として、シャーロック・ホームズの1挿話がよく引き合いに出されます。ホームズが天才的犯罪者モリアティ教授と死闘を演じる話。その中のほんの1エピソードなので、ネタバレはまあいいかなと。

モリアティに命を狙われたホームズは、一旦イギリスを離れて大陸に逃れようとするんですね。そのために港のあるドーバー行きの列車に乗ります。ところが乗車直後、モリアティが同じ列車に乗り込んだことを察知するんです。
列車はドーバー駅に着く手前に、カンタベリー駅という途中下車駅が一つだけあります。そしてモリアティは人の多い列車内での行動は避け、下車後にホームズを捕捉して殺害しようとしています。ホームズはそれを避けたいので、ドーバー行きは諦めてカンタベリーで降りてしまうという選択肢もあるわけですね。しかし、モリアティもそれを読んで、カンタベリーで降りる可能性もあります。
すなわち、二人の読みの勝負になります。

この状況から、二人の勝利条件が下車駅の組み合わせに単純化されます。
ホームズにとっては自分がドーバーで降り、モリアティがカンタベリーで降りれば、大陸への脱出に成功するのでこの局面では勝利です。カンタベリーで降りた場合は、どう転んでも脱出はできないので良くて引き分け。モリアティもカンタベリー下車を選択する可能性もあるので、その場合は負けです。

というわけなので、単にホームズ側の都合だけで考えれば、ドーバー下車を選択した方が有利なんですね。

ところが。

モリアティの側から考えると、カンタベリー下車はホームズがドーバーで降りたら逃亡を許してしまうので負け。ホームズもカンタベリーなら捕捉に成功して勝ち(あくまで、この局面ではの話です)。
一方モリアティがドーバーを選択した場合は、ホームズもドーバーなら勝ち、カンタベリー下車なら捕捉には失敗しますが、逃亡は阻止したことになるので引き分けです。
つまりモリアティにとっても、自分の側の都合だけならドーバーを選択した方が有利なのです。

すると、どうなるでしょう?

仮に双方が上記の思考だけで単純に有利と思える選択をすると、結局両者ともドーバーで降りてしまい、あっさりホームズの負けになってしまいます。

すなわち勝利条件は、相手の思惑を加味すると変化してしまうのです。

小説での解答は、ホームズはカンタベリーで降り、モリアティはドーバーで降りた、でした。
両者共に相手の作戦を推理し、モリアティは少なくとも負けない選択をし、ホームズはそういうモリアティの思考を加味して有利な可能性を計算しなおした結果、痛み分けに終わったということです。

   *   *   *

勝負というのは一人でやるものではありません。必ず相手がいます。
勝利条件は、相手がどのように思考し、どういう行動をとるかによって常に揺れ動きます。また物語的にも、最初に提示された条件の通りに事が運んだら面白くないですよね?

そこで、「勝ち筋」という考え方が有効になります。

勝利条件の設定はとても重要だと思いますが、次に考えなければならないのは、その条件をクリアするために主人公は何をしなければならないのかという思考です。
彼我の条件を考慮して主人公が勝ちを得るための障害を洗い出し、それを一つ一つ乗り越えて勝利に至る道筋を考える。
それが勝ち筋です。これによって、何をすれば勝てるのかという方針が決まります。

ところが敵が優秀であれば、主人公の勝ち筋を読んでくることが考えられます。当然、それを妨害する動きに出ます。主人公の勝利条件のいくつかを事前につぶしたり、あえてそれを逆用して誘い込み罠をはるといったことです。
それによって、主人公は大ピンチに陥る。そこからさらに、いかにして大逆転をつかみ取るか。これがそのまま物語のクライマックスになりますよね?

勝利条件を決めたら、そこからの勝ち筋を考える。勝ち筋は状況の変化や敵の行動によって常に揺れ動く。そのような振幅によって盛り上げるのが、戦略モノのこつなんじゃないかと思います。

カテゴリー : その他 スレッド: 戦術の組み立て方について

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投稿日時:

元記事:キャラクターの心理描写関係の質問

どうもこんにちは。自制するとか言った次の日にはまた書き込みしていますが長い付き合いの知り合いの方から「早まりすぎだ」という指摘を受けたので、書き込みさせて頂きます。
ちなみに今後は「応対すればトラブルになる可能性濃厚」と判断した書き込みには返信しないことにします。
まあそれをしたらしたで「不誠実な奴」と思う人もいるでしょうけど……

今回現在執筆中の長編のキャラクターの心理描写関係で相談したいことがあります。
(ちなみにノベル道場に掲載した作品です)
そのキャラクターは第2部以後から登場するキャラクターなのですが、自分で考察して心理描写関係に矛盾が出そうだなと思ってしまいました。(厳密には第1部最終話で登場しているのですが、現状ではチョイ役です)

そのキャラクターは妖精の王という設定で、愛情が最も大事なものだと思っている大地の妖精という設定です。
物語の役割としては主人公達の味方という立ち位置で、侵略者の戦艦への破壊工作へ協力するという重要な役割のキャラクターになります。
侵略者は友達の妖精の島に攻撃を加えるつもりで、それを友達が先に察知したから破壊工作に協力してくれと出向いたのが話の流れです。(それに同行するのが主人公です)

協力の際は戦艦を破壊するための爆弾や油などの調達をするのですが、その手口が愛が大切なものだと信じている割には過激なのでは、という気がしてしまいました。
過激にならないように以下の理由付けを考えたのですが、どれも何かしら矛盾が生じかねないような気がするのですよね。括弧の中が懸念点です。

1友達の助けだから破壊工作に協力した(友達のためにならいくらでも冷酷になれるということの証明になってしまう)
2自然を荒らす者は誰であろうと許さない、という信念で協力した(自然を荒らすものが嫌いということは、愛情を大事にしている割に人嫌いなのでは?)
3友達の島の生き物達を守るため、心を鬼にした(同じく人嫌い説浮上案件。人間以外には愛情を向けてるだけマシ?)

皆様はどれが違和感が少ないと思いますか?

上記の回答(キャラクターの心理描写関係の質問の返信)

投稿者 あまくさ : 0

1・2・3のどれもありだと思います。違和感はありません。

1 誰かを助けることは多くの場合、誰かを助けない、または誰かを傷つけることにもつながります。そこで選択する勇気がなく、躊躇して結果的に両方を犠牲にすることが本当の優しさでしょうか?

2 自然を大切にすること=人間嫌いですか? 自然を荒らす者を憎むこと=人間を憎むことですか?
 その理屈、どこかおかしくないでしょうか?
 愛を大切にし、同時に自然を荒らす行為を憎んだとしても、なんら矛盾はないと思います。

3 愛と憎しみは表裏一体です。
  愛する者を苦しめる存在。そういう存在を憎むことは、むしろ自然です。強く愛するということは、強い感情をもっているということ。だから強く愛する者は、強く憎む者なのではないでしょうか?

愛は大切だと信じるならすべてを愛さなければならないという「博愛主義」。そんなのは私には偽善としか思えません。
愛は温かく豊かな感情ですが、感情は論理に束縛されません。愛は本来身勝手なものであって、倫理とは無縁のものです。

カテゴリー : キャラクター スレッド: キャラクターの心理描写関係の質問

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投稿日時:

元記事:話を書いていて面白くない

ストーリーを書いていると、設定の説明をしなければなりません。
説明にはストーリーが必要で、これがないと単なる設定資料になってしまうし、自分は急に出てきた設定はポッと出感を感じてしまいます。

そのため、自分にはある設定を語る際にはストーリーが必要です。
設定は主人公達の今後の行動にも影響してきますが、今回、その設定を語るためには主人公がその場にいてはいけないような設定です(いわば敵側からの視点からものを見ているような状態の、番外編のようなもの)。

したがって何の思い入れもないモブキャラクターにそのストーリーを任せることになります。
しかし、ストーリーを作るには何より作者の欲望がないといけません。

設定を作る際、自分は欲望や表現したいことを軸に設定や登場人物を決めます。そうしなければ全体として何をしているのか分からないからです。
欲望があるからこそそれを達成しうる設定やストーリーが生まれ、異化作用とか面白い設定みたいなものが生まれます。
またテーマがあるからこそキャラクターの対比構造が決定せられ、それを実行しうる関係性や共通部分、相違点を持ったキャラクター達が配置せられます。

もちろん設計図の通りに作るだけが正解ではなく、作者のその時の気分で何かが足されたり引かれたりすることがあるのも事実ですが、いずれにせよそこには何かを達成したい、伝えたいという欲望があります。

しかしながら自分は結局主人公達の他愛もないやり取りが見たいのであって、そんな脇役の行動などというものには微塵も興味がありません。
頑張ってキャラクターの背景を練ってはみましたが、結局主人公達とキャラが被ってしまったりして、あまりいい出来とは言えません。

自分にとってキャラクターというのは結局、1,2人ずつしか作れないもので、新しいキャラ(=新しい欲望)を作るにはその1,2人のキャラクターを作ってからでないと無理なのではないか、と思いはじめています。

これでは話が一向に進まないのですが、どうすればいいでしょうか。

上記の回答(話を書いていて面白くないの返信)

投稿者 あまくさ : 1

少し難しく考えすぎではないでしょうか?
要するに、作者として興味も想い入れも持てない脇役のことも書かなければストーリーは成立しない。しかし、想い入れのないキャラについて書くのはつまらないので、思うように筆が進まない。
そういうことではないかと。

でも、それは仕方がないんですね。
色に喩えると、赤が好きだからといってキャンバスを赤だけで埋めても絵にはならないですよね? 他の色を加えた方が効果的なら加えるべきであって、青は嫌いだから使わないというものではないでしょう。
小説も同じ。
ストーリーには主軸になるアイデアやキャラが必要で、そこは作者の好きなものや興味のある要素から決めればいいと思います。しかし、そういう主要なパーツを引き立てるためにも興味のないパーツを配置しなければならないことは、どうしても出てきますよ。それがどうしても嫌なら、小説を書くことを諦めるしかありません。

じゃあ、どうすればいいかですが。

一つ一つのパーツの好き嫌いではなく、異なるパーツを組み合わせて全体を造形していくこと自体の面白さに気がつくこと……かな。
色の喩えにもどると、キャンバス全体を見渡してどういう配色や構図が効果的か考え、あれこれ工夫しているうちに、だんだんそっちの方が面白くなってきたりすることもあるかと。
てか、この板で回答めいたことをやっている数人って、私も含めてそういうことが好きでしょうがない人ですよね、どう見ても。だから回答するのが楽しいんですよ。

そういうことにも目を向けてみてはどうかなと思ったりはします。

   *   *   *

以上は総論。

ご相談の文面の個別のいくつかにも、少しコメントしておきます。

>説明にはストーリーが必要で、これがないと単なる設定資料になってしまうし、

はい。それは、まったくその通りだと思います。

>そのため、自分にはある設定を語る際にはストーリーが必要です。

クロスさんだけの話ではなく、小説というのはそうするべきでしょう。

>しかし、ストーリーを作るには何より作者の欲望がないといけません。

う~ん。
欲望とまで言うと、ちょっと極論かな。一概にそうも言えない気もします。
しかし実際問題としては、誰でも出発点や根幹の部分には好きなことや興味のあることを置いているでしょう。そういう部分をフルパワー全開にして、それが異様な迫力に繋がるというタイプの創作者もいることはいるだろうと思います。

>欲望があるからこそそれを達成しうる設定やストーリーが生まれ、異化作用とか面白い設定みたいなものが生まれます。

創作用語としての「異化作用」という言葉は、異質な物や状況を演出することによって、読者や観客の「物事の見方」を変化させることを言います。欲望とは関係ありません。
作者の欲望が創作にどう作用するかは、繰り返しますが「誰だって好きなことからしか始められない」と素直に解釈した方がいいのではないでしょうか?
すなわち、作者のモチベーションの問題です。

このスレって、そもそもモチベーションの話だからこそ「話を書いていて面白くない」というタイトルなのでは?
そこを背伸びして無理に理論的に分析しようとするから、自分で何を言っているのか分からなくなるのだと思います。

>しかしながら自分は結局主人公達の他愛もないやり取りが見たいのであって、そんな脇役の行動などというものには微塵も興味がありません。

要するに言いたいのはこれでしょう?

まあ、掌編か短めな短編だったら、ほぼ主人公達の他愛もないやり取りだけで埋められたような作品も成立し得るかもしれません。古いですが、『生徒会の一存』ってそんな感じじゃなかったかな?
まあ、日常系のラノベの場合は長編でもそういうのの延長線上にあるようなところが無きにしもあらずですが。
ですが、長編を面白くするためには、脇役、ある程度の背景、「楽しい日常」を阻害する展開、そういった要素がどうしても必要になります。そういう要素の中には、書いていて面白くない、あるいは苦痛とさえ感じる部分もあるでしょうね。

しかしクロスさんは、そういうことに気がついたからこのスレを立てたのでしょう?
欲望を達成するためには多少の我慢は必要なのだと覚悟して、頑張るしかないんじゃないでしょうか?

カテゴリー : ストーリー スレッド: 話を書いていて面白くない

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