盲目設定の登場人物の感情表現についての返信
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盲目設定の登場人物の感情表現について(元記事)
初めまして。
私が現在執筆している小説には、盲目、つまり目が見えない設定の登場人物がいます。その人物は目元に包帯を巻いています。
困っているのはその人物の感情の描写についてです。
よく、「驚いた様子で目を見開いた」「目を泳がせる」「彼の目はどこか遠くを見ていた」「目を逸らした」など、目を使ってその登場人物の感情を表現することがありますよね? 私はよくします。
ですが、盲目な登場人物の場合、それができません。
ですので、その登場人物の感情をどうやって表現したものか悩んでいます。
しかも私が書いているのは一人称視点のため、その視点の登場人物から見えることしか、盲目の人物を描写することができません。
私はもともと地の文を書くのが苦手で、感情を表現する幅が狭いと悩んでいたのですが、更に狭くなってしまって困り果てています。
勿論目以外を使って感情を表現することはできるのでしょうが、どうしても選択肢狭まってしまって……。
皆様ならどうやって表現しますか? ちょっとしたことでいいので、教えていただきたいです。
盲目設定の登場人物の感情表現についての返信
投稿者 あまくさ 投稿日時: : 1
「目を泳がせる」とかよく見かける表現ですが、人間の目が泳いでいる情景を思い浮かべることができますか? こういうのは「常套句」と言って、共通認識化しているから通じやすいですが、代わる表現を探す習慣はつけておいて損はありません。
驚いた様子で目を見開いた。
↓
~を弄んでいた彼の手が止まった。素知らぬ風をよそおっているが、口元のゆがみには動揺が隠しきれなかった。
目を泳がせる
↓
彼ははっとしたように少し口を開けた。しかし漏らしかけた言葉は声にはならなかった。
彼の目はどこか遠くを見ていた。
↓
彼は無言で横顔を向けた。光を宿さぬ双眸をどこか遠い彼方に投げかけているように見えた7。
目を逸らした。
↓
彼は曖昧に微笑を浮かべた。その様子は何か話を逸らしたがっているように感じられた。
……まあ、あまり上手くはないかもしれませんが。
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