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ネーミングセンスの返信

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ネーミングセンス(元記事)

質問です。

技名やキャラクターの名前といった固有名詞に名前を付ける際、自分で考えたネーミングが超絶的にダサいと思えてなりません。

「〇〇の呼吸・〇〇の型、血鬼術」「〇〇遁・〇〇の術」「〇〇魔法・〇〇」「卍解!」「異能力」「悪魔の実」

こういったヒット作のネーミングセンスはすんなり受け入れられて響きもとてもカッコイイなと思えるのですが、いざ自分でも自分のオリジナルのネーミングを考えて形に出すとやっぱりダサいなと感じてしまいます。

もうこれってしょうがないんでしょうか?

ネーミングセンスの返信

投稿者 サタン 投稿日時: : 1

ある意味しょうがない。

というのも、例えば鬼島剛鉄という名前のひょろっひょろなモヤシ男がいたらどう思いますか。
「名前負けしとる!」って心の中で笑ったりしませんか。
問題をすごく単純化&極端に言うと、これと同じ状況が自分の作品のネーミングにも言えちゃってる。だからダサいと感じる。

じゃあ、その鬼島剛鉄というモヤシ男が、普段はいじられキャラでクラスの不良なんかに名前をバカにされてるんだけど、あるとき不良たちと一緒にヤクザに絡まれて事件に巻き込まれ、不良とは言え友人が害されそうになって、剛鉄はブチ切れて暴れだし、ヤクザたちを半殺しになるまでボコボコにして、そのままだと殺しちゃいそうだから逆に不良に止められて、でもなかなか剛鉄は止まらなくて、ヒョロい身体からは湯気が出るほどで、ようやく止まった頃には返り血で両手両足は真っ赤になっていた。
……というエピソードがあると、「こいつは鬼島だわw」と思いません?

名前っていうのは基本的になんでもいいんですよ。
ただ、その名前や名前が持つ性質にふさわしいエピソードを用意してやれば、そのイメージを持って読者は見てくれるので、
そして、そのイメージを持って読者が感じた印象が、いち読者のスレ主さんが例として挙げた「◯◯の呼吸」やら「卍解」やらというワードの印象になっています。

ようするに、「卍解」が奥の手やキャラの戦闘の個性を感じたり必殺技感があったりするのは、「そういうエピソード・シーン」を作っていて、そこで使用してるワードだから、ということです。
そのワードのイメージは、最初から「ダサくないイメージがあるワード」なのではなくて、作者が作品の中で「奥の手や必殺技感が得られるイメージ」を作り上げた、ってこと。

だから、作者が自分でダサく感じるのはある意味しょうがない。
なにしろ、作者として名前を決めた時点では、まだそのようなイメージになるエピソードが出来てないしスッと腑に落ちるための材料が作られていないからです。
それは作者が作品の中で自分で作り上げてくもので、ネーミングそれ単体で考えるものではないです。

ネーミングは、まあ語感とかこだわる部分はあるけれど、そういうのは置いといて、まずは「何でもいいものだ」と考えて、その名前がカッコいいものであれば「かっこよく」演出してください。
カッコいい名前が先にあるんじゃなくて、カッコいい演出や展開がその象徴である名前にカッコいい印象を与えるわけです。
これを逆に考えてしまうと「名前負け」してしまうので、作者からも読者からもダサいと思われてしまいやすい。

カテゴリー : 設定(世界観) スレッド: ネーミングセンス

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