設定からストーリーを作るにはの返信
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設定からストーリーを作るには(元記事)
早春の候失礼いたします。
前回当方が相談をした際、設定よりもストーリーを考えるべき、というご回答をいただきました。
それを受けてなのですが、設定やネタからストーリーを考える際の注意点やコツ(またはストーリーを設定よりも優先して考える方法)などを教えていただきたいです。動画制作の過程でも、やりたいネタがあるのにそこから(またはそこまでの)話をどう作るかかなり悩むゆえ、そのへんがだいぶ苦手という自覚がありますので……
当方のようなまず設定などから考える方は割といると思う故以前にも同じような相談があったのかもしれませんが、なにとぞお願いいたします。
設定からストーリーを作るにはの返信
投稿者 バッキー 投稿日時: : 1
「既にある程度出来上がった世界観設定」を使用した時、自分が心掛けたのは「何がイレギュラーとなるか」を考えた事ですね。
その世界にとって何が正常な事か定義できれば、自ずと何が異常であるか打ち出す事ができ、それに対して周辺がどのように動いていくかシミュレーションできれば、一連の動向に当事者の感情、そして核心部分としてその異常の原理や動機などの種明かしを盛り込んでゆく事でストーリーが出来ていくでしょう。
この異常の根幹部分に絡むように主人公もビルドしていくのが好ましいです、もし特に人外とかでないおっさんでも彼の娘辺りが人間で無くなってしまい、最後には自分の手で処さねばならなくなり…みたいな。
蛇鷲様は前回のスレッドを見るにミリタリーに造詣が深いと思われますが、架空の兵器というのは極論リアリティよりずっと大事なのが「何に対して使う為に作ったか」です。
日輪刀に対する鬼であるとか、立体軌道に対する巨人であるとか、ですね。
何故女子供にしか使えない上量産も効かない不思議パワーで動く欠陥兵器が台頭するかというと、大概リアルな兵器というのが太刀打ちできないような敵に対して使い所があるからなんですね。
いくらF-22やエイブラムスが強いからといって、惑星を常食としたり宇宙人格を指パッチン一つで半分にしたり、当たり前のようにマイクロブラックホールをぶん投げてくる相手には玩具も同然です。
兵器の設定があるならそれがどんな風に使われているか考えてゆくのが手っ取り早いでしょうね。
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