追記です。
元記事を読む
ファンタジー衣装を考えたいのですが、どんな本を読めばいいでしょうか。の返信(元記事)
ドラコンと申します。
古い本も多いので、入手は保証できませんが、私が読んだものでは以下の通りです。
まず、このサイトの「ハウツー本」の「創作資料」コーナーに投稿したものから。
『服装の歴史』
『コスチューム―中世衣裳カタログ』
『日本の女性風俗史』
(なお、上二つは「キャラクターの服装研究」、最後の一つは「歴史・文化・民族」に分類)
https://www.raitonoveru.jp/siryou/a4.html
投稿していないものは次の通りです。
『民族衣装』(オーギュスト・ラシネ、マールカラー文庫)
19世紀後半のヨーロッパ、中近東、アジアアフリカの民族衣装をオールカラーで掲載。色の参考になる一冊。文庫本なので見づらい箇所もあり、説明もごく簡単だが、本体価格291円でコストパフォーマンスが良い。
『中国服飾史 五千年の歴史を検証する』(華梅著、施潔民訳、白帝社)
古代~現代までの中国の服装を時代ごとに解説した本。ネットなどで断片的に得た中国伝統衣装の知識を整理するのに向く一冊。細かく見出しが出ていて、図版も豊富。ただ、カラー図版が表紙だけなのと、少数民族の衣装は「オマケ」程度しか書いていないのが玉にキズ。
『ドラゴンクエストXI 過ぎ去り時を求めて 公式資料設定集』(スクウェア・エニックス)
『ドラゴンクエストX オンライン 設定資料館 アストルティア秘聞録』(スクウェア・エニックス)
『ドラクエ11』『ドラクエ10』設定集。結構高い本ではある(特に『ドラクエ10』の設定集)が、服装はもちろん、街並みやフィールドなど、『ドラクエ』の世界が華麗なカラーページで載っている。『ドラクエ』はファンタジー世界の代表格。押さえておいても損はないのでは?
>3. 既存の文化に似すぎない
>現代的/西洋的/日本的/中国的/中東的/アメリカといった文化からそのまま捻らずに借りてきたようなのは避けたいです。
あまりこれは気にしないほうが良いと存じます。現実のものを参考にしないと生み出しようがありません。それに、『ドラクエ11』の武闘家系ヒロイン・マルティナの衣装は、チャイナドレスから持ってきています(『ドラクエ』で武闘家は「中華系キャラ」)。に、『ドラクエ11』にはチベットや少林寺を模した武道の里「ドゥルダ郷」という町がありました。
追記です。
投稿者 ドラコン 投稿日時: : 1
『ドラクエ10』の「エルフ」は、「和風の妖精」として描かれています。そのため、衣装や建物は、わりあい「平安時代っぽい」です。もし、和風ファンタジーをお考えなら、下記のサイトが参考になる一つです。縄文時代~昭和初期の日本の服装について、一通り解説されています。
https://www.iz2.or.jp/fukushoku/f_disp.php?page_no=0000001
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