質問追記「主人公不在場面を描くと、「出オチ」になるのか?」の返信
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質問追記「主人公不在場面を描くと、「出オチ」になるのか?」(元記事)
ドラコンです。質問追記です。ご回答くださった皆さん、ありがとうございます。
「主人公の皇后・銀鈴に、『「囚人役」として牢獄に潜入し、幽霊調査をしてほしい』と頼む予定だった。だが、銀鈴がコオロギ相撲賭博をやっている現場を押さえたので、「本物の囚人」(「囮」)として「牢獄に送り込み、牢獄の様子を見る」に作戦を変更」
特にあまくささんのご意見を拝読し、この話の作戦は、「ぼかす」のが良いように感じました。
そこで、「作戦をぼかす」なら、「銀鈴不在」の以下の場面を入れるべきなのでしょうか? その場面入れてしまうと、「出オチ」になってしまうのでしょうか?
それとも入れずに、オチの場面で皇帝(仁瑜)や最高裁長官(忠元)の口から、「そのときは、こうしていた」と説明させたほうが良いのでしょうか? これだと、「場面の説得力」はあるのでしょうか?
・銀鈴に「囚人役」をやってもらい、牢獄の幽霊調査を頼む予定であることを、皇帝と最高裁長官が話し合う場面。
・幽霊に朝食を盗み食いされた銀鈴たちは、庭掃除の労役中、イチジクを盗み食いした咎により、懲罰房送りとなる。この懲罰房で、銀鈴は幽霊に取り付かれる。このとき、牢獄を監視している術師から、皇帝宛に幽霊出現(確定若しくは、6割~7割の可能性)の報告の場面。
突き詰めて言えば、「主人公とは別の思惑がある場合、主人公不在の場面を描くべきか? 否か?」です。
管理人・うっぴーさんの2022年6月13日のツイートではこうありました。
https://twitter.com/ranokenn/status/1536238997546090496
「1・初心者の小説書きは、視点移動を情報を開示するために使う
2・上級者は視点移動を、ざまぁ、主人公ヨイショに効果的な場合のみに使う
3・上級者は主人公に視点を固定した状態で、物語を紡ぐ力がある。初心者はこれができないので、視点移動に逃げる
上手い人ほど視点移動はしない。基本を守る」
どうしても、これが引っ掛かってしまいます。
ご意見をいただければ、幸いです。
質問追記「主人公不在場面を描くと、「出オチ」になるのか?」の返信
投稿者 ふ じ た に 投稿日時: : 1
エンタメ的な演出や狙いが見えない視点変更は、技量不足とみなされる恐れがあるので止めた方がいいと意味かな?って個人的に思いましたよ。
勘違い系やすれ違い系を狙ったエンタメ系の物語だと、主人公本人と周囲の感じ方が違うので、他視点が入ることもあると思いますよ。
ただ、本作では、ヒーロー側(仁瑜)が別に誤解も何もしていないので、主人公だけが真実を知らない状況です。なので、その主人公が知らない点をエンタメ的にどう演出するかが重要かなって思いました。
あと、冒頭でネタバラシしなくても、話が展開する方法もあると思いますよ。
序盤で主人公側にピンチの演出をして読み手を話に引き込むために、主人公と読者に真実を伏せている場合もあります。
色んな構成があると思うので、色々とパターンを考えてみて、一番自分に合ったものを選択されてはいかがでしょうか。
あくまで個人の意見ですが、何か参考になれば幸いです。
カテゴリー : ストーリー スレッド: 出オチは是か? 非か?