長編を『とにかく書き進める』ことができないの返信
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長編を『とにかく書き進める』ことができない(元記事)
タイトルのとおりです。妥協して、とにかく書き進めることができないのです。
自分は、ある程度短編(原稿用紙数枚~十数枚分)を書き、それなりに文章には慣れてきました。
しかし、いざがんばって長編に取り掛かろう、と思うと、最初の数枚あたりで
「ああっ。これじゃない」
という気持ちになり、そこから進まなくなります。
よく「完璧主義より完成主義」「とにかく終わらせて、あとから直せばいい」といいますが、
それができたらとっくにやっているよ、というのが本音です。
というのも、自分は少し神経質で、多少のミスがかなり目についてしまうのです。
本やブログを読んでいても、誤字やレイアウトの微妙な違いが気になることがあります。
なので、少しでも書いたものが「不完全」と感じると投げ出したくなってしまいます。
書きたい内容は、一応、筋は通しています。
800字程度のプロットは書けますし、短編であればある程度の速さで作れますが、
長編となると、とにかく進められなくなります。
自分のなかのハードルが高すぎるせいだとはわかっているのですが、
そのハードルを下げようと意識しても、我慢できず、ずっと書き直し……
質問としては、
①どうすれば、とにかく書き進められるのか
②どうすれば、自分の中にあるハードルを下げられるのか
の2点です。
ただ、長編を書くための体力がまだできていないだけなのでしょうか?
どのような練習をすれば、この「最初から書けない」状況を変えられるのでしょうか?
とても苦しいです。どうか、助言をよろしくお願いします。
長編を『とにかく書き進める』ことができないの返信
投稿者 スイゲツ 投稿日時: : 0
たぶん単に、「勉強のしすぎ」なんですよ……!
それだと、すでに作品内容から比べても、「文章技術」がズレていってないかな? ……と。
そのときにしか、書けない作品が、あるんですよね。
恐らくは、いわゆる「中級者」の悩みなんです、そういう時期を、通っているんです。
ちなみに、あるシンフォニー作曲家の話ですが……。
人生の8番目にあたる「交響曲」を作ったときに、音楽に費やせる創作技術が、かなり上がりすぎていた、らしい。
そのあまり、楽譜に注ぎこめてあげられる「作曲力」が強すぎて、ジックりと時間をかけまくっていって、ついに書き上がった、にもかかわらず……。
ようやっと指揮者に見せたら、「スゴすぎるので演奏できない!」と突っ返されたらしい。
しかたなく、「演奏しやすいように」あえて直した楽譜を、あらためて書いたらしいんですよ。
それが今日まで残っているのですが、もとの楽譜とは、かなり違ってしまった、ようなのでした。
創作においての「超がつく上級者」にも、それなりの「悩み」はあるらしい……。
いきおいよく書いていられるのは、いまのうちかもしれませんよ~?
カテゴリー : やる気・動機・スランプ スレッド: 長編を『とにかく書き進める』ことができない