キャラクターから作るのかストーリーから作るのかの返信の返信の返信の返信の返信
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キャラクターから作るのかストーリーから作るのかの返信の返信の返信の返信(元記事)
お話を作る能力を鍛えるには、
たとえば先にあげた、日常ハーレムラブコメの場合は
「主人公がヒロインを救う話」とすれば「ヒロインがピンチになる」(問題)「主人公がヒロインを助ける」(解決)になり、そこから内容(どんなピンチか、どうやって主人公が解決するのか)を詰めていく、というように、まずは大まかな問題と解決を作って何でもいいから作っていくということでしょうか。
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投稿者 サタン 投稿日時: : 1
そう。
端的に言えば、「それってどんな話?」に簡潔に答えられることが大事。
お話作りに慣れてない人の場合、構想中のネタに対して「どんな話?」と聞かれると、「こういう主人公で、こういう世界観で~」と、設定を説明しはじめる。これは作ろうとしてる物語が要約できておらず自分の中でまとまってない、追うべきストーリーの本筋が出来てないから話の内容を簡潔に答えられない。
「こうこうこうで、複雑な構想なんだよね」とか「自分で書いてるジャンルが分からなくてさ」とか答える人はだいたいそう。
スレ主さんが挙げられた例の場合、「ヒロインがピンチになる」「主人公が助ける」と、これだけで「ああ、主人公がヒロインのピンチを助ける話なんだな」と理解できるでしょ?
まず、こうした「本筋」を作るのが大事。
話を面白くしたりネタを盛り込んだり細かい設定やアイディアを作りこむのは、その本筋から生える枝葉。
なので、まずは「問題」「解決」の本筋を考え、次は枝葉がどっちを向いてるかっていう方向性を定める「行動」を考え、その行動が無理な展開にならないよう整える枝葉を作って、盛り込みたいものを盛り込んで着飾り、物語の概要を作る。
今回スレ主さんが出された例題で一つ指摘するなら、
「問題」と「解決」まあ「行動」もだけど、これらの主語は省略してもいいが統一はしたほうが良い。
なので添削みたいなことをすると、「ヒロインがピンチになる」は「主人公はヒロインの危機を知る」って感じに考えたほうがいい。
物語の主人公はあくまで「主人公」なので基本的に主語は「主人公」になるけど、ヒロイン視点のネタの場合はヒロインを主語にするし、物や現象や概念が物語の主旨になる場合はそれらを主語に置いて考えたほうが良い。
それは、のちのち「ヒロインがピンチになる」を物語に起こすときに、どんなシーンにするかのイメージのし易さに影響してくるためです。
あとは、「問題」=「トラブル」と考えてるのかな、とちょっと思った。
基本的にはそうだけど、ここで言う「問題」ってのは「物語の起点になるもの」という意味で、その切っ掛けとかそういう意味だから、スレ主さんの場合は「問い」って思ったほうがいいかもしれない。
例えば「地球はなんで丸いん?」→「万有引力があるからやな!」という「問い」と「回答」つまり「問題」と「解決」でも良い。
これを物語っぽく変換すると「主人公は地球が丸いことに疑問を持つ」→「万有引力的に中心からどの方向へも同じ長さの球が自然な形だと知った」という風になる。
行動を入れると「知識を持つ人を探す」とかかな。すると障害は「納得できる回答を持つ人が見つからない」って感じか。答えを濁されたり違った事を教えられたりして最後に回答を得て終わり。
こんな感じ。
つかまあ、例えば「主人公は学校へ行く」→「学校に到着した」とでも別に良いし、これは物語の「起点」と「終点」を決めるっていう意味合いが大きい。そういうパッケージを作る。なので「問い」なら解決に置くべきは「回答」とわかりやすいので薦めたけど、終点が作れるだけの起点を想定できるなら何でもいい。だから「目的」とか「問題」とか例としてよく使われる。それぞれ「目的を達成する」「問題を解決する」が終点になるってわかるでしょ?
ちなみにこの「学校へ行く」の場合の「行動」は、単純に 学校へ行くための手段 を考えるだけだから「通学路を歩く」とか簡単なものにしておいて、面白さである「障害」は 通学路を進めないような事 を考えるので「誘惑が多くてなかなか進めない」みたいにしてみるか。すると誘惑に対する主人公の反応がキャラ立てや魅力になるから……
って感じ。書いてて思ったけど「ちおちゃんの通学路」っていうまんまの漫画があったね。
「起点」と「終点」という考えで「問題」と「解決」と思ってみて、これで一つの「はじまり」~「おわり」のパッケージを作る。そのパッケージの中に「行動」っていう話の内容を作って、それを面白くするための「障害」を考える。という考え。
「学校へ行く」の例でわかると思うけど、これ設定なんて何もないでしょ。
だからこそ、逆に どんな設定のネタにも使えるストーリー なわけで、こういう設定不要なのを作れれば書きたいネタを思いついた時点でパパっと適当に物語をでっちあげることができる。
この学校が魔法学校でもパイロット育成のSF学校でも、小学生でも大学生でも、あるいは会社に変更するだけで学生じゃなく社会人でも、何でもいけるでしょ。
とまあ、そんな感じです。
最初におおまかな問題と解決を作って、そっから作りこむという理解に間違いはないと思います。
ただ指摘するなら、主語は省略してもいいが統一しよう、「問題」はトラブルという意味ではなく話の起点という意味で「結末」が想定できるなら何でもいい。
という、この二点かな。
カテゴリー : ストーリー スレッド: キャラクターから作るのかストーリーから作るのか