どんでん返しの連続はつまらない?の返信の返信
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どんでん返しの連続はつまらない?の返信(元記事)
こんにちは〜若宮澪といいます、底辺作家歴がかれこれ数年なので参考になるかは分かりませんが意見をばと思い。
私がさらっと読んだところ、特に「つまらない」という印象は受けませんでした。物語の入り方としては良いと思うし、ちょっとテンプレっぽいか?と思わなくもなかったけど許容圏内かなあ。少なくとも、読むのを断念する程ではなかったです。
ただあくまでもプロットを見ただけなので、実際の文章を見ないと何とも言えない面もあります。
≫主人公も2回も3回も殺されそうになっていて、『主人公が殺されそうになるシーン』自体が飽きられないかなと不安になっています。
これ自体に問題は感じませんでした。だって、たとえば犯罪小説(クライムノベルやフィルム・ノワール)なんて冒頭から主人公が何度も死にそうになりますけど、でも飽きない。むしろその逃走劇にハラハラする。
提示していただいたプロットは、確かに犯罪小説とは趣きが違います。が、少なくとも何度も死にかけるということはよく見かけるので、それ自体は問題ないかな。
ただそういう展開って、どちらかといえば作者の表現の仕方が問われるんですよね。プロットそのものがいくら面白くても、書き方が巧くない限りはどうしてもつまらなく見えてしまう。主人公の焦り、恐怖、あるいは闘争心──そういうのに読者がどれだけ感情移入できるのか、それこそが重要なわけですから。
≫自分で書いていて、とにかく『……えっ、どうして!?』とか『……嘘でしょ!?』みたいなセリフが多いなぁと思いました。
てなわけで、私個人としてはこっちの方が問題に感じました。まったく同じセリフを使い回した、ってわけではないと思うんですが、同じようなセリフだと表現的に、ね……。
私、そもそもとしてあんまり表現力だったり語彙力がないんですよ。それで、どうしても似通った語彙が多くなってしまう。すると読者は主人公やヒロインのほんの僅かな心の動きを捉えられなくなる。そして似た感情の動きしかないと、どうしても物語として平坦に感じてしまう。これが「飽き」なわけです。だから、仮に似たような展開が続くとして、その中で「飽き」を避けるためには感情の揺れ動きのほんの僅かな違いを捉えてあげるしかない。
というわけで、私からの回答は
1.プロットそのものはややテンプレっぽいとはいえ面白いと感じた。
2.ただし何度も主人公が死にかけることを踏まえると、飽きられないためにはその時々の主人公の感情の揺れ動きの違いを詳細に捉えてあげる必要がある。
3.1と2から、表現に工夫が必要かなと推測。
って感じになります。ただ、実際の文章を見ないと分かんないのでこれ以上は何とも言えないです。
的外れなこと言ってたらごめんなさい、私からは以上です! 執筆頑張ってくださいね!
どんでん返しの連続はつまらない?の返信の返信
スレ主 しんじくん 投稿日時: : 0
若宮澪様
ひえっ……まさか作家の方にお言葉をいただけるとは思っていませんでした。ありがとうございます!
私のとりとめもない質問を的確にまとめてアドバイスいただき、大変うれしいです。
すみません、滅茶苦茶ためになったので、以下は自分用のメモとして残させていただきます。
・何度も死にかける展開自体はよくあるし、問題はない。ただし表現の仕方が問題。
→『主人公の焦り、恐怖、あるいは闘争心──そういうのに読者がどれだけ感情移入できるのか』が重要で、似たような感情の動きしかないと、『どうしても物語として平坦に感じてしまう。これが「飽き」なわけです』。
→『飽きられないためには、その時々の主人公の感情の揺れ動きの違いを詳細に捉えてあげる(=シーンごとの主人公の感情の違いを出す)必要がある』
本当に新人賞の指摘コメントをもらったような(実際そのような活動もされているのかもしれませんが)……。
ありがとうございます。何度も読み返して、改めて自分の作品に反映させていただきます。
カテゴリー : ストーリー スレッド: どんでん返しの連続はつまらない?