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どんでん返しの連続はつまらない? (No: 1)

スレ主 しんじくん 投稿日時:

異世界ファンタジーバトルを書いています。
第一章を書いているのですが、ストーリーが起承転結というより、『起承転転転転転結』のようになってしまい、どんでん返しが続いて冗長になっている気がしてきました。
問題のシーンの分量は、42×34字で25枚、2万字程度です。(第一章全体では45枚あります)
主人公は異世界への転生者で、転生先の世界に戸惑っているさなか、敵国の騎士に出会ってしまうというシーンになります。

1、主人公が敵国の騎士と出会う。(起)
2、主人公が敵に殺されそうになる。(承)
3、ヒロインの女剣士が現れて敵を倒す(転)
4、ヒロインの女剣士から異世界の説明をされる
5、主人公は敵国の騎士にトドメを刺そうとするヒロインを止める(※ヒロインは主人公が元いた世界の『憧れの女性(クラスメイト)』に似ているから、殺人をして欲しくないと思った)
6、殺人を止めようとした主人公は逆にヒロインに怪しまれて剣で斬られてしまう。(転)
7、主人公はそれでも立ち上がり、ヒロインを驚かせる(転)
8、主人公の説得もむなしく、再び斬り殺されそうになった時、敵国の騎士が目を覚まして襲いかかる(転)
9、主人公はヒロインを庇って重傷を負う。(転)
10、自分を庇ってくれた主人公に戸惑うヒロイン。昔から憧れていたことを主人公に告げられて(※主人公は意識が朦朧としていて、異世界の女剣士がクラスメイトに見えていました)、突然の告白に驚きながらも主人公に傷薬を分けあたえる。(結)

ストーリーの流れとしてはこのような感じです。
自分で書いていて、とにかく『……えっ、どうして!?』とか『……嘘でしょ!?』みたいなセリフが多いなぁと思いました。
どんでん返し(転)の部分を箇条書きすると、
・異世界にクラスメイトと似た女の子がいた。
・可愛い女の子が実は滅茶苦茶強い剣士だった。
・ヒロインに斬られても主人公が立ち上がった。
・気絶していた敵国の騎士が再び襲いかかる。
・絶体絶命の瞬間、主人公がヒロインを庇った。
・主人公が(勘違いで)ヒロインに告白してしまった。
の六ヶ所になります。
特に敵国の騎士が再び襲いかかってくるシーン以降が長い感じがするのですが、そこを入れないと主人公がヒロインにぶった切られて終わってしまうので……。。。
主人公も2回も3回も殺されそうになっていて、『主人公が殺されそうになるシーン』自体が飽きられないかなと不安になっています。

取り留めもない相談になってしまいましたが、ご助言いただけましたら幸いです。

カテゴリー: ストーリー

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どんでん返しの連続はつまらない?の返信 (No: 2)

投稿者 若宮 澪 : 1 No: 1の返信

投稿日時:

 こんにちは〜若宮澪といいます、底辺作家歴がかれこれ数年なので参考になるかは分かりませんが意見をばと思い。
 私がさらっと読んだところ、特に「つまらない」という印象は受けませんでした。物語の入り方としては良いと思うし、ちょっとテンプレっぽいか?と思わなくもなかったけど許容圏内かなあ。少なくとも、読むのを断念する程ではなかったです。
 ただあくまでもプロットを見ただけなので、実際の文章を見ないと何とも言えない面もあります。

≫主人公も2回も3回も殺されそうになっていて、『主人公が殺されそうになるシーン』自体が飽きられないかなと不安になっています。

 これ自体に問題は感じませんでした。だって、たとえば犯罪小説(クライムノベルやフィルム・ノワール)なんて冒頭から主人公が何度も死にそうになりますけど、でも飽きない。むしろその逃走劇にハラハラする。
 提示していただいたプロットは、確かに犯罪小説とは趣きが違います。が、少なくとも何度も死にかけるということはよく見かけるので、それ自体は問題ないかな。

 ただそういう展開って、どちらかといえば作者の表現の仕方が問われるんですよね。プロットそのものがいくら面白くても、書き方が巧くない限りはどうしてもつまらなく見えてしまう。主人公の焦り、恐怖、あるいは闘争心──そういうのに読者がどれだけ感情移入できるのか、それこそが重要なわけですから。

≫自分で書いていて、とにかく『……えっ、どうして!?』とか『……嘘でしょ!?』みたいなセリフが多いなぁと思いました。

 てなわけで、私個人としてはこっちの方が問題に感じました。まったく同じセリフを使い回した、ってわけではないと思うんですが、同じようなセリフだと表現的に、ね……。
 私、そもそもとしてあんまり表現力だったり語彙力がないんですよ。それで、どうしても似通った語彙が多くなってしまう。すると読者は主人公やヒロインのほんの僅かな心の動きを捉えられなくなる。そして似た感情の動きしかないと、どうしても物語として平坦に感じてしまう。これが「飽き」なわけです。だから、仮に似たような展開が続くとして、その中で「飽き」を避けるためには感情の揺れ動きのほんの僅かな違いを捉えてあげるしかない。

 というわけで、私からの回答は
1.プロットそのものはややテンプレっぽいとはいえ面白いと感じた。
2.ただし何度も主人公が死にかけることを踏まえると、飽きられないためにはその時々の主人公の感情の揺れ動きの違いを詳細に捉えてあげる必要がある。
3.1と2から、表現に工夫が必要かなと推測。
 って感じになります。ただ、実際の文章を見ないと分かんないのでこれ以上は何とも言えないです。

 的外れなこと言ってたらごめんなさい、私からは以上です! 執筆頑張ってくださいね!

どんでん返しの連続はつまらない?の返信の返信 (No: 4)

スレ主 しんじくん : 0 No: 2の返信

投稿日時:

若宮澪様
ひえっ……まさか作家の方にお言葉をいただけるとは思っていませんでした。ありがとうございます!
私のとりとめもない質問を的確にまとめてアドバイスいただき、大変うれしいです。
すみません、滅茶苦茶ためになったので、以下は自分用のメモとして残させていただきます。

・何度も死にかける展開自体はよくあるし、問題はない。ただし表現の仕方が問題。
→『主人公の焦り、恐怖、あるいは闘争心──そういうのに読者がどれだけ感情移入できるのか』が重要で、似たような感情の動きしかないと、『どうしても物語として平坦に感じてしまう。これが「飽き」なわけです』。
→『飽きられないためには、その時々の主人公の感情の揺れ動きの違いを詳細に捉えてあげる(=シーンごとの主人公の感情の違いを出す)必要がある』

本当に新人賞の指摘コメントをもらったような(実際そのような活動もされているのかもしれませんが)……。
ありがとうございます。何度も読み返して、改めて自分の作品に反映させていただきます。

どんでん返しの連続はつまらない?の返信の返信の返信 (No: 6)

投稿者 若宮 澪 : 2 No: 4の返信

投稿日時:

 若宮澪です……あー、そうじゃなくて[小説家になろう]で「数年間近くまともに評価されてない物書き」のことを「底辺作家」っていうんですよね……。だから、本物の作家ってわけじゃないです。誤解を生んでしまったようで申し訳ありません。
 たしかサタン様は本物の作家さんじゃなかったっけな? どこかのコメントでそうおっしゃっていたと思います。なので、たぶん指摘としてはサタン様のほうが的確だと思うのでそちらの方をより参考にしていただけると。
 というわけで、まともに評価されてない物書きですが参考になったなら幸いです。執筆頑張ってくださいっ!

どんでん返しの連続はつまらない?の返信の返信の返信の返信 (No: 7)

投稿者 サタン : 1 No: 6の返信

投稿日時:

>サタン様は本物の作家さんじゃなかったっけな?
いやちゃうで。
何してるか正確に言ったことは無いけど、一応文字書いてメシ食ってる以上はプロですよ、みたいなことは言ったことある。
とはいえ偉ぶれるもんではなく私なんて同業の中でもド底辺でたいしたことない人間ッス。

サタン様、すみません…… (No: 9)

投稿者 若宮 澪 : 1 No: 7の返信

投稿日時:

 サタン様、迷惑をおかけしてすみません。「文字書いて飯食ってる以上はプロ」と言っていたのは覚えていたのですが、勝手に作家だと誤解していました。そっか、作家じゃなくても最近はお金稼げますもんね。いつも的確な指摘をなさっているもので、てっきり作家だとばかり……。重ね重ねお詫び申し上げます。
−−−−−−−−−−
 すみません、謝罪文で終えたほうが良いのは分かっているのですが、このままコメントを終えちゃうと投稿主様のスレッドの趣旨に合わない気がするので、私からも質問よろしいでしょうか? 
 ・核となる部分について
  あくまでも投稿主様の作ってくださったプロットから読み取っただけなのですが、本質的にしんじくん様のやりたいことって[ヒロインに、主人公に対する特別な感情を抱かさせる]の一点ではないでしょうか? サタン様の言うように[主人公が現状を理解するためのシーン]あるいは[異世界で憧れの人と似たヒロインに出会った主人公]も事実ではあるけれど、どちらかといえばこっちが主題ではないか?
 このシーンっておそらく「クールキャラのキャラ崩壊」で投稿主様が書いていらっしゃったプロットの第一章、たぶんその冒頭シーンですよね? あのプロットを眺めた感じではあるけれど、個人的にはこのシーンって[ヒロインが主人公を意識し始めるきっかけ]なんじゃないかなと考えます。そう考えると、今のプロットも別に問題はないんじゃないかな、と私は思いました。(まあそもそも、投稿主様の思っていることと違っていたら何とも言えないのですが……)
 ・プロットの分析について
  投稿主様の提示していたプロットは、すっごい端的かつ極論気味に言ってしまえば[お互いに関係のない「やりたいこと」が多数存在しているから、結果として本当にやりたいことが見えてこない]とサタン様は仰られている、という解釈でよろしいでしょうか? しかし、[ヒロインが主人公に惚れるきっかけ]としてなら、逆にすべて必要ではないか。
1、主人公が敵国の騎士と出会う。(起)
  (→異世界に飛ばされたことを明示するための場面)
2、主人公が敵に殺されそうになる。(承)
  (→異世界ともとの世界が大きく異なることを明示するためのシーン)

3、ヒロインの女剣士が現れて敵を倒す(転)
   →女剣士というヒロインの登場、この時点で女剣士は主人公に対して何ら特別な感情を抱いていない(せいぜいが助けるべき市民程度)
4、ヒロインの女剣士から異世界の説明をされる
   →(ここは私、良くわからなかったです。もう少し後に回しても良さそう……? ヒロインの心変わりに焦点を合わせたいなら、寧ろ信頼が多少なりとも醸成された10以降にしたほうが賢明なんじゃないかなと愚考します)
5、主人公は敵国の騎士にトドメを刺そうとするヒロインを止める(※ヒロインは主人公が元いた世界の『憧れの女性(クラスメイト)』に似ているから、殺人をして欲しくないと思った)
   →主人公がヒロインを止めようとするシーン。主人公の理由は「ヒロインが憧れの人に似ていたから」なので、ここは必要。女剣士にしてみれば「敵を倒すついでにせっかく助けた市民がなんか理想論をわめいてら〜、ちょっとウザいな」って感じなので、おそらく主人公は「身勝手な現実知らず」に映る。それこそ「邪魔」なわけだから、殺しても良いかと思っている。
6、殺人を止めようとした主人公は逆にヒロインに怪しまれて剣で斬られてしまう。(転)
   →「邪魔」な主人公をヒロインが殺そうとする、ヒロインにとって主人公は「自分の騎士としての役目の遂行を邪魔する敵」なわけだから。この時点でヒロインは主人公に対して「ウザい」と思っている。
7、主人公はそれでも立ち上がり、ヒロインを驚かせる(転)
   →ただの世間知らずの小僧だと思っていたが、そのタフネスさに対して純粋に驚愕している。(他の感情は動いていない)
8、主人公の説得もむなしく、再び斬り殺されそうになった時、敵国の騎士が目を覚まして襲いかかる(転)
   →ただ驚愕しただけだから、当然だけれどヒロイン当人にとっては切り捨てる必要性がある。だって、役目遂行の邪魔なのは変わってない。寧ろ、タフな分面倒いなとさえ思われてるかも。身勝手という印象は変わってない。
9、主人公はヒロインを庇って重傷を負う。(転)
   →ここでようやく、ヒロインは主人公が口先だけの身勝手な人ではないことに気づく。自分の命をかけてでもヒロインに人を殺させまいとした主人公に対して、ヒロインは初めて「まあウザいけど、でも筋は通ってるよね」と感じる。
10、自分を庇ってくれた主人公に戸惑うヒロイン。昔から憧れていたことを主人公に告げられて(※主人公は意識が朦朧としていて、異世界の女剣士がクラスメイトに見えていました)、突然の告白に驚きながらも主人公に傷薬を分けあたえる。(結)
  →でも主人公を殺そうとしていたヒロインは、主人公が彼女を庇ったことに対して「理解できない」とは思う。ヒロインにとっては、「殺されないために殺す」のが当然だから。主人公の「殺されてでも止める」精神と直面して、ヒロインの心は揺れ動く。そして、「もしかしたら主人公の言っていることに一理くらいはあるのかも」と考え始める。

 これくらいの経過があって初めてヒロインの心は動くんじゃないでしょうか? 少なくとも、騎士という「確固たる価値観」を破るには「もっと別の価値観をぶつけること」が必要なように思えます。もちろん若干プロットが若干取っ散らかり気味に見えるという指摘も理解は出来るのですが、根本的なところでは特に問題ないんじゃないかなぁ……と思いました。寧ろ、サタン様の提示なさったプロット案だと若干あっさりしすぎていて、キャラとしてなんだかふわふわしているというか。

 この二点について、どうお考えか教えていただけないでしょうか? また投稿主様、この場を借りてしまったことお詫び申し上げます。もしよろしければ、しんじ様の意見もお聞かせ願えると。議論の一助になれば幸いです。

サタン様、すみません……の返信 (No: 10)

投稿者 サタン : 1 No: 9の返信

投稿日時:

>そっか、作家じゃなくても最近はお金稼げますもんね。
作家は、当時、私には編集部に殴り込みに行く勇気はなかったし、新人賞で引っかかるまで稼ぎが無い状態はリスキーだと思ったんでなんとか食える手段を探した結果。とはいえ今ほどネットで仕事できる時代でもなかったけどね。でもおかげで編集部に知り合いも出来たんで、仕事の幅はそこそこ広がってるかなとは思ってる。作家を諦めた以上は作家を名乗りたくないだけですね。
編集のお情けや他人の食い残しを貰ってセコセコ生きてる身分でございまさぁ。

>・核となる部分について
>どちらかといえばこっちが主題ではないか?
作者本人相手ならともかく、外から第三者同士が作品に対してあれこれ言うのはどうかとは思うのだけど、正直私もプロ以外の人の作品で他人とあーでもないこーでもないと言い合いたい派なので、そこは、まずはスレ主さんに、これから失礼なこと言っちゃうかもれんけど、申し訳ないと謝っておきます。

>ヒロインに、主人公に対する特別な感情を抱かさせる]の一点ではないでしょうか?
そうかもしれない。
けど、はっきり言うと定まってないと思った。
書きなれてないときって、より良くしようと、やりたい理屈が通るようにあれもこれも追加して盛る方向で考え勝ち。そのせいでいくつかの解釈で読み取れる場面になってると感じた。
それは「敵を倒す」「設定を説明する(理解する)」「ヒロインに好意を伝える」「ヒロインが特別な気持ちを抱く」「主人公が重症を追う」と、いろいろシーンの意図が混在してたため。
なので、この中で一番関係なさそうな「敵を倒す」が余計なんじゃないかな、って感じの助言で作例を提示した。残りはどこかに軸を置けばまとまりそうだしね。
基本的に大事な事つまり結論ってのは文章の後半に来るものだから、「このシーンで何が大事だと読み取れるか?」で言うと後半にある「好意を伝える」あるいは「ヒロインがその好意に戸惑う」ということだと思う。
ただ、まあ、これは言い訳だけど、もしそれで作者の意図とは違う場合(というか作者がそういう意図を持ってなかった場合)指摘することでスレ主さんが「そうなんだ、これが軸なんだ」と誤解しちゃうかもしれんので。
このプロット例はあくまで「ヒロインが主人公の好意に戸惑う」ことが軸のように見える形になってるというだけで、それが作者の意図ではない場合、こっちが軸を決めちゃったことになる。
だからそれはちゃんと考えましょうね、という感じでの回答でした。なので正しく読み取るなら若宮さんの解釈は正しいと思います。

>今のプロットも別に問題はないんじゃないかな、と私は思いました。
若宮さんの意図で言うなら、確かに問題はなさそうと私も思います。
まあ、こういう言い方は卑怯だけど、結局は書き方次第だからね。成立させようと思ったら成立させられると思う。
なので印象だけでモノを言うけど、ヒロインと出会って設定の説明を受けてるってことは、これは序盤も序盤のシーンでしょう。
だとしたら、ワンシーンに詰め込み過ぎ。
3まではいいと思うし、4については同感で いま説明すべきことじゃない と思う。5はちょっと判断が分かれるところ。
というのも、初対面の女性が知り合いに似てるからって、瞬時にそこまでの判断はできるものか?と思う。「ああ、知り合いに似てるだけの別人だ」と認識した後ならわかる話。だから、そこを跳び越える主人公の設定なり描写なりがあるんだったら納得できるかな。
以降は、というか、
そもそも起承転結の転は、物語の方向性が転ずること。単に衝撃的な展開が起こる事ではない。再三にわたってスレ主さんには失礼なこと言って申し訳ないけれど、これは「転」ではなく、つまり方向性が転じてるわけではなく、単にふらふらと方向性が定まってないだけ。
なので、このシーン自体の目的が見えてこないしどうしたら話が進展するのかわからなくてイラっとする可能性もある展開だと思う。
整理するならこの展開は、「1~3」で敵を制圧してワンシーン、場所を変えるなりで「4と「ヒロインが知り合いに似てる」という設定と主人公がタフネスなのとヒロインを庇って重症を負えるような人間性であるという伏線ないし主人公描写」でワンシーン、「再び敵(捕らえたのが脱走したなど)で5~10」でワンシーン、の計3つのシーンにして、シーン単位で序破急するかな。
スレ主さんはこれで2万字書いたと書かれてたから、たぶん文章量では+1~2万字増えるくらいの規模になるとは思うけど、ようは構成とまとめ方かなと思う。
ただ、ワンシーンにするなら一気に全部やるのは、書き方や表現の仕方に工夫が必要な気がする。
この流れ自体は、若宮さんの解釈は素晴らしいと思うし、間違っていると指摘する場所は私には思いつかない。
私の指摘は、主に「わかりにくさ」で、そのため要素を削ってシンプルにしたほうがって話なので。

>寧ろ、サタン様の提示なさったプロット案だと若干あっさりしすぎていて、キャラとしてなんだかふわふわしているというか。
これも言い訳になるのだけど、まあ私はキャラを知らないからなぁ……というのは置いといて、私が気になったはのはヒロインの心の動きよりも、むしろ主人公の現状把握能力の高さと行動的すぎるとこですね。
>これくらいの経過があって初めてヒロインの心は動くんじゃないでしょうか? 
うん。
このプロットは、「敵を倒すこと」に軸を置くと超グダグダしてて読みにくい。けど、「ヒロインの心の動き」に軸を置くと意外と流れは整理されてる。
だから問題は「敵」の存在が主張されすぎてる(復活するあたり)ことなんだって考え。
なので、最初から「ヒロインの心の動き」に注目して読むと問題なく読めるし、若宮さんの解釈と意見はすごくわかる。
ただ、作者としてそこに軸を刺してるつもりなのかがまずかわらない。
スレ主さんの最初の相談文には要約の箇条書きのラストは
>>・主人公が(勘違いで)ヒロインに告白してしまった。
となってるため、あくまで「主人公が告白する場面」って結果を書きたいため、そしてその過程を書く上でヒロインがそれを拒否しなくても不自然でない仕組みを組み立てただけかもしれん。
主人公視点で物語の序盤も序盤なのにヒロインの心の動きを中心に書いてる(けど要約では主人公主体の流れになってる)って時点でちょっと疑問ではあったのよね。
私が例として挙げたものは二つとも主人公を主体にした軸で、主人公側に軸を刺すなら強調すべきは「主人公は人を庇って命を危険にさらすような人物」っていう主人公のキャラ描写のほうだから、むしろヒロイン側のキャラは薄くしないと関係性が構築できてない状態では衝突させにくいし自然と印象も薄くなると思う。ヒロインは知人に似てるとはいえ初対面だからフワッとしたくらいでいいかなと。そのうえ主人公の強調については書いてないから、全体的に薄くなっただけの印象になるだろうなと。
主人公に軸を刺した状態でこの流れをやるなら、前述したけども、私なら3シーン必要かな。最低でも「切っ掛け」と「結果」の2シーンは欲しい。主人公の視点でヒロインの心の変化を描写しなきゃならないわけだからさ。

若宮さんの分析に一言入れるなら、この分析は三人称ならわかるが主人公の一人称だとヒロインの心の変化をダイレクトに書けないので「女剣士にしてみれば~」といった解釈が本文で表現しきれない。出来ないことは無いけども。そして三人称だとしても、視点がコロコロ動くことになるので、たぶんちょっと難しい表現になると思う。

ほんで、長々書いた最後にアレだけど。
ぶっちゃけ主人公視点の話だから最初から軸は主人公主体で考えてたんで、若宮さんに指摘されてはじめて「ああ、確かにヒロイン主体だと通るわ」って気が付いたw
ヒロイン主体なら、いやでもスレ主さん的にそういう意図なのかな、違うっぽい気もするんだけど、むしろ、物語を良くしようと盛ってたらヒロイン主体になって主人公空気になっちゃた現象と似たようなものを感じるんだよな。しかも物語の序盤のシーンっぽいしなぁ。うーん。理屈は通るしヒロインの表現で言うと若宮さんの言う通りだと思うんだけど、軸っていう前提が違うとまったく違う話になるし、主人公のキャラ表現の前にやることじゃないような気も……
って思いながら返信書いてました。

サタン様、すみません……の返信の返信 (No: 12)

スレ主 しんじくん : 2 No: 10の返信

投稿日時:

サタン様、若宮様
ご返信ありがとうございます。
私の稚拙なプロットを使って、さらに深く論じていただき、感激しました。
お二人の議論を印刷して何度も読み返しております。そのせいで御礼の返信が遅れて申し訳ございません。

若宮様が分析された通り、このシーンで私が一番書きたかったのは『クールでツンツンしていたヒロインが、主人公の思いがけない行動にキュンとする』という変化です。

後出しの情報になって本当に申し訳ないのですが、実は主人公はこのシーンでは異世界に飛ばされたことに気付いていません。
ふと目覚めたら森の中にいて、何なら騎士や女剣士の格好を見ても『コスプレかな?』と思い込んでいます。
だから目の前で起こる殺人は(たとえ自分が殺されかけたとしても)絶対に許容できず、必死に止めようとします。
主人公はあくまでも異世界を『現実世界の日本』だと思い込んでいて、そのつもりで行動します。ヒロインの女剣士に対してもクラスメイトの女子(が剣士のコスプレをしている)と勘違いしています。
別人だと告げられても半信半疑で、最後もクラスメイトの女子をかばうつもりで女剣士をかばい、告白までします。

そこで『勘違いラブコメ』と言いますか、思わずキュンと来ちゃったヒロインと、ヒロインには興味ない(現実世界のクラスメイト女子が好きな)主人公とのすれ違いを演出したいな、と思いまして……。
両者のすれ違いを主軸にしたいので、できればこの告白シーンまでを序盤に詰め込もうとして、サタン様のおっしゃる通り、ふらふらしたプロットになってしまいました。
サタン様の三シーンに分けて序破急を構成するプロットは、本当に読みやすくて素晴らしいと思いますが、早くヒロインと主人公のすれ違い関係を確定したいな、と思ってごちゃごちゃになってしまいました。
若宮様のおっしゃる通り、ヒロインの心を動かすには主人公が漢気を見せなくてはいけないと思いましたが、やはりワンシーンでは難しいですよね……書き方次第でしょうか。

重要な情報を後出しにしてしまい、申し訳ございません。
若宮様、サタン様、大変ありがとうございます。

※私の『作家』という表現でご不快な思いをさせてしまい、申し訳ございません。
私にとっては作品を世の中に発表されている若宮様も、文章で収入を得ているサタン様も素晴らしい『作家』だと思えます。貴重なご助言、本当にありがとうございます。

サタン様、すみません……の返信の返信の返信 (No: 14)

投稿者 サタン : 0 No: 12の返信

投稿日時:

ああ、すれ違いが軸か。つまり、読者としても「二人の言動がすれ違ってる」ということはわかった上での展開あるいはそれを描写してるシーンってことだよね。
するとヒロインは勘違いでキュンとしてるって事になるよね。主人公はヒロインを知人だと思ってるわけで、知人に似た異世界人だって認識は半信半疑のまま庇って重症を負うわけだから。
その前提があるなら、意見はまったく変わるかな。
スレ主さんが「転が連続する」としてる部分は、私は 軸がぶれてる といった感想を書いたけど、すれ違いの表現が「転が連続する」場面なわけだから、むしろそこは作品の中で楽しむ場所だし、私が言ったような例をすると改悪になっちゃうね。
あー。倒した敵が復活してしぶといのがネックな気がするんだけど、まずヒロインの「人違いです」って会話が無いとダメだからひとまず敵を倒して設定説明の間を取ったって感じかな。
だとしたら、要するにその設定の意味は「お前なんか知らない、人違い。邪魔」って一言で済む気がするから、敵がダウンした間で済むような気もしなくもない。
すれ違いを軸にして「クールでツンツンしていたヒロインが、主人公の思いがけない行動にキュンとする」を書く場合、さすがに書かれたものを読まなきゃわからないが、
>・異世界にクラスメイトと似た女の子がいた。
>・可愛い女の子が実は滅茶苦茶強い剣士だった。
>・ヒロインに斬られても主人公が立ち上がった。
>・気絶していた敵国の騎士が再び襲いかかる。
>・絶体絶命の瞬間、主人公がヒロインを庇った。
>・主人公が(勘違いで)ヒロインに告白してしまった。
この要約の中で「すれ違い」に関係ない「転」は
>・ヒロインに斬られても主人公が立ち上がった。
>・気絶していた敵国の騎士が再び襲いかかる。
この二つかなあ、と思う。ついでに箇条書きにはないが設定説明も入れて3つね。
主人公のタフネスさは、私はヒロインに切られた時点でそこそこ重症な様子をイメージしたのだけど、なんらかの能力とかで軽傷で済んでるから立ち上がれたのだとすれば、ヒロインは主人公を強いと思う、主人公はヒロインの武器がやはりイミテーションなんじゃないかと誤解する、ってすれ違いになるとは思うけど、最後は重症になるし能力とかでは無さそうな感じはする。
設定説明しないで状況を表現できれば、綺麗にまとまるんじゃないかな。転の連続はすれ違いの表現なんだし。
つまり長文で偉そうにあれこれ言ったあげく、若宮さんの最初の回答に近い答えになったw

>不快な思いをさせてしまい、申し訳ございません。
いや全然。私は結構間違った事言ってたりするし、思い付きで発言したりもしてるから、ツッコミいれてくれるのは有難いくらい。若宮さんの投げかけは楽しかったし、その切っ掛けを作ってくれて感謝すらしております。

どんでん返しの連続はつまらない?の返信 (No: 3)

投稿者 サタン : 1 No: 1の返信

投稿日時:

まず「どんでん返し」は構造的な裏切りを指すので、例えば「ヒロインと出会って仲良く狩りをして、いい感じになって、これからそういうラブコメハーレム展開になるんだろうな」と読者に思わせておいて、「主人公は一人で狩りの換金を済ませ宿屋へ戻ると、仲間がヒロインに皆殺しにされていた」とかって感じで読者の予想とはまったく違う方向へ裏切ること。
なので、普通はどんでん返しってワンエピソードで一回出来る程度のもの(読者の予想を作り上げなきゃいけないので)なんだけど、これを上手く連続でやってる映画が『ワイルドシングス』っていう古い映画で、もし「どんでん返しの連続を上手くやりたい」と思うならオススメです。

スレ主さんの書かれた展開は、「イベントの連続」「波乱の展開」といったものでしょう。
状況を整理する暇もないので、上手く書かないと読者としては、冗長とか飽きるとか以前に、展開についていけずに「何やってんのかわかんない」ってことになるかと思います。
ちなみに、要約された箇条書きを読んでる時点で、私は6か7あたりで何してんのかどういう状況かわからなくなってます。
というのも、この内容が「どこに焦点を当ててるのか」がわからないためです。
テーマとかじゃなく核とでも言うか、たとえばこの一連のシーンが「主人公が現状を理解するためのシーン」であるなら、敵とヒロインと主人公の関係性(敵対関係とか利害関係とか)が重要であって、そこに主人公の個人的な ヒロインが好きな人に似る などはノイズでしかなく、話に深みを出すものでもないので、正直余計な要素を入れてると思います。
あるいは、たとえば一連のシーンが「異世界で憧れの人と似たヒロインに出会った主人公」の部分に焦点を当てたいのなら、単純にヒロインと主人公の関係性が重要なので敵自体がノイズです。ただのやられ役ならともかく、制圧したと思ったら起き上がってきたりしつこいし、そのやられ役の攻撃で主人公が重症を負って展開するので、やられ役の域を超えてて理解を妨げる存在になってると思う。

なので、まずは「これはどういうシーンか?」というのを考えてみましょう。
個人的には、前述した例の後者「異世界で憧れの人と似たヒロインに出会った主人公」のほうが面白いかなと思うので、これで考えてみると、敵は出すとしてもやられ役で、ヒロインの活躍を描いてヒロインの強さを印象付けるのに一役買ったらそこで退場してもらう。そうすると
>そこを入れないと主人公がヒロインにぶった切られて終わってしまうので……
と書かれているけど現在の展開では、主人公は「敵に重症を負わされた」とあるので、別にそれが「ヒロインに重症を負わされた」でも、問題なくない?
むしろ関係ないモブが切っ掛けになるより、重要なヒロインが切っ掛けになって展開したほうが、良くない?
ようは、主人公を切った後に、ヒロインの気が変わって主人公を助ける思考になればいいんだから。
ヒロインは主人公を殺しかけたって点は、その後ヒロインが主人公を気にかける要素にもなりえるし、主人公がヒロインを特別視する要素にもなりえるし。
まあ、あくまでこれは「こうしたほうが良い!」って話じゃなくて、ただの一例だからね。

とりあえず、そのシーンで何を書きたいのか主旨を明確にして、その主旨を中心に状況を整理してみたらいいと思います。

どんでん返しの連続はつまらない?の返信の返信 (No: 5)

スレ主 しんじくん : 1 No: 3の返信

投稿日時:

サタン様
ズバリ芯を喰ったご指摘、ありがとうございます。
おっしゃる通り、私の書いたストーリーは『どんでん返し』ではなく、『イベントの連続』『波乱の展開』なのだと思いました。
そしてそれは、『冗長とか飽きるとか以前に、展開についていけずに「何やってんのかわかんない」ってことになる』と……まさに、その通りです。
私が本当に不安に思っていたのは、そこなのだと気付かされました。
『飽きる』ならともかく、『何やってんのかわかんない』って読者に放棄されてしまうのが一番怖いです。

この一連のシーンで何をしたいのか、核となるものを決める。そして、ノイズとなるものは排除する。
そのために、『まずは「これはどういうシーンか?」というのを考えてみましょう』……ナルホド~と何度も頷いてしまいました。
具体的なプロットの改善案まで出していただいて、ありがとうございます。
『むしろ関係ないモブが切っ掛けになるより、重要なヒロインが切っ掛けになって展開したほうが良くない?』
→た、確かに。なんかヒロインが攻撃的過ぎるからマイルドにしようとして敵キャラを復活させたのですが、逆にノイズとなる要素が多すぎて話がわけわからなくなっていますね……。

以下、ビリッと来たご指摘を(自分用に)抜粋します。
『一連のシーンが「異世界で憧れの人と似たヒロインに出会った主人公」の部分に焦点を当てたいのなら、単純にヒロインと主人公の関係性が重要なので敵自体がノイズです。ただのやられ役ならともかく、制圧したと思ったら起き上がってきたりしつこいし、そのやられ役の攻撃で主人公が重症を負って展開するので、やられ役の域を超えてて理解を妨げる存在になってると思う。』

はあ……プロの編集者にアドバイスいただいた気分です。。。
普段創作コミュニティには属していないのですが、創作者ってこんな風に考えるんだ、と大変勉強になりました。
金言、本当にありがとうございます。

しかし、よくあんな抽象的な質問からこんな具体的な改善案を……書く人ってやっぱり読む力も凄いんですね。
別の意味でも勉強になりました。ありがとうございました!

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どんでん返しの連続はつまらない?の返信 (No: 8)

投稿者 読むせん : 2 No: 1の返信

投稿日時:

もう納得してそうやけど
どんでん返しの連続自体はワタシ嫌いやけど、これは「どんでん返し」には、なら無いと思う。ポジション入れ替えてみてみ?
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
『玄人の傭兵♂( 主人公)』と

①自分自身が殺されかけていた上に、
②事態を何も把握していない【クセ】に、
③命の恩人である主人公に対して偉そうにも「殺すのは禁止」みたいな要求はするし
⑤主人公の判断や行動は邪魔するし( 脅しの切り付け行為に、ひるんでくれない)
⑥そのせいで反撃に合う(下手すると呼ぶ子とか鳴らされて、敵軍が集合する事態に成りかねない)
⑦勝手にかばって怪我を負うような真似する

自業自得な癖に「悲劇のヒロイン」気取りで、主人公の足を引っ張りまくり、徹底的に迷惑をかけ【まくる】厄介者♀
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
主人公の行動は、胸キュンじゃなくて殺意が沸くレベルの【嫌われヒロイン】行動っす。
そもそヒロイン要員に、こんな迷惑行動を連発されたら、もう二度と愛せないと思う。性転換と立場入れ替えても愛せない。

どんでん返しの連続はつまらない?の返信の返信 (No: 11)

スレ主 しんじくん : 0 No: 8の返信

投稿日時:

読むせん様
ご回答ありがとうございます。
『殺意が沸くレベルの【嫌われヒロイン】行動』……確かに。
ご回答を読んでいて、思わず「主人公ウゼェな……」と笑ってしまいました。
そうなんですよね、主人公の『不殺主義』はヒロインにとって(読者にとっても)滅茶苦茶ウザいし迷惑だと思います。

言い訳にはなりますが、主人公は異世界に来たばっかりで現実世界の常識を引きずっているんですよね。
森の中に飛ばされて、まだ異世界に来たと気付いていない。なんなら剣士や騎士と出会っても『コスプレ』だと思い込んでいる状態で、だから目の前で起こる殺人は(たとえ自分が殺されかけたとしても)絶対に許容できなかった。
ヒロインの女剣士の行動は『過剰防衛』であり、『警察を呼べ』と言ってしまうわけです。
ヒロインも何となく、主人公がどこか遠い別天地(『おとぎ話のような平和な国』)から来た異邦人で、自分たちとは違う常識を持っているということは理解しています。

……が、それを踏まえても、やっぱりヒロインにとってはウザい存在ですね。
その落差を上手く活かして、ヒロイン(と読者)をドキッとさせたいのですが……ヘイトコントロールが難しいです。
一応、最後のヒロインをかばうシーンでは、主人公がいなかったらヒロインは敵に殺されています。(そもそも主人公がいなかったらそんなピンチにはならなかったのですが)

別視点でのご指摘、大変勉強になりました。
ありがとうございます!!

どんでん返しの連続はつまらない?の返信の返信の返信 (No: 13)

投稿者 読むせん : 0 No: 11の返信

投稿日時:

ヘイトコントロール・・・・・あー・・・・・だいぶ昔に見た【刻の大地】って漫画のキャラが「上手いな」ってなったっす。『モンスターの不殺を望む少年』を廻る群像劇。

 人間の拠点開拓のためにモンスターの育成地にあった卵を全部ぶち壊したら、モンスターが人間の暮らす街に復讐に来てしまった折とかに、その騒動に巻き込まれた少年がモンスターに怪我を負わされながらも抱き着いて、泣きながら「ごめんね」って言った時、モンスター側も涙を流しながら去っていくシーンが印象的だった。

その話、ニーアレプリカントに近い世界観っぽいから、モンスターと人間は同等の知能を持っていて、一部の魔物だと、人語を言葉として理解して話すこともできるし、人間が魔物化する病気もあるし、その病気を兵器としてまき散らしているサイコパスな人間もいる、見た目ファンタジー実質ポストアポカリプス世界やねん。

 その世界の人々は、モンスターの実態を知らんから、害獣として狩りまくって精肉して加工して防具や宝飾品とかにしている感じやったよ。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
モンスターの不殺を望む少年は「嫌われヒロイン」ポジションにいるのですが、【それは本当に正しい行いなのか?】という疑問を投げかけ続ける役割を果たしており、モンスター側も、なぜか少年を、可能な限り傷つけないよう行動し、『傷つけたく無い』のだという意思表示を表させる【謎の力】を持っています。

なんならラスボスポジのキャラとかも、少年と出会った際、たった一度だけ会話した時点で、完全に恐慌状態に陥り、ラスボス本人も理解不能なくらい少年を【畏( おそ)れ】ていた。

物語の根幹と世界の秘密の全てが「嫌われヒロインになりかねない少年の正体」に繋っている話っぽいのよね。
少年側は、あまりに幼すぎて、「君は一体何者―――—『何』なんだ?」って問いかけに「僕は僕だよ?」くらいしか返せない。だから謎が解けない。
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そもそも、ヒロインとAは何が原因で殺し合っているのか?が重要で、主人公のゲロウザ茶々入れが【グランドクエスト達成行動】に繋がるなら重要やと思う。

なぜヒロインはAを殺さねばならないのか?Aはヒロインと主人公を殺さねばならないのか?が重要。彼らは本当は【殺し合ってはいけない】二人だったのに、何かしらの要因で殺し合うよう仕向けられ、主人公の介入で【お互いを殺し損なう】事で重要なフラグ構築に辿り着くほうがいいと思う。

この場合Aも重要なヒロインね(笑)

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タイトル:どんでん返しの連続はつまらない? 投稿者: しんじくん

異世界ファンタジーバトルを書いています。
第一章を書いているのですが、ストーリーが起承転結というより、『起承転転転転転結』のようになってしまい、どんでん返しが続いて冗長になっている気がしてきました。
問題のシーンの分量は、42×34字で25枚、2万字程度です。(第一章全体では45枚あります)
主人公は異世界への転生者で、転生先の世界に戸惑っているさなか、敵国の騎士に出会ってしまうというシーンになります。

1、主人公が敵国の騎士と出会う。(起)
2、主人公が敵に殺されそうになる。(承)
3、ヒロインの女剣士が現れて敵を倒す(転)
4、ヒロインの女剣士から異世界の説明をされる
5、主人公は敵国の騎士にトドメを刺そうとするヒロインを止める(※ヒロインは主人公が元いた世界の『憧れの女性(クラスメイト)』に似ているから、殺人をして欲しくないと思った)
6、殺人を止めようとした主人公は逆にヒロインに怪しまれて剣で斬られてしまう。(転)
7、主人公はそれでも立ち上がり、ヒロインを驚かせる(転)
8、主人公の説得もむなしく、再び斬り殺されそうになった時、敵国の騎士が目を覚まして襲いかかる(転)
9、主人公はヒロインを庇って重傷を負う。(転)
10、自分を庇ってくれた主人公に戸惑うヒロイン。昔から憧れていたことを主人公に告げられて(※主人公は意識が朦朧としていて、異世界の女剣士がクラスメイトに見えていました)、突然の告白に驚きながらも主人公に傷薬を分けあたえる。(結)

ストーリーの流れとしてはこのような感じです。
自分で書いていて、とにかく『……えっ、どうして!?』とか『……嘘でしょ!?』みたいなセリフが多いなぁと思いました。
どんでん返し(転)の部分を箇条書きすると、
・異世界にクラスメイトと似た女の子がいた。
・可愛い女の子が実は滅茶苦茶強い剣士だった。
・ヒロインに斬られても主人公が立ち上がった。
・気絶していた敵国の騎士が再び襲いかかる。
・絶体絶命の瞬間、主人公がヒロインを庇った。
・主人公が(勘違いで)ヒロインに告白してしまった。
の六ヶ所になります。
特に敵国の騎士が再び襲いかかってくるシーン以降が長い感じがするのですが、そこを入れないと主人公がヒロインにぶった切られて終わってしまうので……。。。
主人公も2回も3回も殺されそうになっていて、『主人公が殺されそうになるシーン』自体が飽きられないかなと不安になっています。

取り留めもない相談になってしまいましたが、ご助言いただけましたら幸いです。

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