どんでん返しの連続はつまらない?の返信の返信
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どんでん返しの連続はつまらない?の返信(元記事)
まず「どんでん返し」は構造的な裏切りを指すので、例えば「ヒロインと出会って仲良く狩りをして、いい感じになって、これからそういうラブコメハーレム展開になるんだろうな」と読者に思わせておいて、「主人公は一人で狩りの換金を済ませ宿屋へ戻ると、仲間がヒロインに皆殺しにされていた」とかって感じで読者の予想とはまったく違う方向へ裏切ること。
なので、普通はどんでん返しってワンエピソードで一回出来る程度のもの(読者の予想を作り上げなきゃいけないので)なんだけど、これを上手く連続でやってる映画が『ワイルドシングス』っていう古い映画で、もし「どんでん返しの連続を上手くやりたい」と思うならオススメです。
スレ主さんの書かれた展開は、「イベントの連続」「波乱の展開」といったものでしょう。
状況を整理する暇もないので、上手く書かないと読者としては、冗長とか飽きるとか以前に、展開についていけずに「何やってんのかわかんない」ってことになるかと思います。
ちなみに、要約された箇条書きを読んでる時点で、私は6か7あたりで何してんのかどういう状況かわからなくなってます。
というのも、この内容が「どこに焦点を当ててるのか」がわからないためです。
テーマとかじゃなく核とでも言うか、たとえばこの一連のシーンが「主人公が現状を理解するためのシーン」であるなら、敵とヒロインと主人公の関係性(敵対関係とか利害関係とか)が重要であって、そこに主人公の個人的な ヒロインが好きな人に似る などはノイズでしかなく、話に深みを出すものでもないので、正直余計な要素を入れてると思います。
あるいは、たとえば一連のシーンが「異世界で憧れの人と似たヒロインに出会った主人公」の部分に焦点を当てたいのなら、単純にヒロインと主人公の関係性が重要なので敵自体がノイズです。ただのやられ役ならともかく、制圧したと思ったら起き上がってきたりしつこいし、そのやられ役の攻撃で主人公が重症を負って展開するので、やられ役の域を超えてて理解を妨げる存在になってると思う。
なので、まずは「これはどういうシーンか?」というのを考えてみましょう。
個人的には、前述した例の後者「異世界で憧れの人と似たヒロインに出会った主人公」のほうが面白いかなと思うので、これで考えてみると、敵は出すとしてもやられ役で、ヒロインの活躍を描いてヒロインの強さを印象付けるのに一役買ったらそこで退場してもらう。そうすると
>そこを入れないと主人公がヒロインにぶった切られて終わってしまうので……
と書かれているけど現在の展開では、主人公は「敵に重症を負わされた」とあるので、別にそれが「ヒロインに重症を負わされた」でも、問題なくない?
むしろ関係ないモブが切っ掛けになるより、重要なヒロインが切っ掛けになって展開したほうが、良くない?
ようは、主人公を切った後に、ヒロインの気が変わって主人公を助ける思考になればいいんだから。
ヒロインは主人公を殺しかけたって点は、その後ヒロインが主人公を気にかける要素にもなりえるし、主人公がヒロインを特別視する要素にもなりえるし。
まあ、あくまでこれは「こうしたほうが良い!」って話じゃなくて、ただの一例だからね。
とりあえず、そのシーンで何を書きたいのか主旨を明確にして、その主旨を中心に状況を整理してみたらいいと思います。
どんでん返しの連続はつまらない?の返信の返信
スレ主 しんじくん 投稿日時: : 1
サタン様
ズバリ芯を喰ったご指摘、ありがとうございます。
おっしゃる通り、私の書いたストーリーは『どんでん返し』ではなく、『イベントの連続』『波乱の展開』なのだと思いました。
そしてそれは、『冗長とか飽きるとか以前に、展開についていけずに「何やってんのかわかんない」ってことになる』と……まさに、その通りです。
私が本当に不安に思っていたのは、そこなのだと気付かされました。
『飽きる』ならともかく、『何やってんのかわかんない』って読者に放棄されてしまうのが一番怖いです。
この一連のシーンで何をしたいのか、核となるものを決める。そして、ノイズとなるものは排除する。
そのために、『まずは「これはどういうシーンか?」というのを考えてみましょう』……ナルホド~と何度も頷いてしまいました。
具体的なプロットの改善案まで出していただいて、ありがとうございます。
『むしろ関係ないモブが切っ掛けになるより、重要なヒロインが切っ掛けになって展開したほうが良くない?』
→た、確かに。なんかヒロインが攻撃的過ぎるからマイルドにしようとして敵キャラを復活させたのですが、逆にノイズとなる要素が多すぎて話がわけわからなくなっていますね……。
以下、ビリッと来たご指摘を(自分用に)抜粋します。
『一連のシーンが「異世界で憧れの人と似たヒロインに出会った主人公」の部分に焦点を当てたいのなら、単純にヒロインと主人公の関係性が重要なので敵自体がノイズです。ただのやられ役ならともかく、制圧したと思ったら起き上がってきたりしつこいし、そのやられ役の攻撃で主人公が重症を負って展開するので、やられ役の域を超えてて理解を妨げる存在になってると思う。』
はあ……プロの編集者にアドバイスいただいた気分です。。。
普段創作コミュニティには属していないのですが、創作者ってこんな風に考えるんだ、と大変勉強になりました。
金言、本当にありがとうございます。
しかし、よくあんな抽象的な質問からこんな具体的な改善案を……書く人ってやっぱり読む力も凄いんですね。
別の意味でも勉強になりました。ありがとうございました!
カテゴリー : ストーリー スレッド: どんでん返しの連続はつまらない?