比較的ヘヴィな世界観にライトなキャラを描くのはどうかの返信
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比較的ヘヴィな世界観にライトなキャラを描くのはどうか(元記事)
先日プロット掲示板の方でもおせわになりましたKuKuです。この度はキャラの一人称について、皆様のご意見をお聞かせください。
まず前置きとして私は実力的な理由、表現の幅等により自身の描く作品をライトノベルとして認識しております。
さて本題ですが、私の現在描いている作品は世界観的にはSF、サイバーパンク系のもので影響されたものを上げますとニューロマンサーや攻殻機動隊等が挙げられます。そのような比較的ヘヴィな世界観において女性キャラクターの一人称を僕にする、つまりボクっ娘を描くことで作品の空気感から浮いてしまう、または世界観自体をライトにしてしまうのではないかという疑問があるのです。
自身としては世界観は重さや暗さのある空気をもたせたいのですが、反面私の趣味といいますか、あとは僕っ娘の持つクールでミステリアスな印象がキャラの像にピッタリ重なるようにも感じ描いていいのか躊躇しています。
皆様の意見をお聞かせいただければと思います。よろしくおねがいします。
比較的ヘヴィな世界観にライトなキャラを描くのはどうかの返信
投稿者 サタン 投稿日時: : 1
良いのではないでしょうか。ボクっ娘。
たぶん指摘されることは想定済みで相談をかけたと思うのだけど、まず「ライトノベル」なのに「ライトを避けようとする」というところに一つの矛盾があるわけですが、世界観や内容はヘヴィなものだけど、キャラクター
のおかげでそれをライトノベル足らしめている、という作品はあると思うし、それはそれで良いと思う。
そのキャラは浮いてるんじゃなくて、逆にそのキャラが辛うじて御作をライトノベルの域に置いてるんじゃないでしょうか?
キャラまでヘヴィなノリで仕上げたら、それもうラノベじゃないと思う。
攻殻機動隊だってタチコマ(とバトーの関係含む)っていう「SFファン以外も魅力を感じるキャラクター」がいるでしょ。
内容がラノベ向きならラノベと言えるけど、たぶんこれ伝わりにくいと思うんだけど、攻殻機動隊で言うと、アニメ1期あたりはラノベ的ではあると私は思うんです。何かしらの問題があって、それに対処して解決し話は終わる、という一連のストーリーが10代にもわかりやすい表現をされてる内容ですから。
でも、映画イノセンスになると、世界観もキャラも同じだけど、内容はラノベ的ではないと思う。「命とは」みたいな話なので、何をどうしたら話が終わるのかわかりにくい構造で、読み取らなきゃ楽しめない。
なので、「ハードSFなラノベを書きたい」なら、ハードSFとラノベを繋ぐ要素、今回の場合はキャラクターですが、これを用意するのはむしろ良案だと思う。
でも、「本当はコアなSF書きたいけど、技術不足でラノベみたくなっちゃう」というだけなら、ちゃんとハードSFを書いたほうが良いと思う。
カテゴリー : キャラクター スレッド: 比較的ヘヴィな世界観にライトなキャラを描くのはどうか