自分の文章に納得するまでの返信
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自分の文章に納得するまで(元記事)
初めまして!
モノクロームという名前で活動しよと考えている者です。
現在小説を執筆中なのですが、なかなか進みません。
というのも、私は前回執筆した文章を読んでから執筆するのですが、その途中で自分の文章が気になってしまい、前回の修正作業になってしまうためです。ただでさえ執筆にあまり時間を割けていないのに、かなり時間を取られてしまっています。
ただ、物語の整合性を保つために、読み直す作業はなくしたくないという思いがあるのも事実です。
さて、前置きが長くなってしまいましたが、皆さんは自分の文章に納得するまでどれくらいの時間をかけますか?
また、納得する文章を(あまり時間をかけずに)書くためにどんなことをしていますか?
よろしければ回答・アドバイスいただけると嬉しいです。
自分の文章に納得するまでの返信
投稿者 サタン 投稿日時: : 1
正直、こまめに読み返す行為は止めたほうがいい。
どうあっても「気になって修正する」ということになるためです。
で、これが誤字脱字あるいは表現の変更程度のことなら良いのだけれど、例えば内容を少し変更したというくらいに手を加えると、その時は良いのだけど、また翌日読み返したときに前後のシーンに違和感を感じたりして、修正したい病を発症する。
つまり、執筆しながらこまめに読み返し修正していくと、これは切がなく、エンドレスになって完結しない第一歩になりかねない。
物語は、長編や大長編でも短くエピソードの単位で区切ることが出来ると思います。
勇者が魔王を倒す話なら、勇者がはじまりの村を旅立つまでのエピソード、という感じに。
そういう「ひとつのエピソード」の単位で書き終えるまでは絶対に読み返すことはせず、ひとつのエピソード、つまり一つのまとまった物語が出来て、このときはじめて読み返しチェックをする。すなわち推敲をする。
中途半端なところで読み返したりはしないほうが良い。
読み返し修正作業をする事これ自体は何も問題ないのだけど、問題はそれをするタイミング。
できれば完成してからすることが望ましいし、それが難しい大長編などの場合は少なくともエピソード単位で管理して切りの良い場所で行ったほうが良い。
>自分の文章に納得するまでどれくらいの時間をかけますか?
書き手としての理想と、読み手としての理想は違う。と理解してからはあまり悩まなくなった。
書き手としては、スタイリッシュに自然な形でテンポ良く、みたいに見た目だけでもこだわりたいし、伝える内容としても言葉の機微から伝わる微妙な表現の違いとか、いろいろ込めたい事は多くある。
けど、
読み手としては、展開がシンプルに伝われば良いし、余計な文章は目障りな事も多い。
ラノベの文章は「わかれば良い」と言うけど、これは至言だと思っていて、下手でもいいって意味じゃなくて、わかれば良い、それ以上は作者の自己満足、という意味だと理解することにした。
なので、今は書き手としての理想は追ってない。そのため、そもそも自分の文章に納得しようと思うことはもうないかな。
読み手として読んで理解・納得できる文章で書いてる。だから、書き手として不満がある場面や文章というのも結構ある。けど盛り込むと読み手として納得できなくなるので、そこは切り捨ててる。
書き手として理想を追えるのは、何を書いても一定数の売上が見込める、ある程度のファンを抱えてる大作家先生くらいなもんじゃないかなと思う。
カテゴリー : やる気・動機・スランプ スレッド: 自分の文章に納得するまで