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魔女キャラの伏線について (No: 1)
スレ主 S-75 投稿日時:
執筆しようと思っている小説内に、ヒロインが魔女だった(主人公が魔女にトラウマを持っており、途中で隠し切れなくなりヒロインから告白される)事の伏線を張りたいのですが何かわかりやすい日常の中の魔女特有の行動や忌避している物など、代表的なものを挙げてもらえると嬉しいです。
カテゴリー: キャラクター
この質問に返信する!人気回答!魔女キャラの伏線についての返信 (No: 2)
投稿日時:
ネコを飼っている、異教の神どもと契約している、……など。
人気回答!魔女キャラの伏線についての返信 (No: 3)
投稿日時:
うーん。
まず、『魔女』という種族あるいは民族を『どういう民族か』設定してはどうだろうか。
結局、物語を作るのは作者自身なんだから、『魔女っぽい行動』についても、作者自身が分かりやすく設定した方が良いぜィ。
その上で。
・鉄/機械を嫌がる。
・特定のタイミングで、お祈りや儀式を行う/それらのために準備をする。
・魔術に使う道具(薬草やなにか)の匂いがする。/薬液を使うため、私服に染みがある
・特定の技術が並外れて優れている。(魔法陣を描く→フリーハンドでも綺麗に真円を書ける/編み物を魔術に使う→編み物が得意)
・血や、昆虫などに忌避感が無い。
・家に遊びに行くが、特定の部屋には絶対に入らないように言われる。
・夜になると、SNSなどの反応速度が落ちる。
・やたらハーブティー/漢方に詳しい。
・特別な日でもないのに化粧をしてきた(儀式等で肌に染みが出来たり、隈などが出来た)
・良く怪我をしているようだが、理由を聞いても誤魔化される/チャームポイントなのか、いつも特定の場所に絆創膏がある。(儀式等で怪我をした/血が必要だった)
・掃除当番で箒にまたがって遊ぶ(ふざける)奴に対して、眉をしかめている。(魔女として知っている『本当の空の飛び方』と微妙に違うから)
・どうしようもない事(手助け出来ない位置での事故とか、文化祭なんかの時の買い漏らし)があった時に、手を伸ばしたり、どうにか出来ないか思案しているが、タイミングが微妙におかしい。
辺りかなぁ。
あんまり沢山思いつかなかったけど、参考になれば幸いです。
魔女キャラの伏線についての返信 (No: 4)
投稿日時:
スレ主さんが想定する魔女がどういうものなのかを知らないと、答えられないと思うなぁ。
魔女って、広義に言えばキリスト教以外の呪術師全般を指してるから、人に害をなす呪術を使えばだいたい魔女だったりする。
一方で日本人がイメージするだろう「魔女っぽさ」と言ったらかなりベタになると思う。大釜とか奇妙な薬品とか箒とか黒マントとか使い魔とか。
こういうのは、自分で作っちゃうのが一番手っ取り早かったりしますよ。
例えば「魔女には身体の一部に特有の痣が浮き出ている」とかでヒロインはいつも腕に包帯をしているとか。
例えば「魔女は特有のエンブレムを所持していて、ヒロインもそれを持っている」とか。
例えば「魔女にはそれぞれ決まった日課があって、何があっても必ず実行している」とか。
そういう設定を作って、「この設定があると魔女だ」という事を作品を通して読者に印象づけていくわけです。そうすることで「魔女特有の行動」を作ることができます。
例えば、「痣」の場合は魔女が魔法を使うときは痣が光る、というシーンを作っておいたり、「エンブレム」の場合は杖や魔導書などに必ずエンブレムがあってそれが魔導発動体になっているという形にしたり、「日課」の場合はありえないタイミングでありえない行動を取る魔女というシーンを作ったり。
こうすると、「それ」があると「魔女だ」とわかるでしょ。
例えば「日課」の場合は、敵魔女のそういう「ありえない行動」を見せておけば、ヒロインが平日も休日も朝の公園のベンチでボーッとしてる様子とか遅刻しそうな時間なのに同じようにボーッとしてる様子を見かけたりとか、そういうおかしな行動を見せるだけで、「わたし実は魔女なの!」と告白したとき「あー、公園のベンチで呆けてたのはソレかー」ってなるじゃん?
無意味に設定を作りまくるのは良くないし、話の辻褄を合わせるために設定を盛ってくのも良くないけど、設定1つで解決しこの設定はここだけにしか使わない、と決められるものならサックリと設定で解決させちゃったほうが良い場合もあります。
魔女キャラの伏線についての返信 (No: 5)
投稿日時:
例えば、デートの待ち合わせをするんだけど、主人公の方が直前になって間違った場所を彼女に伝えていたことに気づくんですね。しまったと思うんだけど、彼女は涼しい顔をしてあらわれる。
……とかはどうですか?
* * *
この件に限らず伏線というやつが難しいのは、ジレンマがあるからです。分かりやすすぎるとネタバレになり、分かりにくいと伏線にならないという。
ご質問のケースの場合、吸血鬼とかだったら、もう少し考えやすいかもしれないんですね。日光に弱いというポピュラーな弱点があり、それでいて普通の人間でも日差しが強いのをいやがる娘っていそうですから。
しかし魔女だとそこまで分かりやすい特徴がない分、何か捻り出さなくてはいけません。捻り出そうとするとどうしても不自然になるので、すぐにばれてしまいます。
なので、ことさら魔女の特徴というわけでもなく、不可能というほどでもないんだけど、普通は簡単にできそうもないことをサラッとやってみせるみたいな。
そんな方向で考えるのがいいのかなと思いました。
魔女キャラの伏線についての返信 (No: 6)
投稿日時:
うーん、ベタなものなら、「使い魔がいる」「ほうきで空を飛ぶ」でしょうか。
主人公「さっき猫と話してなかった?」
ヒロイン「そそそそ、そうかな。独り言を言っていただけよ?」
主人公「……なんで箒にまたがっているの?」
ヒロイン「なななななんか、そういう気分だったのよ!」
みたいなシチュが思い浮かびました。
魔女キャラの伏線についての返信 (No: 7)
投稿日時:
魔女って現代創作に絞っても多種多様過ぎて、「これがあれば魔女っぽい」みたいなものは極めて作りにくいと思います。読者は各人各様の魔女のイメージを持っている、くらいに考えないと危ういと思います(オカルト一般、おおむね同じ)。
伏線で匂わす程度の不思議な現象を描写しても、それは魔法だからなのか、手品だからなのか判然としません(そのため本人が魔法と告白しても、読者が嘘の可能性を感じる可能性もある)。あるいはミステリの手法(密室殺人トリック等)との区別をつけづらい。
しかし、スレ主さんに作品構想があり、登場する魔女ヒロインももうキャラ設定はちゃんとできているということですね。つまり御作世界で「魔女とはこういうもの」ということははっきりしている。
それでしたら、まず御作での魔女がどういう存在か、まず描写してしまうのが得策ではないかと思います。魔女にできること、できないこと、普通の人間と異なる点を明示的に打ち出してしまう。そして魔女ヒロインが、それらのうち「これがあれば魔女」「これが絶対できないのが魔女」という点を隠そうとする。その隠す行為を伏線とできるはずです(他にもあるでしょうけど、わざとらしくなるものが使いやすい)。
その伏線ですけど、魔女だから魔法(とか悪魔等々)、とは限りません。「この作品での魔女はこういうものである」と先んじて打ち出しておけばいいのですから、例えば「魔女は3時間おきに水を飲まないと死ぬ」と設定したって問題ありません。そうなると魔女ヒロインが主人公と行動を共にしているとき、何かと口実を設けて水を飲む機会を作ろうとするはずです。
あるいは、去年にアニメ化された「見える子ちゃん」の「見える子ちゃんは霊が見えるが、それを必死で隠している」という設定と、その使い方が参考になるかもしれません。主人公の「見える子ちゃん」は霊が見えるため、見えない一般人と行動や言動に差が出ます(見える子ちゃんが一般人が霊に接触するのを避けさせようとする等)。
そこは見える子ちゃんが視点主人公のため、視聴者/読者には行動の理由が分かるわけですが、他の登場人物には見える子ちゃんの行動が不審だったり、別の理由でそうしたと勘違いしたりします。他の登場人物を読者に置き換え、見える子ちゃんを魔女ヒロインに置き換えると、その行動を伏線にできます。
繰り返しですが、八割がたの読者に「魔女とはこういう具体的な特徴を持つ存在」という認識がない点は要注意です。大雑把に「魔女は不思議なことができる」くらいの認識は共有していても、「こういう具体的な特徴は魔女」と思って設定、描写するのはリスクが高いと思うべきです。作者が伏線描写に先んじて「この作品の魔女はこういうもの」と作中で打ち出しておく必要があります。
そこは主人公と魔女の会話で「魔女ならばこう」と軽く触れてもいいし、(視点主人公でないとテクニック的に難しい点がありますが)魔女ヒロインが主人公に知られずに魔法を行使して、密かに主人公を救っていた、と描写してもいい。会話で「魔女ならばこう」と明かす場合でも、それが魔女の作中設定通りに正しくある必要はなく、誤解されている面とすることもできます(そうなると魔女ヒロインは反発したりする可能性が出てきて、ムキになる点が伏線となったりする)。
どうやるにせよ、読者に「この作品の魔女はこういう存在である」という共通認識さえ作っておけば、やりようはどうとでもなります。その逆(一般的な魔女はこうのはずという前提での描写)は難しいでしょう。