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スランプで駄作しか書けない不安 (No: 1)
スレ主 小間さん 投稿日時:
執筆歴が10年近く、長編も完結させている者ですが、この度長いスランプに陥り、半年ほど全く書けない思いつかない状態になっておりました。
そんな折、なんとかネタが思いついた為、勢いで長編をかき上げました。
が、いざ完結させてみると、駄作を時間をかけて制作してしまったのではという不安が強く、推敲すら出来ません。
と言うのも、読者の好みよりも自分の思考や嗜好が強く出てしまっているため、自己満足の為に作品を書いてしまった気がしています。
読者の好みに寄せないと基本的にはウケないため(私の経験上)、お蔵入りにしてしまいたい衝動にかられてますが、投稿しないと執筆の経験値にならないため、なんとかして推敲しようと思います。
長くなりましたが、「駄作かもしれない長編を推敲する勇気」を出来れば下さい。何か応援の言葉があると大変助かります。
カテゴリー: やる気・動機・スランプ
この質問に返信する!スランプで駄作しか書けない不安の返信 (No: 2)
投稿日時:
作業が捗らないもどかしいお気持ち、お察しいたします。
読者の好みに寄せないと基本的にはウケない、と憂慮されているのでしたら、読者寄せの要素を一つ取り入れ、作中に加筆してみてはいかがですか。
心配事が減って、推敲が捗るようになるかもしませんよ。
スランプで駄作しか書けない不安の返信の返信 (No: 7)
投稿日時:
通りすがりさん、ご親切にありがとうございます!
やっぱり加筆するのが間違いないのでしょうね。アドバイス感謝します!
スランプで駄作しか書けない不安の返信 (No: 3)
投稿日時:
執筆歴四年ほどの若輩ですが、参考になれば幸いです。
俺はリアルで色々面倒ごとに巻き込まれやすいらしく、スランプじゃなくとも、割りと半年くらいはなにも書かないことはよくあります。
四年の執筆歴のうち、半分くらいは多分なにも書いてないですね。
個人的に、「受けずとも、好きなものを書きたい」「好きなものを書いた上で、それを人に読みやすい形にしたい」というスタンスをとっているのもありますが。
まあ、時間空いても案外なんとかなるものですよ。
あと、「読者に受けるかどうか」ってのは、ちゃんと市場調査した人以外にとっては純然たるギャンブルです。
諦めましょう。
個人的には、内容の良し悪しもそうだけど、ブランク明けで気にすべきは文章力じゃないかと思ったり。
執筆歴のわりに、まるで読めない下手くそな文章書いてくる人もいますし、逆に「読める文章」であれば、少なくとも「趣味が合う人」は好んでくれますよ。
スランプで駄作しか書けない不安の返信の返信 (No: 8)
投稿日時:
大野さん、返信ありがとうございます!
とりあえず文章をちゃんと見直して、あとは好んでくる人がいるのに賭けます……!
アドバイス感謝いたします!
スランプで駄作しか書けない不安の返信 (No: 4)
投稿日時:
ちょっと主旨を外した事から入りますが、
「スランプからどうしたら抜け出せるか」というお悩みに対して、よくある回答の一つに「何もしない、他のことをする。本当に好きなことなら自然とやりたくなる」といったものがあります。
私もそれをはじめて聞いたときは、なるほど確かにな、と思ったものですが、ふと、コレってよく聞くけどいつから言われ始めたものだろう、と調べてみたんですよ。
それで、もしかしれコレかな、というのがジブリアニメの「魔女の宅急便」で、魔法を使えなくなった主人公が売れない画家と知り合って、その画家のセリフに似たようなものがあるんですよね。
確か、「そういうときは何もしない。そうすると自然と描きたくなってくるものさ」とか、そんな感じのセリフ。
そんで、このジブリアニメに行き着いたとき、正直私は「んん~~?」と思いました。
というのも、ジブリというか宮崎駿って、子供向けの国民的長編アニメを作ってるような印象なんですけど、映像で描写するのが大好きな芸術家気質で実は超難解なメッセージを詰め込む人なんですよね。
例えば「魔女の宅急便」ではピアスを付けてる女性は大人の女性で、ピアスをつけてない女性は子供で少女であり未熟であるってルールがあったりする。
それで言うと例の売れない芸術家ってピアスをつけてなくて、ようは未熟者のたわごととして例のセリフがあるんですよね。
売れない画家と仲良くなって気を持ち直した主人公は、けれど魔法を使えないままで、じゃあいつ使えるようになったかと言うと、気になってる男の子が飛行船の事故で宙吊りになってピンチになって、それを助けに行くっていう後がない危機にようやっと魔法の力が戻った。
スランプってのは、足掻いて足掻いて、自分を追い込んで逃げずに大舞台へ挑めるような人だけが乗り越えられる。
「何もしない」人は、たしかにそのうち自然と描きたくなるけど、それはスランプを乗り越えたんじゃなくて動かないどころか後退しているから、三歩下がれば二歩くらいは進めるようになる、というだけ。
書きたくなるのを待つのは、実はやっちゃダメなんじゃないか、と今は思ってたりする。
そんなわけで、足掻きましょう。
「駄作かもしれない長編」じゃなくて、それはたぶん「駄作」でしょう。書いた本人がそう感じてるんだから。
でも、推敲っていうのは単に誤字脱字を修正したり表現を整えるだけじゃなくて、完成してるからこそ見えてくる構成の不備の修正や演出の要不要を吟味し追加ないし削除をする、ようは、原稿を下敷きにもう一度書き直す、くらいまでやる事もあります。
そして、そうだな。
例えば幼児向けの物語をイメージしてくださいな。アンパンマンとか。
さて。アンパンマンを製作してる人は、自分が作ってるアンパンマンを「面白い」と思って作ってるかどうか。と考えてみてください。
人の感性はそれぞれだけど、作者のやなせたかしはもう亡くなってるし、たぶん今作ってるのは30~50代くらいのオッサンでしょう。そのオッサンの感性で、「これ面白い!」と思って作ってると考えられるか。
答えは、「対象年齢の子供が見て面白いと思えるように作ってる」で、それはもう原作者のやなせたかしも同じでしょう。
じゃあ、それはどういうことなのか、というと、
「この物語はこういうところが面白い」と考えられるものを自分の作品の中に見出して、それが十分に演出されていれば、少なくとも「その要素を面白いと感じる読者層」にとっては「面白い出来」なんですよ。
それは面白い作品なんです。
超偉そうな事を上から目線で書くけども、この「面白さ」を作者の感性で判断してるアマチュアがむちゃくちゃ多いと思う。
「自分が書いてる作品が面白くないことに気がついた」とか、アホじゃねえのって思う。「お前が面白くしてないだけだろ」って。
でも、そう言うとやっぱり「自分の感性で面白い展開を作ろうとする」んですよね。
そうじゃねえ。
これまで書いてきたお前の作品で「面白さ」は何だって話で、それを強調するよう演出しろって事で、「面白いものを書け」って話じゃないんですよね、コレ。
それが出来れば「その作品の読者層」にとっては面白い作品になるんで、誤解を恐れずハッキリ書くけども、それが出来ればどんな作品だって面白いんですよ。
「これ駄作だなー」じゃあない。「いまは駄作」。
面白いと考えられる要素をちゃんと押し出せてない、魅力的に演出できてない、不要なものを書きすぎて魅力が埋もれてる、
それを整頓できる行程が書き終えた後の推敲と、または書く前のプロット作成。
なので、書き終えた後の推敲でここまでやると、次の作品でプロットを作るとき「事前に考えておくべきこと」が明白になって、次から作りやすくなる。
まずはスランプから抜け出すために足掻きましょう。
その足掻きとして、その「駄作」の何が面白いのかを深く深く考えてみてください。
シンプルな言葉で見つけられたら、もう駄作なんかじゃありません。間違いなく。
次はその見つけた「面白さ」を十分に引き出せてるかを考えてみてください。似たようなシーンが既存作にないか探してみて、そのシーンでは「面白さ」に対してどういうアプローチを取ってるか考察してみて、自作に活かしてみてください。
ここまで出来れば、少なくとも「見つけた面白さ」を理解できる読者にとって、御作は「面白い作品」です。
自分がどう思うかは置いといて、そんな読者に「駄作だ」なんて言わんでください。
「自分にとって満足できないんで、次はもっと面白いのを書きます」と言ってください。
まあ、いまさらだけど持論もおおいに混じってますが、
そんなわけで、
>読者の好みよりも自分の思考や嗜好が強く出てしまっているため、
そもそも「読者を意識する」ってのは、こういうことです。
「読者が好きそうなものをやる」ってのは、単に読者に媚びてるだけだと思います。それが悪いわけではないし有効な事は多いけども。
作者が提示する「面白さ」を読者にどう伝えるか、その演出は読者にとって十分か、ってことなので、「作者の好み」と「それが読者ウケするかどうか」は別のものだし、両立します。
推敲で両立させる手段は書いたけども、まだまだ頑張れるし足掻けるので、スランプなんて言ってる暇はありませんよ。
スランプで駄作しか書けない不安の返信の返信 (No: 9)
投稿日時:
サタンさん、書き込みありがとうございます!
「この作品はここが面白い!」と言える点は一応あるんですが、果たしてそれが読者様に受けるかどうか心配でかき込みました。演出もこれでいいのか自分では判断しかねていましたので。
仰った通りにあがいてみます。
スランプで駄作しか書けない不安の返信の返信の返信 (No: 12)
投稿日時:
>読者に受けるかどうか
ハートフルコメディが好きな人にホラーを書いて見せて「読者に合うかどうか」と言うのはアホだとわかると思う。
このホラーを書いた人が考えるべきことは、何が好きかわからない大多数の人の好みに合わせるのではなく、ホラーが好きな人のために書くってこと。
これは、書いたものに「ホラー」というラベルが付くんでわかりやすい話だと思うし理解できるものと思う。
自分で書いた作品には「ここが面白いんだ」というものがある以上、そこに「ホラー」や「ハートフルコメディ」といったラベルがついてないだけで、同じ話だって考えてみてください。
再三、偉そうな口ぶりをしてしまうけども、
ちゃんと読者を見て。
面白さが読者に伝わるかどうかの心配はすべきだけど、ウケるかどうかは、そもそも一般大衆ウケするネタで書かなかった時点で勝負の場所はそこにはないと思うよ。
読者に寄せるのも大事なことだけど、それはネタを作るタイミングのプロットでやることだから、推敲の段階に入ったら「読者に合わせる」ことはもう気にしちゃダメじゃないかな。
作者が考えた「面白い」が理解できる相手に、そのうちどれほど多くの相手へと伝えられるか、が問題だと思う。
「合わない」だろう読者候補を気にする段階はもう過ぎてるので、もはやそこは考えてもしょうがない事です。
スランプで駄作しか書けない不安の返信 (No: 5)
投稿日時:
>いざ完結させてみると、駄作を時間をかけて制作してしまったのではという不安が強く、
何十年も活躍しているプロでも、そんなふうに思うこともあるらしいですよ。
ただ、それでもプロや熟練者なら推敲くらいは始めます。
どうしてそれができるかと言うと、熟練者はその作品を書き始めるにあたって、
1)何をやりたかったのか。
2)どこが面白いはずだと思ったのか。
くらいは把握しているからです。なので、そこを確認するために読み返すんです。つまり、一人反省会なんですね。
取りあえず、いくつか確認してみてください。
3)スレ主様が書き上げた作品の主人公は誰ですが?
4)その主人公が何をする話なのですか?
5)ストーリーの始めと終わりで、主人公は変化していますか?
6)主人公を軸にしてストーリーを見直したときに、余分な寄り道になっていそうなパートが多すぎたりしませんか?
まあ、これらはあくまで例えばということですが、自作のそういうところがどうなっているか考えながら、部分的でもいいから読み返してみてはいかがでしょうか?
そんなふうに考えながら読み返していくと、
7)ここは、意外とうまくいっているかも。
とか、
8)ここは、うまくいかなかったな。
とか、
9)じゃあ、あそこはどうなっているだろう?
とか考えがつながっていって、普通に読み返せるようになるものだと思いますよ。
スランプで駄作しか書けない不安の返信の返信 (No: 10)
投稿日時:
あまくささん、書き込みありがとうございます!
仰ったチェック項目みて反省会しております。とても解りやすい解説で助かります!
スランプで駄作しか書けない不安の返信 (No: 6)
投稿日時:
出しとけ出しとけ。
中編10本とか止めますが、性癖長編1本ならコアなファンなら「作者を知りたい」から読んでくれる。
駄作は連続10本も読めば11本目は開きもしませんが駄作1本くらいなら、懲りずにまた読む。
宝くじは買わないと当たんないんですから、当たりもしない宝くじを一枚買ってみたくらいのノリで投稿していいと思うぜい。
時々とんでもない大当たりに成る事もあるかもですし、もし性癖がめちゃ肯定されたら、【それでファンは付いて来てくれる】事が分かる。
フェイスブックとかリアル垢と連動させていないなら大丈夫、恥かくつもりで放流してこいや。
スランプで駄作しか書けない不安の返信の返信 (No: 11)
投稿日時:
読むせんさん、書き込みありがとうございます!
>恥かくつもりで放流してこいや
コレが個人的に大変刺さりました。感謝いたします。小説は恥かいてなんぼですよね。半分ギャンブルだと思って放流しようと思います!!