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ストーリーの始まり方 (No: 1)
スレ主 ヲモカゲ 投稿日時:
現在執筆している(というよりしようとしている)小説の書き出しのストーリーが全く思いつきません
少年漫画的なバトルものの系統なのですが、こういった作品って「物語開始時に主人公がその世界(界隈)に入って、先輩に教わっていく」か「主人公の相棒的な人物がその世界(界隈)に入って、主人公に教わりながら二人称的な視点で進める」というのが多いと思います
そういった形ではなく「主人公が既にその世界に生きていて、そのうえで主人公の視点から見ていく」というストーリーはどのような導入がいいのでしょうか
カテゴリー: ストーリー
この質問に返信する!ストーリーの始まり方の返信 (No: 2)
投稿日時:
>「物語開始時に主人公がその世界(界隈)に入って、先輩に教わっていく」
そのスタイルの典型は、転移・転生系の異世界ファンタジーになります。そういう書き方が多用されるのは理由があります。
異世界を舞台にする場合、主人公だけでなく読者もその世界のことを知らないわけです。なのでそこを伝える工夫が必要になるわけですが、誰かに教わるという形式にするのが簡便だからです。
>「主人公が既にその世界に生きていて、そのうえで主人公の視点から見ていく」というストーリーはどのような導入がいいのでしょうか
そういうストーリーもバリエーションが広いので一概に言えませんが、『読者にどうやって世界観を伝えるか?』が一つのポイントになる点は同じです。地の文で説明するのは読者を退屈させる悪手とされています。
なので、説明ではなく『主人公の行動や体験を通して読者に世界観を伝える』ということを考えるといいです。そういう機能をもたせたエピソードを冒頭に置きます。
>書き出しのストーリーが全く思いつきません
書き出し以外の中盤やラストは一応考えてあるということでいいですか? ぼんやりとでもいいです。
中盤~ラストが決まっているなら、冒頭ではそれに関連する小さな事件を起こすのが、わりと有効ではないかと。その事件に対して主人公が戦ったり、対処したりすることによって、世界観や背景が自然に読者に伝わるように書きます。
『本編のストーリーと関連性のあるエピソード』にするのがポイントです。
ストーリーの始まり方の返信 (No: 3)
投稿日時:
うーん……。
聞く限りだと、世界観の説明から入りたいのかな、という印象を受けるのだけど、まず物語の導入はそれだけじゃないよってことを頭に入れたほうが幅は広がると思う。
そのうえで説明から入る場合、スポーツ漫画とかの構成が参考になるんじゃないかな。
スポーツ漫画はだいたいキャラ描写の次にスポーツの大雑把な説明から入るので、スレ主さんが例に出されたような
「何も知らない主人公が先輩に教わっていく」や「無知な相棒(ヒロインなど)に主人公が説明する」というパターンがよくあると思います。
でも、それらスポーツ漫画でも「先輩に説明された」から「物語的に説明は済ませた」というわけではなく、ちゃんと物語として物語の中で語られるように構成されています。
例えば、「先輩にルールを説明される」「実際に試合をする展開になる」「主人公がルール違反をして注意を受けた」みたいな展開があるとする。
この場合、「先輩にルールを説明される」というところに注目して「先輩に教わっていく」と考えられていると思いますが、物語的にこのシーンは「今回のエピソードはこのルールの話をするからね」という前座でしかなく、物語的に実際にルールを説明しているのは最後の「主人公がルール違反をする」というところです。
このエピソードは要約すると「主人公はせっかく教わったルールを間違えて失敗してしまった」という話だけど、内容はというと「主人公は失敗した」という内容で、では何に失敗したかと言うと「ルールを失敗した」という話になっています。
つまり、「ルール」について書かれた内容で、そこで主人公は失敗しました、というエピソードになっている。
「ルールについて書いている」からこのエピソードは物語的に「ルールについて説明をした」という話になってる。
ポイントは、「先輩に教わる」というのは「ルールについて書く」という物語の切っ掛けにすぎず、「先輩に教わる」こと自体が「ルールについて書いている」というわけではない。ってことです。
であれば話は簡単で、「ルール(世界観)について書く」ための切っ掛けを「先輩」以外で「主人公に説明する」という要素以外で別に作ればいいだけ。
例えば、そうだな……剣と魔法のファンタジー世界で魔法の設定説明をする場合。
「魔力量が多くイキってる学生が、対して少ない主人公を馬鹿にする」(これが前座。魔力量の大小が強さですよというルールの提示。いわゆる「先輩の教え」に相当する)
「そんな学生を主人公は歯牙にもかけないが、なんやかんやあって決闘することになる」
「魔力はしっかりコントロールできれば魔力量を限りなくゼロに見せることも出来る。主人公は本来持ってる膨大な魔力を見せつけて学生の戦意を折った」
と、こんな感じ。
ようするに、世界観の説明については「如何に設定を描写する場面を作るか」という話であって、さすがにそれは作品によるので具体的に こうしたらいい というのは言えないかなと思う。
ただ、「設定を書きやすい冒頭」というのはあって、例えば逆に、戦闘モノの話なのに日常シーンから始まると 日常シーンで戦闘を説明しなければならない ので、非常に難しい。
だから、戦闘モノなら戦闘から始まった方がいいし、ミステリなら謎から始まった方がいいし、ラブコメなら女の子を出すところから始めた方がいい。
最序盤に説明したほうが良い設定を数個ピックアップして、それら設定を「魔力量が多いイキり学生」の例みたいに、こういうシチュなら書きやすいなという状況を考えれば、それが設定を書きやすい冒頭になると思う。
スレ主さんが書こうとしてるのはバトルものとのことなので、それだけを聞いたら戦闘シーンから始めた方がいいと回答できるけど、バトルといってもモノによるし、それよりキャラの描写を優先した方がいいというのもあるし、この考えはあくまで「基本的には」という話でしかないですが。
ストーリーの始まり方の返信 (No: 4)
投稿日時:
異世界トリッパーや転生者ネタの強みって「そこ」やねん。
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①ヒーローアカデミア時空にする
現代ファンタジー向け。近未来にとんでもない事象が発生し、「以降はそれが日常になった」という感じで進めていく
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②主人公以外がトリッパー
「おまえ○○だろ?なんでここに居る!?お前じゃないと魔王は倒せないんだぞ!?」
これが超★便利キャラになります。
彼らは、現代日本の感覚が抜けないので、あまり欲深くなくガツガツしていないので、主人公を騙さないことが多い。
彼ら的に「そこ」がゲーム世界転生とかで、主人公が重要キャラだと、シナリオ的に主人公が活躍しないといけないから―—発明チートとかで金銭面、利便性面とかで滅私サポートをしてくれたり、効率のいい指導をしてくれる理由にもなります。ご都合主義★万歳。
ちょっと無理があるかもやけど、『ドラゴンボール』とかは中国の秘境で、亡き祖父の庵で原始人みたいな暮らししている主人公の元に「ポイポイカプセル」や「ドラゴンボールレーダー」なんてものを使いこなす超未来生活を送っていた美少女「ブルマ」が現れて彼を旅に連れ出します。似たようなもん。ただし、ブルマは欲深めヒロインなので、主人公をけっこう騙して上前を刎ねている。
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③主人公が情報隔離された僻地のド田舎者
【シャバの「普通」は難しい】だと虜囚の母親から産まれ、物心つく前から監獄の世界で暮らしてきたため、監獄内ルールには詳しいけど、監獄外の常識がイマイチ分かんない設定です。
『俺なんかやっちゃいました?』系主人公も「これ」っちゃあ「これ」。主人公の地元では凡才レベルでも外ではチートだったり、主人公の身分階級(カースト)が最下層だったので、飼い主様の所有スキルの一種感覚でハードに使い潰されかけていた、とかもザラです。
自分が無知で、自分の暮らしてきた世界と「ここ」は根本的に違う世界なんだ。って自覚持つだけでもOK。
悲惨主人公に向いている。
とかかね?
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正直、本編次第です。
鬼滅の刃とかは普通の田舎山で勤労少年が「夜に一人で歩いていると【鬼】に襲われ殺される。泊っていきなさい」とデンパ気味だけど親切なオジサンに一泊宿を借りて、家に帰る所がスタートです。
たしかデンパおじさんは親族を【鬼】に喰われた過去があり、以降は鬼の実在を人々伝えていますが「電線通って白熱灯が照らす、この時勢に鬼とかww」みたいな扱いを受けていますし、主人公も「ファンタジーなこと言うなー」とか思ってたはず。
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ゴールデンカムイ
主人公は確か上官殴って辞めさせられた日露戦争あがりの退役軍人。不名誉退職のため給料が減額されたから金策をするべ★とよく分からん理由で北海道に砂金取りに来ている。ちなみに全く取れていない。
そこで知り合った変な酒飲みのオッサンに血生臭い黄金伝説を聞かされる。(この時点で主人公は黄金伝説なんて全く信じていない)
オッサンの話を聞き流して砂金取りしていた主人公は、いきなりオッサンに殺されかける
「・・・しゃべり過ぎた」
本気の目をしたオッサンを返り討ちにすると、彼の皮膚には彼が語っていた黄金伝説のヒントである奇怪な刺青があることに気付き、黄金伝説がわりとガチな事、その黄金があれば治療費が手に入るかもと期待した事からスタート。
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どんなバトルにしてもバトルに漕ぎ出すきっかけは①巻き込まれるか②自分から飛び込むかくらいちゃう?
①なら巻き込まれる契機②ならやりたい動機を意識しては?