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目的を達成した後の物語の広げ方 (No: 1)
スレ主 どんごる 投稿日時:
例えば、主人公は過去に裏切りに遭い人を信じられなくなった。第一章にあたる話で出会った人たちに出会い心境が変化、共に危機を乗り越えて人を信じることができるようになった。
というように、過去のトラウマを早い段階で乗り越えた後の主人公、物語の目標設定や物語を広がるにはどうしていけばいいでしょうか。
カテゴリー: ストーリー
この質問に返信する!目的を達成した後の物語の広げ方の返信 (No: 2)
投稿日時:
まず根本的には、なんですが。
物語というのは本来長さを定められていないものです。なので、無理矢理長編にするもんでもないし、続編を書かなきゃいけないわけじゃない。
そこを気をつけないと、続けなきゃというのが却って重しになって、ご自身が辛くなることと思います。
長めの前置きをさておきますと、『なんとなく第一部の内容に共通性のある内容』をダラダラやればいいんじゃないか、と思いますね。
例えば。『人間不信を克服した主人公のもとに、友人の忘れ形見の、同じく人間不信の少女が現れる!』とか。克服した側としてない側と見れば単純そうですが、実際には個別に人間不信のきっかけやトラウマを持つわけですから、『自分と同じようにいくだろう』と思ってお節介を焼いた主人公が空振りしたり、喧嘩したり、その果ての和解があったりするでしょう。
この同様のパターンとして『自覚があってなんとか人に馴染みたいけど価値観がズレすぎたサイコパス』とか、『過去に人を裏切った事を後悔し続けながら生きている人』とか、『本質的には誰も信用していないリアリストだが、恋愛脳の皮を被ってる少女』とかでもいい。
要は、『みんなそれぞれ事情があるんだなぁ』ってなる、なんとなく主人公と共通性があるキャラを出して、そいつを掘り下げつつ主人公を育てればよいのでは?
あとは、普通に別目標を用意する。人間っつーのは社会動物ですから、人間不信になると全体に『人間らしい』行動が減退します。『人に失望して夢を喪った』とか、どっかのあらすじで見覚えありません? その逆、『人間不信を克服したんだから次は夢を取り戻そう』ってやりゃあいいんです。ま、取り戻すのは愛でも何でも構いませんが。
その三。敵を用意する。つっても、日常系にエイリアン襲来させろとかそういう話ではなく。
大概、主人公のトラウマ克服には他人が絡むでしょう。クラスメイトであれ、街の人々であれ。そういう人の輪に、いわゆるサークルクラッシャーを投げ入れましょう。平和な日常を壊せば、主人公は動かざるを得なくなりますし、例えば『元人間不振故に違和感に気づいた』とか『猜疑心の塊だっただけに、サークラ側にも同情はできる』みたいな展開に持ち込んで、うまくまとめてください。
その四。とりあえずラブコメにする。主人公の精神的成長にヒロインが関わってるんなら、いちゃラブ系のラブコメにしてもあんま文句は出ないと思うよ。
その五。誤解か何かで主人公がトラウマ・人間不信を取り戻す。思いきり悪手ですが、御しきれるなら構いません。第一部がまるっと無碍になりますが、キャラの魅力とかで丸め込めるならアリだと思います。
その六。それぞれが未来へと進むことになり、少しずつバラバラの道に向かう仲間たち。そこに寂寥感を覚えた主人公は、、、。って奴。最終巻でやること気もするけどね。
以上、いくつか提案させていただきました。参考になれば幸いです。
目的を達成した後の物語の広げ方の返信 (No: 3)
投稿日時:
本編自体がやや蛇足になるんちゃう。
似たようなんやと、そもそも裏切った側に相当な理由があり、主人公への裏切りはむしろ『主人公への被害が最小限になるように配慮されていた』事が判明し、それでも許せないが、そもそも諸悪の根源が一番悪いので、元仲間とも連携して黒幕ボスをぶっ飛ばすルート、とかやね。
場合によっては元仲間の亡骸から情報が集まり、主人公以外の元仲間たちが陰惨に殺されていることが判明、あと仲間とかが主人公との思い出の品を手放していなかった事とかが判明し、時はもう遅いが真の復讐へのクエスト発生とかね。
目的を達成した後の物語の広げ方の返信 (No: 4)
投稿者 奥 義 得 人 素人 : 0 No: 1の返信
投稿日時:
目的を達成した後はその主人公の活躍なり恋愛模様なり主人公の生きざまを見せることにシフトしていけばいいですが
大前提として目的を達成したことでそれを乗り越えたからその後が見たいと思わせる内容じゃないなら無理に続けない方が吉です
わかりやすい例は成り上がりやざまあ系
成り上がりさまあで立場が逆転した主人公のその後が見たいと思わせられる内容なら目的を達成した後の主人公の活躍なり恋愛模様なり主人公の生きざまは作品として価値を持ちますが目的達成しても魅力的にはなれなかったその後の主人公の生きざまなんてまともな商品にはなりません
渾身の目的達成でもないならそのまま続けるのはあまり良いとは言えないこともあります
一つのそのラインはここまでのことを乗り越えたんだからと思えるひどい目にあいそれを乗り越えたからなという読者の心象がよくなる内容です
それがあると面白い成り上がり系作品のようにあんなひどい目を乗り越えたからなという読者が感じて勝手にそれありきで加点して面白さを評価してくれます
そうなればその後の主人公の生きざまに商品価値が生まれ理論上その後の主人公の生きざまに面白さはシフトできるわけです
そのためそれができていないで目的達成して無理やり続ければ多くの読者は期待してもいないその後の主人公の生きざまを見せることになります
それは人気知名度で許容量が違ってくるので一概には言えませんが
人気も知名度もないなら目的達成して無理に作品を続けるのは悪手の可能性もありますよ
有名な例を出すならゴブリンスレイヤーのヒロインとゴブリン狩らずにいちゃつきだすが作品の面白さとして許容されるのはゴブリン退治の修羅場をのこり超えたからあんなとんでもない修羅場の超えたからという読者の加点により主人公とヒロインのいちゃつきが商品価値のある面白さになるからです
仮に最初からヒロインといちゃつきだしたら読者はは?ゴブリンはとなり物語の本題の面白さを期待した読者に期待している面白さを提供できず
作品本来の面白さを害する不純物にさえなるのです
ゴブリンスレイヤーはまずゴブリンわかる修羅場を乗り越えたから本題と外れた面白さゴブリン狩らずにヒロインといちゃつきだすが面白さととして成立するのです
まあつまりヒロインといちゃつきだすにはそれが面白さとして成立する何かを乗り越えたからということです
それが大きく困難であるほどいい