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小学生主人公が難しいのはロリコン作品でも言えること? (No: 1)

スレ主 いたろう 投稿日時:

ラノベの読者は中高生なので主人公も近い年齢がいい
これはよく言われますがロリコン系でも言えることでしょうか?
りゅうおうのおしごと!ロウきゅーぶ!には主人公の女の子が出ますが彼女らは主人公ではありません
主人公はやはり男子高生です
漫画アニメではのんのんびより、よつばと!魔法少女リリカルなのはなどの小学生女子の主人公(よつばは5歳)が出ますがラノベと漫画アニメは違うものなのでしょうか?

カテゴリー: キャラクター

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小学生主人公が難しいのはロリコン作品でも言えること?の返信 (No: 2)

スレ主 いたろう : 0 No: 1の返信

投稿日時:

誤字修正
✕りゅうおうのおしごと!ロウきゅーぶ!には主人公の女の子が出ますが彼女らは主人公ではありません
○りゅうおうのおしごと!ロウきゅーぶ!には小学生の女の子が出ますが彼女らは主人公ではありません

小学生主人公が難しいのはロリコン作品でも言えること?の返信 (No: 3)

投稿者 サタン : 1 No: 1の返信

投稿日時:

ロリコン作品を前提にしたら、そりゃ主人公を高校生あるいは大人にしてヒロインたちを小学生などにしなけりゃ「ロリコン」じゃないので、そりゃそうだろうよ? って話だと思うですが……
これは、ロリコン云々は関係なくて、ヒロインの年齢が低い場合も主人公の年齢は読者に合わせたほうが良いのか? また漫画やアニメではその限りではないが、違いは何か? という質問と受け取って答えてみようと思います。

まず、ライトノベルには女性が主人公となるヒット作も多くありますが、たしかに「少女」を主役としたライトノベルはすぐに思いつかないほど少ないかなとは思います。
ですが、別にダメなわけではないし難しいわけでもないです。
逆に、小学生ほどの少女を主人公とする理由は何でしょうか?
そこに理由がない以上、オーソドックスながら「読者と近いほうが良い」という理由のある高校生主人公のほうが最適解と言えるでしょう。

例えば、何か適当なラノベを思い浮かべて、そのシリーズものの中で少女の視点でちょっとしたエピソードを語る場面などはありませんか? まあ、そう多くあるわけではないと思うけど、一時的に主人公視点から少女視点になって話が進んだりすること、ありますよね。
外伝なんかで小話があったりとか。
確かに「少女を主役に据えた物語」は少ないかもしんないけど、でもこうして1エピソードをラノベで語っていて、それは受け入れられてるわけですよね。
なら、別に「ソレ」を主としたラノベがあっても不思議じゃないし、別に問題ないでしょう。
そもそも、一般向けを前提にしてるけど少女向けとかホラーとかジャンル次第では普通によくあるしね。
もとから「少女の話」として組み立ててるなら主人公を少女にする事に抵抗はないし、何も問題ないです。
ただ、それが「高校生主人公とした場合のプロット」と比べた場合、一般向けとしてどちらが受け入れられやすいかと言ったら、たぶん「高校生主人公」のほうでしょう。
例えば「りゅうおうのおしごと」は、「ヒカルの碁」よろしく小学生の主人公とライバルが竜王戦でタイトルを目指す話とした場合、それは萌え版ヒカルの碁みたいで面白そうだけど、「竜王タイトルを取った主人公のもとに弟子入り居候する小学生ヒロイン」のほうが、ラノベとしてウケはいいよね。

では、この「ウケはいい」というものの正体はなんでしょうかね。
それは演出の仕方、しやすさ、その表現だと思います。
例えば「少女二人が真剣な顔で将棋を打っている」というワンシーンと、「突然に主人公宅へと少女が弟子入りにやってくる」というワンシーンでは、インパクトが違います。当然後者のほうが良い。
じゃあ、今度はその場面をイラストでイメージしてみて下さいな。
「少女二人が真剣な顔で将棋を打ってる」というイラストと、「主人公宅に訪れて弟子入り志願する少女」というイラスト。
これ、たぶん前者のほうが良いと感じるんじゃないかな?
だって後者は単に主人公宅を訪れた少女という図なだけの絵だもの。
文字だけで場面をイメージできるものは文字が向いてるし、絵があることで場面を表現できるものは漫画やアニメに向いてる。

そして、当たり前だけど漫画と小説とでは、絵と文字という表現の違いが大きくあります。
「絵があるからかわいい女の子を出すだけで楽しめる」という感じの意見もあると思うけど、それも一理あるけど、これは「表現の違い」という事で、文字のほうがより表現できることもあるし、絵のほうが優れてる場合もある。
そして、当然ながら、漫画は「イラスト表現が優れてるシチュエーションで物語を作る」ので、基本的にイラストありきの展開と演出です。
小説の場合は、イラストが挿絵のみなので、文章だけで面白さが伝わるシチュエーションが好まれます。すなわち「主人公宅に少女が弟子入りに来る」などですね。
表現に違いがあるので、その手法に適したものが選ばれているというだけの話です。

で。
そうなると、「女の子二人が何かする」というのは文章的には演出しにくいわけですよ。
演出できる形に仕立てれば良いのでどうにでもなりますが、基本「女の子二人」という道具があるだけでワクワクします? どうやってワクワク感を作りますか? 難しいっしょ。
文章だけで演出しやすい形にするには「読者層に近い主人公」を出してしまうのが一番楽です。
そんなわけで、ライトノベルには男性主人公が多く、漫画には男主人公不在なことも多いわけです。
表現の違いで作れる物語のテイストが違うという話。

でも、当然ながら別に漫画テイストで無理にラノベを書いたって別に問題ないし、漫画のノベライズみたいに上手く小説の表現に合わせるテクニックもあるし、別にダメってことはありませんよ。
それは最適解ではありませんが、そういう新しいチャレンジが新しい流行を作っていくので、恐れずやってみりゃ良いと思います。

小学生主人公が難しいのはロリコン作品でも言えること?の返信の返信 (No: 6)

スレ主 いたろう : 1 No: 3の返信

投稿日時:

インパクトが必要ならば竜王の少年に主人公の少女が弟子入するのでも変わらないと思いますが、そうならないのはやはり自分に近いキャラのほうが感情移入できるからでしょうか。少女向けならこのような逆のほうがいい?
漫画などでは「男の姿を見たくない」という意見があるみたいですが、小説ではやはり、基本文字だけの存在で姿が描かれてないから平気なのでしょうか?

小学生主人公が難しいのはロリコン作品でも言えること?の返信の返信の返信 (No: 7)

投稿者 サタン : 0 No: 6の返信

投稿日時:

>竜王の少年に主人公の少女が弟子入するのでも変わらないと思いますが
いえ、それでも良いと思いますよ。
そうならなかったのは、作者が「竜王に主人公の少女が弟子入り」よりも「竜王の主人公に少女が弟子入り」のほうが面白いと思ったからでしょう。
○○は☓☓に適しているとか、□□なら△△のほうが良いとか、書く前からそういう手法や技法の相性を気にする方がいますが、そしてそういう方は経験が少ないからそれがわからんので初心者に多いですが、「そんなものは好きにしろ」というのが結論になります。

文章表現に向いてる演出もあればイラスト表現に向いてる演出もある、小説も漫画も、自身のフィールドに特化させて物語を整形させるので、「結果的に」漫画特化な物語や小説に適した物語になっているってだけ。
既存作っていう完成品を分解して分析してるから、「既にそういう(漫画的な・小説的な)物語がある」ってのが前提になってる思考をされているけど、我々は作る側なので、小説を書く以上は「小説というツールを扱いやすい題材・演出・表現」を使うのが良い。
でも、これは創作であるから、つまり創作に「こうあるべき」なんてルールはなく自由であるべきというのが理想だから、漫画的表現でもやりたいならやれば良い。
それを如何にすれば小説的表現として受け入れられるか、という訓練も楽しいものですよ。
「少女向けなら逆のほうが良い?」とかじゃなくて、そうしたいならしろ、そんだけです。

>漫画などでは「男の姿を見たくない」という意見があるみたいですが
その意見が正しいのだとしたら、少年ジャンプの男キャラの多さと女キャラの少なさはどう説明されるのでしょう?
繰り返すけれど、「絵があるから」って意見は一理あるけど「表現方法の違い」が根本の理由だと思います。

小学生主人公が難しいのはロリコン作品でも言えること?の返信 (No: 4)

投稿者 あざらし : 1 No: 1の返信

投稿日時:

漫画やアニメ、これらとストーリーの語り方が違いますから、ハードルが高いとは思います。
個人的には小説の場合「難しい」というより、大げさに聞こえるかも知れませんが「専門家の仕事」だと思います。

漫画やアニメといったビジュアルを利用する媒体は、基本的に外から見た状態です。
例に挙げられている【よつばと!】が解りやすいかと思いますが、よつばの心情には踏み込みませんよね。(あったかも知れませんが、私の記憶が正しければ無かったと思います)
よつばが考えていることをモノローグで語ったりはしません。漫画のテクニックを駆使して読者に心情を想像させています。
外から見ている、つまり客体視点でのよつばです。

一方で小説の場合、とくにライトノベルといったエンタメまっしぐらの小説は、多くの場合、主人公が視点人物になります。
ここらは人称にも関わってくるので割愛しますが、ありていには、その時の視点人物の心情(を)(も)地の文で書く、これが普通の状態です。

つまり、小説で小学生を主人公にした場合『小学生の考え方を不自然ないように地の文で書く』ということが、まぁ程度問題ではありますが多少なりとも求められてきます。
もし小学生として不自然な思考をしていた場合、読者の目には『とても小学生とは思えない』という感想が生まれ、下手すると『看過できない違和感』となり物語に集中することを阻害します。
誰でも小学生だった時期がある、という読者の経験に基づいているだけに違和感が際立ってしまう可能性が拭えません。

【りゅうおうのおしごと!】【ロウきゅーぶ!】
これらもヒロインである小学生は『(主人公の視点で)外から見た状態』で、心情には直接踏み込みません。(両作品とも既読ですが、たぶん無かったはず)

小学生を主人公にした小説も、もちろんあります。
誰しもが読んだ経験のあるだろう児童文学がそうですね。
これは多くの場合、児童文学作家という専門家が書いています。
筆致が独特なものが多く、そういう意味でやや特殊ではありますが、心情を違和感なく語る、しかも同年代の少年少女に読ませるというのは、やっぱり専門家ならではではないでしょうか。

では専門家以外の書く小学生主人公はどうかというと、変化球が多いように思います。
例えば世界的ベストセラー【スティーブンキング著:スタンド・バイ・ミー】は夏休みに12歳のやんちゃ仲間4人が、少年の死体を探しに行く物語です。
この物語の変化球は『34歳の作家になったゴーディが思い出を綴った』という形式。
つまり12才の心理でありながら、34才の作家でもあります。

>ラノベと漫画アニメは違うものなのでしょうか?

小説を主体にして書きます。
小説では人称や視点の使い方によって、自然に、しかも作中でのリアルタイムで心情に踏み込むことができます。
視点人物であれば『思っていること』を地の文なりを利用して書くことができますし、ラノベではあまり使われませんが神の視点であれば全ての登場人物の心情に踏み込むことも出来ます。
小説の場合は、これが普通の状態です。

一方、ビジュアルを利用する漫画やアニメーションで『思っていること』をストレートに書く場合、(やり方は色々ありますが)モノローグといった『心の声』やナレーションといった『過去を振り返っての声・神視点の声』を表現する効果が必要になります。

漫画なら吹き出しを集中線にしたり、雲状の吹き出しに変えたりといった効果、映像作品の場合は、演技による主体と客体の使い分けはもちろん、映像でもそれと解る工夫により『普通とは異なる特別な状態に切り替える』わけです。
ラノベのアニメ化、特に一人称小説が原作は(監督の手腕によりけりですが)効果として比較的わかりやすいと思います。

小学生主人公が難しいのはロリコン作品でも言えること?の返信 (No: 5)

投稿者 にわとり : 0 No: 1の返信

投稿日時:

 子供が主人公ならロリコンっていうかおねショタじゃね? 少女が主人公で小児性愛者のおっさんを観察したり手玉に取ったりするラノベもあったら面白そうだけど、気持ち悪くならないバランス感覚を見極めるのが難しそう。
 いま百合ものの流行がきているから、その流れでなら女子小学生が主人公っていうのもラノベ的にありなんじゃないかなという気がする。男性向け創作における百合ってバ美肉と一緒で、美少女になりたい願望の延長線上にある印象があるので、少女の"内面"に物語上の視点を置くことが比較的許されやすいジャンルかなっていう感触。ただしその場合、主人公は読者の視点と同化する必要があるので、あんまりかわいく描きすぎない(=萌えキャラとして対象化しない)気配りが必要でしょうね。

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タイトル:小学生主人公が難しいのはロリコン作品でも言えること? 投稿者: いたろう

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