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祝詞や呪詞の作り方 (No: 1)

スレ主 涼樹七波 投稿日時:

はじめまして、涼樹です。
ここの掲示板に質問をするのは初めてですが、創作で行き詰まったところを質問させていただきます。
タイトル通り、呪文のようなものを作ろうと思っていたのですが、よくライトノベルなどで見かける詠唱や呪文が作れなくて困っています。
今書いているストーリーでは、神の力を借りて戦う異能力バトルものなので、カタカナというより漢字で祝詞が良いのかなと思いつつ、祝詞の作法もよく分からず、情けない子にここに来ました……
丸投げのように質問してすみません。

カテゴリー: 文章・描写

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人気回答!祝詞や呪詞の作り方の返信 (No: 2)

投稿者 細剣大好きウーマン : 17 No: 1の返信

投稿日時:

こんにちは。私も祝詞について詳しい訳ではないのですが。
そもそも作法というのは、それぞれの宗や文化によって異なるため一概に「コレ!」といった作法はありません。
オリジナルの世界観であれば神様の種類によって使い分けたり、そのキャラクター独自の使役の仕方があったりすると思います。
私の場合は「誰が」「何を」「どうする」という3つの大まかな構成に分けて作成しています。
「〇〇よ! 私に変わって〇〇を祓いたまえ!」
すみません、とても簡単になってしまいましたね。
もっと厳かにするのであれば現実の祝詞の名詞部分に代入したり、所々をアレンジしてみるのも一つの手です。

(神様の住んでいる場所)に坐す
(神様の正式名称)よ
(術者の名前)の命を以て
(現在地)の(対象の名前)に
(何を)せよ

「〜せよ」の部分はキャラクターの語調によって「〜しろ」「〜し給え」などに変えるのも良いと思います。

参考程度に、どうぞ。

人気回答!祝詞や呪詞の作り方の返信 (No: 3)

投稿者 ドラコン : 3 No: 1の返信

投稿日時:

 ドラコンと申します。ご質問の件につき、私見を申し上げます。

 涼樹七波さんはどのような世界観を構想されていますか。「漢字で祝詞が良いのかなと」とのことですので、舞台は日本か、中国など漢字圏、少なくとも術者はこれらの地域にルーツを持つ者との前提でお答えします。

 私が中華風ファンタジーを書いたときには、以下のようにしました(直近の作品では「急々如律令」を書き忘れましたが)。

「臨兵闘者皆陣列在前(九字の呪文)」+「雷落ちろ(効果)」+「急々如律令」

 九字の呪文と急々如律令で「効果」をサンドイッチにすれば、それっぽくなります。

 中国起源の呪文ですが、日本でも陰陽師や修験道でも使っているようですよ。詳しくはリンク先の下のほうにある「陰陽師が用いた道具・呪法など」をご参照ください。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%99%B0%E9%99%BD%E5%B8%AB

 強力な呪文であるほど、呪文の文言が長くなる(使うのが難しくなる)というのもアリでしょうね。細剣大好きウーマンさんのご案と組み合わせるのも一案でしょう。

人気回答!祝詞や呪詞の作り方の返信 (No: 4)

投稿者 サタン : 5 No: 1の返信

投稿日時:

雑学から入ると、
意味合いは多少違うけど、祝詞は一種の祈祷で、キリスト教の「天にまします我らの父よ」と同じようなモンです。
キリスト教の場合は主祷文と呼ばれます。
ちなみに仏教のお経も和訳すると似たような感じです。サンスクリット語を漢字で当て字したものだからわかりにくいけど、現代日本語にすると「これから何々の祈祷を捧げます~」的な文言から始まってたりするので。

こうした祈祷文は、基本的に聖典や何らかの文献からの引用で、祈祷のためだけに作られたというものは稀です。
他の宗教はよくわからないけど、たぶんどこも同じじゃないかなと思う。
そもそも聖典は主神を讃えるために書かれているので、その一説を唱えることはそのまま主神を讃える祈祷文になるためですね。
神道の場合は古事記からの引用です。
神道の祝詞は、祈祷文であると同時に願い事をする意味も含まれてるので、その用途や神社によって様々ではありますが、基本的になんらかの文献からの引用になります。

さて。
結局のところ祈祷文はどれも引用なので、その文章(の創作)に作法なんてものはありません。
それっぽくしたければ古事記を読んで、良さそうなフレーズを引用してしまうのが一番良いでしょう。
例えばオサレで有名なBLEACHの鬼道のように詠唱っぽくしたいのであれば、短歌や俳句から引用ないし改変させてしまうのが和の詠唱っぽくて楽です。
俳句や短歌は詩なので、歌とは違うけど、割りと韻を踏んだりシャレを効かせていたりするので、ものすごいマッチします。
「俳句 火」で検索して出てきた適当な俳句を引用してみると、「炎昼の逢瀬後頭に砲鳴れり」というのが出てきた。どうやら写真家の俳人の作らしい。
これを改変して、「炎帝、逢瀬後頭に砲鳴れり――燃えよ『石火天牢』」とか。俳句より短歌や川柳を用いたほうが詠唱っぽくなります。
ただ、俳句や短歌川柳には古事記とは違って著作権があるので、例ではちょっとした改変ですが、あくまで参考程度にガッツリ改変したほうが良いでしょう。
同じように、好きな曲の歌詞から一部引用、改変してしまってもそれっぽくなります。
洋楽の英語歌詞を和訳して利用するのも良いですね。

自分で詠唱文を作るとどうしてもカッコよくしてしまうので、狙ってる感が出てしまいます。
悪く言えば中二っぽくなるというか。カッコイイ服を選んで着たら逆にダサいコーディネイトになったみたいな。
これを解決する手段として、細剣大好きウーマン さんが書かれてるようなルールを作ってしまうのも手で、一定のルールを作ってそれに沿って作ることで納得しやすい詠唱文を作ることができます。
ネーミングもそうですが、ルールを作ると思考が狭まり、決定しやすくなります。ルールに沿ってフレーズを決めれば良いだけですから。

引用すると、そもそも引用元は「カッコよさ」なんて追求していないので、ダサい中二感を払拭することができます。
ただ、俳句には著作権があると書いた通り、ぶっちゃけWebにあるのは現代川柳みたいのばっかで詠唱には使えそうにないのが多くて探すのがしんどい。

人気回答!祝詞や呪詞の作り方の返信 (No: 7)

投稿者 甘粕 : 4 No: 1の返信

投稿日時:

祝詞などは、言葉の本質として飲み込んで理解しなければ効果を発揮しないと、高等魔術にはあります。(現代の魔術師もやるやつ)

詠唱を分かりやすく説明すると
唱える登場人物自身の願いや想いの大暴露です。私はこう思っている、こんなものを抱えている、だから〜何々というものですね。ちょっとカッコ良すぎな感じになってしまうと思いますが、登場人物の願いなんかを詠唱に組むといいかもしれません

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タイトル:祝詞や呪詞の作り方 投稿者: 涼樹七波

はじめまして、涼樹です。
ここの掲示板に質問をするのは初めてですが、創作で行き詰まったところを質問させていただきます。
タイトル通り、呪文のようなものを作ろうと思っていたのですが、よくライトノベルなどで見かける詠唱や呪文が作れなくて困っています。
今書いているストーリーでは、神の力を借りて戦う異能力バトルものなので、カタカナというより漢字で祝詞が良いのかなと思いつつ、祝詞の作法もよく分からず、情けない子にここに来ました……
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