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現在のコロナ対策は作品にどの程度反映させるか (No: 1)
スレ主 ぱなとみっく 投稿日時:
今現在コロナウイルスによって日常の生活様式が大きく変わってしまっていますが、今後の作品での扱いはどうするべきでしょう?
もし今後生活様式が好転しないで3密やマスクの装着が当たり前のようになった場合は日常生活の描写をどうしたらいいか迷っています
皆さんはどうお考えでしょうか?ご意見をお聞かせください
カテゴリー: 文章・描写
この質問に返信する!現在のコロナ対策は作品にどの程度反映させるかの返信 (No: 2)
投稿日時:
これに至っては、臨機応変と言う言葉に限るでしょう。
例えば、生活様式が変わり、、ソーシャルディスタンス確保、マスク着用当たり前になったとして、連ドラなどでそれが適応されると思いますか?
マスクをつけたら、折角の俳優さん女優さんの顔が隠れる訳ですし、三密回避も画角を広げたり、舞台背景の制限にしかなりません。勿論、生活様式の変化を作中で言うシーンがあるかもしれませんが、だからと言ってずっとそのルールに則るとは思えません。
例えば、物凄い社会派で世の問題に一石を投じるような、お堅い小説を書くのであれば、生活様式の変化をありありと書くべきですし、変わって、普通にミステリーとか恋愛とかの娯楽小説を書くなら、生活様式の変化は邪魔でしかないので書かないべきでしょう。
しかし、そう言った変化を使い、ウィルスに罹ってるから検死できないとか、ソーシャルディスタンス的に好きな人に近づけないなど、そう言ったアイデア小説として利用することもできます。
つまりは、臨機応変です。
そもそも、そう言った生活様式の変化など作中で書かなくとも、読者の頭が勝手に補完してくれます。
まだ、生活様式の変化が確立した訳でもないので、個人的には今までの書き方で良いと思います。しかし、本格的にそう言ったことが叫ばれる世の中になれば、ある程度意識して執筆に当たるべきと私的には考えます。
早く、厄災が去るのを望むばかりです。深夜テンションで失礼しました。
現在のコロナ対策は作品にどの程度反映させるかの返信 (No: 3)
投稿日時:
生活様式の変化と仰っているのが3密やマスク装着という程度の意味なら、気にする必要はないと思いますよ。
コロナ禍は2年程度はつづくと推測されていますが、ウィルスそのものの直接の影響は長くてもそのくらいで収束はすると思います。今は経済の立て直しの方に関心が移ってきているので、日常のマスク着用くらいはだんだん下火になるでしょう。
仮に街のマスク風景がもっと長引いて恒久化した場合は、その頃には当たり前すぎて、わざわざ文章にして書く必要もないという状態になるだけです。
特に小説の場合は、重要ではないことは書かずにすませられるという特徴があります。
誰でも1日に何度かトイレに行くはずですが、そんなこといちいち書かないでしょう?
これがマンガやアニメだったら、街を歩く人がマスクを付けているか付けていないか、どちらかを絵に描かざるを得ないので迷う作者さんがいるかもしれないですね。
小説ってその点は楽です。リアルの方でマスク着用が常識になっていれば、書かなくても読者は勝手にマスク姿を想像してくれますよ。
ただ。
コロナの影響でこれから起こる社会の変化は、マスクどころじゃないですよ。
現時点まででも、学校の一斉休校とか、プロ野球の無観客開催とか、テレワークの浸透とか、オンライン飲み会とか。悪い方では草の根の「自粛警察」横行とかも。コロナ以前には誰も想像できなかったようなことが普通に起こっていますよね?
また、この事態は世界を巻き込んでいて、各国特有の潜在していた問題点が露呈してしまっている状態です。
日本の場合、1980年頃までは半導体分野などで世界が驚く技術先進国だったはずなのですが、いつの間にか世界も日本人も驚くIT後進国になってしまいました。昔は「電子立国」。今は「観光立国」なんて言ってます。いえ、観光業も大切でしょうが、世界有数の最先端技術はどこへいったのかってね。
(余談ですが、昨今の日本で世界に自慢できるものって、アニメくらいじゃないかと思ったり)
話、戻します。
日本の先端技術力の衰退についてはここ10年くらいは警鐘をならす人はいたのですが、コロナの影響で実感した人は多いのではないでしょうか?
ドイツでは給付金の申請から入金までわずか2日! という報道は多少誇張もあるらしいですが、さすがに日本は遅すぎますよね。日本ではオンライン申請しても役所の人が手作業で住民基本台帳と照合しているそうで。間違えると大変だから二人以上で読み合わせしてるんだって。それじゃ時間かかるよね(笑
ただこれ、政府や官庁の怠慢というばかりの話ではなく。
マイナンバー制度導入をめぐって管理社会反対の立場から激しく反対した人が多かったのが、間違いなく遠因になっています。平和ボケで、時流の変化に疎く、非効率。今頃になって書類にハンコを押す無意味な慣習は廃止しようという議論が起こったり。それに対してハンコ文化を守ろうみたいな議員連盟とかに至っては、ギャグとしか思えません。
ま、こんな話をしていてもキリがないので、これくらいにしますが。
日本という国は時にびっくりするほど停滞しますが、「これがいい!」となると「みんなで渡ればこわくない」式に急に社会をあげて走り出すところもあるから、これから色々変わるだろうと思いますよ。
そういうことを注意して見定めていくことは、小説を書く上で有益だろうと考えています。
現在のコロナ対策は作品にどの程度反映させるかの返信 (No: 4)
投稿日時:
スレ主さんが心配されてる点での変化は特に無いと思いますよ。
例えば高度経済成長の頃あたりから花粉症を訴える人が多くなって、今や春はマスク着用する人がかなり多いですが、「花粉症」がテーマになってるエピソード以外でマスクをしてる作品はかなり少ないですよね。
でも一方で、コロナ危機という大きな資料が一つ増えたという事は、この事態の推移を参考にする作品は少なからず出てくるでしょう。
特に都市封鎖したり外出禁止を呼びかける報道などは、いままに無いものだったので、これは非常に重要な資料になります。
似たような事では、かつてオウム真理教によるサリン事件がありました。これを参考にした「20世紀少年」という漫画がありまして、それまで日本で反政府組織や反社会組織なんかのテロ行為は「漫画の中だけの出来事」で、広く見れば学生運動・学園闘争に関係する事がありましたし細かく言うと他にも割とあるんですが、サリン事件はそれらとは毛色が違う神経ガスを使ったものだったので、「20世紀少年」だけでなく「テロ」に関わる作品ではそれ以降の作品に少なからず影響を与えたでしょう。
とはいえこの「サリン事件」のあと、日本人の日常にも大きな影響を与えたんですが、それはあまり反映されてなかったりします。
例えば「ゴミ箱」ですね。
サリン事件以降、不審物警戒のため公園や駅など公共施設から「ゴミ箱」が撤去されました。
でも、作品次第では普通に「公園のゴミ箱」は出てきます。
なので、心配されてるような点での大きな変化は無いでしょう。
逆に、例えばそれまで「平日に親が家にいる」という状況は「親は作家・漫画家」とか「無職」とか「不定期な謎仕事をしてる」とかって理由でもって説明されていたのが、今後は「父親はテレワークだから在宅してる」と新しい理由を考えることが出来るようになるので、プラスの面で利用することが多いのではないかと思う。
いつも家でぷらぷらしてるロクデナシの父親だと思ってたけど、実は世界中の偉い人相手に商売してる凄い人だった、なんてのも今までより説得力を増して書けるようになるよね。
これは世情や自分の身の回りの事を、どう作品に活かすかって話でしかないから、プラスに活かそうと思えばプラスしかなく、マイナスに反映させてしまえばマイナスしかないと思う。
現在のコロナ対策は作品にどの程度反映させるかの返信 (No: 5)
投稿日時:
アニメ「サザエさん」で、サザエさん一家が旅行に行くエピソードに対し、一部の人が「マスクもしてない!」「これは3密で不謹慎だ!」と騒いだんだそうで。これに対し、「サザエさん世界には新型コロナはない」という常識論が圧倒して、「サザエさん」は今も無事に放送中です。他でも、例えば「ドラえもん」でも社会的距離を保った描写に変わった、なんて話は聞きません。
フィクションでは、よくあることです。例えば「フルメタル・パニック!」は刊行期間が1998~2011年です。作中にはしっかりソビエト連邦があります。実際のソ連崩壊は1991年ですが、フルメタシリーズがそのことで批判されたりはしませんでした。逆に現実にはない設定では、中国が南北に分裂したとなっています。もし史実に則るなら、少なくとも宋代までさかのぼる必要がありそうです。
ですので、フィクションでは描きたいテーマ、ストーリーに合わせて世界設定してよいわけです。マスクとか社会的距離とか、あるいは気の早い人はコロナ後の社会なんて考えているわけですが、新型コロナを作中に取り入れて面白くできるなら、そういう要素を取り入れたらいい。
逆に新型コロナ下の生活を取り入れると、作品を面白くする邪魔になりそうなら、新型コロナなどない、としてしまえばいい。どうしても気になるなら「確実な抗ウイルス薬に続き、有効で安価なワクチンが開発されて、WHOは十年前に新型コロナ根絶を宣言した」とでもしておけばいい。
作者は作品世界の神、創造主です。作品ごとに別世界を作ります。リアリティを持たせるためとかで、リアルを参考にするのは大いによいことだと思いますが、リアルに囚われるようではいけません。
ライトノベル作法研究所管理人うっぴー /運営スタッフ:小説家・瀬川コウ:大手出版社編集者Y - エンタメノベルラボ - DMM オンラインサロン
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現在のコロナ対策は作品にどの程度反映させるかの返信 (No: 6)
投稿日時:
"必要であれば考える。必要があれば反映させる"
ぶっちゃけ、3密やマスクの装着が当たり前のようになったら考えればいいわけで、今後の事なんか今後そうなったら考えればいいのですよ。
もちろん未来の話を書く上で必要であれば3密やマスクの装着が当たり前のようになった場合を想像すればいいのです。
そもそも、時代背景も別段現代に合わせる必要すらないし、物語内での常識が現実とリンクしてなきゃいけないなんてことも無い。
極端ですが今や服とは当たり前であるが、全裸であることが物語中の常識であるとしたってなんの問題もない。読者は現実は現実、物語は物語と区別しているのですから、変な書き方さえしなければあっさりと受け入れます。
現実の生活様式を反映させるかどうかはすべて本人次第です。
そして、取り入れるかどうかの判断基準は、あなたが書きたい物語にとって必要かどうかだけなのです。もっと簡単に言えば"面白くなるかどうか"で判断すればよいのではないのでしょうか。
今後の作品での扱いはどうするべきでしょう?→"必要であれば考える。必要があれば反映させる"という答えです
現在のコロナ対策は作品にどの程度反映させるかの返信 (No: 7)
投稿日時:
皆様多数のコメントありがとうございます。
そうですね、これから先どうなるかまだ分からないのに取り越し苦労ですよね。
文章ならまだしも漫画やアニメなどでモブやエキストラがみんなマスクしてたりする光景ってあまり考えたくありませんよね……