キャラクターの「死」を書く場合に気を付けること/新人賞下読みが回答

たかセカンドさんの質問2015/04/12

キャラクターの「死」を書く場合に何か気を付けることはありますでしょうか?

たとえば主人公側の場合なのですが、信頼していた人や師匠的な人が死ぬことにより、主人公やその他の仲間の心情や現状を大きく変化することができると思います。

ただ、あまり安易に死を書いてもそのキャラクターがただの舞台装置のような役割になってしまわないかと危惧してしまいます。

それと、これは個人的な好みの問題なのかもしれませんが、主人公の大切な人間が死んでしまって問題を解決しハッピーエンドを迎えても、なんだかモヤっとしたものを感じてしまいます。

●下読みジジさんの答え

ひとつ前の風月さんへのお返事で書いたことと重なりますが、「読者を泣かせるためにキャラを殺すのはなるべく避けるべき」かと思います。
これはまさに、

たとえば主人公側の場合なのですが、信頼していた人や師匠的な人が死ぬことにより、主人公やその他の仲間の心情や現状を大きく変化することができると思います。

という、たかセカンドさんが挙げられたもの――ワンパターンにつながりがちですし、

ただ、あまり安易に死を書いてもそのキャラクターがただの舞台装置のような役割になってしまわないかと危惧してしまいます。

まさに泣かせるための装置だと、読者や審査側に思われがちだからです。
これは

主人公の大切な人間が死んでしまって問題を解決しハッピーエンドを迎えても、なんだかモヤっとしたものを感じてしまいます。

この部分にも影響しているものかと思います。

ですので、個人的には殺すより、あがいてもがいて生きようとする様を描くほうが作品のカタルシスを高めるかと考えています。