ネガティブな達人(キャラクターの作り方)

ボランティアの朱鷺さんより、テーマ消化の一例をいただきました!

【テーマ消化例:ネガティブな達人】
修練をかさね、すぐれた能力を発揮する人を達人と呼びます。しかしライトノベルでは、必ずしも優れた能力に限定しなくてかまわないと思います。思い切りネガティブな能力も、極めれば達人と呼んで差支えないでしょう。

失恋の達人、独身の達人など、ネガティブな言葉に達人をつけて、発想を広げてはどうでしょうか。

独身の達人は人の心を読むことが得意(読心術)とか、遠くから眺めていても何をしゃべっているか分かる(読唇術)とか、設定を加えて、それを生かす状況を作れば物語がふくらむと思います。
バカとテストと召喚獣では、姫路瑞希さんが殺人的な料理を作ります。姫路さんは「殺人料理の達人」と言ってもかまわないでしょう。
ろくごまるに先生のデビュー作には超味魔道継承者(だったかな)という達人がでてきます。
幼な馴染みの手料理は、すさまじい味で、それを食べた主人公は肉体の限界を超える「火事場のバカ力」を発揮してしまう。その後には、限界をこえた代償として、地獄の筋肉痛がまっている。

幼な馴染みは超味魔道継承者で、限界をこえた能力を引き出す味付けの料理を作れる。主人公は、表現が不可能なほど不味い料理を食べながら、幼な馴染みを襲う敵とたたかう。もちろん戦いのあとには地獄の筋肉痛が・・・

ネガティブも、極めれば達人になる例です。