プロットを作らなくてもヒット作が書ける人の特徴「状況の変化に応じていくつも展開を思いつくことができる」

洗濯できますさんの意見 2017/02/05

6000字以上の小説においてはプロットに最大の時間をかけるべき!/新人賞下読みが回答

の記事に対する補足です。

小説の書き方を教室で教わっていたとき、まったくプロットを作らない作家の方と、おそろしく詳細なプロットを作る作家の方がいらっしゃいました。

プロットを作らないA先生は、生徒が提出したプロットを見てキャラと設定を活かし即座に数パターンのもっと面白そうな別展開と結末を作り上げることができました。

この方がプロットを作る必要がない理由は、頭の中に無数のプロットパターンを持ち状況の変化に応じていくつも展開を思いつくことができるからでした。プロットを書く必要がない暗算型の作家です。小説のジャンルはファンタジー寄りです。

プロットを詳細に作り込むB先生は、デビュー当時はプロットなしで思うままに書かれていたそうですが、あまりにも途中まで書いてからの書き直しの無駄が多くプロの仕事として成り立たないと思ったので、プロットの段階で問題点や矛盾点をつぶすことにしたそうです。

プロットを作る目的は無駄を少なくするためだとおっしゃっていました。プロットを作るようになってからは毎年数冊の小説を出し続けておられます。小説のジャンルは少しミステリー寄りです。

どちらの先生もプロットを書かずに良質の作品(ヒット作)を書く能力を持っておられると思われますが、A先生の場合は暗算できるのでわざわざ書き出すのが無駄だとプロットを書かず、B先生の場合は暗算はできないので先に要点を書きだして計算し無駄書きを減らそうとしてプロットを書いているのだと思います。

才能の資質や小説のジャンルが違うから、プロット作りが邪魔になったり必要になったりするのでしょう。