プロ作家であり続けられる人の条件とは?エンタメノベルラボの小説プロット勉強会

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プロであり続けられる人の条件「アドバイスを素直に聞く」

アドバイス

エンタメノベルラボの小説プロット勉強会( 2019年5月25日 )で、大手出版社の編集者Yさんがプロ作家になれる、プロであり続けられる人の条件として

「アドバイスを素直に聞く」

ということを上げていました。
こうしたら良くなるというアドバイスを、すぐに実践する人は伸びるそうです。

人気最下位だったのに大ヒット漫画家になった細川貂々さん。

バンザイ

漫画家の細川貂々さんは、高校時代から漫画家になりたいと思って投稿をしていましたが、友人から「才能がない」と言われていました。
恋愛漫画でデビューしたものの人気投票で最下位。いきなり崖っぷちに立たされました。

そこで担当編集者さんから「短編漫画が合っているかも」と言われて、それまで挑戦したことのなかった短編を描き始め、これが合っていたたために、次の漫画連載ができるようになりました。
次に漫画家のいしかわじゅんさんから「君はエッセイ漫画がおもしろね」と言われ、エッセイ漫画を描いたところ『ツレうつ』で大ヒット!

アドバイスを受け入れて試してみることで、人気最下位から大ヒットを出した好例です。

成功する作家は精神が安定している!

精神が安定

勉強会でも、編集者Yさんから「この小説のここがわかりにくいから直したほうが良い」と指摘されていた人がいました。
その方は、すぐにパソコンで書き直したので「すごい君はプロになれるよ」と褒められていました。

反発したり凹んだりせず、すぐにアドバイスを実践できる人は才能があるそうです。

アドバイスを受け入れられるというのは、精神が安定しているというこです。
以前、ベテラン作家さんが、トップクラスの作家さんはみな「人格者で礼儀正しい」。
逆に、人の悪口を言う人、誰かを叩く人は消える。と言っていました。

このように精神が安定しているというのは、かなり重要なことだと思います。

創作とは将棋と同じ。テンプレをたくさん知ろう!

将棋

編集者Yさんによると、創作とは将棋に似ているそうです。

将棋には、定石と呼ばれる「この状況ではこうしたら100%勝てる」最適戦法があって、これをいかにたくさん知っているかが勝負を分けます。
小説の場合も「この状況ではこうしたらおもしろくなる」最適テンプレがあって、これをたくさん知るために映画や本を読みます。

自分の作品を面白くするためにどんな要素を取り入れれば良いか、あるいは削るべきか。多くの作品に触れて、手持ちテンプレ数を増やせばわかるそうです。

編集者Yさんは、勉強会では5人の参加者の小説プロットに、それぞれアドバイスをくれて、みんなの物語が格段におもしろくなっていました。

「以前このような大ヒット作品があった。ウケた理由は、これこれ。なので、この小説に、その要素を取り込めばウケる!」
と企画会議をしているような感じでした。

勉強会の様子

参加していたプロ作家さん、いわく、とってもうらやましかったそうです。

DMMの取材を受けました。

取材

勉強会にはDMMから、エンタメノベルラボの勉強会の様子を記事にするために取材のライターさんが来ていました。

様子を聞いていて、自分のよく知っている幼女戦記の話なども出てきたので、おもしろかったそうです。アニメになったラノベは、だいたいみんな知っているのですね。

戦記の話なども出てきたので、おもしろかったそうです。アニメになったラノベは、だいたいみんな知っているのですね。

ノベラボの勉強会に参加してくれた人の中には、私が主催しているラ研のオフ会で知り合った人たちもいました。
5人で小説同人誌を作り、今月の6日にあった文学フリマで売ったのだけれど、まだ30冊ほど余っているので、どうしても買ってほしいと頼まれて、1冊購入しました。
応援しています😆

同人誌

今度は、6月16日に東京の水道橋で小説勉強会があります。
編集者のYさんがまた来てくれるそうです。

エンタメノベルラボの会員限定の会ですが、あと3人まで参加費1000円で、お試しで参加できます。
こちらのブログから申し込みができるので、ぜひ参加ください。

小説家オンラインサロン「エンタメノベルラボ」

エンタメノベルラボ
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