テンポの良い文章のコツ。短文と体現止め、セリフを用いて「細かく説明しない」

小間さんの質問 2017/06/08

〇リズムの良い展開と、わかりやすい設定を作り上げたいが、コツがあったら知りたい。

というのは、先日映画ですが「ズートピア」を視聴して、その展開のテンポの良さと、キャラを肉食動物と草食動物にすることで人種差別や、自身の生まれによる夢の挫折などの重いテーマをソフトに表現していることと、そのように重いテーマを書きながらヒロインとヒーローの恋愛模も巧みに描いているところに感嘆させられたからです。

しかし、これだけ簡潔に分かりやすく纏め上げ、読み手に伝えるには、書き手の中でかなり煮詰めなければなりませんし、私では到底ディズニーの技術に追いつけそうにありません。

ですが、設定を極力シンプルにすることで解りやすさが向上し、テーマもストレートに伝わるのだろうと思いました。

また、展開のテンポも特筆すべき点で、決して飽きさせませんし、視聴者が欲しいタイミングで欲しい展開を与えるという感じでした。

文章でこのテンポを再現するにはどうするべきでしょうか。うっかりすると説明や描写不足で独りよがりになりそうな気がします。

また、解りやすい設定にするには、「肉食動物と草食動物」等、別のものに置き換えることがコツになるのでしょうか?

●下読みジジさんの回答

アニメには「絵」という圧倒的な視覚情報がありますので、なかなか太刀打ちできないものはありますが。

私の場合、リズムを見せたいときには短文と体現止め、セリフを用いて「細かく説明しない」表現を使ったりします。
小間さんが挙げてくださった、まさにその「うっかりすると」のやりかたです。

このやりかたには、フィーリングやにおいを感じてもらえる利点があり、読者の目を引っかける効果があります。

注意点は、そこへ至るまでは普通にきちんと書く。そこを過ぎた後も普通にきちんと書く。になります。
あくまでも1シーンのみの表現に留めるわけですね。