小説の書き方講座。小学5年生に読めない漢字はひらがなで書こう!

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小説の書き方講座。小学5年生に読めない漢字はひらがなで書こう!

2000年代まで、ラノベは主に中高生がターゲットだったので、中学1年生でも楽に読める文章が理想とされてきました。

2018年ごろからは、なろう系ラノベは構造がシンプルであるため、小学生の間でも人気になっていると言われており、小学5年生でも読めるくらいの簡単な文章がオススメです。

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小学5年生に読めない漢字はひらがなで書こう!

小学生でも読める。読者が増える

この漢字は、小学5年生には読めないかな? 音読みするか訓読みするかわからないので誤読しそうかな? と思われるモノは、ひらがなやカタカナで書きましょう。

例えば、「薔薇」「恭しい」「一人」などです。

「バラ」「うやうやしい」「ひとり」と書き換えましょう。

特に「一人」「二人」は、「ひとり」「ふたり」か、「いちにん」「ににん」か、パッと見、わかりません。

「一人」「二人」については、ひらがなで書いた方が、読者を迷わせずにすみます。

これはラノベに限った話ではなく、『黒い家』『悪の教典』で有名なミステリー作家、貴志祐介さんも、あまり重要でない言葉については、なるべくひらがなを使うように配慮しているそうです。

漢字を使いすぎると、読む人にストレスを与えるからです。

このように書くと、読者をバカにしていると受け取る人もいるのですが、まったく違います。これこそ多くの人に読まれるように配慮したサービス精神です。

子供にも読めるようにした方が、それだけ多くの人に読んでもらえるので、作者としては断然、得です!

ベストセラーの漢字使用率は20%以下

ベストセラーの漢字使用率は20%以下というデータもあります。
データ上からも漢字を多用すると売れ行きが悪くなることがわかっています。

かといって、漢字をまったく使わないのも文章を読みにくくします。

2014年の調査ではFacebookでもっとも「いいね!」される記事の漢字割合は「10%~30%」と出ています。

漢字率10~20%に押さえるくらいが、読んでもらいやすい文章です。

小学5年生には読めないような難しい漢字、複数の読み方があって誤読しそうな漢字については、ひらがなで書くようにしましょう!

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