●新人賞対策
・応募先の過去の受賞作を読みこんで傾向をつかむ。
・受賞作発表の際の選評を読む。審査員がどんな要素を重視しているかわかる。
・応募先の過去の受賞作を読みこんで傾向をつかむ。
・受賞作発表の際の選評を読む。審査員がどんな要素を重視しているかわかる。
●なろうからの書籍化
・ランキング上位作品を徹底的に読み込んでテンプレを理解し、マネして書く。テンプレと流行がすべて
・ランキング上位作品を徹底的に読み込んでテンプレを理解し、マネして書く。テンプレと流行がすべて
新人賞対策もなろうからの書籍化も基本は同じ
実は新人賞対策も、なろうからの書籍化を狙う場合もやり方はまったく同じです。
大切なのは受験勉強と同じ、過去問分析です。
新人賞対策については、ミステリー作家、貴志祐介さんの書籍「エンタテインメントの作り方」を参照。他、実際にラノベ新人賞の審査員をしていた編集者さんから聞いた内容ですので、間違い有りません。
なろうからの書籍化を狙う場合は、テンプレと流行がすべてです。これはなろうからの書籍化作家にとっては常識です。
テンプレとは人気作に共通する要素、構造のことです。
テンプレは過去の人気作を徹底的に読んで研究することで、つかむことができます。
つまり、創作とは受験勉強に近いモノなのです。
才能ではなく、いかに過去の人気作、受賞作を研究するかで、プロデビューが決まります。
創作におけるテンプレとは? 武道の型
創作におけるテンプレとは、
- 武道の型
- 将棋の定石
- 受験勉強の過去問
身につければ飛躍的に力が付きます。
いかに多くのテンプレを吸収し、それぞれを組み合わせて適切に使えるかで、作品の質が決まります。
テンプレを制する者はラノベを制す!
テンプレとは「陳腐でつまらない展開」ではなく、「最適化されたおもしろさの解」です。
オリジナリティとは、「最適化されたおもしろさの解」同士の新たな組み合わせを発見することです。
自分の頭で一から考えたものは、決して「最適化されたおもしろさの解」に到達できません。せいぜい「車輪の再発明」に行き着く程度です。
「作家になりたいなら、何をおいてもこの2つをやるべきだ。大量に読み、大量に書くことだ」
by スティーブン・キング
アメリカのベストセラー作家、スティーブン・キングはこのように述べています。
大量に読む、とはすなわち「過去問分析をしなさい」「テンプレを覚えなさい」ということです。
その上で、いっぱい書ければ作家になるよね。ということです。
凡事徹底こそ、最良の道ということですね。