小説の書き方。一行で表せるコンセプトがあるか?確実におもしろくする方法!

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あなたの小説のどこがおもしろいの?という質問に1行で答えられたら、その作品は確実におもしろいです!

ストーリーを考える際は、この作品のコンセプトは何か? 一言で言うとどこがおもしろいのか? 明確に言えるようにしましょう。

これが小説を書く上で、最初に考えるべき最重要ポイントです。これができている作品は確実におもしろくなります!

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ヒット作は必ず1行でおもしろさを表すことができる

その小説のどこがおもしろいの? といういじわるな質問に対する答えはラノベの最大手レーベル電撃文庫では『一行コンセプト』と言われています。

どんな物語なのか? おもしろい部分はどこなのか? この2つが把握できれば、自然とキャラクターやストーリーの方向性が見えてきます。

例えば、アニメ化されたシリーズ累計300万部超の『はたらく魔王さま!』(2011年2月刊行)は、「世界征服寸前まで行った魔王が勇者に敗れて現代日本にやってきて、ファーストフード店で働きながら生計を立てる」という、これを聞くだけで笑ってしまうような明確なコンセプト、売りがあります。

おもしろい作品とは、必ずここがおもしろい! と一言で言えるような明確なコンセプトを持っているのです。

例えば『ゼロの使い魔』なら、

「異世界に召喚された主人公が、どんな武器でも自由自在に使える能力を使って無双し、美少女たちからモテモテになる話」

小説家になろうの累計総合ランキング1位を取った『無職転生』なら、

34歳のひきこもりクズ主人公が、トラックに跳ねられて異世界に転生し、まじめに人生をやり直して幸せになる話

『薬屋のひとりごと』なら、

「宮廷の女狩りにあって後宮に入った猫猫(マオマオ)が、薬の知識を使って難事件を解決し、すごいすごいと褒められる話」

1行コンセプトを作品のタイトルにする!

コンセプトはそのまま作品タイトルに使われることも多いです。
例えば、以下は「小説家になろう」から書籍化された人気作です。

魔王学院の不適合者。史上最強の魔王の始祖、転生して子孫たちの学校へ通う』

タイトルでこの作品の何がおもしろいのか?1行で表しています。

1行コンセプトさえ固まれば、ストーリーもキャラクターもタイトルもすべて決まるのですね。

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