小説の書き方講座。おもしろさとはプラス方向への変化。読者に「報酬を与える」こと。

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この記事の作者は、なろう書籍化作家です。

おもしろさとはプラス方向への変化。読者に「報酬を与える」こと。

おもしろさとは、プラス方向への変化。もっと簡単に言うと「報酬を与える」ということだと分析しています。

ゲームは何かプレイヤーが起こしたアクションに対して、レベル、お金、アイテムなど大量の報酬を与えます。

なろう小説でも同じで、主人公が何か試練を突破したら、報酬を与えるのがテンプレです。名声、仲間、スキル、レベルアップなど。

小説の書き方講座。おもしろさとはプラス方向への変化。読者に「報酬を与える」こと
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領地経営が最強テンプレである理由

領地経営が強い理由は「報酬を獲得しやすいから」です。

何か主人公が取った行動に対して、名声、仲間、新しい施設、アイテムなど、様々な報酬を与えることができます。

この何か行動を取ったら「即、報酬を与えて報いる」のが、かなり重要です。

ゲームのおもしろさをなろう小説が取り込んでいる点として、手に入れた力を使って、活躍する、すげぇと言われることが上げられます。

人気作「世界最速のレベルアップ」などは、巻の前半部分においては、ダンジョンを攻略してガンガンレベルアップ。
後半においては、手に入れた力で美少女を助けて無双という王道展開です。

力を手に入れたら、それを振るうことが楽しいのですね。

領地経営では、領地を発展させたら外部から人がやってきて「王都より発展している!」「こんなスゴイ武器が売られている!」と驚く、というのがあります。

ただ発展させるのではなく、それを他人に見せて評価されるというのがポイントです。
力を獲得して、その力を存分に振るって無双ですね。

人間が楽しいと感じるのは「報酬が得られる」からです。
スマホゲームが、新規ユーザーに大量の石を配ってガチャを回させるのと一緒です。
小説も同じで、読書というめんどうな行動を起こすだけのメリットを与える必要があります。

なろう小説はここにゲームと同じ報酬構造を持ち込んでいるのですね。

というわけで、何か主人公がアクションを起こしたら、レベル、スキル、お金、アイテム、仲間など必ず報酬を与えて、プラスの変化を連続させるようにしましょう。

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