小説の書き方。プロ作家と初心者の最も大きな違いとは?説明の入れ方

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設定の解説3つのコツ

プロ作家と初心者の大きな違いは「説明の入れ方」だと思います。

ラノベやキャラ文芸の大ヒット作品を読破し、小説の批評会を主催するオンラインサロンで何度も繰り返した末に、至った結論です。

設定の解説などは、もっとも退屈でツマラナイ部分です。
初心者は過剰に入れすぎてしまうか、説明不足でなんだかわからないかのどちらかです。

プロはおもしろいイベントの最中に、必要最小限に上手に設定の解説を入れていきます。

読者が読みたいのは楽しいイベントです。
設定の解説は、嫌なお勉強です。

チュートリアルがだるいスマホゲームは二度と起動されないように、設定の解説がだるい小説は読まれません。

いかに退屈させずに、必要な情報を伝えるかが重要スキルです。

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設定の解説。3つのコツ

  • イベントや事件の中で伝える
  • 必要最小限にする
  • 現在のエピソードに無関係なモノは入れない

の3つがコツです。

親切心で、冒頭から世界観設定などを大量に入れると即バックされます。

作者にはストーリーを語るよりも、世界観を語りたい。
魅力的なキャラクターを練るよりも、設定を練りたいタイプの人が多いです。

しかし、世界観などは、読者にとって、もっともどうでも良い部分なので、世界観について語れば語るほど、読者は逃げていきます。

読者が最も興味があるのは主人公とキャラ

読者が最も興味があるのは

  • 主人公(自分)がいかに活躍するか?
  • キャラの感情や人間関係

の2点です。

人間の最大の関心事とは、自分のこと。つまり、感情移入の対象である主人公の活躍こそ、読者は一番興味があります。

次に関心があるのは、主人公の周囲のキャラや、彼らの持つ感情です。

つまり、主人公が活躍できるストーリーを用意し、周囲のキャラの魅力を高める、キャラの感情をちゃんと描くことにこそ、文字数を費やすべきなのですね。

多くの創作初心者は力を入れるべきポイントを間違えているのです。
世界観など、実はテンプレ+αで構わない部分です。

設定の解説3つのコツ

  • イベントや事件の中で伝える
  • 必要最小限にする
  • 現在のエピソードに無関係なモノは入れない
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