小説の創作相談掲示板:小説の書き方Q&A。執筆の悩み相談をしよう!

ゴミカスさんの返信一覧。得点の高い順5ページ目

元記事:殺人ものはどこまで許されるのかの返信

サイトの基準によります。GANTZがそもそも掲載可能なので。

一方で有害指定図書とかにされる作品もいろいろあるので、サイト初の有害指定小説になるかもね。

エブリスタなら、まあその程度なら余裕ですね。

上記の回答(殺人ものはどこまで許されるのかの返信の返信)

スレ主 ゴミカス : 0 投稿日時:

初の……と書かれると、なんだか凄く光栄なことのように感じます。
面白そうですね。それならその方向でやってしまっても、無駄足にはならないかもしれません。
何事も一番は誇らしいですからね。

カテゴリー : 設定(世界観) スレッド: 殺人ものはどこまで許されるのか

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元記事:本を読めない人間の小説家の目指し方

 まず白状しますと、本が読めません。
 ADHD持ちが原因なのかどうかわからないですけど、単に集中力が欠けているのか、一字一句にこだわりすぎて疲れてしまうのか、
とにかく1日1冊どころか10ページすら読むことができないです。

 なので、よく文芸関係の偉い人がネット上の記事とかで
小説家になりたかったら最低月50~100冊は本を読むように」
ってアドバイスしてるのを見て、
本を読めない僕は「さっさと筆を折れ」って言われてるような気分になって
勝手にショックを受けてました。

 でも「それでも文章書きたいし、書いたものを他人に見せたいもんなぁ……」と
思い、数年前なろう、カクヨムに小説を上げ始めました。
 で、最近書いた短編の1作が賞の中間選考を通ったりして、
(小説家向いてないわけじゃないのか、俺?)と思えるようにもなりました。

 更に最近は、ADHDを公表している作家さんもちらほら出てきました。
ADHDといっても色々あるので一概には言えないですけど、
本が読めないほど集中力が欠けているような属性の人でも作家に
なれなくはない、ということになります。
 またネット作家とかの話ですけど、僕のように本は全然読まないけど
それでも書いてる、と公言してる人もちらほら出てくるようになりました。

 このへんのことがあるので、上記の「小説家になりたかったら最低50冊は~」
みたいな言葉も、昔は傷ついてたものの最近は
(でもこれあくまで一般論やんな……? 俺には別のやり方があるのでは)
(そもそもここで言ってる小説家って芥川賞直木賞クラスの小説家ってことでは)
(言った日の日付よく見たら10年前とか20世紀とかの発言やんけ。
 ネット小説で物書き人口がグって上がった今は
 ぶっちゃけ古い考え方ちゃうの?(全く間違いではないにしろ))
と思えるようになってきました。

 というわけで
 本の読めない僕が、小説家になる
 (とりあえず書籍化あたりをゴール地点として設定)
 (作家になった後はその後考える方針で)ために
 オススメのアプローチを、教えていただければ幸いです。

※ちなみにインプット自体の重要性は理解しているので、
本読まない代わりに映画を年間500本くらい観ています。
 好きな映画があったら、上映時間を4分割して各パートで何が起こるかを分析したり、
 気になったシーンや台詞回しなどがあったら何分何秒に何をやったか、何と言っていたかをメモしたり、小説でこれ表現するとしたらどのような文章になるか、などをシミュレートするアレも最近始めました。
 漫画の神様も「漫画家になるには漫画読む時間で漫画以外に触れろ」と
言ってるので、小説を読む以外のインプット方法として間違いではないと思ってます

※本を読むこと自体も嫌いではないです。
 書店で買ったラノベや、たまに図書館から借りた分厚い参考書や小説を
 時々遅いなりに読んでます。

上記の回答(本を読めない人間の小説家の目指し方の返信)

投稿者 ゴミカス : 0 投稿日時:

ちょっとしたコメントで基地共発狂で草。他所から「隔離施設」とか言われてるだけのことはある

カテゴリー : その他 スレッド: 本を読めない人間の小説家の目指し方

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元記事:ネット小説に投稿するジャンルについて

こんにちは。
趣味でオリジナル小説、二次創作問わず書き続けている者です。とくにネット小説に投稿しているのは二次創作なのですが、その作品になかなか感想が付かず悩んでいます。

そして自分なりに分析してみた結果、ネット小説には私のような内容の重い(暗い)作品はあまり向いていないのではないかという結論に至りました。
その理由としてましては、私と同じ原作の二次創作を書いており、かなりの感想がついている作品を見た限りでは、ギャグ路線に振り切ったものがほとんどだったからです。
文章が少し読みにくくても、また文字が詰め詰めで読者からすると読みにくいものでも、主人公の地の文における(独り言)が多すぎるものでも、ギャグに走ったものはかなりの読者が感想を送っているようでした。
※もちろん、そのギャグというのが小説を書く上で難しいことは承知しています。

それに対して、私は主人公の心情の移り変わりや成長、今後に繋がる伏線、徐々に明らかにされていく主人公の過去などを大切にしており、その結果として一部好んで読んでくださる読者様はいらっしゃるのですが、あまり多くの読者様は得られていない状況です。
エタることの多いネット小説ですが、私は完結させるつもりですでに50万文字近く書き続けており、それも他の作品と比べて強みとなっているはずなのに感想はつかない。
また評価は1か9かみたいに分散が激しく(投稿サイトの評価は0〜10)、おそらく好みがかなり別れるんだろうなと思ってみても、そういった理由であまり読まれないのがつらくなっています。

そこでみなさまにお聞きしたいのですが、ネット小説には重い話はあまり向いていないのでしょうか?
自分の好きな小説のジャンルから切り替えないといけないのでしょうか?

お返事お待ちしております。

上記の回答(ネット小説に投稿するジャンルについての返信)

投稿者 ゴミカス : 0 投稿日時:

気持ち悪いのはお前もだろ。自分のレス見返して来いよ。

カテゴリー : ストーリー スレッド: ネット小説に投稿するジャンルについて

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元記事:ネット小説に投稿するジャンルについての返信

今しばらくは静観しますが、対応していただけない場合はこのサイトから身を引くしかありません。いややっぱり今すぐ身を引きます。私はこのサイトが開設されてからずっとここで承認欲求オナニーを続けてきましたがもう我慢の限界です。昔と違って現在のこのサイトは私が気持ちよくなれないから何処か別の場所で承認欲求オナニーすることにします。

上記の回答(ネット小説に投稿するジャンルについての返信の返信)

投稿者 ゴミカス : 0 投稿日時:

お前は何なんだよ邪魔だな。人の言葉を真似るしか脳がないなら黙ってろ。

カテゴリー : ストーリー スレッド: ネット小説に投稿するジャンルについて

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元記事:小説を書かない人

知人が小説を書きません。小説を書かずに人の小説にケチを付けたりネット上のアマチュアが集まる小さな掲示板でYahoo知恵袋みたいなことをして間違った知識で人の足を引っ張っています。こういう人をどう思いますか

上記の回答(小説を書かない人の返信)

投稿者 ゴミカス : 0 投稿日時:

「鵜呑みにすんな」って自分が無能だって言ってるようなもんってことに気が付けねえのが本当にどうしようもねえな

カテゴリー : ストーリー スレッド: 小説を書かない人

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元記事:ライトノベルにおける子ども・女性キャラクターの筋力描写について

お世話になっております。

狩猟や戦闘描写のあるライトノベルに挑戦しており、子どもや女性キャラクターも狩りや戦いに参加します。

小説の世界観は以下のような設定にしています。
・刀や弓の製造に関しては、室町時代程度の技術力
・銃はまだ浸透していない
・魔法などの超常的な力は存在しない

このような世界観で、子どもや女性が、
①長弓を当たり前に使いこなす
②長弓で鹿や猪などの大型動物を仕留められる
③大剣やハルバードなどをぶん回す
④ハンマーで大岩を砕く
といった描写があったとき、やはり「そんなの無理だ」と興醒めされてしまうでしょうか?

以前、別の小説批評サイトにてこのような設定のライトノベルを投稿した際、「女性や子どもの筋力でそんなことはできない。魔法がない世界観で、事前に『強化人間などで筋力増強されている』などの描写がないのに、体格に不釣り合いな武器を持たせたり、異常な腕力があったりするのはおかしい」との評価を多数頂き、小説云々以前の問題だとの指摘を受けました。

「そういう世界観」ということで説明できないかと思ったのですが、皆様はどうお考えでしょうか?
魔法がない世界観にする限り、このような戦闘描写をしたいのなら、筋肉隆々のキャラクターしか登場させられなくなってしまうのでしょうか…?

アドバイスいただけると嬉しいです。

上記の回答(ライトノベルにおける子ども・女性キャラクターの筋力描写についての返信)

投稿者 あざらし : 1

弓限定で書き込みます。
その前に。
長弓にする必要はありますか?
あれはアウトレンジ攻撃が最大の利点で、狩猟に向いたものではありません。

>②長弓で鹿や猪などの大型動物を仕留められる

これですね。
ボウハンティングは何度となくやってますので、実際の所を。(海外の話しです。国内では弓具を使った狩猟は禁止されてます。捕まります)

話しの流れとしとして、なぜ弓矢でハンティングするかですが、基本はやっぱり銃です。
ところが銃でハンティングをすると500メートルぐらいの距離からでも普通に刈れます。(もちろんそれなりの弾と腕は必要ですが)
肉眼では点にもならない距離から鹿や猪を狩れるということです。
一般的に日本の自然は険しく狭いのに対し、アメリカは広くて深いという特色がありますので、安全を確保した上で獲物までストーンと障害物なしなんてゴロゴロしてます。(道も木々も狩猟では安全確保の上で障害物です)

語弊を恐れずにいうと”楽”であり、獲物に逃げる機会がない。あまりにも一方的な狩りになります。
これが弓になると獲物側から察知できる距離になり、道具を使う人間は獲物にバレないように行動する必要が出ます。

まぁ人間の勝手な言い分で、狩られる方からすれば知ったこっちゃ無い理屈ですが、それだけ狩りにくくなり一匹狩れば終了する狩りです。(銃の場合はリミット一杯まで続けられます)
どちらかというと、何らかの主義主張があって、それに拘る人のハンティングです。

さて。
長弓は一旦おいといて、御作の世界観を現代の弓に例えるとイメージ的には『ベアボウ』が比較的近くなります。(不明な専門用語はググってください)
ところがこの弓をハンティングで使用する人はあまりいません。標準的な道具ではなく、特殊な拘りを持った人が選ぶ道具です。
主流ではないボウハンティングでも、さらに拘る道具ですから、競技で使ったことはありますがこれでハンティングしたこともなく、する人も知りません。

では、一般的にどのような弓を使うかというと『コンパウンドボウ』です。
なぜハンティングで使われるかというと、色々あるのですが、第一に「弓を引ききった時にほとんど力がいらない」からです。

ベアボウの場合、矢をつがえて弓を引き絞っていくとドンドン重くなり、狙いをつける(つまりピークの維持)時に一番力が必要になります。
コンパウンドボウの場合は、弓を引き絞るとピーク直前にガクンと軽くなり、一番力が必要なはずの状態では、ほとんど力がいりません。(つまり強力な弓でも狙いやすい)
これは射撃距離にあって、バイタルポイントを正確に狙えるということです。

基本的に待ち伏せ型の狩りですから(樹上が多い)正面ではなく、側面。
弓で獲物を狙う場合、撃てるのは心臓だけになります。(それ以外は半矢になる公算が高いので撃っては駄目)
銃の場合は大口径なら「おおよそ」が通用しますが、弓矢はそうはいきません。
そして心臓に当たっても、しばらくは普通に走って逃げます。(すぐに追いかけないで、数分後に追跡します。放血して死んでます)
銃の場合は、その場でコロリです。

要するに、獲物が近寄ってきたら弓を引き絞って待機。そのままの姿勢で獲物が横を向いて心臓が狙える位置に来るまでジッと我慢。それが3分でも5分でもです。
個人的に使ってたのは70ポンドですから、はっきり言ってコンパウンドボウでなければ耐えられません。(ちなみに70ポンドの弓は熊でも倒せます)

ではベアボウの場合どうするのか?
用品店で聞くところによると、獲物が横を向いた時に素早く弓を引き絞って放つ、らしいです。
つまりは「引き絞った時に出る微音に、獲物が気づき逃げ出す前に放つ」
御作に限らず、ファンタジーの狩りですね。

さて、では獲物を絶命させるにはどれぐらいの力がいるか?
鹿と猪では求められる強さが違いますが、待ち伏せ狩りの場合で、おおよそ30ポンドでしょうか。
これぐらいあれば距離10~20m(樹上ならこれぐらいです)で、肩甲骨を射抜けるので、心臓を外してもなんとか獲物を回収できる公算が高いです。

ちなみにキロ換算で18.6kgですが、和弓ではなかなか見られないほどの強さです。
もちろん弓道は目的が違いますので一概には言えないですが、成人男性の引く弓で(強め)おおよそ14kgといった所です。(ただし、和弓は手に”ゆがけ”を装着し捻りながら耳の下まで引き絞ります。ハンティング用の弓はあごの下で、別途トリガーを使います。※どっちも現代で一般的な話しです)

30ポンドが強いかどうかですが、これは『人による』としか言いようがありません。計り方ですが20回連続で引けるのが、その人に合った弓になります。(ハンティング用の場合です)
大の大人、それもガタイに恵まれた人でも「無理!」ってのもありますし、小男が引ける場合もあります。

というのも日常生活で普段使わない背中の筋肉(特に僧帽筋)を純粋に使います。(普段の運動だと無意識に腕力でサポートします)
『あまり使わない筋肉だから、使えない』と言い換えても良いかも知れません。

ちなみに今やってるオリンピック。
女子で40ポンドぐらいらしいです。
標的射撃、それも弓道と異なりマトのどこに当たったか?を競う競技で40ポンドですから、距離がグンと短くなり、そこまで精密性のいらないハンティングに当てはめると、まだまだ弓力に余裕があるはずです。

実際に見たわけじゃありませんが、狩猟に限定するなら言うても30ポンドです。
現実的にも女性は無論、子供だって日常的に弓を使う必要があれば普通に使えると思いますよ。

そして長弓の最大の利点、アウトレンジ攻撃は狩猟には必要なものじゃありません。
弾幕のごとく矢を降らせる必要も無ければ、何百メートル先から獲物を射貫く必要もありません。
当たっても矢ですから、貫通力が全てです。

とはいえ現実に即しての話しです。
どうしても長弓が必要なら、それで別に良いと思いますよ。
映画の中の銃だってフィクション全開が大多数です。日常的に鉄砲を使う軍人だって「それは違う」なんてヤボなこと言いません。
現実の嫌なことを実体験で知っているからこそ、フィクションであることを楽しんでいるからです。
狩猟だって一緒です。
率直には、文句言うのは半可通の証拠でもあります。現実を知らないから、知っている知識がフィクションを楽しむ邪魔をする。

けれどこれはネットで簡単に調べられるという、そういう時代に生きている弊害みたいなものです。
作り手さんは、それも計算に入れる必要があるでしょう。

現実的である必要は無く、現実っぽい、で十分だと思いますよ。
著者さんも『全てが現実に即した』を意識すると、どうしても物語がそれに引っ張られます。
一番引っ張られるのは読者ですね。

こういう場合は物語のはじめの方、出来れば数ページで『フィクションであるという強烈な出来事』をエピソードで語ってください。
そしてフィクションであることに誇りを持って執筆してください。

ではでは執筆頑張ってください。
応援いたします。

カテゴリー : 設定(世界観) スレッド: ライトノベルにおける子ども・女性キャラクターの筋力描写について

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投稿日時:

元記事:描写の特殊なテクニック

小説を読んで地の文の描写や、イメージ描写でちょっと気になるものがあったので質問します。
ちょっと自分でもどう説明すればいいのか分からないのですが、「限られた地の文を用いて、読者がそこから背景や状況をイメージさせる」ものでした。
どういったものかと言うと例をあげるとすると、

①主人公は好きだった同じ会社に勤めている先輩女性に振られる。

②そのせいで主人公は何杯もビールを飲む。向かいの席で他人事のように笑っている同期の親友。

ここの②の部分ですが、主人公が直接居酒屋に行ったという表現は書かれていません。ただ、書いてあった表現、地の文は、
●もう何杯ビールを飲んだかわからない。
●向かいの席で話を聞いた同期が笑っている。
●失恋したことを知った主人公は同期に電話して呼び出した。
●愚痴を吐いている主人公を見て、隣の席で飲んでいるOLが笑っている。

……これくらいですが、自分はこれですぐに主人公は振られたから友達誘って居酒屋でやけ酒しているということが分かりました。
しかし、さっきも言った通り、居酒屋という単語、または居酒屋の類義語は一切使われておりませんでした。なのに、確実に主人公が居酒屋で飲んでいるということは理解出来る。

他の作品でも、学校や教室という表現も使われていないのに、主人公と親友達が学校の教室で会話していることがイメージできる、というものも見ました。

限られた地の文から状況や場所を把握する。
こういうテクニックはどう使えばいいのでしょう?
自分は、主人公がやけ酒している。向かいの席で話を聞いた同期が笑っている……の辺りで、すぐにその場所が居酒屋と分かったので、読者の先入観を利用しているということでしょうか?

上記の回答(描写の特殊なテクニックの返信)

投稿者 サタン : 2

簡単に説明するとかえって難しくなるような気がする。
別の例えをしてみましょうか。
・Aはお金がないと言っていた。
・Aはギャンブルがとても好きだ。
・Aは友人であるBの部屋の合鍵を持っていた。
・Bの部屋に大金がある事を、Aは知っていた。
・Aは学生の頃に補導歴がある。
・ある日、Bが自宅で殺された。部屋にあったハズの大金がなくなっていた。
・よくBとつるんでたAにとってはBの部屋にAの指紋があるのは当然で、凶器にも指紋があった。
さて。犯人は誰でしょう?
林檎県さんは「Aが犯人だろう」と思いましたね。まあ被害者B以外はAしか登場人物がいないからというのもありますが、何人いても本質は変わらんので、それは置いといて。

明確にAがBを殺したと証明できない場合でも、このように「明らかにAだろう」と思われる状況では裁判で有罪になる事もあります。
これらを状況証拠または間接証拠と言います。
ポイントは、「Aは金がないと言っていた」など、一つの状況証拠だけでは立証できないという事で、「凶器に指紋がついていた」というのもBの部屋によく行く以上は別にAの指紋があっても不自然じゃないので、犯人とは限らない。
けど、そうした状況証拠が何個も積み重なると、直接証拠が無くとも状況的に犯人だと判決を下すことが出来るようになります。

本質的にはこの話と同じ事なんだけど、ピンと来ただろうか。
要するに「フラれた」「べろんべろんに酔ってる」「同期が相席してる」という状況証拠から「同期とやけ酒してる」という結論にたどり着いてるわけです。
この手の表現が上手い人は、単純に文章表現や説明が上手い人です。
例えば先のAとBの話で続けると、
・Cという友人はBと仲が良くない。
といった関係ない要素を追加したりすると瞬時に「Aが犯人だ」とはわかりにくくなる。
あるいは、「ギャンブルがとても好きだ」という情報を最後に出していたら「Aに金がないのはギャンブルでスッたからだ」というイメージもしにくいですよね。
言いたい事柄に対して余計な情報をはさまず、情報を小出しする順番も適切で、まるで詰み将棋のように読者の思考を誘導している。
そうイメージせざるをえない展開で書いてたりする。
なので、単純に上手い。

もちろん私が例に出したように、簡単な事柄なら誰にでも出来るので、余計なことをしなければ案外簡単です。
余計なことというのは、初心者や中級者にありがちだけど、「これじゃ都合が良すぎるから関係ないCの要素を追加しよう」みたいな事ですね。
間をつなぐために関係ない話題を振ってみよう、とか。
伏線のために~とか。
こういうことすると余計な情報が入ってしまうので、やらないほうが良い事のほうが多いです。

また、今回の「フラれてやけ酒」だけでなく「他の作品でも」というのは、おそらくですが、割と「ベタ」な展開、割とよく見る展開ではなかったでしょうか。
少なくとも「フラれたから友人に愚痴りながらやけ酒」というのは、ままあるパターンですよね。
そういうのは思考誘導しやすいので、よくある展開では使いやすく、このくらいなら誰にでも出来る範囲かなと思います。
「よくあるパターン」というのは、意図的に避けようとする人がけっこういますが、イメージしやすいというメリットがデカいのでむしろ積極的に使ったほうが良いと個人的には思います。
「よくある」という事は「次がどうなるか」がなんとなくわかるので、それを外して意図的な意外性を作ることもできるし、「よくある」というのは「説明されなくても知ってる」事なので、仰る通り「先入観」を利用してもいます。

まとめると、
・適切な情報整理と情報開示による思考誘導。
・「よくあるパターン」を使ったイメージのしやすさ。
・それによる先入観の利用。
といった感じです。
上手い人は「よくあるパターン」を使わなくても情報整理だけで理解できる内容に仕上げてきたりするからほんとに凄い。
そういうところまで行くと一種の才能でしょう。
書いてない事を言外に語るってのは個人的に好きな描写なので私もかなり研究しましたが、正直真似するのはしんどいですね。
居酒屋に行ったのなら「居酒屋に行った」と書いてしまったほうが楽だし、表現の問題なので、結果的にあんま変わらんしね。

でも、「状況証拠」の例を少し物語テイストに考えてみればわかると思うけど、情報整理による思考誘導はミスリードを作るときに役立つので、今回の文章作成の事に限らず、頭のどっかにそういうテクニックがあると考えておけば物語作成で役立つこともあると思う。
逆に「わかりにくいシーン」なんかも情報を伝える順番または伝え方に目をやるとあっさり解決したりすることもあるので。

カテゴリー : 文章・描写 スレッド: 描写の特殊なテクニック

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投稿日時:

元記事:会話文の作法について

1:(元の文章)
「凄いなぁ、(キャラ名)は。実はね、悪いとは思ったんだけど実験させてもらったんだ」

2:(指摘者が改めた文章)
「実はね。俺の〇〇には特別な力があるみたいなんだ。女性を幸せにするためのね。申し訳ないと思ったけど、(キャラ名)で試させてもらって、それが本当だと分かったんだ。」

 自分の小説ではないので礼に失する質問かもしれませんが、上記の会話文(1)を「小説的にご法度っぽい書き方」と評している人がおりました。
 また、その方は(1)(元の文章)を改めた作例として(2)(指摘者が改めた文章)を上げていました。

 私には、元の会話文の何処が作法に反する〝ご法度〟なのか全く理解できません。
 それどころか、改めた会話文の方が括弧の前に句点を置くなど作法に反する気がします。

 内容をよく読んでも、物語として、矛盾がある訳でも不自然な点がある訳でもありません。
 ですから、自分の知らない〝小説のご法度〟があるのかと頭を悩ますばかりです。

 浅学の身を恥じるばかりですが、皆様の教えをいただきたく存じます。

 前後の文を読まないと理解が出来ないと仰られるかもしれませんが、分かる範囲で教えていただければ幸いです。
 特に会話文の作法などご教授いただければと思います。

上記の回答(会話文の作法についての返信)

投稿者 読むせん : 1

あー・・・・1は小説のセリフじゃないっすね。マンガのセリフです。

マンガはセリフをできるだけ端的にする必要があるので、誰への「声かけ」か・・・・とかを略すんです。

絵のないマンガみたいなもんなので、マンガと戦ったら勝てなくなります。
====================
2は言いたいことは分かる。ただし特殊能力保持者は発言者になっちゃうね?

ちな私がやると

Z「実験は成功。やはり君は素晴らしい!!」
A「一体どういうことだ!?」
Z「実験は実験そのままさ、だがこれで君の能力が判明した」
Z「A、君は【自分の○○によって女性を幸福にする】能力があるんだ!!」
A「っ、まさか!?」
Z「ふふふ・・・・まぁ苦しんでいた彼女は、今や君のもたらした幸福の奴隷みたいなものだ。もう俺には必要ない駒だから、せいぜい利用してやれ」

とかかなー(笑)いや本編そんなんちゃうし!?とか突っ込まれそう(;´∀`)

カテゴリー : 文章・描写 スレッド: 会話文の作法について

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投稿日時:

ライトノベル作法研究所管理人うっぴー /運営スタッフ:小説家・瀬川コウ:大手出版社編集者Y - エンタメノベルラボ - DMM オンラインサロン

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