小説の創作相談掲示板:小説の書き方Q&A。執筆の悩み相談をしよう!

通りすがりさんの返信一覧。投稿の古い順7ページ目

元記事:リアリティーについて

 また質問します。
 能力もののクルマ小説書いているのですが、リアリティーがないと言われました。
 それを出す方法はクルマを買ったり、乗る方がいいと言われました。
 他に方法はありませんか?

 ただし、キャプテン翼の高橋陽一先生はサッカー経験がないにも関わらず、サッカー漫画を書き上げたと聞いていますが

上記の回答(リアリティーについての返信)

投稿者 通りすがり : 2 投稿日時:

プロローグと1話しか拝見していませんが感じた事を書かせて頂きます。
リアリティーが欲しいとのことですが、冒頭読み始めて真っ先に疑問に思ったのが任意保険関係です。車検時の税金が下がったとしても、民間企業の任意保険は関係無いし、ただでさえ若い子は保険料が高いのに更に年齢を下げた上、特殊能力で峠を通常ではあり得ない速度で走り、その力は一般車両を巻き込んで事故らせる可能性があるとすればどえらい金額になるでしょうね。実際に走り屋が好む車両は他の車両よりもリスクが高いから保険料も高いです。更に言えばレースしてた事が発覚したら保険金は出ません。はたして16歳の子供がその維持費やリスクへどう対処してるのか気になりました。
続いて群馬弁ですが、~べの使い方が全く違いました。方言を使うのは良いと思いますが、できれば分かる人に確認してもらったほうがいいかなと思います。あと「赤城山」は複数の山の総称であり、実は赤城山という名前の山はないです。
フィクションの作品にリアリティーを出す為にはそーゆー細かい事を調べて積み重ねるのも重要かなと思いました。
しかし50話以上の話を完結させている事はとてもすごいと思いました。それもひとつの才能であると思いますのでこれからも執筆活動頑張ってください。

カテゴリー : 文章・描写 スレッド: リアリティーについて

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元記事:好きなorおすすめの映画はなんですか?

こんにちは、カイトと申します。

真面目な質問をされている方達に混じり恐縮ですが、タイトルの通り雑談がしたくて参りました。最近仕事が殺伐としており、疲れ気味なのかもしれません。

『好きなorおすすめの映画はなんですか? できたらその理由も!』

以下、私のおすすめ。

『ハムナプトラ』シリーズ
疲れたときに観て元気をもらう作品。なにも考えず楽しめる、「あー面白かった、よっしゃ次行こ」みたいな感じ。特に2はそんな感じ。
古代エジプト特集となると必ずサントラが流れるので、観たことない人でも「あ、この曲聞いたことある」と思うこと請け合い。

『アマデウス』
主人公のサリエリに感情移入しすぎてしまい辛いんだけど、大好きな作品。
ラストシーンが圧巻すぎて、そこだけ10回以上は観てる。このシーンをなんとか文章に起こしたいんだけど、その度に「これまでの作品の流れがあってこそのラストの感動」だということを痛感させられる。

『死に花』
今までで一番号泣した作品。「最後の一花」がこんなに切ないものだとは……。基本的には痛快コメディなので、ワクワク楽しめる作品です。

『戦場のピアニスト』
とにかく主演のエイドリアン・ブロディが好きで好きで。彼のあの下がり眉を観るためにレンタルビデオ屋(当時まだDVDじゃなかった)に通い詰めた思い出。
俳優の好き嫌い関係なく、もちろん名作です。

他にも色々ありますが、長くなるのでこの辺で。
皆さんの推しを教えてくださると嬉しいです。

「こっちは創作論で真面目に悩んでんのに!」と不快に思われたらごめんなさい。荒らしのつもりはないですが、どうかスルーしてくださいね。

上記の回答(好きなorおすすめの映画はなんですか?の返信)

投稿者 通りすがり : 1 投稿日時:

「トイソルジャー」
イタズラ好きの悪ガキが通う高校をテロリストが占拠。悪ガキ達が力を合わせて立ち向かうという王道なエンタメです。

「摩天楼はバラ色に」「大逆転」「メイフィールドの怪人たち」「星の王子様ニューヨークへ行く」「バロン」
この辺は80年代B級ハリウッド映画好きにはたまらないです。
特にバロンは某海賊王漫画に多大な影響を与えてると思われます。キャラがまんまです。

「来る」
何年か前のホラー映画。
豪華俳優陣のわりに興行収入はパッとしなかったですし、原作の考察的な部分は切り捨てられてて原作ファンからすると残念な出来ですが、後半の映画オリジナルの除霊準備シーンはごった煮エンタメ感満載で大好きです。

カテゴリー : その他 スレッド: 好きなorおすすめの映画はなんですか?

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元記事:好きなorおすすめの映画はなんですか?の返信

古い映画ばっかだけど、
『スティング』
たぶんコンゲームの代表作。
詐欺師が主人公の復讐劇だけどシリアスな感じじゃなく割とコメディ寄り。木曜洋画劇場とかでまったく知らず一ミリも期待せずに見てたせいかめっちゃ面白かった。
そのせいか印象的な序盤と終盤しか覚えておらず、中盤はうろ覚え。最後に見たの十年以上前だし、もっかい見るかな。

『ミスト』
スティーブンキングのミストは何度か映像化されてるけど、フランク・ダラボンが監督のやつ。
好みで言ったら超嫌いな映画なんだけど、あの釈然としないラストと、そういうラストにした監督と、それを褒めた原作者までひっくるめて自分の「面白さ」の価値観を一つ壊してくれた作品なので、物語の内容は嫌いだけど褒めるしかないしお薦めはと言われたら挙げるしかないと思ってる。
薦められて見た人にも、あのラストの胸糞悪い感じを味わってもらって、でもテーマ的にあのラスト以上のものはないことを苦虫を噛みながら理解してもらいたいものだ。

『バックトゥザフューチャー』
これが面白くないというヤツは信じられない。オススメで挙げるにはベタすぎるエンタメの王道作品。
『マスク』
ジムキャリーの出世作。物語自体は普通だけどやっぱジムキャリーの演技・顔芸がいいよね。

王道なのはだいたい好き。ジャッキー映画とか。たまにシリアスなの撮ってコレジャナイとか思うけど。あとエディマーフィーで言ったらやっぱビバリーヒルズコップか。
有名作品ばっかで今さら勧められてもなタイトルばっかですが。
アマデウスは見ようと思ってて見てなかったんだよな。せっかくだから今度見てみます。

上記の回答(好きなorおすすめの映画はなんですか?の返信の返信)

投稿者 通りすがり : 3 人気回答! 投稿日時:

映画じゃありませんが、ボブ・ゲイルが監修しているBack to the Future The Gameっていうゲームがありまして、パート3の続きから話が始まります。
今度はドクの若い頃にタイムトラベルしていつも通りの展開になるのですが、実質パート4です。
バックトゥザフューチャー好きにはぜひプレイしてもらいたいおススメのゲームです。

カテゴリー : その他 スレッド: 好きなorおすすめの映画はなんですか?

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元記事:マフィアものは今どきうけないか?

時折お邪魔しています。JJです。今はなろうで、異世界モノを書いてはみているのですが、流行って凄いのだなと小説の閲覧数を見て感じています。

私が書きたい作品は主にマフィアやギャングものです。
純文学もそうですが、マフィアやギャングものを投稿出来る様なサイトって少ないよな
と感じているのですが、どうお考えになられますか?

どこのサイトをみても、異世界一辺倒、時折恋愛ばかりで
もうマフィア、ギャングなどの抗争って受け入れられないのでしょうか?

(私はゴッド・ファーザー、アンタッチャブル、グッドフェローズなどが好きです)

上記の回答(マフィアものは今どきうけないか?の返信)

投稿者 あざらし : 2

個人的には楽しみではあります。
ただハードルとしては高いとは思います。
そもそもエンタメに限らず一般を入れても、他では代替えできないレベルで『組織犯罪側』の立場からスポットをあてた小説が極端に少ないですよね。
【ゴッドファーザー】はもちろんその筆頭ですが、それ以外がちょっと思い浮かばない、という感じ。マフィアを敵側にした小説なら、クィンシーシリーズの【燃える男】とか面白い小説あるんですが、犯罪者側はホント少ない。

これを、たとえば日本の小説に変えても状況はあんまり変わりません。もちろん日本の場合はマフィアじゃなく暴力団、ってかヤクザを題材にした小説ということになるんですが、個人的にパッと思いついたのが【鬼龍院花子の生涯】ぐらい。
ちなみに「忘れてるだけだろ、」と思ってググったら、こんな感じでした。https://ja.wikipedia.org/?curid=3687568
確かに忘れてたんですが、それがエンタメ全開の【赤川次郎著:セーラー服と機関銃】でした。ウィキペなんで抜けまくってるという可能性も充分にありますが、それでもこのタイプの小説が思いつかない。
これがそのままハードルの高さだと思います。

>マフィア、ギャングなどの抗争って受け入れられないのでしょうか?

抗争は大丈夫だと思うんです。
おそらく小説で難しいのは『不良っぽさ』の部分ではないでしょうか。
『マフィアと不良はちやうわい!』ってのは当然、もちろん私なりにも理解してますが、少なくとも一般的なイメージとして不良と組織犯罪ってのは、大くくりの延長線上にあることは否めないと思うのです。

どういうことかと申しますと、漫画雑誌には山ほど『暴力団』『不良』『暴走族』こういう感じの、まるっとひっくるめて反社会的な行為を題材に利用した作品が山ほどありますよね。
それが小説の題材レベルとなると、不良でさえマイナー、というかハッキリとレアケース、無いんじゃないかな?といっても、まぁ問題ないような話になってきます。

ラノベと対象年齢層が同じような漫画雑誌には常に連載作品があるのに、これが小説になるとラノベに限らず一般にも無くなる。
不思議な話ですが、率直には小説と相性が悪いんだと思います。

ここら辺りをちょっと考えたんですが(おそらく)漫画は外から眺めた状態に置きやすい。
で、小説は内面に踏み込みやすいという、本来持っている利点が短所に転ずるように思います。(登場人物の内面に踏み込む、極論すれば反社会的行為を追体験するということ)

ぶっちゃけ漫画の方も読者は、「反社会的行為を楽しんで読んでいるのではない、安全地帯から登場人物が行っている行為を覗き見て楽しんでいる」ということではないでしょうか。
小説の場合、内面に全く踏み込まないという書き方もありますが、そうなるとエンタメとしての難しさも出てくる。
こういった所にも要因があるように思います。
かなり歯切れの悪い書き方をしましたが、これは私自身がこの手の漫画を好まない所以です。とてもじゃありませんが「読んでる」とはいえない程度。

あとですね、ほんの僅かな違いですが、小説は頭の中で映像を組み立てるという行程が無意識でもありますよね。
ワンクッションおくだけに筆致が達者でないと読者が冷静になりやすくもあります。

これについてですが、反社会的な題材の漫画の方も『読者を冷静にさせると負け』っぽい所が多分にあります。
好まなくとも「なんとなく」漫画雑誌でパラパラ程度に目を通しますので、それらを読んでいて感じるんですが、実際、幼稚なことしてますよね。
パッと思い出したことを例にしますが、『暴走族の登場人物が交差点に立ちふさがり車を停める』というシーン。当たり前ですが、青信号は車が走りますよね。これを暴走行為を支援するために、交差点で立ちふさがる。それを見た仲間は「スゴイ度胸だ!」みたいなことを言って褒め称える。
これ、別にそんな大したことじゃなく『信号を渡り損なったおばあちゃん』でも、同じように車は停まるわけです。別に暴走族だから停まってるわけじゃない。車は事故をするのがイヤだとか、もっと端的には車が傷つくのがイヤで停まるってだけ。
そういう他人の常識に乗っかって初めて出来る反社会的行為は、読者が熱中して読んでれば良いのでしょうが、そうでなければカッコ悪いと感じてしまう。
こういう、読者のちょっとした冷静さが物語を根底から致命的に台無しにしてしまいます。

ここまで書いたのは、ま、『小説を読む層と異なる』という根本的な要因もありそうですし無視もできませんが「こういった理由もあるのではないだろうか」という話しです。

ただですね、たとえば【ゴッドファーザー】にしても、極端には【セーラー服と機関銃】にしても、こういった所を上手に回避しているとも思うのです。
ゴッドファーザーは血筋、マイケルは元々”ワル”でもなければ”不良”でもありません。むしろ海兵隊員(本人が志願しなければなれない、国に忠義を誓った者&大統領直属の即応部隊:アメリカ人にとって正義の具現でもある)という解りやすい背景もあります。
セーラー服と機関銃は、ヒロイン兼主人公についは、これはもうエンタメ。赤川次郎氏がラノベっぽい作風ですので、エンタメとしてはこっちの方が参考になるかも知れません。
彼女のキャラクターとして、それなりに女の子してる、友人もいて学校生活を楽しんでいる、度胸がある、信念故に突っ走りがち、という”フィクションの普通”に加えて「父親が組長」という巻き込まれ型のヒロイン。これも不良とかワルは読者に感じさせない工夫があります。

逆に”ワル”をバンバン出して描ききったのは【ブライアン・デ・パルマ監督:スカーフェイス(1983米)】でしょうか。
お好きな映画と俳優からして、すでに観ていらっしゃると思いますが、監督の得意技がドぎつく光ってますね。
マフィアではなくキューバ移民、いわゆるギャング映画になるでしょうが、この映画はことごとくゴッドファーザーのマイケルを真逆でやってますよね。外見からして、ビシッとしたスーツではなく、チンピラ丸出し。品性も乏しく、なにかにつけセリフはファック! 敵対者は抹殺し、拷問も日常、移民者がコカインでのし上がる物語。
ある種ラストシーンが約束されてしまう、そうならないと観客が納得できないストーリー展開ですが、デ・パルマ監督がやっちゃうと、そういうゲスい部分も一部の人には崇拝にまで昇華される。
ワルに乗り切れない観客には「本来親しくして欲しい人・人生において大切な人」から総スカンを食らって拒絶されるというバランスが、これはもう綱渡り的なほど絶妙に描かれています。

おそらく一番マズイのは、ゴッドファーザーの回避ポイントを設定として、スカーフェイスをやっちゃう、つまり『真っ当かつ高潔な印象で始まった人物が、ゲスイ奴になっり暗黒街でのし上がっていくハッピーエンドストーリー』でしょうか。
漫画ではイケそう、でも小説では辛いと思うのです。

めちゃくちゃ極端な例を書きましたが、

>どこのサイトをみても、異世界一辺倒、時折恋愛ばかりで
もうマフィア、ギャングなどの抗争って受け入れられないのでしょうか?

これについては、もう『サイト・ネットとはそういう場所だから』仕方ないと思うのです。
ネットって『探してたどり着く』でもありますが、同時に『それ以外を遮断する』ツールです。
大きな本屋に行って、趣味の本だとか、職業に関する専門書のコーナーに行くと『あ、こんなのもあるんだ』という発見がありますよね。
ところがAmazonで買い物、これは便利ですし、私も他サイト含めて利用していますが、やっぱりね、発見という意味では乏しいツールです。
ダイビングの本は、ダイビングの本を探さないとヒットしないし、近い本の検索をしないと”あなたへのお勧め”にも表示されませんよね。
事実上、世の中に山ほどある『それ以外』を遮断されてもいます。
こういったことを鑑みてニッチなジャンル、前例が少ないジャンルならば、これはサイトに拘らず、出版社への投稿の方がよいようにも思います。

これは面白い、という小説に関しては、私のような書痴注目として講談社メフィスト賞や星海社新人賞もありますので一考されることを提案いたします。(受賞作のレベルはラノベ新人賞と比較して結構高いです。特に後者メフィストが)
渾身の一作を書き、多くの人が面白いと思うだろう作品ができあがる、けれど御作がネットでは結果的に遮断と同義の状況に陥る、これは勿体ないと思うんです。

ちょい長くなりましたが、期待しております。
執筆がんばって下さい。
応援いたします。

カテゴリー : ストーリー スレッド: マフィアものは今どきうけないか?

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投稿日時:

元記事:一人称のバトル描写方法、例文などを教えて下さい。

此処を初めて利用します、失礼します。不手際があったらごめんなさい。

一人称のバトル描写、動きのある描写に悩んでいます。
例えばドラゴンボールのような流れのある戦闘を一人称で描写する場合、違和感があります。俺は相手に向かって拳を繰り出した、とか、彼女の剣が俺の首を目がけて振るわれた、とか。戦っている最中にこんなこと考えるのか? と思います。

今手元にある有名な作品を見ていますが、これも一人称でバトル描写があり、書かれている文章としては「隙を見せたところ、その横腹に僕は蹴りを入れた」、「僕は三メートルほど吹き飛ばされる、そのままぐるりと身体を回転させて着地した」と書いてあります。

こういったバトル、動きのある一人称の状況描写はどう書けば良いでしょうか? また例文などあれば教えて下さい。

上記の回答(一人称のバトル描写方法、例文などを教えて下さい。の返信)

投稿者 手塚満 : 0

1.小説の地の文は読者への実況中継

一人称の主人公は地の文も喋っているわけですが、バトルに限らず、何をしたか、どう思ったか、いちいち語ってしてますよね。そんなことを普通するか、と問われたら、ほとんどしないということになるはずです。でも、そんなこと言い出したら、文章作品で何かを伝えられなくなります。

なぜ不自然なのに、小説では成立しているのか。地の文は実況中継だからです(言葉だけですから、例えばラジオの実況中継に近いでしょう)。スポーツの実況中継なら、小説での三人称が近いでしょう。実況アナウンサーなら放送席にいて、目の前で行われているサッカー試合を描写するわけですね。一人称だと、プレイしているサッカー選手自身が実況中継するようなものです。

2.実況中継でも過去形で語るのは基本

地の文が実況中継だと考えると、今やっていることなのに過去形で語るのが基本になるのも分かる気がします。原則、人称に関わらずです。起こったことが確定してからでないと伝えられませんから。ですので「現在形で語ると、まさに今起こっているような臨場感が出せる」と言われたりもします。

もちろんですが、「目の前で車が行きかっている」みたいな、現在のことをごく普通に語る描写もあります。これは「目の前で車が行きかっている(のを見た)」を、上記の通り、まさに今起こっているように伝えるものです。

未来のことも語ることがあります。「あのバイクはすぐにこけるだろう」とかです。これも「あのバイクはすぐにこけるだろう(と思った)」です。未来は未確定ですから、推測するわけであり、それは思考であるわけです。思考も確定してからでしか説明できません。思考自体は過去形になるわけです。

ですので、普通はいちいち思わないようなことを書くのは、実況中継による説明だと割り切る必要があります。それも、たとえ一瞬にせよ確定した事項を伝えるものであるわけです。

3.言葉で語るバトルはスピード感と臨場感が齟齬しがち

そういうものだとしても、特に難しいのはお考えのような、バトルなどの緊迫感がある激しいシーンですね。過去形で淡々と語っては、スピード感が損なわれ、臨場感も出せません。過去形を現在形に変えても効果は薄いでしょう。かといって、端折って書くと何が起こっているかが分かりにくくなります。

描写を、説明・行動・動作の3つに分けて考えてはどうかと思います。ボクシングでA(主人公:俺)が対戦者Bをダウンさせるシーンで考えてみます。

説明:俺は相手を右ストレートでダウンさせた。
行動:俺は右ストレートを打ったらラッキーパンチとなり、相手はたまらずダウンした。
動作:相手のガードが下がりかけたのを見て、俺は思わず半歩進んで右拳を真っ直ぐ叩きつたら、相手は顎にまともに食らい、一瞬棒立ちになった後、崩れ落ちた。

説明→行動→動作の順に詳しくなり、そのため長くもなります。文章量が多くなるにつれ、読者の体感時間は長くなります。つまりスピード感は下がる。しかし一連の動作を語れば、何が起きたかは正確に分かります。これは臨場感につながる要素です。必須の2つの要素が、単純には相反するわけです。

普通は速めたいときに説明で描写し、多少の臨場感を加えたいときには行動で描写したらいいと思います。問題は臨場感をきちんと出したいが、一連の動作が一瞬である場合ですね。上記の通り、単純には矛盾が起こります。描写の各文をできるだけ短くする手はありますが(体言止め多用も厭わない等)、限界があります。

4.過去形を生かして「終わってから振り返る」手もある

ですので、例えば「一連の動作が済んでから振り返る」という手法を使ったりします。まさに実況中継でやっている基本です。

「俺は何かにハッとしたと思ったら、もう右拳を真っ直ぐ突き出していた。なぜか相手は俺の脇でゆっくり崩れ落ちてゆく。そうか、ガードが下がりかけたのを見るや、体が反応してストレートを出せたんだ。」

例文ですので面白みも何もないのはご容赦ください。一人称の語る時点を明らかに未来に移すと、以下のようにもできます。

「ハッと気が付いたら、俺の横で相手はゆっくり崩れ落ちていく。レフェリーがコーナーに下がれと指示してくる。このときの俺は気が付いてなかったが、相手のガードが下がった瞬間、渾身の右ストレートを叩きつけていたらしい。」

この他にもコツはあると思いますが、ご参考までに。ただし、多用すると慣れで飽きるし、「またか」という感じがしかねないリスクもあります。

カテゴリー : 文章・描写 スレッド: 一人称のバトル描写方法、例文などを教えて下さい。

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投稿日時:

元記事:中世ヨーロッパの商人や旅人などは、普段どんなものを持ち歩いていたのか

「小説家になろう」で異世界ものを書いています。
その参考に中世ヨーロッパの公益をしている商人や旅人。また、街から街へ遠出をしていた人がどんな装備(特にアイテム)を持ち歩いていたのか知りたいです。
当然、中世と言っても年代が大雑把すぎますし、いろんな国もあると思うのですが、まとめて載せているサイトなどないでしょうか……?汗

上記の回答(中世ヨーロッパの商人や旅人などは、普段どんなものを持ち歩いていたのかの返信)

投稿者 読むせん : 3 人気回答!

あー・・・・・ど、童話で出てくるのは「すっぱいビール」かな?

日本以外の国では、水ってどこでも入手が難しいみたいだから飲み物は持ち歩いている印象。羊の膀胱とかに詰めている感じ。 
 井戸はもちろん泉の水にも川にも税金掛ける領主も多かったみたい。

 ヨーロッパでは薬草学系は産婆や魔女の物だから旅人・・・・単独行動をとれる野郎系は詳しくなさそうな気がするよ。
 中国から漢方を輸入された日本は【富山の薬売り】と呼ばれる人々が、背負子で薬を背負って日本中を行脚したっぽいけれど・・・・政府に認めてもらったからやし、民話系でも①薬という高価レート品と②金銭、そして③顧客データの塊である大福帳を持った薬売りはカモネギで、【六部殺し】に並ぶ「殺され系民話」が多い。日本ですら多い。

ハードモードか本人が山賊みたいなものじゃなきゃ駄目だったろうな。

ヨーロッパの商人で有名なのはメディチ家だけど、メディチはメディシス・・・薬の語源になったくらいなので薬問屋説が大きい。
あとボルジア家で有名になったのは「カンタレラ」暗殺用の毒とカンタレラを染み込ませまくった手袋だった―—————って世界ふしぎ発見でやってた気がする( 一ω一)

カテゴリー : 設定(世界観) スレッド: 中世ヨーロッパの商人や旅人などは、普段どんなものを持ち歩いていたのか

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ライトノベル作法研究所管理人うっぴー /運営スタッフ:小説家・瀬川コウ:大手出版社編集者Y - エンタメノベルラボ - DMM オンラインサロン

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