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元記事:オチを考え方を教えて下さい!の返信

書きたい内容を一文で表現してみ。
例えば「勇者が魔王を倒す話」みたいな。余計な設定は一切排除して、主語と述語のみの単文で、「主人公が何をする話」となるように。
これが出来ればオチは簡単。
「勇者が魔王を倒す話」は、文字通り勇者が魔王を倒す話なんだから魔王を倒さないと終わらないでしょ。
だから「魔王を倒す」がオチ。

じゃあ例えば「主人公がヒロインと恋愛する話」はどうか。
これも「恋愛する話」なんだから「恋愛」しなきゃ話にならない。
でも、その恋愛の結果が書かれていない一文になってるから、こういう曖昧なまとめ方をすると「恋愛した話」と考えて、「恋愛した」がオチになってしまう。
例えば恋愛不感症の主人公と恋愛脳のヒロインがいて、ヒロインが他人の恋愛を見て羨んでるんだけど主人公にはそれの何が良いのか理解できない。ヒロインにそう意見をぶつけると、それから恋愛脳のヒロインは主人公に恋愛の良さを伝えようとしはじめる。学校でも休日の自宅でも。一生懸命なヒロインに主人公はへんてこな回答をしながら「恋愛」についてを学んでゆき、ふと、ヒロインの様子がおかしいことに気がついて気にかける。これを切っ掛けに主人公は自分たち二人が今していることが恋愛なのだと答えを出すと、ヒロインは「そういうことです」と頬を染めてうつむいた。
とまあ、「恋愛する話」だとこんな話になる。
オチが「恋愛すること」なので、恋愛したら終わりだから。
ちなみにわかりにくいかもしれんから、どーでもいい事だけど補足しとくと、この例はヒロインの遠回しすぎる告白というコンセプトね。だからそれを理解して告白に答えを出したところで話は終わって「恋愛する話」としてる。

そんなわけで、この場合「恋愛」を結果(オチ)ではなく過程に置きたい場合は「ヒロインのアプローチに主人公が根負けする話」とかになる。
同じように思えるかもしれないが、だいぶ違う。オチが変わるし過程も変わる。

そこんとこよく考えて一文にまとめてみて、イメージと違うようなら視点を変えて何度も試行してみる。
よくある異世界転移とかだと、まず「主人公は日本に帰還できるのか・できないのか」の二択から絞って、「できない」のであれば異世界でのゴールはどこなのか「自分の領地を脅威から守ること」であるなら、その「脅威」を設定して、盗賊や他国の侵略や同じ転移者で世界を破壊してでも日本へ帰還しようとしてるボスを用意するなどスケールを上げていって、「この脅威を退けられたらもうOKだろう」ってとこを落とし所にして、するとこのボスを倒して領地を守ったって事がオチになる。
ちなみにこの話を一文にまとめると「主人公が自分の領地を脅威から守る話」になる。
「同じ転移者がボスで~」とか「ボスの目的は日本へ帰ることで~」とか、そういう設定は主人公には関係ないことなので、一切省いてシンプルにする。

こんな感じで一文にまとめてしまえば、その一文の述部に当たる部分がオチになるのでオチは明確になります。
私の場合は「思いつく」と言うよりは、こうやって「導き出す」感じです。

上記の回答(オチを考え方を教えて下さい!の返信の返信)

スレ主 MM : 3 人気回答! 投稿日時:

コメントありがとうございます!
もう一つ質問なのですが、自分は小説書くぞー!って決めて最初にオチと起承転結を考えたりするんですけど、「勇者が魔王を倒す話」を思いついたとして、「魔王を倒す」がオチだとして、面白くない...オチとしてOKか?...と考えてしまいます。
そういう時はどう折り合いをつけてますでしょうか?

カテゴリー : ストーリー スレッド: オチを考え方を教えて下さい!

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元記事:オチを考え方を教えて下さい!の返信

失礼。掌編というのを読み落としていました。
掌編なら、ストーリー=アイデア、アイデア=オチになります。通りすがりさんの仰るとおりで、最初からストーリーとオチを一体のものとして考える必要があります。

上記の回答(オチを考え方を教えて下さい!の返信の返信)

スレ主 MM : 0 投稿日時:

コメントありがとうございます。
オチとエピローグのコメントも読ませていただきました。
サタンさんにもご質問したのですが、あまくささんにも質問させてください。
オチに「魔王を倒す」と決めた時に、面白くない...と思った時にどう折り合いを付けますでしょうか?
ご返信いただければ幸いです。

カテゴリー : ストーリー スレッド: オチを考え方を教えて下さい!

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元記事:オチを考え方を教えて下さい!の返信

掌編作品ということは「幸せに暮らしました。めでたしめでたし」というオチでは無くて、全てがひっくり返るようなオチって事ですよね。
掌編という短い文章では一行目からオチに向かって進まないと間に合わないので、書き始めてからオチを考える事自体が間違ってると思います。
オチを考えてから書き始めましょう。

上記の回答(オチを考え方を教えて下さい!の返信の返信)

スレ主 MM : 0 投稿日時:

通りすがりさんありがとうございます。
執筆中と書きましたが、書き始めてから考えている訳ではないです。分かりにくくて申し訳ないです。
最初に考えているけれど思いつかない時があるということです。
すみません。

カテゴリー : ストーリー スレッド: オチを考え方を教えて下さい!

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元記事:オチを考え方を教えて下さい!の返信の返信の返信

えっと、うーん……。
これはなにも他の回答者様の意見を否定したりするわけではなくて、考え方の違いであって結果言ってることは同じやろって話なんですが、
あまくささんが書かれている「それはプロットのオチの話だ」ってとこで、私の考えではあまくささんの意見は「それはシメだろ」という意見を持ちました。
繰り返しますが、本質的には言ってることは同じです。
私は「オチ」は物語が成立しうる最低限の「おわり」を示していると考えているので(つまりあまくささんが「プロットのオチ」と指摘されたのはその通りだと思う)、ある意味作品クォリティは度外視していて、そこから先は「〆かた」になると思っている。
何故なら「おわり」までが物語的に必要なオチであって、そっから先の、私が言う「シメ」は割りとどう演出させても成立するし、そのシメかた次第で読後感などクォリティは上下するけど、物語として破綻はないでしょ。
乱暴な言い方をすれば「シメ」は何でもいい。
何でもいいので、オチの手前で「どうしよっかなー」って考えても間に合う。
もちろんそれは「物語的なおわり」である「オチ」を最初にしっかりと考えているため出来るんであって、「シメ」を軽視しているわけではなく、何でもいいために何パターンも考察してたりして、割りと重視している。
おそらくあまくささんの考えが一般的で、私の場合は私個人の感覚として捉えにくかったので「オチ」と「シメ」は別物であると定義した感じです。
なのでこれはあくまで私個人の創作論になります。

さて、そんなわけでこっからは「シメ」の話になりますが、
そもそも「オチ」や「シメ」をそれ単品で考えるのはやめましょう。
「面白くないオチでもOKか?」と聞かれたなら、そりゃダメだろと思います。
けれど、オチってのはそれまでの物語があってこそのもので、そしてシメはそのオチや物語を〆るものです。
なので、「面白くないオチ」なのであれば、そりゃ「そこまでの物語の過程が面白くない」という可能性が大きくて、次いで「物語のテーマやコンセプトに合わないものを選択をした」という可能性がある。

前者「物語の過程が面白くない」場合は、例えば「勇者が魔王を倒す話」は、そもそもこの物語の何が面白いのか?
スレ主さんはこの一文から面白さを見つけ出せますか。
解釈によっていろいろな面白さがありますが、スタンダードに「勇者が悪を倒していく勧善懲悪が面白い」と考えた場合。
その過程が良く書かれているのであれば、その面白さにおいて「悪の親玉である魔王を倒す」というオチは盛り上がらないわけがないんですよ。
これはよくやる例え話なんですが、
目の前に開かない金庫があって、主人公にとって重要なものが入ってるとして、苦労のすえに鍵を見つけて、意外な顛末で暗証番号がわかって、いよいよ金庫が開くぞ、となったら、そりゃ盛り上がるでしょ? 中には何が、ってなるじゃん。
でもこれ、単に「金庫が開く」ってだけですよ。面白いですか?
そもそもの話、「金庫が開く」「魔王を倒す」ことをクライマックスに盛り上げる「過程」を作れてないから面白くないだけなんですよ。
その物語の面白さを「勇者が悪を倒していく姿が面白い」と定義したなら、それをちゃんと書かないと悪の親玉である「魔王を倒す」が面白くなるわけがない。
であれば、まあ逆説的だけど、作者がちゃんと面白さを理解してなければ「面白いオチ」なんてのは事前に想定して設定することは出来ないと思う。
ちゃんと面白さを理解して「魔王を倒す」と設定できたのなら、シメは、身も蓋もないけど「その時考えりゃいい」というレベルになると思う。
「悪を倒していく姿が面白い」として「その親玉の魔王を倒した」となれば、あとはそこまでの物語で主人公に何らかの葛藤があればその回収をしつつ〆れば良いし、何もないなら何もないで「悪を倒したぞ」ってことをアピールするように人々から感謝されるような演出でフィナーレとすればいい。
面白いかどうか、ではなくて「ちゃんと話は〆られてるか」ってところで意識してます。
そこに面白さを追加したいのなら、例えば魔王は倒したけどライバルとの決着はまだついておらず、これから魔王の残滓の後始末の旅を始めなきゃならんという場面でライバルと別れる前に主人公と二人は同意の上でガチの戦闘を始めて決着をつける。どちらが勝ったからは曖昧なままで終わり、とか。これは私が好きなアニメ「スクライド」のオマージュだけど、こうする場合は「ライバルと主人公には確執がある」ということを「過程」においてしっかり書いておかないとダメだよね。
そういうのが出来てないからちゃんとシメられない、という話で、「オチ」や「シメ」単品の話じゃないと思うかな。

後者「物語のコンセプトに合わない」という場合は、これは説明するまでもないと思うけど、
例えば「勇者が魔王を倒す話」で「勇者は魔王と和解して平和が訪れました」となったら、「倒す話」としてコンセプトがズレるし、前者と同じく面白さを「勇者が悪を倒していく姿」とした場合、その「悪を倒していく姿」っていう展開を収束させた最終的な答えが「魔王というボス」であるのに、そこで倒さないでどうすんだよ、ってことになるじゃん?
だから、そもそも「勇者と魔王が和解するオチ」なのであれば「勇者が正義を見つける話」とかって形で物語自体が変わる。
何個かの返信で「オチから考えろや」というのがあったけど、ぶっちゃけその通りだと思う。
オチが変わると話が変わるから。
だから、「オチ」も「シメ」も物語のコンセプトに合わないと、どんな秀逸なオチでも面白くなくなっちゃう。
これは当然だけどやはり「物語の面白さ」を作者自身で理解してないと迷走しやすいと思う。

長くなったけど、結論としては。
>「魔王を倒す」がオチだとして、面白くない...オチとしてOKか?...と考えてしまいます。
「面白くない」というのは、面白さを作者が理解できてないということ、って可能性が高いので、「そのオチのまま」で、設定をこねくり回したりはせずに、物語の面白さを見つけていくのが解決策だと思う。
「魔王を倒す」というオチが面白くなるようにする。というのが答え。
その結果、ネタ(「勇者が魔王を倒す」という一文)のほうが悪いかなーってなったらコンセプトの問題ですね。

>そういう時はどう折り合いをつけてますでしょうか?
プロットを試作してるときは、折り合いは可能な限りつけない。
いま出来る限りの全力のものを作る。
それで「規定に収まらない」とか「読者層に合わない」とか問題が見つかったのなら、調整した最終試作のプロットを新たに作る。

上記の回答(ありがとうございます!)

スレ主 MM : 1 投稿日時:

・「オチが面白くない」じゃなくて、そこに至るまでの過程が面白くない。
・最初に決めた「勇者が魔王を倒す」をしっかり守る。
サタンさんの説明とてもわかりやすいです!
これを踏まえてまた小説作りにトライしてみます!ありがとうございます!

カテゴリー : ストーリー スレッド: オチを考え方を教えて下さい!

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元記事:面白さと納得感

オチに限らず起承転結のすべての部分について、「面白さ」と「読者の納得感」を両立させる必要があります。部分的な面白さだけを考えて話を作るとストーリーがチグハグになり、キャラの言動にもブレが生じ、結果として読者はしらけて先を読む気がしなくなってしまうんですね。
だから、納得感は重要。そして納得感を生むためにはストーリーの流れに一貫性を持たせる必要があり、ストーリーに一貫性を持たせる技術がプロットなんです。
したがって、物語の大筋を構築した時点で、結末(オチ)はほぼ必然的に決まります。「魔王を倒す」だけではなく主人公が魔王に敗れるバッドエンドまで含め、魔王の脅威をそこまでの本筋に据えたからには、何らかの形で魔王との最終決戦を中心に結末をつけてあげないと、読後感が消化不良になってしまうということ。

なので、ストーリーによっては魔王との決着をラストにすることは、ほぼ絶対になるケースもあります。
これは「読者の納得感を作る」ということであり、プロットの話でもあります。そして、これは「面白さ」とは別の仕組みなんですね。

ただ、もちろんエンタメ・ストーリーは面白さがなければダメです。
ところが納得感を作るプロットと面白さを両立させることはけっこう難しく、

>オチに「魔王を倒す」と決めた時に、面白くない...と思った時に

これは、実は創作の難しさの本質の一つなんですね。

ちょっとややこしい話をしましたが、まあ、実践論としては。

「魔王を倒す」結末がプロット上の必然なら、それを変更するのはNG。あくまでそこを死守した上で、

1)演出で面白くする。

2)単純に倒すのではなく、ひねりを加える工夫を考える。

簡単に言えばこの二つのどちらかを模索します。そして、1・2共に、序盤・中盤まで遡って伏線を張り直すことなどによって効果を強化できる場合が多いです。

上記の回答(オチ≠面白さ)

スレ主 MM : 0 投稿日時:

オチは読者への納得感に繋がって、面白さとは別。
オチ=面白さ、と捉えていたのでびっくりしています!
最初に結末を決めて、それを変えることなくそれよりも序盤中盤で面白い所を作る事に努力してみたいと思います!
ありがとうございます!

カテゴリー : ストーリー スレッド: オチを考え方を教えて下さい!

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元記事:キャラクターの行動・心情について

こんばんは。よろしくお願いします。
今書いている恋愛短編で、主人公の行動について質問したいと思っています。

詳細
・主人公には姉が居て、周りから早く結婚しないのかと急かされている。(ちなみに姉には想い人はいるのだが、主人公には話していない)
・主人公は姉とは腐れ縁のような感じで、表面上はあまり仲が良い感じではない。
・主人公は妖精の存在を信じているくらいのメルヘンチックな性格。対する姉は迷信の類いを信じていない。
・その姉に、何故か『恋のおまじない』を教える主人公。

という設定を考えているのですが、最後のおまじないを教える流れが分からないのです。

自分で考えているのは、

・最初、主人公は姉にそのお花畑思考を冷やかされる。そこで、怒った主人公が『じゃあ、騙されたと思って試してみなよ』とおまじないの方法を無理やり吹き込む。
・最初、『そんな子供っぽいこと、誰かするもんか』と思っていた姉だが、現在の恋の行方への不安が勝りついおまじないを試してしまう。
・ちなみにおまじないは、実際に効果を発揮する。

という流れを作りたいのですが、不自然な点はありますか?問題は主人公が何故、姉の恋愛について話を聞いてないのにそんな行動に出たのか、というところでしょうか?
あと、主人公がおまじないの効果を知っているのかも今のところ謎なのですが、どうすればいいでしょうか?

上記の回答(キャラクターの行動・心情についての返信)

投稿者 ごたんだ : 0

『じゃあ、騙されたと思って試してみてみなよ』 これでダメなら実際に騙すしか無いのでは…??

カテゴリー : ストーリー スレッド: キャラクターの行動・心情について

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投稿日時:

元記事:スレチ失礼します。創作と本業について

クソしょうもないスレ立てしてすみません。
センター出願後に心の余裕なんて2ミリもなかったこともあり相方をひどい方法で突き飛ばしました。「確認次第、アカウント削除します、と一方的に言った)
彼が今何をしているのかはわかりませんが、主に講談社に夢をかけた相方と、少なくないはずの私の一年近くの時間と、上を向き始めた(はずの)壱番合戦さんとで。
すごい頼ってくれるのはうれしかったけど、もう教える余裕なんてからっきしだし、最近(似た質問でもないのに教える方の私が)似たようなことばかり言ってしまい、壱番合戦さんに投げやりになっている感じです。
ハイリターンで教えることができないイラつきと執着で自棄になりました。
甘ったれたこと言えば同情されたいですが、それ以上に壱番さんが何かを得られたのたが心配です。
頼ってた人に裏切られた怒りで彼の生活がメチャクチャになってるかもしれないと思っているのを後悔しています。しかも睡眠薬なんて限界以上に飲むな、などと相手の生活をできる限り立てたつもりだったのに、そいつをいきなりブチっと破壊って……わけわかめですよね。
人を引っ張る人には一貫性が大事だとは思いますが、私には結局そんなことできませんでした。
ただ切るなら納得かもしれませんが、不安をあおって突如消えましたのほうだから、どうしようもありませんね。
壱番合戦さんがここを見ているのかはわかりませんが、主に悩みの区切りをつけるために謝らせて下さい。
中国語や世界史の単語が頭に入りません。勉強に手がつきません。

上記の回答(スレチ失礼します。創作と本業についての返信)

投稿者 読むせん : 1

召喚成功

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
壱番さんとじゃれあいに飽きたら、さっさと受験勉強にもどんなさいね受験生。
ここに現れたってことは謝罪は伝わったってことなんですから。
彼を言い訳にして勉強さぼるの良くない。

そういう意味では、壱番さん、本っ当に申し訳ありません。
にわとりさんにもお世話かけましたし、場を荒らすような真似をしてしまいました。

あと、まぎらわしい書き方をしたようですが、サイコ云々は壱番さんより私の方にかかる言葉です。

カテゴリー : ストーリー スレッド: スレチ失礼します。創作と本業について

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投稿日時:

元記事:回りくどい文章

みなさんこんにちは。久々にここに投稿します。
二度ほどこのサイトに質問を投稿しましたが、みなさん真摯に答えてくださって、本当に感謝しています。
さて、今回の相談なのですが、私自身の文体についてです。
私は、なろうに載せたりエブリスタに載せたりと、細々と小説を書いています。以前、なろうで小説を書き続けるべきかを相談しましたが、とりあえず今は文章力を磨こうと、本を読んだり文章の勉強をしたりちまちま書いたりしています。体調の関係でテキパキ更新はできませんが、粘り強く書いているつもりです。
しかし、最近、家族に、「お前の文章は回りくどい」と言われました。
小説を見返してみると、確かに、一つの文がだらだらと長くなってしまっていました。
小説自体のユーザーからの評価も低いし、私はまだまだ文章が下手なんだと思います。
ですが、その「回りくどい文章」を直すために、何をすれば良いのかがわかりません。
そこで、このサイトの皆さんに、私の小説を見ていただいて、アドバイスや批評をもらいたいと思い立ちました。
見苦しいものかもしれませんが、どうか私に知恵を貸してください。

https://ncode.syosetu.com/n6804ez/
https://ncode.syosetu.com/n5021fm/

上記の回答(回りくどい文章の返信)

投稿者 t : 0

異世界トリップは家族と共に?! を18まで読みました。
読んでいて9の家探しが一番よかったです、話に引き込まれそうになりました。「家探しはRPGの基本デス!」とお父さんの台詞だったり、10客人の”そう思っていると、自然と背筋が伸びた。”のくだりも良かったです。

私としては18まで読んで「お前の文章は回りくどい」と言ってしまえる方も、センスがあると思いましたが。回りくどかったかと聞かれると、文章自体は書き慣れているのかなと思うような箇所もちらほらあったりして。しかしそう言われるのも、分からないでもないかなといった印象でした。

>>「回りくどい文章」を直すために、何をすれば良いのかがわかりません。
もっと文章が書けない人にはプロットを書いてみたらとアドバイスしますし、何年も同じところで止まっている方なら本を読んでみたり、流行作品に触れてみたらとアドバイスするのですが。あなたの場合は練習量も熱意も順調な様子が伝わってくるので、放っておいても一人で上手くなるのではと思わせるものがあります。

小説は文章力がすべてと私は思っていますが、文章力(総合力)という意味で使われている記事が世の中には多くあります。文章力が総合力のことを言っているのかそうでないかは、文脈から判断しないと混乱のもとになるので、そこは注意されておいた方がいいと思います。
もし印刷機があるなら、異世界トリップは家族と共に?! を1-3まで印刷してから、事件ついて書かれている文章を青鉛筆、それ以外の文章を赤鉛筆で塗ってみてください。

冒頭の3行目→警察は同一犯の仕業と見て、捜査を進めています――〉
3ページ目の上の方→「家族って言えばさ。すみれは知ってる? 都内を騒がす、連続一家惨殺事件……」
塗っていくと分かるのですが、事件に関係のない文章が3ページのうち、2ページくらいあります。赤色のところがまわりくどい文章と呼ばれるものの原因になっていきます。

例えば順番を入れ替えるだけで印象は変わります。
3ページ目の青色。「家族って言えばさ。すみれは知ってる? 都内を騒がす、連続一家惨殺事件……」これ以降から結末までを1ページ目の冒頭に持ってきた後で、回想として、残りの赤色を2-3ページ目に持ってきて、それからエトワールと出会わせてみる。
そもそも赤色が問題なら青色と混ぜてしまえばいいので、事件のことを匂わせながら幸せな家族を紹介していくとか。事件とそれ以外で話を切り離しすぎると、文章というよりも、内容やストーリーが事件にたどり着くまで時間がかかってしまい、結果としてまわりくどくなります。

そしてエトワール登場の4-6は必要なことが足りていない印象です。
ここでいう必要なこととは”お約束”のことです。
よくある異世界転生ものでは順番的にエトワールのような神が、「魔王を倒して世界を救ってください、世界を救ったらなんでも願いを叶えますよ」とよく言います。
主人公は目的を与えられるので、読者的にはどうなれば物語が終わるのかが分かる、おおよそのロードマップが予想できるわけですが。
この場合のエトワールは「第2の人生をハッチポッチで生きるか」と誘うだけで、読者にどうすればこの物語が終わるのかの条件を提示していないため、目的がでてくるまでの間、主人公の行動にはなぜこの行動をしているのか? という説明を読者にする必要がでてきてしまい、これをおろそかにしてしまうと。
予想ができないので話が分かりにくい。回りくどいに繋がっていくのが一つ。
だからお約束を入れるのものいいですし。

もう一つが、エトワールと主人公の会話に演出が足りていないので、説明台詞が悪目立ちする、結果として回りくどくなってしまう。演出ができていればそのぶん読者を惹きつけることができるので、お約束を入れなくてももう少しだけ読もうかなと思わせることができれば、このタイミングで目的を入れる必要はないのですが。

例えば演出で、プラネタリウムに殺人鬼がこっちを向いた映像が流れているところで、エトワールと同じ会話をしてみると、それだけで盛り上がりませんか。私が読者だったら「なんだかなー」と思うので、別にこれをやった方がいいというわけではないです。
そんな露骨なことをしなくても、主人公がエトワールのことを信じられなくて、だって見ていたのに助けてくれない神様です。ハッチポッチや願い事なんて作り話でもっと酷い目に遭うかもしれない、信じられるわけないと書いていくのも演出になりますし。(※本編にはそのように書いてありますが足りていません)
願いごとの一つでエトワールと戦う力を手に入れて、お前のことを絶対に許さないというのもありそうですが。

演出の共通点になってくるのが、エトワールの言うことに主人公が反発できてないという点です。主人公に新しさを持ってくるなら、気にしないと突っぱねるのも面白いですが……。
今だと地の文(心の声)でもっとエトワールを疑いながら、今さっき酷い目に遭ったばかりということを考えれば、冷静な話し合いは期待できそうにありません。
人間は怒ったらどうするか? 
エトワールを殴ろうとするが見えない壁があってそれは出来なかったとか。読者的には主人公は怒っているのに、怒りを行動に移そうとしない何もしない。主人公が何を考えているのか分からない。なんか回りくどいなーと感じます。
漫画ゲームアニメ映画なら表情から怒りが伝わりますが、小説は行動を(だから何をした)、その行動の結果何が起きたか、まで書かないと伝わらないケースがよくあります。

18まで読んでみて、私としては「何がしたい物語かこれという目的がないから分からないけど、この物語が好きな人は絶対いる。父母かわいいから、戦闘ものじゃなくて温かい物語が読みたいって人がいてもおかしくない」でした。
エトワールもアリスト博士のくだりも回りくどく感じましたが。というよりも……アリスト博士は1度に説明しすぎといいますか、ここは情報を小出しにしてもよかったかもと。
目的を早く提示して、そこに主人公達を向かわせた方が全体像(あくまでもその時点での)が分かって、読みやすくなるのにという気はしました。
例えば……うーんそうですねー。
1度ネットで目的と目標について検索してみることを推奨しますが。
父が言うわけです。「〇憶ゴールド貯めて城を買おう!」
それでお金集めが目標になって、目的を達成したところで大団円みたいな。

まとめるといい感じに書けています。
もし次にプロの本を読む機会があれば、目的・目標の切り替えで主人公の地の文が形成されていく様子が参考になるのではと思います。何かの参考になれば幸いです。

カテゴリー : 小説の批評依頼 スレッド: 回りくどい文章

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