小説の創作相談掲示板:小説の書き方Q&A。執筆の悩み相談をしよう!

兵藤晴佳さんの返信一覧。投稿の古い順1ページ目

元記事:接続詞について

小説家になろうの小説に、以下のような文章を見つけました。


冒険者用の装備を売る店はいくつかある。
 アカヤマ、アオキ、コソト……、それから身体の大きな種族に特化したサカアクやピューマ堂といった店が全国に展開している。

 しかし。
 どの店にいっても、ほとんどが男性向けの装備ばかりが売られており、女冒険者むけの装備は目立たない最上階の片隅にコーナーが設けられている程度だった。

引用元:
https://ncode.syosetu.com/n5920ex/7/

 リンク元をご覧いただくとお分かりの通り、短期間で人気を伸ばしたとても参考になりそうな小説です。このように接続詞の後ろに句点を置いて改行することは有効でしょうか?

 この小説では、ほかにも「〜に。」のように修飾する言葉に対してしばしば句点を打っていますが、このような使い方は読点を打つのと同様、強調のような意味合いがあるものと思われます。

 なろう小説のような小説は労力なく読めるよう文章が簡単になっているそうですが、「しかし。」と書くことで逆説であることが強調され、読みやすくなるのでしょうか?

 個人的に接続詞は省くものだと思っていた分、このように逆説であることをあえて強調することがどれだけ有効であるか、ご意見をいただきたく思います。

上記の回答(接続詞についての返信)

投稿者 兵藤晴佳 : 0 投稿日時:

句点を打てば文になる。それだけのことなんですが。
接続詞を1文とすることで、その後の文への関心を引き付ける効果もあるでしょうね。

カテゴリー : 流行分析(なろう研究) スレッド: 接続詞について

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元記事:描写の特殊なテクニック

小説を読んで地の文の描写や、イメージ描写でちょっと気になるものがあったので質問します。
ちょっと自分でもどう説明すればいいのか分からないのですが、「限られた地の文を用いて、読者がそこから背景や状況をイメージさせる」ものでした。
どういったものかと言うと例をあげるとすると、

①主人公は好きだった同じ会社に勤めている先輩女性に振られる。

②そのせいで主人公は何杯もビールを飲む。向かいの席で他人事のように笑っている同期の親友。

ここの②の部分ですが、主人公が直接居酒屋に行ったという表現は書かれていません。ただ、書いてあった表現、地の文は、
●もう何杯ビールを飲んだかわからない。
●向かいの席で話を聞いた同期が笑っている。
●失恋したことを知った主人公は同期に電話して呼び出した。
●愚痴を吐いている主人公を見て、隣の席で飲んでいるOLが笑っている。

……これくらいですが、自分はこれですぐに主人公は振られたから友達誘って居酒屋でやけ酒しているということが分かりました。
しかし、さっきも言った通り、居酒屋という単語、または居酒屋の類義語は一切使われておりませんでした。なのに、確実に主人公が居酒屋で飲んでいるということは理解出来る。

他の作品でも、学校や教室という表現も使われていないのに、主人公と親友達が学校の教室で会話していることがイメージできる、というものも見ました。

限られた地の文から状況や場所を把握する。
こういうテクニックはどう使えばいいのでしょう?
自分は、主人公がやけ酒している。向かいの席で話を聞いた同期が笑っている……の辺りで、すぐにその場所が居酒屋と分かったので、読者の先入観を利用しているということでしょうか?

上記の回答(描写の特殊なテクニックの返信)

投稿者 兵藤晴佳 : 0 投稿日時:

あったことを説明するのではなく、その場面で起こっていることを描写する。それだけのことです。
その場所が美術館であることを説明するよりも、飾られている絵や、それに見入っている客の様子を描写したほうが読者のイメージを喚起しやすいということです。
 説明抜きでは分からない方は別として。

カテゴリー : 文章・描写 スレッド: 描写の特殊なテクニック

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元記事:主人公への自己投影はどの程度にすべきか

お初にお目にかかります。
当方現在執筆を目指しプロットを複数練っているところなのですが、大半の作品で自分を主人公のモデルにしたり特技や長所などに自分を投影しています。
こういったことはたとえ書きやすくてもよした方がよいのでしょうか。

当方こういった掲示板の使用は初めてなので、何かしら必要なマナー等ございましたらそちらもご教授願います。

上記の回答(主人公への自己投影はどの程度にすべきかの返信)

投稿者 兵藤晴佳 : 0 投稿日時:

自分をモデルにした主人公は、造形上の客観性が失われており、読者にとって鼻持ちならない無知で独善的な人物になるおそれがあります。どちらかというと、自己投影は悪役に対して行うべきかと思います。

カテゴリー : キャラクター スレッド: 主人公への自己投影はどの程度にすべきか

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元記事:キャラが動く動機が見つからないです

初コメです!
キャラの設定などはだいぶできてきたんですがどうしても
目的、目標が決まらなくて困ってます。
元々遊びとしてキャラを作ってしまい、
その後に設定を作ろうと思ったのが悪いのですが
皆さんならどんな話にしようとするか参考にさせてほしいです。
記憶をなくしてしまった主人公が、あるきっかけ(詳細は未定)で
「色を集めないといけない」ということを思い出します。
(色というのは神様から授けられた特定の魂の概念で
赤とかの色とは別のものです伝わりにくくてすみません)
登場キャラは色を一つ持っているのでそれを集めようと
色が見える能力を持つ主人公ががんばります。
最終的には色を持ったキャラたちが
創造主に会うという…もうわからない感じになってます。
形はできているように見えますが動く動機が皆にはないんです。
創造主は昔能力を使いすぎて眠りについているので起こして!
というキャラもいるので創造主が悪役ではないかもです…
皆さんに聞きたいのは
1 キャラが動く動機はどういうものがいいか。
2 悪役(キャラは未定)はどんな行動をしてるとよいか。
3 先程の設定で物足りないと思われる点はどこか。
長くてすみませんが思ったことがあれば意見ください!
お願いします!

上記の回答(キャラが動く動機が見つからないですの返信)

投稿者 兵藤晴佳 : 3 人気回答! 投稿日時:

動機ではなくて、目的が妨げられる状況や来歴を具体的に設定しましょう。登場人物は、そこから抜け出そうとして動き出します。勝手に。

カテゴリー : やる気・動機・スランプ スレッド: キャラが動く動機が見つからないです

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元記事:主人公の欠点

強くてハイスペックな主人公が大好きです。
だから弱くてダメな主人公は大嫌いです。
・体力なくて運動音痴
・喧嘩弱くてヒロインにボコボコにされる。不良にボコボコにされてヒロインに助けられる
・学校の成績悪い癖に勉強しようともしない
・要領が悪い
・察しが悪い
・普段から努力しようとしない
こういう主人公は大嫌いです。

しかし、主人公に欠点が無いと感情移入できないというのも事実です。
またシャーロック・ホームズのような、ワトソン視点みたいなのは書きたくないです。
弱くて頭悪くて情けない主人公の姿は見たくないし書きたくないのですが、その場合どんな欠点を描けばいいのでしょうか?

回答、ご意見をお待ちしております。
よろしくお願いします。

上記の回答(主人公の欠点の返信)

投稿者 兵藤晴佳 : 0 投稿日時:

主人公の強みを差し引きゼロにしてしまうような欠点か、人から嫌われる癖をたくさん与えればよいのではないでしょうか? 主人公は欠点を乗り越えなければならない状況になれば動き出します。癖そのものが登場人物のたまらない魅力になることもあります。
 シャーロック・ホームズはワトソンしか友達がいませんし、地動説も知りませんし、その上、麻薬中毒患者でしたよね? 
 でも、彼はやっぱりヒーローなのです。

 山田洋二監督による『寅さん』シリーズ。
 車寅次郎は究極のダメ人間ですよね? でも、彼をヒーローたらしめているのは、彼の朴訥さと純情さです。

 100%のヒーローも、ダメ人間も、悪役も、きちんとしたドラマには存在しません。つまり、あなたの大好きな主人公は、ドラマには存在しえませんし、ドラマを作り得ないのです。

 主人公への感情移入はやめましょう。
 むしろ、感情移入するなら、自分と同じダメな要素か悪の要素をもつサブキャラか敵役ではないでしょうか。

カテゴリー : キャラクター スレッド: 主人公の欠点

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元記事:敵対勢力多すぎですかね

 第三次世界大戦核戦争後が舞台で主人公4人が武士や騎士などの武装勢力と戦うストーリーの一次創作と二次創作を個人サイトで書き始めたのですが、武装勢力は
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 となりました。朝鮮半島、東南アジア、アフリカなど省略されている箇所があり、実際はこれらの数倍以上あるのですが、敵対勢力多すぎですかね?
 意見をいただきたく存じます。誹謗中傷は勘弁。なぜケルト人の血が未来に復活しているのだというツッコミなどにはご都合主義としか答えられませんが。

上記の回答(敵対勢力多すぎですかねの返信)

投稿者 mofu : 0

最新の返信を拝見しましたが、小説どうこう以前に常識を覚えたほうがよろしいかと。

>>毎週のように、各種ウェブ小説サイトに同作を一話投稿してはアカウント削除を繰り返している
これはサイトを回る人にとって検索妨害になりますし、それによって他でもないあなた自身が『異能変身態の人』『龍崎隼人の人』と、悪い意味で有名になるだけです。

また二次創作版は、オリキャラの殺しの道具として原作キャラを使っているため、原作や原作キャラが好きな人にとっては凄まじく不快ですし、もし原作関係者の耳目に入ろうものなら『キャラクターのイメージを著しく損なう』的な警告が入ってもおかしくないところです。

カテゴリー : 設定(世界観) スレッド: 敵対勢力多すぎですかね

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投稿日時:

元記事:上陸作戦と艦砲射撃

どうもこんにちは。いつもお世話になっています。

今回のスレで聞きたいのは軍隊の戦術に関する話です。
今執筆中の作品で主人公の滞在してる小島に艦隊が来て上陸作戦を行うというシーンを書くところなのですが、それに対して疑問があります。

地上部隊が上陸した後の海上からの砲撃はどこまで行われるものなのでしょうか?

作中世界の状況としては

・まだ帆船が主流の西洋風異世界
・魔法の概念は存在している。上陸部隊にも少数だけど魔法使いの士官がいる
・計算機がない時代なので完璧な精度での砲撃はできない。ヒューマンエラーのリスクがつきまとう。
・射程距離をかせぐ技術はある程度発展しているので、長距離射撃をすることにはあまり困らない
・島の地理は沿岸以外は森に囲まれている。面積は小笠原諸島くらいというイメージ。
・軍の目的は魔物の掃討及び主人公(人外です)の抹殺。邪魔になるものは子供だろうが野生生物だろうが無差別攻撃で焼き払う。
・作戦終了後は島を占領して基地を作り、今後の侵攻作戦の補給路にする。

上陸した後、地上部隊が巻き込まれる可能性を意識しながら火力支援を行うか、ピッタリ砲撃を止めて戦闘艦は輸送艦の護衛を優先するのか……
皆様はどちらの方が軍隊として不自然がない作戦行動だと思いますか?
少なくとも私はどっちも一長一短だから決めかねています。

上記の回答(上陸作戦と艦砲射撃の返信)

投稿者 ワルプルギス : 1

小笠原諸島で最大級の父島、硫黄島が25㎢をちょっと下回るぐらいですね。
で、確か設定的に狩猟採取生活をしているゴブリンが住んでる島。
・日本の農耕で養えるのは農地1㎢あたり1000人程度
・狩猟採取と稲作だと、単位面積当たりで養える人数が1000倍以上違う
という現実世界の情報から考えて、25㎢の森がある島で養える狩猟採取部族は人間で25人程度。
ゴブリンが人間より小型なことを考慮しても、50人かそこらが限度だろうと思われます。

島のサイズとか、耕作地がないことは遠くからでも見えてるでしょうから、攻撃側は「かなり過大に見積もっても100人はいないだろう」という思考で攻めてきていると考えられます。

25㎢の森にゴブリンが100人散っているところに、闇雲に艦砲射撃を撃ち込んでも当たる見込みはありません。
砲弾もタダでは無いし、金に糸目をつけない作戦だとしても船の積載量には限度があります。

つまり、味方に当たるのを覚悟するかどうか以前に、撃っても無駄だから撃たないってのが自然な考えかと。

もちろん、上陸時の安全確保のために撃つのは妥当なんですが、その後はよほど防御側が固まっているとか、上陸部隊が陣地を見つけたとかでないと撃たないでしょう。
砲弾が余りそうなら、夜間とか上陸部隊の攻撃開始に合わせて少量撃って心理効果を狙うのはありですかね。
まともに休めないってのは熟練の兵士でも辛い。普段は非戦闘員な部族の民ならなおさらでしょう。

味方に当たるのを覚悟してでも撃つとすれば防御側が強固な防御陣地を築いており、攻撃側がそこに総力戦をかける時ですかね?

まあ、魔法の設定次第では事実上の無限砲弾ができたり、探索用魔法との組み合わせで上陸もせずにいきなり本拠地のピンポイント砲撃できたりするかもしれません。
そのあたりも含めて、攻撃側の指揮官になったつもりで攻め方を考えてみればリアリティが出やすいと思いますよ。

カテゴリー : 設定(世界観) スレッド: 上陸作戦と艦砲射撃

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投稿日時:

元記事:テーブルゲームなどのリアリティについて

今、新人賞への応募のための長編の原稿を書いています。
序盤の一区切りまで来たんですが、疑問に思うことがあったので、スレを立てさせていただきました。

テーマは、「1500万人のユーザーがいるアプリゲーム内で、最高の運を持つ少女(ヒロイン)と、最低の運を持つ少年(主人公)の勝負」です。
形としては、主人公が奇手奇策を使いながら、何とか渡り合い、終わってみれば、「ヒロインが勝ってはいるけど、判断を間違っていたら、結果は分からなかった」という状況を重ね、「最終的にひっくり返す」……って感じです。
伝えたいオチを決めた上で、大富豪、音ゲー、縦シューティング、格ゲーなどを舞台に、一つのゲームでの勝負を2万文字程度に収め、一つのエピソードとしています。
それを五つと、細かなイベントを合わせて、12~13万文字くらいのボリュームとなる予定です。

で、お聞きしたかったのが、物語の中でテーブルゲームなどを行う場合の、リアリティについてです。
前哨戦として、主人公とヒロイン、もう一人の友人の三人が、アプリ内のゲーム『大富豪』をするシーンがあります。
デジタル上での勝負なので、初期の手札に格差があり、「それをどう覆すの?」が焦点となっています。
展開を、「52枚のカードを三人で割り振ったら、手札でペアはこのくらい来て、革命も起こしやすそう」と結構、ざっくりなイメージで考え、とりあえず書き上げてみました。

その後、何か不安になって、実際のトランプで一人大富豪をしてみたんですが、まあ、全くもって、そんなイメージ通り行くわけもなく、再現とか無理でした。(笑
ただ、作品の目的は、

「理屈はよく分からないけど、何か主人公は凄いらしい」

っていうイメージを持ってもらうことであって、

「現実でのリアリティ」

ではないので、実現可能かとかは突き詰めなくてもオッケーかな、と思っていました。(再現不可能なギャンブル作品とか、スポーツ作品とか、料理作品、推理作品とかも、多々ありますし
ですが、最近の掲示板や管理人様のブログ「小説の書き方講座。世界観作りのコツ。設定を考えるよりも重要なこと」などの中で、

>騎士隊長が、いきなり平民の主人公を騎士に取り立て、舞踏会にまで参加できるようになってしまう、というケースがあります。
>身分制度について、ちゃんと調べていないから起こってしまうことです。
>称号としての騎士と、階級としての騎士を混同してしまっています。

というのを読み、「あれ? もしかして、作品内でのリアリティを軽視してる?」と疑問を持ちました。
正直に言えば疑問というより、不安ですね。
そろそろ、じっくり長編を書くような時間と体力を取れない状況になってきているので、本腰を入れて書き始める前に、「リアリティの扱いを間違えていないか? 読者を冷めさせる、応募する以前の問題を抱えていないか?」と思い、質問させていただきました。

少し考えすぎている気もするんですが、何かご助言、ツッコミなどいただけたら、幸いです。

上記の回答(テーブルゲームなどのリアリティについての返信)

投稿者 t : 0

物語には何かしらのリアリティが必要になってきます。それについてリアリティとは読者との接点になります。
仮に大富豪についてのルールも知識がない読者がいたとして、彼らに、大富豪という言葉をいきなり伝えてもピンとこないかもしれません。それは大富豪にリアリティを感じることができないからです。
とはいっても、銃弾を刀ではじくなどなど、世の中にある物語のほとんどが嘘でできています。ということはリアリティを持たせる書き方が何かしらあるということになるのですが、それは試行錯誤しながら書いて読者から感想を聞いたり、ときには賞に応募してその道のエキスパートから意見を貰ったりしながら、自分で探していくものです。

私なりに思うことを書くとするなら。質問を質問で返すようで申し訳ないのですが、とても良い例なので、称号としての騎士と階級としての騎士について、少し考えてみるといいと思います。

ここでは、
>称号としての騎士と、階級としての騎士を混同してしまっています。
とあります。
もし自分が作者でこのような間違いを読者から指摘されたとしたら、どのような修正を加えると思いますか。ポイントとしては、そもそも称号としての騎士と、階級としての騎士の間違いは間違いではあるものの、本当にリアリティを損なうものになるのでしょうかという点です。
「この伝統と格式を重んじる社交場にあなたみたいな平民がいると思うだけで、空気が悪くなりますわ。あぁ臭い、臭い平民チーズの匂いがしますわ」
間違いを逆手に取った展開を加えることでリアリティが増す、ことがあるかもしれませんね。もし大富豪が再現できないことを問題だとするなら、それを逆手に取ってリアリティに繋げる方法が、何かあるかもしれません。

何かのお役に立てば幸いです。

カテゴリー : 設定(世界観) スレッド: テーブルゲームなどのリアリティについて

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投稿日時:

ライトノベル作法研究所管理人うっぴー /運営スタッフ:小説家・瀬川コウ:大手出版社編集者Y - エンタメノベルラボ - DMM オンラインサロン

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