小説の創作相談掲示板:小説の書き方Q&A。執筆の悩み相談をしよう!

桂香さんの返信一覧。最新の投稿順6ページ目

元記事:スレチ失礼します。創作と本業についての返信

壱番さん、ここをとっくに読んでいるうえで

「絶対許さん、俺様を傷つけたお前なんかセンター試験に失敗しちまえ!!ばーかばーか」

とか思いながらアニメ観てポテチとか食っていると思いますよ?
アスペルガーってきほんそんなもんですから。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
【サイコパス】って性格を表す言葉ありますよね?アニメや映画じゃないやつ。
あれ、アスペルガーから生える性格なんです。

私もアスペっけあるんで言えたもんじゃないですが、壱番さんの性格に「嫌な小賢しさ」を身に着けさせたものが典型的なサイコパスの形になります。

あなたはごくソフトなレベルではありますが、サイコパスの被害にあいかけるという珍しい体験をしたわけなんやで( `ω´)ノ

凄いでしょう?サイコパスというものの威力。
そうやってサイコパスは関係者をコントロールしたり罪悪感を負わせて奴隷化し、自分の思うままの行動をとらせるわけ。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
まあ、下手にコミュニケーション取ろうと考えず、さっさと縁切って逃げた方がええよ
あまり長時間とらわれ続けると、カサンドラ症候群を発症してしまうから。

上記の回答(スレチ失礼します。創作と本業についての返信の返信)

投稿者 桂香 : 0 投稿日時:

アスペかサイコかを見分けるには、たぶんだけど自分を守ろうとしないでいるか、守りすぎているかが判断の分かれ目だと思う。包丁ふりまわしてギャーじゃないほうの。だからどうしても似てくるし、自分はソシオパスに近いかも。
小学三年生の時点から物凄いクソサイコパスとつるんでたんでアレ(←)と同列にはしないでほしかったけど、処世術においてサイコに転じやすい部分ありましたよね。
あ、読むせんさんのレスは結構前から見ていましたよ

カテゴリー : ストーリー スレッド: スレチ失礼します。創作と本業について

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元記事:スレチ失礼します。創作と本業について

クソしょうもないスレ立てしてすみません。
センター出願後に心の余裕なんて2ミリもなかったこともあり相方をひどい方法で突き飛ばしました。「確認次第、アカウント削除します、と一方的に言った)
彼が今何をしているのかはわかりませんが、主に講談社に夢をかけた相方と、少なくないはずの私の一年近くの時間と、上を向き始めた(はずの)壱番合戦さんとで。
すごい頼ってくれるのはうれしかったけど、もう教える余裕なんてからっきしだし、最近(似た質問でもないのに教える方の私が)似たようなことばかり言ってしまい、壱番合戦さんに投げやりになっている感じです。
ハイリターンで教えることができないイラつきと執着で自棄になりました。
甘ったれたこと言えば同情されたいですが、それ以上に壱番さんが何かを得られたのたが心配です。
頼ってた人に裏切られた怒りで彼の生活がメチャクチャになってるかもしれないと思っているのを後悔しています。しかも睡眠薬なんて限界以上に飲むな、などと相手の生活をできる限り立てたつもりだったのに、そいつをいきなりブチっと破壊って……わけわかめですよね。
人を引っ張る人には一貫性が大事だとは思いますが、私には結局そんなことできませんでした。
ただ切るなら納得かもしれませんが、不安をあおって突如消えましたのほうだから、どうしようもありませんね。
壱番合戦さんがここを見ているのかはわかりませんが、主に悩みの区切りをつけるために謝らせて下さい。
中国語や世界史の単語が頭に入りません。勉強に手がつきません。

上記の回答(スレチ失礼します。創作と本業についての返信)

投稿者 桂香 : 1 投稿日時:

そうですね。何かヒントがないか過去のコメントを見返したのですが、正直こちらから離れても問題ないように思いました。
とはいえ、個人個人の公平性は置いとくとして、それ以外ならかなり私が慌てすぎて、相手のことをきちんと見ていなかったなと思います。
信じるというとヘンだけど、せっかく伸びたものに変なすがり方しちゃったな、とは思います。
まあ、よく頭が冷えてから見たこともあって、大丈夫なようが気がしてきた。いけるいける。
途中からグダッたけどできる限り
①一貫性
②最終的な相手の利
③自分との兼ね合い
を大切にはしてきたことを、昨日のこと以上に悔いることはないと思いますし。
私のことはどう思われてもいいけど、まあ、きっと、私の知らないところでわかってくれるところもあるかも。(以前の返信からの推測だけどね)

まあ、問題はやけくそで下書き中の原稿を壱番さんのお師匠さんに送ってしまい、しょっぱなから利用分子目的のワルと思われたことだけど。その誤解は、忘れてしまった方がいいでしょうか。

カテゴリー : ストーリー スレッド: スレチ失礼します。創作と本業について

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元記事:スレチ失礼します。創作と本業についての返信

うーん。
悩むのは分かりますが関係性を切ったのですから1日も早く考えない事です。
私も友達を1人切った事があるので……。
問題は向こうにあるのでしょう?

上記の回答(スレチ失礼します。創作と本業についての返信の返信)

投稿者 桂香 : 0 投稿日時:

上全部、私がやりました。 
さっさと移行したくて上記の行動を取りました。 

カテゴリー : ストーリー スレッド: スレチ失礼します。創作と本業について

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元記事:他人に影響を受けやすいタイプは、黙々と書き続けるべきか?の返信

うーん……パクリに関する私の持論は割と相手の反応が芳しくないように見えるので、受け入れられにくい話なのかなとは思うんですが。
結論から言うと、逆にもっとパクりましょうよ、という事を私は推奨しています。
そのために、まずパクり方を学びましょう、という主張です。

さて。「まんまパクる」これは確かに駄目だと思います。
では何故ダメなんでしょうか?
絶対ダメだってんならミステリアスな無口キャラはみんなエヴァの綾波レイのパクリかって事になるし、涼宮ハルヒの憂鬱の長門有希なんてまんまじゃねーかって話。
でも受け入れられている。なぜダメと考えられているのか。
そりゃ、単純な話で、「芸がない」からダメなわけですね。
ライトノベルとはいえ我々は文芸の末席に座っているわけですから、小説とは文筆の芸事なわけです。ゆえに「パクる」というのは「芸がないからダメ」なわけです。

じゃあ芸があるなら良いのかと言えば、異論はあるだろうけど、私は、それなら良しと思う。
相手の芸を吸収して自分の芸として昇華させているんだから、もはやパクリではなく参考だろう。
というか、そもそもが。
ぶっちゃけた話、プロは、まあ全員がって話じゃないけど、あちこちからネタをパクりまくってる事けっこう多いです。
読者が気がついてないだけじゃないかなと思う。少年誌で言うとハンターハンターの冨樫義博とか相当パクりまくってる。そのパクリの技術は凄いと思うけども。

どだい、スレ主さんも書かれていますが、創作というのは模倣から始まるもので、人間というのは生物的に「自分が見聞きしたもの」以外は想像さえ出来ないように作られています。そのため、人間が創作したものは基本的には「何かの焼きまし」です。
それは「現実の体験談」だったり「人から聞いたエピソード」だったり「海外のマイナー作品」だったり、いろいろです。
じゃあ、どっからが「オリジナル」でどっからか「模倣品」かって話になると、これはもう堺がないので「読者が知らなければオリジナルと思われる」とでも言うしか無い。

例えば他人から聞いた話を物語に起こしたとして、そのまま書くと人物名など問題があり「どのように書くか」と工夫する。
この工夫が創作であり「芸」なわけですよ。
つまり考え方を変えれば、「どうパクるか」というのもまた創作なわけです。

で。
その工夫をせずに「まんまパクる」から、すなわち「芸がない」としてダメなわけです。

だから、「パクリ」自体は別にダメではない。模倣こそが創作の第一歩。
初心者ほどどんどんパクるべきだし、例えプロになったとてパクることは何の落ち度でもない。
「無口でミステリアスな少女」を書きたいなら、綾波レイでも長門有希でも参考にすりゃよくて、既存作の「どういう場面で少女にミステリアスを感じるか」を考え、それを真似て自作に活かしたほうが絶対にクォリティは高くなる。
下手にオリジナルを考えてゼロから書くよりずっと良い。

イラストでは、「何の参考も見ないで絵を描いた」と、資料を見てない事を自慢してくる人が稀にいますが、まあ初心者に多いんですが、そんなセリフをプロに言ったら100%こう返ってきます「何も見ないで描くことは何も偉くありません。ちゃんと資料を見ましょう」と。
これと同じ話が、ライトノベル界隈における「パクリをやけに恐れてる人」に言えると思う。
だから、もっとパクりましょうよ、と私は推奨しています。

影響されてもいいし、意図的にパクっても問題ないと思う。
読者にわからなければパクリではないし、読者がわかったところで、芸があればそれはパクリとは思われない。
それこそ綾波レイと長門有希がキャラ的に同じであるにも関わらず、おそらくパクリと言われたことがないように。

パクリはダメだ、同じになっちゃいけない、そうやって考えてるから、一種の防波堤から漏れた一部が「無意識」として文章に出てしまうわけで、逆に、意識的にパクってりゃ無意識に出ることはそうそうないでしょう。
だから、もういっそパクればいいんです。
もちろん、どのようにパクるかという工夫は必要だし、そうした芸はあるべきで、パクリ方を学びましょう、となるわけですが。

上記の回答(他人に影響を受けやすいタイプは、黙々と書き続けるべきか?の返信の返信)

投稿者 桂香 : 0 投稿日時:

 おそらくこれから私が言うことは今回、サタンさんに便乗の形となります。
 思うに、人物よりかは展開や出来事の場合で悩むことも案外多いのではないかと思います。あるいは、ネタの種になる「物」が被ることで悩んでしまう……みたいな感じでしょうか。
 例えば、少々偏ってしまいますが、「女性同士の頂上対立があり、水の女神(女帝)を称えて洗剤を飲む」ネタ2つで考えてみましょうか。前者は「この素晴らしい世界に祝福を!」から主人公視点要約。後者は同じくクズ主人公異世界転生モノの没案リサイクル。一応女帝料理人とでも言っときましょうか。

★ この街に来てから、アクシズ教徒とかいう連中に追い回されている。みんな親切なんだけど、隙あらば勧誘している。ライバルのエリス教を目の敵にしすぎていて、豪放。良くも悪くもラクな方に身を流している。そして皆、特に幼女まで取り憑かれたように目がヤバい。
「アンデッドにやられてステータスがダメになっても、洗剤を飲めば一瞬でなおるよ~。しかもこれね、食べても大丈夫なの!天然素材で神聖だから!入信したらもらえるから!タダだからぁ!」
「 い、いらないっ!」
 俺がいくら手で押し返しても走って逃げてもこの人は追ってきた。
「今ならポイント2倍だから、タダだからぁっ!」
 ハアと子犬のように荒い息を立てて、契約を迫る。洗剤だけでも貰ってくれといわんばかりの食い下がりようだった。
「さあ、邪神エリスを払うため、アクア様の祝福を――この書類にサインを……お願いします」
「やめてください! というかいらない! どうなってるんだここの人たちは!」
 
★ この国の人たちは正直味覚が狂っていると思う。味の薄いスープにシャンプー混ぜたとしか思えない。ニョッキはほぼ粘土。総合すれば、固体石鹸を溶かして飲んでいるようなもの。
「味はどうだ? 女帝ツユリ陛下」
 彼は唯一、私にタメ口を許している。私は苦笑いで対応したものの、古代ギリシャ風味の大変崇高な味に辟易。伝説によれば有史以来、水の女神ターヴォエアをたたえて毎月飲まれているものだとか。
「ハチミツの甘さが濃厚で、パクチーの香りがとても冴えますわ。トイナウス騎士団長。シェフにもよくお礼を言ってくださいね」
 にこやかにほほ笑むものの、鈍感なトイナウスは顔の青ざめ具合に気付かなかったみたいだ。せめて毒とか思えよ。サブカルとか、演じるとか陰謀とか大好きな歴女だからって自分を強くみていたけど、現実はそうでもなかった。
 我らが祖国の恵みを一点に凝縮した、英知の結晶。こう言える奴は、口先がひん曲がっているに違いない。
「このままでも大変おいしゅうございます。しかし、英雄革命以降、市井の様子や考え方も変わりました。我らが料理も更なる高みをめざしませんこと?」
「それは……そうだけどよ、案はどうすんだ?」
「ここに、政務の合間のレシピの草案があります。今すぐシェフを呼んで、これを作らせなさい。そして、ここに有識者を集わせ、お披露目パーティをしなくては」
 味覚というのは案外バカにならない。敵の懐に入ってなお毒が入っていないことに安心感を覚えればこっちのもんだ。向こうは相互監視社会だから、ピリピリしすぎなんだ。そこを突けばいける。偽女帝のミネアなんて、絶対に引きずり下ろすんだから!
「王立のスパイが帰ってきました。策はそれ次第ですね」
 次女のマリが喋った。私は優しい笑顔を極力作って、少しだけ肯定した。そして、玉座の間に通したスパイの報告を見て、布石がじわじわと効いているさまを眺めて、更に不自然に吊り上がった口の端でマリの考えをなぎ倒す。
「大丈夫ですよ。お兄さんは帰ってきます。殉死したとしてもご家族の保険金は保証いたしますので」
 これで、癇癪持ちのマリが絶望して暴走すれば、鎮圧した私の武功も上がるというもの。
 

 先ほどの特徴的な「女性同士の頂上対立があり、水の女神(女帝)をたたえて石鹸を飲む」の二例。前者はアクアという女神を称えるアクシズ教徒としてのヤバさを際立たせる描写。後者はもとからメシマズ地域の改善ついでにライバルや邪魔者を引きずり下ろす描写。同じ素材を使っても、意義が違えば別の作品とちゃんと判断されます。それも、あちこちから引っ張ればなおさらです。
 もちろん、特徴的なところ(たった数か所)から同じ素材をたくさん引っ張ってきたら問題です。ドラクエや悪役令嬢なら腐るほどあるのでその上にかぶせたところでテンプレだから悪いことではないと思います。
 偏りが強いところといえば……ドラゴンボールだったら、西遊記キャラ、戦闘民族のエイリアン、冷たい帝王、現在ツンデレで三枚目の凛々しいライバル、まあいっかな戦闘狂主人公、力の大会メイン……その他細かいところもそっくりみたいに大半被っていたら擁護は難しいかも。
 そうならないためにも、どこから引っ張ってきたのかさえわからないぐらいたくさんの「パクリ元」を読んだ方がいいと思います。積極的にパクれというのは、手法を身に着けるだけでなく、分散させる意味合いもあると個人的には思います。
 あとは普段読者が読まない新書などで珍しい知識を身に着けて差異を出すという方法もありますが、衒学に食われることもありますので、程々をおすすめいたします。

カテゴリー : 著作権・オリジナリティ スレッド: 他人に影響を受けやすいタイプは、黙々と書き続けるべきか?

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元記事:「考えるな、感じろ」系の感覚で読む作品って、何系って言うんでしょうか?

こんにちは。質問させて頂きます。
「考えるな、感じろ」系の感覚で読む作品って、何系って言うんでしょうか?
不条理って言うほどギャグみたいなものがあるわけじゃないんですよね…。
絵本とか、宮沢賢治の詩みたいな感じの奴です。
宜しくお願いします。

上記の回答(「考えるな、感じろ」系の感覚で読む作品って、何系って言うんでしょうか?の返信)

投稿者 桂香 : 1 投稿日時:

たぶん、なろうも含めて「村上春樹系」だと思います。ストーリー自体に意義を持たず、オチぶん投げでもそこに至るまでに感じる何かに魅力を感じるタイプ。

カテゴリー : その他 スレッド: 「考えるな、感じろ」系の感覚で読む作品って、何系って言うんでしょうか?

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元記事:本を読むのって必ずしなくちゃいけないのですか?

私は本を読むのが苦手です。

しかし、世の中の小説家を目指す人は必ず本をたくさん読んでいますし、小説家の人も読むべきだと言っています。

しかし、私は読む気にはなれません。まずお金がないです、「本は千冊読むべき」と言いますが、そんなお金はありません。時間もありません、千冊読むのにどれだけの時間がかかるのでしょうか?学生、さらにはもうすぐ就職する年齢なのにどうやって時間を取ればいいのですか?

そもそも他人の考えを見るのが嫌です。他人の書いた作品、千冊となれば昔の作品にも触れなければならない。ですが、私は現実で色々事情を抱えている以上、それを本の中で馬鹿にされたり否定されたりするのに耐えられません。過去の嫌な出来事や歴史を見ることができません。

どうしても、そんな地獄を千冊も繰り返すなんて難しいです。それでも私は小説家になりたいのですが、小説家になる為には「本を読む」という生き地獄を体験しなければならないのですか?これは必ずやらなければならないのですか?

上記の回答(本を読むのって必ずしなくちゃいけないのですか?の返信)

投稿者 手塚満 : 2

今までのスレ主さんのご質問も拝読してみてですが、きつい回答になります。結論を簡潔、端的に申せば、

「今すぐ断筆すべき。でないと自他を害することになる」

です。

ご質問が最初から小手先のことばかりお尋ねですよね。あるいは自然を完全悪にするにはどういう言い回しをすればいいか、とか。自然を悪役にするのは、スレ主さんも哲学的と仰る通り、難しい問題です。どんな哲学者も自然を悪とした試しはないでしょうから、極めて難しい問題です。

しかしフィクションですから、哲学的な回答とまではいかなくてもいい。もしかしたら可能かもしれない。しかし依然として高度に難しいテーマです。もう読者が「なるほど、そうだね」という気になるようなストーリー、ドラマを構想出来たら、凄いことです。

問題は、それをしれっとお尋ねである点です。作者が作品の最大級のウリになりそうなことを、どうしたらいいかと聞いてしまう。こうなると他人に代筆させるも同然の態度です。作者たらんするなら恥じ入るようなことです。

しかも、です。言い回しなんですよね。言い方ひとつで何とでもなると思っていらっしゃる。哲学的などと言いながら、極めて安易。どうやればいいか、いちいち聞いてはやってみる悪癖がついにそこまで行っちゃったのかと不安になります。

でもそういう方は、スレ主さんお一人ではない。よくいるんです。この掲示板だけでも、そういう傾向があるんじゃないかと不安になる方が、何人もお見えでした。以下のような段階を経て、消えていきます。
(分かりやすいよう具体性を持たせてますんで、必ずしもピッタリ当てはまらないものになります。)

1. こういう作品が書きたいんだと大雑把に質問する。
2. こういう出だしから、どうつなぐかと細かいことを聞き始める。
3. 誰も読んでくれないと嘆いて、読ませるにはどうしたらいいか聞く。
アドバイスを受けているうちに、なぜそのアドバイスが実行不可能か説明するようになる。
(4. アドバイスした奴のせいだ、お前のせいで私はこんなに苦しんでるんだと言い始める。)

スレ主さんはもう3まで来ているようです。わざわざ自分に難しい小説練習法を探し出してきて、これができないと仰り始めた。その練習法をやってみた形跡はなく、想像だけで不可能と主張されてお出でです。

これを続けると、できない理由を探し出す癖がつきます。言い換えれば、失敗する癖がつくのです。たとえ、うまく行き始めることがあっても、この悪癖が邪魔をするようになります。うまく行かない可能性にひたすらすがるようになる、と言ってもいいでしょう。

その後、高確率で周囲を非難し始めます。うまく行きそうな人、行っている人の足を引っ張るようなこともしたくなります。このことは、趣味の小説の執筆に留まらなくなります。仕事でも同じことをやらかしてしまうようになる。何事かに上手く行っている人は卑怯だと感じるようになってしまっていますから。
(からかってるのか、あるいは脅しかと思われるかもしれませんが、複数の実例をもとにしています。自分は小説を書きたい、書けると思い込んだために、生活苦に陥った人を何人か実見してます。小説家以外では翻訳家志望も同じような悲惨な事例を見ました。「家」がつく職種は要注意かもしれない。)

ですので、引くなら今です。就職で忙しくなるのは、むしろ幸運です。そっちにかかりきりになったほうがいいでしょう。断筆したって、自分が自分のやることを決めただけです。身の回りが落ち着き、生活が順調にいくようになったら、まだ小説を書いたっていい。誰にも迷惑はかかりません。誰に遠慮する必要もない。

―――――――――――――――――――――――――――――

千冊読め、という練習法のご質問についても少し。自分の知る限り「好きなジャンルを千冊読め」です。この場合、好きなジャンルとは、作者としての方向性、つまり自分が書きたいジャンルになります。

それくらいやらないと身に着かない、というだけのことです。身に着くって、無意識にやれるということです。例えば、目の前にある何かを手に取ろうとして、「肩関節をこうまげて、ひじの角度はこうして」とか考えません。「これを手に取ろう」と思えば、後は無意識のオートで手が動いてくれます。

小説の執筆でも同じです。だいだいどう書いたらいいかくらいは、考えずに文章が出てこないといけません。その後、推敲に推敲を重ねるわけですが、最初の草稿くらいは、シーンを思い描いたら、自然に文章が出てくるくらいでないと、小説を書き続けるのは難しい。とりあえずの叩き台が出来る前に疲れ切っちゃいますから。

それが千冊読め、ということ。あるいは1万時間やれ、というコツです。しかも、その千冊読むのは、読む作品を面白がれる人ほど難行苦行になります。楽しんで読んじゃいけないからです。楽しく読むと、「あー面白かった」で終わります。書く技術は何も残らない。シーンさえ思い浮かべられたら、どう書いてあってかなんてどうでもいいですから。

しかし、それじゃ小説の創作練習としてはマズい。どう書くが問題ですから。楽しみそうになる自分を抑え込み、「こう書いてあると、読んでこういうイメージが浮かび、こういう感情が湧き」とシミュレートしないといけません。言い換えれば、(仮想的な)読者がどう楽しむかを観察するのであって、読んでいる自分は何の感情を抱いてもいけないのです(感情が動くと理性が抑え込まれる等の理由)。

それでも、読んで面白いという気持ちを抑えきれないなら、作家は諦めて読書家になるしかありません。好きなものを好きなままで好きなものを描くと、他人が楽しめるものにならないのです。好きになる前から好きになっていく過程を見せないと、魅力は伝わりませんから。好きだという結果、感想しか書けないなら、作者には向きません。

面白いと思わない作品なら比較的容易なんですけどね。自分は楽しめないけど、好む人が多い作品って、分析はしやすい。好きな作品だと大変ですよ。例えるなら、猛烈な空腹状態で、つまみ食いもせずに、他人のための料理を作るようなものです。

文章(おそらく小説のみでしょうか)を読むのが難行苦行、他人の考えを読まされることが大嫌いなら、大いに結構です。その点だけは向いてますよ。楽しみに邪魔されず、作品分析ができるでしょう。

カテゴリー : 文章・描写 スレッド: 本を読むのって必ずしなくちゃいけないのですか?

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元記事:長編を『とにかく書き進める』ことができない

タイトルのとおりです。妥協して、とにかく書き進めることができないのです。

自分は、ある程度短編(原稿用紙数枚~十数枚分)を書き、それなりに文章には慣れてきました。
しかし、いざがんばって長編に取り掛かろう、と思うと、最初の数枚あたりで
「ああっ。これじゃない」
という気持ちになり、そこから進まなくなります。

よく「完璧主義より完成主義」「とにかく終わらせて、あとから直せばいい」といいますが、
それができたらとっくにやっているよ、というのが本音です。
というのも、自分は少し神経質で、多少のミスがかなり目についてしまうのです。
本やブログを読んでいても、誤字やレイアウトの微妙な違いが気になることがあります。
なので、少しでも書いたものが「不完全」と感じると投げ出したくなってしまいます。

書きたい内容は、一応、筋は通しています。
800字程度のプロットは書けますし、短編であればある程度の速さで作れますが、
長編となると、とにかく進められなくなります。
自分のなかのハードルが高すぎるせいだとはわかっているのですが、
そのハードルを下げようと意識しても、我慢できず、ずっと書き直し……

質問としては、
①どうすれば、とにかく書き進められるのか
②どうすれば、自分の中にあるハードルを下げられるのか
の2点です。

ただ、長編を書くための体力がまだできていないだけなのでしょうか?
どのような練習をすれば、この「最初から書けない」状況を変えられるのでしょうか?
とても苦しいです。どうか、助言をよろしくお願いします。

上記の回答(長編を『とにかく書き進める』ことができないの返信)

投稿者 読むせん : 0

ワタシ的には毎度ながら「薄暗がりでペン使ってアナログ書き」推しとくわ。

どうやっても目にギリギリ見えるか見えないか状態なので、完璧とか普通に無理。真っ暗だと紙も見えないので、紙が見える程度で。
文字って目視しなくても書けるけど、目視しないと読めないのよ。

カテゴリー : やる気・動機・スランプ スレッド: 長編を『とにかく書き進める』ことができない

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投稿日時:

元記事:文章が説明的になってしまう

まだ書き始めたばかりの初心者です。
書いた文章が理屈っぽい、説明的、と言われます。
文章で説明をしてはいけないのでしょうか。
どうしたら良いのか教えていただけたら嬉しいです。

上記の回答(文章が説明的になってしまうの返信)

投稿者 あざらし : 1

あまくささんが完結に素晴らしい解答を書いてくださってますので、お勧め作品を交えてご紹介いたします。

説明をするとどうしてダメなのか?
これは説明をすればするほど、エンターテインメントから遠ざかるからです。
端的にいえば読者が楽しくない。

とはいえ物語を楽しむのに必要な説明はあります。
伝わらないと肝心の物語を楽しむこともできません。
説明しなければならないのに、説明するほど読者の心が離れていくというジレンマです。
これが『書いた文章が理屈っぽい、説明的、』という感想になっていると思います。

両立させるには、説明を楽しませることです。
必要な説明は物語、エピソードで伝えることを意識してみてください。

お手本は山のようにあります。
具体的には、読んだことがないのにタイトルは知っている、という作品です。
その中でも流行廃りではなく、時間の荒波にもまれて生き残った作品の方が参考になることが多いと思います。

一例を。
【ブラックジャック 試し読み】で検索を。言わずと知れた漫画の神様、手塚治虫氏の代表作の一本ですね。
サブタイトル【報復】の全集版がヒットすると思います。
そして第一話を読んでみてください。

『医師免許を持っていないが、名医である。』
という、物語を楽しむ肝の部分がエピソードを通して伝わりますよね。
そして世界的に見ても卓越した名医だというのが、『イタリアの大富豪が訪ねてくる、他の医師では駄目だという』『日本中の医師を動かせる医師会連盟のトップが最後のよりどころとして頼る』という点からも強烈に伝わります。
また、『高額な報酬を求める(自分の命をかけて患者を治す報酬)』ブラックジャックの性格『権威に従属しない』『ユーモアを解する』『信念に基づき行動し、決して揺らがない』も伝わりますよね。
強烈なオチですが、『報酬が医師免許だったから断った。悔い改め、ブラックジャックの価値観に従っていたらどうだっただろう?』という疑問も浮かびます。
(ちなみに連載順の第一話は【医者はどこだ!】です。エピソードによって伝えるという基本の手法はあたりまえですが同様。こちらも見事ですので機会があればどうぞ。全集版の第一話に【報復】を持ってきたのは編集者のセンス。作品に対する理解と愛情の技だと思います】

手習い、本歌取りとして、本作を小説に起こしてみてください。
エピソードを通して説明するという意味が練習を通して身につくと思います。

何作かお勧め作を。
映画【黒澤明監督:用心棒】
超一級のエンタメ作品です。
年間100本は映画を観ますが、これほど隙のない映画はありません。
全て説明はエピソードを通しての真の意味が詰まってます。
エンタメ技術全般の教材としてもお勧めです。

ラノベ【賀東招二著:甘城ブリリアントパーク】
自然な流れに説明を流し込む手腕は流石に大ベテランです。
楽しんで読んでいるうちに情報が伝わります。
小説的な説明の仕方を学べると思います。

一般小説【瀬名秀明著:パラサイト・イヴ】
小説での説明、それもSFのかなりややこしい部分をナチュラルにやってのけてます。超絶技巧をそれと感じさせない。デビュー作というのが信じられない。
物語を読ませる力、推進力もピカイチです。
映画化もされてますが、間違っても映画で観たら駄目な作品筆頭。
作者に興味が湧いたら【のび太と鉄人兵団】をどうぞ。タイトル通り【ドラえもん】ですが、瀬名秀明氏の技が光りまくってます。

漫画【梶原一騎原作 ちばてつや画:あしたのジョー】
いわずと知れた名作漫画。
注目は、ちばてつや氏のコマ割り。超絶テクニックはそれと気づかせないから超絶ということがよくわかる。
単純には大きなコマを使っているヶ所が”読者の”読みたいシーンに連動させてます。
直接的ではないにしろ、小説にも当てはめることができます。

ちょっと昔の作品が多くなりましたが、それだけ基本的かつ大切なことだと理解ください。各ジャンルで(個人的に)最も主題に沿った作品をあげたつもりですので、ご了承を。
ではでは執筆頑張ってください。
応援いたします。

カテゴリー : 文章・描写 スレッド: 文章が説明的になってしまう

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