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文章が説明的になってしまう (No: 1)
スレ主 wooyeah 投稿日時:
まだ書き始めたばかりの初心者です。
書いた文章が理屈っぽい、説明的、と言われます。
文章で説明をしてはいけないのでしょうか。
どうしたら良いのか教えていただけたら嬉しいです。
カテゴリー: 文章・描写
この質問に返信する!人気回答!文章が説明的になってしまうの返信 (No: 2)
投稿日時:
文章で説明するのはまったくダメではありませんが、読者にとっては退屈になってしまうので、できるだけ少なめにする方がいいです。
じゃあ、どうすればよいかと言うと、ストーリーの流れとともに自然に読者に伝えるのがベター。
例えば旅の途中などで、誰かが野盗に襲われているシーンを描けば、治安の悪い世界なのが分かりますよね? で、襲われているキャラを主人公が助け、その後で事情を聞けば、会話によって無理なく背景が分かります。会話はキャラ紹介をかねて面白おかしく書くことができますから、地の文での説明よりは無味乾燥になりません。そして、助けた人物がそのままストーリーの主要キャラとしてからんでいくのも、よくあるパターン。それが美少女だったりすると、読者に期待感も生まれます。
などなど。
いろいろ演出や伏線をいくつも兼ねることが可能なので、文章で説明してすませるよりメリットが多いんです。
文章が説明的になってしまうの返信の返信 (No: 8)
投稿日時:
返信ありがとうございます。
自分でも書いた文章が退屈に感じていたので、説明をきいて、なるほどと思いました。
また何かありましたらお力になってください。
文章が説明的になってしまうの返信 (No: 3)
投稿日時:
文章での説明は、別に悪いわけではない。
メリットとして端的に少ない文字数で読者に伝えることが出来るので、掌編や短編などページ数が限られてる場合あるいは長編でもメインストーリーの展開を急ぎたい場合などに選択肢に入る。
また、より強調したい場合やキャラクター演出や背景描写の一部になど、「説明」の使いみちはいくつもある。
あまくささんがわかりやすい例を書かれているので、これ以上わかりやすいのはないかなと思います。
なのでそこをもう少し踏み込んでみると、
例えば、ご自分の身の回りの事を思い出してみて下さい。クラスメイトに「俺の友達にすげー運動神経がいいヤツがいるんだよ」と言われた場合と、「実際にその人物が凄い身体能力を発揮してる場面を目撃した」という場合で、どっちが印象に残るか?
ちょっとわかりにくいか。
例えば、友人に「このアニメめっちゃ面白い。こういうストーリーで設定で……」とアニメの内容を説明されるのと、「実際にそのアニメを視聴する」のとでは、どっちが面白さを感じやすいか。
まあ、自明ですよね。
百聞は一見にしかず、という話で、それは文章においても「主人公が体験したこと」のほうがイメージしやすいし理解しやすいんですよ。
だから、まあ、これは本質とは違うしズレちゃうかもしれないけど、コツとしては「説明したいことをいかに主人公に体験させるか」というのがコツになると思う。
でも、最初に「説明は悪いわけではない」と書いたけども、
例えば、実際に「凄い運動神経のヤツを目撃した」というだけだと、「すげーのいるな」くらいにしか思わないけど、「友人に凄いヤツがいる」と軽く説明をされたあとに「実際に目撃した」と続くと、「友人が言ってたのアイツか! 確かにすげえ」となって、印象が少し強くなる。
あまくささんの例を取ってみても、
「あの地域は治安が悪い」と説明された後に「実際に野盗に襲われてる人を見つけた」となったら、「やっぱり出たか」となる。
「説明」と「描写」は少し方向性が違う「伝え方」なので、それを両方おこなう、別方向から一つの事を書くと、印象が強くなるわけです。
簡単に言えば「説明は前フリに使える」という感じですね。
応用すると、「説明」では「治安が悪い、危険だ、野盗が出るぞ」となっていて、展開では「護衛なしの商人に負けるくらいの野盗」となると、噂と実際に齟齬があるので「本当は、ただ治安が悪いだけではない?」という描写になる。
この応用は「野盗のシーン」のみでも通じるけど、事前に「説明」があることで「様子がおかしいぞ」ってことを強調できるシーンを作ることができるわけですね。
なので「説明」それ自体は悪くないし、表現の一部として使うことはよくある。
ただ、「説明だけで状況すべてを伝えようとする」という文章は、あまくささんも書かれてますが退屈になりやすいですし、ページ数の問題で展開を急ぐとかでない限りは避けるべきかなと思います。
ようするに、スレ主さんの現状はおそらく「説明過多・描写不足」ですね。
文章が説明的になってしまうの返信の返信 (No: 7)
投稿日時:
返信ありがとうございます。とてもよくわかりました。短編を書いているので、ある程度は仕方ないことも納得できました。
また何かありましたらお力になってください。
文章が説明的になってしまうの返信 (No: 4)
投稿日時:
読んでみないと断言はできませんが『ギャップの落差』とかもありますね。
あきらか【説明部分が他人の文章コピペを貼って済ませている人】がいます。
こういうタイプは、本人が書きたいパートの文章と、説明の文章がまるで噛み合わないので、説明パートが悪目立ちします。
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あとは『繰り返してしまう』タイプ。
①ここは道だ、②○○の道だ、③○○の道は分かれ道だ、④分かれ道の片側は森に通じている、⑤分われ道の片側は平野に通じている⑥主人公は○○の道の分かれ道で、森の道を行くか、平野の道をゆくかで悩んでいた。
みたいな?
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私的にヤベェな・・・・と感心したのが、説明が長文なのに何を書いているのか理解できなかった物語とかですね。感想欄で『こういう事?でしょうか???』と聞いたら、さらにチンプンカンプンな返信が着て、理解するのを諦めた事があります。
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文章の、具体的に「どこが理屈っぽいと感じるか?」は大事。
文章が説明的になってしまうの返信の返信 (No: 9)
投稿日時:
返信ありがとうございます。
推敲したら確かに繰り返しの文末が多かったです。だからより単調に感じていたんですね。とてもよくわかりました。
また何かありましたらお力になってください。
文章が説明的になってしまうの返信 (No: 5)
投稿日時:
あまくささんが完結に素晴らしい解答を書いてくださってますので、お勧め作品を交えてご紹介いたします。
説明をするとどうしてダメなのか?
これは説明をすればするほど、エンターテインメントから遠ざかるからです。
端的にいえば読者が楽しくない。
とはいえ物語を楽しむのに必要な説明はあります。
伝わらないと肝心の物語を楽しむこともできません。
説明しなければならないのに、説明するほど読者の心が離れていくというジレンマです。
これが『書いた文章が理屈っぽい、説明的、』という感想になっていると思います。
両立させるには、説明を楽しませることです。
必要な説明は物語、エピソードで伝えることを意識してみてください。
お手本は山のようにあります。
具体的には、読んだことがないのにタイトルは知っている、という作品です。
その中でも流行廃りではなく、時間の荒波にもまれて生き残った作品の方が参考になることが多いと思います。
一例を。
【ブラックジャック 試し読み】で検索を。言わずと知れた漫画の神様、手塚治虫氏の代表作の一本ですね。
サブタイトル【報復】の全集版がヒットすると思います。
そして第一話を読んでみてください。
『医師免許を持っていないが、名医である。』
という、物語を楽しむ肝の部分がエピソードを通して伝わりますよね。
そして世界的に見ても卓越した名医だというのが、『イタリアの大富豪が訪ねてくる、他の医師では駄目だという』『日本中の医師を動かせる医師会連盟のトップが最後のよりどころとして頼る』という点からも強烈に伝わります。
また、『高額な報酬を求める(自分の命をかけて患者を治す報酬)』ブラックジャックの性格『権威に従属しない』『ユーモアを解する』『信念に基づき行動し、決して揺らがない』も伝わりますよね。
強烈なオチですが、『報酬が医師免許だったから断った。悔い改め、ブラックジャックの価値観に従っていたらどうだっただろう?』という疑問も浮かびます。
(ちなみに連載順の第一話は【医者はどこだ!】です。エピソードによって伝えるという基本の手法はあたりまえですが同様。こちらも見事ですので機会があればどうぞ。全集版の第一話に【報復】を持ってきたのは編集者のセンス。作品に対する理解と愛情の技だと思います】
手習い、本歌取りとして、本作を小説に起こしてみてください。
エピソードを通して説明するという意味が練習を通して身につくと思います。
何作かお勧め作を。
映画【黒澤明監督:用心棒】
超一級のエンタメ作品です。
年間100本は映画を観ますが、これほど隙のない映画はありません。
全て説明はエピソードを通しての真の意味が詰まってます。
エンタメ技術全般の教材としてもお勧めです。
ラノベ【賀東招二著:甘城ブリリアントパーク】
自然な流れに説明を流し込む手腕は流石に大ベテランです。
楽しんで読んでいるうちに情報が伝わります。
小説的な説明の仕方を学べると思います。
一般小説【瀬名秀明著:パラサイト・イヴ】
小説での説明、それもSFのかなりややこしい部分をナチュラルにやってのけてます。超絶技巧をそれと感じさせない。デビュー作というのが信じられない。
物語を読ませる力、推進力もピカイチです。
映画化もされてますが、間違っても映画で観たら駄目な作品筆頭。
作者に興味が湧いたら【のび太と鉄人兵団】をどうぞ。タイトル通り【ドラえもん】ですが、瀬名秀明氏の技が光りまくってます。
漫画【梶原一騎原作 ちばてつや画:あしたのジョー】
いわずと知れた名作漫画。
注目は、ちばてつや氏のコマ割り。超絶テクニックはそれと気づかせないから超絶ということがよくわかる。
単純には大きなコマを使っているヶ所が”読者の”読みたいシーンに連動させてます。
直接的ではないにしろ、小説にも当てはめることができます。
ちょっと昔の作品が多くなりましたが、それだけ基本的かつ大切なことだと理解ください。各ジャンルで(個人的に)最も主題に沿った作品をあげたつもりですので、ご了承を。
ではでは執筆頑張ってください。
応援いたします。
文章が説明的になってしまうの返信の返信 (No: 10)
投稿日時:
返信ありがとうございます。
本を紹介していただいたので参考にしようと思います。とても助かりました。
また何かありましたらお力になってください。
文章が説明的になってしまうの返信 (No: 6)
投稿日時:
説明的文章とは行動を描写で書かずに逐一読者に説明している様な文章の事だと思います。
例えば
朝起きた○○はベッドから降り、鏡を覗いて髪を直し、階下へと降りて行った。
行動を逐一読者に説明してしまっています。↑
描写を交えて書こうとすると
明るい陽射しが目元を照らす。目覚めた○○は鏡の前まで行くと髪をかきあげ、階下へと降りて行った。
こんな感じ? 行動を動いている様に描写で表す。
説明と説明的な文章はイコールではありません。要らない説明と言えばいいか。
作者が思い浮かべる状況を文章で説明するのではなく、行動として表す様に書く癖をつけるといいと思います。
文章が説明的になってしまうの返信の返信 (No: 11)
投稿日時:
返信ありがとうございます。
推敲してみたら、行動として表して書くことができていなかったことに気づき、御指摘にとても頷けました。参考になりました。ありがとうございます。
また何かありましたらお力になってください。
文章が説明的になってしまうの返信 (No: 12)
投稿日時:
こんにちは、みんな経験があることで初めて書いた時は理屈っぽくなりますね。
なかには最初から書けてる人もいて才能があるとか言われてたりしますが、そういうのは読書量が多かっただけで、ようは誰でも練習すればできるようになります。
一つめは、
自分でも説明的だなと思う文章を見つけたら、視点人物(主人公)のフィルターを通して変換できないか考えてみましょう。これをするだけでもかなり違います。
例えば、
(俺は高校の入学式に行く。)
という文章があったら視点人物のフィルターを通してみる。
変換↓↓↓
(受験勉強を頑張ったおかげで憧れの高校に入学することができた、今日の入学式でどんな出会いが待っているんだろう楽しみだな)
二つめは、小説は情報を小出しにしましょう。
1度に大量の情報をだすのではなく小出しにします。
よくある異世界召喚もので召喚された直後は、魔法陣の上にいたとか。
召喚された直後に強力なモンスターに襲われてるところを、他の冒険者に助けてもらう、非常によくある展開ですがこれにも意味があります。
主人公が魔法陣の上にいたら、周りについて説明してある文章が書いてある方が自然ですし。強力なモンスターに襲われているなら、モンスターがどんな外見でなどを説明してないとモンスターについて何も分かりませんね。
まとめると、説明っぽいなという文章を見つけたら視点人物のフィルターを通して表現できないか、書き方について考えてみるのと。
説明する文章が書いてあるのが悪いのではなくて、理屈っぽい文章の方が違和感がない状況にもできます。
説明するタイミングがあっているか確認してみて、そのときには説明する必要がないものについては、情報を分解し、小出しにする、あとで説明するようにしてみましょう。
何かの参考になれば幸いです。
文章が散文的になってしまうの返信 (No: 13)
投稿日時:
障あたりの最初で朝日設定を出すヤツは遅漏ニャ
最後は、謎文章の羅列で良いニャン
『根性の敗者』はいい例ニャ
あれはポエム無しで見ると、オチがハーレムエンドの駄作ニャョ